【ポルシェが欲しい!】憧れの高級車を買うための知識と方法
「Porsche(ポルシェ)」と言えば、車好きの人にとっては「一度は所持してみたい!」という憧れの車種ですよね。
今回は、そんなポルシェの購入前に必要な知識と、家族を説得する方法を解説します。
「ポルシェがどうしても欲しい!」というときの参考に是非してください。
この記事はこんな人におすすめ
こんな悩みを持っている人におすすめの記事です
- ポルシェにかかる費用を知りたい人
- 家族を説得してポルシェを買いたいと考えている人
記事の目次
ポルシェとは?
ポルシェはスポーツカーなどで有名な、ドイツのクルマのメーカーです。
中央に馬が描かれている、盾のようなエンブレムで有名ですね。
2019年で創業70年を迎える、高級車メーカーのポルシェは、完璧なスポーツカーをつくりだすということを原動力に、日々進化を遂げています。
ポルシェをスーパーカーと呼ぶ、呼ばないなどの議論がされることが多いようですが、それほど車のデザインや機能に影響力を与えているブランドです。
ポルシェの歴史
ポルシェの歴史は創業者のフェリー・ポルシェの一言に凝縮されています。
「私は自らが理想とする車を探したが、どこにも見つからなかった。だから自分で造ることにした。」
その言葉を原則として1948年の創業以降、車の多様性や未来を見据え、スポーツカーの象徴となるべくステージを席けんしてきました。
車種と特徴
ポルシェのタイプはモデルだけで5種類あり、車名になると更に多岐にわたります。
ポルシェの特徴は、高い出力と効率性の水平対向エンジンで、安定性とスピードのある車を提供していることです。
また、ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)という、ポルシェ独特のデュアルクラッチ式オートマチックトランスミッションで、駆動力を途切れさせることなく瞬時にシフトチェンジができます。
ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)により、スピードを減らすことなく、燃料消費量の低減が可能です。
憧れのポルシェを手にするには?
では、憧れのポルシェを手にするには、実際にはどのような方法があるのでしょうか?
ポルシェに限らず、車は買ったあとも納税の義務や維持費、壊れたときの修理費、保険料など想像以上にお金がかかることがほとんどです。
しかしそのことを承知でポルシェが欲しいという人に、家族からポルシェの購入を許可してもらう方法を解説します。
家族を納得させる
家族を納得させるためには、「ポルシェを運転するのが夢だ」ということを、自分で正直に伝えることが大切です。
家族の機嫌取りや、他人を介して意見を回りくどく伝えることは、手間や時間の無駄になる可能性があるので注意が必要です。
家族から「結局何がしたいの?」と言われる前に、自分の口から「自分の夢であるポルシェを購入したい」ということを伝えてみましょう。
このとき、もしポルシェを手放すことになった場合のリスクや、金銭面でどのようにして家族に迷惑をかけないようにするか等の、万が一の場合の計画も正直に提案してみましょう。
車の趣味を共有する
家族間で車という趣味を共有することで、ポルシェの購入許可がもらえる可能性が高くなります。
家族にポルシェの車が好きという共通の趣味を持ってもらい、話題を共有することで、車に対して同じ価値観が生まれるかも知れません。
魅力を伝える
自分が好きだと思う、ポルシェのシートの乗り心地や、水平対向ターボエンジンの加速、洗練されたボディなどの魅力を家族に存分に語ってみましょう。
ポルシェに乗ることで、自分だけでなく家族にどんなメリットがあるのかを伝えると、なお良いのではないでしょうか。
ポルシェフェアで非日常を味わう
ポルシェの正規ディーラーでは、試乗車に乗れるフェアを行っています。
前もってポルシェの魅力を伝えておき、実際に家族とポルシェに載ることで、購入を許可してもらえる可能性は上がるのではないでしょうか。
ポルシェのフェアでは来場記念品の配布や、プレゼントが当たる抽選キャンペーンが開かれるので、購入前に家族を誘って行ってみることをおすすめします。
ポルシェの購入に必要な費用は?
はじめにポルシェはいくらくらいするのか知っておきましょう。
ポルシェの価格は年式やモデル、新品か中古かなどによって大きく異なってきますが、新車ですと以下が目安になります。
モデル | 価格 |
---|---|
カイエン | 9,440,000円~12,570,000円 |
パナメーラ | 11.328.000円~25,400,000円 |
マカン | 6,990,000円~11,000,000円 |
718ケイマン | 6,550,000円~10,532,000円 |
718ボクスター | 6,940,000円~10,922,000円 |
911カレラ | 12,440,000円 |
911カレラS | 15,190,000円 |
911カレラT | 14,320,000円 |
911カレラ4Sカブリオレ | 19,130,000円 |
上記のように価格はモデルによって大きく異なり、700万円程度で購入できるものから、2,000万円以上するものもあるのです。
これは中古でも変わりありません。
安いものなら100万円以下で販売されているものもありますが、高いと2,000万円以上する場合があります。
状態の良いものを希望するなら、購入だけで数百万円はかかるのを覚悟しなくてはいけません。
維持費にもお金がかかる
車には維持費がかかりますが、ポルシェはそれが非常に高いです。
年間100万円以上かかるケースも珍しくありません。
そのうえ、ポルシェのような高級車は、保険料が割安なネット損保を利用できないケースがあります。
ネット損保では、車体価格や車両利率クラスなどの細かい制限があることが多く、この制限に引っかかってしまう可能性が高いためです。
その他にも、ガソリン代や駐車場代、自動車税・自賠責保険・重量税といった税金、車検代などの費用も必要になってきます。
また、ポルシェは車のパーツ代も高いため、故障したときの費用もバカになりません。
こうした費用を合計すると、車に年間100万円以上かかるケースもあるのです。
そのため、ポルシェの維持には、高額の費用がかかると覚悟しておかなくてはいけません。
ポルシェオーナーの年収はいくら?
「ポルシェオーナーの年収はどれくらいか?」という点が気になる人も多いかと思います。
これについてはかなりバラバラといった感じです。
ポルシェに乗っている人は経営者、実業家、医者等などの高給取りが多いため、普通の車に乗っている人よりも、年収が高い傾向にあるのは間違いありません。
しかし、「ポルシェ乗り=お金持ち」という構図が必ず当てはまるわけではないのです。
車体価格が高いとはいえ、ローンを組めば高年収でなくても購入できますし、中古品であれば一般的な車を新車で買うのと変わらない価格のものもあります。
維持費についても、自身の生活を削れば普通のサラリーマンでも何とかなるレベルです。
こうしたことから、様々な年収の人がポルシェの所持をしているのです。
このため、ポルシェは給料の高い職業の人だけが所持しているわけではないため、オーナーの平均年収は一概にいくらとは言えないんですね。
ポルシェの代表的な買い方
ポルシェを現金一括で買えるほど裕福な人は少ないのではないでしょうか。
そのため、ポルシェを買うときはローンでの購入者が多いようです。
ポルシェの購入に使われるローンはおもに以下の2つです。
- ポルシェ オートローン
- ポルシェ パワーローン
次は、この2つのローンを解説して行きます。
ポルシェ オートローン
ポルシェ オートローンは、頭金や支払回数の選択、ボーナス併用などができ、利用者に最適なプランが選べるローンです。
支払回数は「6回払いから60回払いまでの半年刻み」となり、「ローン元金の最高50%を限度にボーナス併用払いが可能」となっています。
ポルシェ パワーローン
ポルシェ パワーローンは、ローンの申込時に「据置き金額(残価)」を設定し、その据置き金額を差し引いた分でローンを組む支払方法です。
そのため、ローン金額が安くなり、月々の支払額が軽減されるという特徴があります。
例えば、3年プラン(36回払い)ですと、車両金額の40%が据え置き金額になります。
仮に800万円の車種を購入するなら、「800万円×40%=320万円」となり、800万円から320万円を引いた480万円のローンを組めることになるのです。
よって、通常購入よりもローンを組む金額が安くなり、月々の支払額が大きく減ります。
ただし、ポルシェ パワーローンは値引きではありませんので、残った据置き金額に関しては、最終回に以下のいずれかの方法で清算することになります。
- 現金一括払い
- 再度審査を受けて、最長3年のローンを組む
- 車を売却して、据置き金額に充当させる
つまり、据置き金額の支払を後回しにしてローンを組めるのが、ポルシェ パワーローンなんですね。
ポルシェを安く買う方法はあるか?
ポルシェは非常に高額なため、「できるだけ安く買いたい!」というのが多くの人の心情ではないでしょうか。
ポルシェをできるだけ安く買いたい場合は、以下の方法を参考にしてみてください。
中古車を選ぶ
ポルシェの価格を抑えたいなら、新車でなく中古車を選ぶのがおすすめです。
車は年式が古かったり、走行距離が多かったりすれば価格が大きく下がります。
これはポルシェであっても例外ではありません。
中古車であれば、新車の半分以下の価格で購入できる車体も数多くあります。
ただし、価格が余りにも安い場合は、何かネガティブな原因があると考えたほうが良いです。
そうした車種を購入してしまうと、あとから不具合や故障が発生し、割高になってしまうケースも少なくないため、十分注意しましょう。
とはいえ、中古車の中には掘り出し物も結構あるため、選択肢に入れておくのがおすすめです。
SUV系の車種の中古を狙う
スポーツ系多様車である、SUV系の車種の中古は狙い目です。
SUV系の車種はポルシェの中でも人気がありますが、その分、乗り換え需要もあり、中古車の台数が多くなっています。
そのため、比較的値崩れが大きいのです。
こうしたことから、ポルシェ購入はSUV系の車種の中古を狙ってみるという手もあります。
ボクスターの中古車を狙う
ボクスターの中古車はポルシェの中でもかなり安い傾向にあります。
ボクスターは「乗員が2人で更に固定屋根がない」といった、買う人にとってデメリットとなりやすい特徴を備えています。
よって、販売業者は強気な値段を付けにくいのです。
このため、それなりに状態が良い車体であっても、結構なお手頃価格で購入できる可能性があります。
中古車情報サイトを活用する
中古車を探すなら、「中古車情報サイト」を活用しましょう。
中古車情報サイトなら、近隣の地域だけでなく、日本全国の中古車が掲載されていますので、掘り出し物も探しやすくなっています。
購入は実物を見てするのがおすすめですが、目ぼしい車体を探すなら、中古車情報サイトを活用するのが効率的です。
まとめ
ポルシェの価格はピンきりであり、新車ですと600万円以上~2,000万円台と値段に大きく開きがあります。
また、購入後の維持費も大きくかかることがあり、高いと年間100万円以上になってしまうケースもあるので注意です。
購入前にはこうした部分を把握しておき、自分に最適な購入プランや車種を選ぶようにしてください。