セブン銀行で小銭の入出金は可能?唯一小銭が取り扱いできる方法とは
銀行を利用していると、手元の小銭を銀行に貯金したり、どうしてもお金がない時は銀行に入っている端数の小銭さえも引き出したい…ということは誰にでもありますよね?
そこで今回は、セブン銀行を例に、「セブン銀行では小銭の取引が可能なのか?」また「セブン銀行の口座に小銭を入金する方法」等について、いくつかの情報をお届けしたいと思います。
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記事の目次
セブン銀行の特徴
セブン銀行は、セブン&アイ・ホールディングス傘下の銀行です。
そのため、同じセブン&アイ・ホールディングスグループが取り扱う電子マネーのnanacoと相性がよく、セブン銀行の取引でnanacoポイントが貯まります。
たとえば、給与や賞与の受取は初回のみですが500ポイントが貯まりますし(20,000円以上の入金に限る)、セブン銀行のデビットカードを利用すれば、「通常デビット利用金額の0.5%」のポイントが貯まります。
また、7時~19時であれば平日に限らず土日祝日もATM利用手数料が無料なので、余分な出費を気にすることなくATMを利用できます。
口座開設や取引明細の確認・暗証番号を忘れたときの手続きなども、すべてインターネット経由で行えるため、非常に利便性の高い銀行と言えるでしょう。
セブン銀行のATMは小銭取り扱い不可
まず、 セブン銀行のATMでは、小銭の取り扱いができるのかどうか?という点についてですが、結論から申し上げますと、セブン銀行のATMでは小銭の取り扱いはできないようになっています。
では、なぜセブン銀行のATMでは、小銭の取り扱いができないのでしょうか?
硬貨が取り扱いできるATMはもともとオプション
セブン銀行のATMで小銭の取り扱いができない理由の一つには、ATM自体の値段が関係してきます。
たとえば、以下に日立のATMのホームページを掲載していますが、日立のATM の場合、硬貨の取り扱いができる機械は「オプション扱い」となっており、通常のATMよりも100万円前後高くつくと言われています。
そのため、セブン銀行のようなネットでの取引を主な事業とする銀行は、できるだけコストを下げたいため、このような高コストのATMは採用しない傾向があるようです。
セブン銀行はATMの手数料で儲けるビジネスモデルを採用しているため、このようなお金がかかる ATMの採用は控えて、投資コストを抑えてできるだけ利益を出そうとしているのかもしれません。
セブン銀行の口座から小銭を出金するには
しかし、セブン銀行の口座残高が1,000円未満になってしまって、どうしても小銭を出金したいようなときもあると思います。
セブン銀行の口座から小銭を出金するための方法について、説明します。
専用ATMでは小銭の出金は不可
上述したように、セブン銀行の専用ATMは効果の取り扱いができないタイプのATMです。
そのため、セブン銀行の口座からお金を引き出すとは言え、硬貨の取引を行いたい場合はセブン銀行の専用ATMは利用できないことになります。
提携ATMを利用しよう
セブン銀行では、非常にたくさんの金融機関のATMを提携ATMとして利用することが可能で、その中には三菱UFJ銀行のように硬貨の取り扱いが可能なATMもあります。
セブン銀行の口座から小銭を出金したい場合には、セブン銀行の専用ATMではなく硬貨の取り扱いが可能な提携ATMを利用するといいでしょう。
セブン銀行の提携金融機関一覧
セブン銀行の提携金融機関は非常に数が多いので、ここに一覧で記すことは行いません。
以下のページから、セブン銀行と提携している銀行や信用金庫などの、各金融機関が確認できますので、提携金融機関がどこかを知りたいかたはぜひ参考にしてみてください。
他行振込で残高を1,000円以上にする
金融機関の中には、硬貨の引き出しが可能なところもあります。
セブン銀行の口座残高を硬貨の引き出しが可能な金融機関に振り込んだうえで、振込先の金融機関で出金すれば、小銭の出金も可能となります。
ただし、その際の振込手数料は利用者負担になるので、他行振込をする過程で出金できる金額が減ってしまう可能性があることには、注意しておかなければなりません。
また逆に、他行からセブン銀行の口座にお金を振り込んで、セブン銀行の口座残高を1,000円以上にすれば、セブン銀行からの出金も可能になります。
ただしこの場合も、他行からセブン銀行への振込手数料が利用者負担になる点は変わりません。
セブン銀行の口座に小銭を入金するには
では、セブン銀行の口座に小銭を入金するにはどうすればいいのでしょうか?
いくつかの方法をお伝えしていきたいと思います。
セブン銀行の店舗ではお金の取り扱いができない
まず、セブン銀行にはいくつかの有人店舗がありますので、それらの店舗で小銭の入金ができるのかどうかということを確認してみます。
確かに、通常の銀行の店舗では、小銭の入金も出金も可能ですので、セブン銀行の店舗でも小銭の取り扱いができるのでは?と思ってしまいます。
しかし、残念ながらセブン銀行の店舗では、資産運用に関する相談や各種問い合わせ等には対応してくれますが、お金の取り扱いそのものはできませんので、小銭の入金も出金もできないということになります。
唯一硬貨が取り扱えるのは提携ATMと振込だけ
では、セブン銀行の口座に小銭を入れるにはどのような方法があるのでしょうか?
今のところ、セブン銀行の口座に小銭を入れるには、「提携ATMからの入金」、または「振込」にて対応するしか方法はなさそうです。
ちなみに、セブン銀行は三井住友銀行や三菱UFJ銀行などのメガバンクをはじめ、ゆうちょ銀行や地方の銀行、そして信用金庫などとも提携をしていますので、それらの提携ATMから小銭を入金することは可能です。
ただし、 提携ATMからお金を入金する時は、各々手数料がかかりますし、わざわざその銀行ATMに行かないといけない…という手間も発生しますので、できればそのような無駄は避けたいところではあります。
振込手数料無料の口座を複数持つ裏技
では、そのような無駄な手数料をできるだけかけずに、小銭の取引をするには、どうすればいいのでしょうか?
その方法の一つに、振込手数料が無料の口座を活用するという方法があります。
振込手数料が無料の口座
通常、銀行の窓口で振込すると振込手数料がかかってきますが、主にネット専業銀行の場合は、振込手数料が一定回数まで無料の銀行がありますので、それらの銀行を活用して、無料で小銭を振り込めます。
たとえば、じぶん銀行や住信 SBI 銀行、そして楽天銀行などは、振込手数料が一定回数まで無料になっています。
それらの口座に資金を分けておき、必要な時にセブン銀行の口座にお金を入金するという方法があります。
ステージアップで無料回数が増える口座を選ぼう
ただ、これらの銀行にはステージアップ制度という制度がありますので、できるだけその銀行を利用し、利用ステージを上げて、振込無料の回数を増やすことがポイントになってきます。
したがって、先ほどご紹介した銀行も、その銀行の取引次第では、無料回数がゼロになったりすることもありますので、各銀行のステージアップ制度をよく理解したうえで、利用するようにして下さい。
たとえば、楽天銀行のハッピープログラムの場合、楽天銀行の利用がまったくない状態では振込手数料の無料回数はありません。
楽天銀行の取引件数や預け入れ資産が増える度にランクアップし、最高ランクになると振込回数は3回まで無料にすることも可能です。
同じようなステージアップ制度は、じぶん銀行やソニー銀行なども採用しています。
セブン銀行で小銭貯金…という方法も
ここまで、セブン銀行の口座に小銭を入金する方法などについて、いくつかの情報をお届けしました。
確かに、セブン銀行は小銭の取り扱いができないため、少々不便なところもあるかもしれません。
しかし、セブン銀行やネット専業銀行にありがちな不便さは逆に「お金を貯めやすい銀行」とも言えます。
通常の銀行であれば、ATMでついついお金を引き出してしまい、いつのまにかお金が無くなる…ということもあり得るでしょう。
セブン銀行を含めネット専業銀行にお金を預け入れておくと、お金が引き出しにくくなるため、資産を貯めるには最適な銀行と言えます。
たとえば、賢いお金の管理方法として、3口座管理法というものがありますが、この家計管理法にセブン銀行の口座をうまく活用することもできます。
3口座管理法とは、給料を「①通常の生活資金用の口座」「②預金用の口座」「③緊急用の口座」と三つに分ける方法ですが、この②の預金用口座としてセブン銀行の口座を利用するといいかもしれません。
ただし、セブン銀行のATMでは硬貨の取り扱いはできませんが、ATMの手数料は無料になっていますので、安易な引き出しには注意したいところです。
まとめ
いかがでしたか?
確かに、セブン銀行のATMは小銭の取り扱いができないため、若干利便性が低いというかたもいるかもしれません。
しかし、利便性が高い銀行でもATMの手数料がかかったり、また金利が低かったりと、その他のデメリットがある銀行も多数あります。
自分のメイン銀行を選ぶ際には、このような利便性はもちろん、銀行の取引上でかかってくる手数料やその他サービス面も総合的に考え、自分に最適な銀行を選ぶのがコツと言えるのかもしれませんね。
※₁お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
※お借入れ総額により収入証明書(源泉徴収票等)が必要です。