お金に困ったときは「お金がない馬」

子供に習い事させたいけどお金がない!そんな時の読む処方箋

「子供の才能を伸ばすため習い事をさせたい!」

お子さんを持つ親なら、こう考える人が多いのではないでしょうか。

しかし、現実問題として習い事にはお金がかかります。

そのため、「お金がなくて習い事させてあげられない・・・」という人も多くいますよね。

では、そんな時どうすれば良いのでしょうか?

この記事はこんなひとにおすすめ

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • 子供の習い事を考えている人
  • 経済的に子供の習い事を厳選したい人

そもそも習い事は本当に必要か?

まず、そもそも習い事は本当に必要なのかという点を考えましょう。

子どもの才能を引き出すのは習い事だけではありませんし、子供はスポンジのようなものですので、興味のあることなら自身でどんどん吸収していきます。

それに一番重要なのは「子供のやる気」です。

子供にやる気がなければ、どんな習い事をさせても長続きすることはなく、時間もお金も無駄になってしまいます。

そもそもどの位掛けるべき?

平成29年に厚生労働省が行った「21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)」によると、子供が一人の場合で習い事にかける費用は5千円から1万円が88.6%と一番多くなっています。

一人っ子以外の場合でも、一人当たりの習い事の費用は5,000から1万円となっていますので、子供の人数はあまり関係ないようです。

平均してみるとママたちは、子供を教材費が必要な学習系の習い事や、体操教室などを、家計の状況にあわせて通わせているようですね。

なぜ習い事をしたいか確認しておく!

子供のやる気を見極めるには、「習い事を続けたい理由は何?」という点を確認しておくことが大切です。

子供が習い事を始めるきっかけとして多いのが、「友達がやっているから自分もしたい」という理由であることが意外と多いからです。

もちろん、習い事を始める理由としてこれは悪いことではありません。

しかし、そうした理由では実際に体験して自分には合わないと判断してしまうと、子供のやる気は一気にトーンダウンしてしまい、長続きしない可能性があります。

こうしたことから、子供がなぜ習い事をしたいかを確認しておくことは大切なのです。

親のエゴでさせるのはNG!

「習い事のひとつくらいさせないと」と親の立場から、子供に半強制的に習い事をさせているケースも少なくありません。

しかし、これはまったくおすすめできません。

先にもお伝えしたように、習い事に重要なのは子供自身のやる気です。

親主導で習い事を始めると本人はイヤイヤ通っていたり、惰性で続けていたりする可能性が高くなり、それではどんな習い事も上達しにくく、また長続きもしないでしょう。

結局、支払った月謝が無駄になってしまうのです。

このように習い事が必ずしもプラスにならないケースもありますので、「本当に必要なのか?」という点をもう一度考えてみる必要があります。

では、お金がない場合は、子供に習い事を諦めさせるしかないのでしょうか。

そんなことはできれば避けたいですが、お金がないときはどのような対処法をとるべきかお伝えします。

お金がなく習い事が無理な時の対処法

ここからは、お金がなく子供に習い事をさせられない時の対処法をお伝えしていきます。

その対処法は以下のとおりです。

お金のかからない習い事をする

一番良いおすすめなのは、お金のかからない習い事をすることです。

習い事の月謝はどれを選択するかによって、ピンきりで、高いものからそうでないものまであります。

また、同じ習い事によっても、どこで習うかによって月謝が大きく変わってくるものです。

児童手当を活用する

「児童手当」を活用するという手もおすすめです。

ご存知のように、中学校修了までの児童は「1人につき月額1万5千円または1万円」が支給されます。

この児童手当を習い事の月謝の支払いに使うという手もあります。

在宅ワークで稼ぐ

在宅ワークで稼ぐという手も有効です。

お金がないなら単純に働いて作ればいいのです。

現在は「ランサーズ」や「クラウドワークス」といった、ネット上で行なえる仕事を探せるサイトが多数あります。

こうしたサイトを利用し、仕事や家事のスキマ時間に副業をすれば、習い事の月謝にあてるくらいのお金を稼ぐことも可能です。

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お金がないなら習い事は必要ない

家庭にお金がない状態で、子供に習い事をさせるということ良い面も悪い面もあります。
子どもが好きなことを、自分から習いたいという姿勢ならいいのですが、子供にはやる気がないのに、高額なお金をかけて習い事をさせることで、親が勝手に安心しているというケースもあります。

親の自己満足で子供にさせる習い事は、子供にとって必ずしも必要な事ではないかもしれません。

その習い事が家計を圧迫しているのならなおさらです。

では、お金のかかりにくい習い事にはどのようなものがあるのでしょうか?

月謝が高額ではなく、そのうえ子供のためになるならうれしいですよね。

お金のかかりにくい習い事5選!

お金がない時に習い事をさせるなら、できるだけ月謝がかからないものを選びたいところですよね。

そこで、あまりお金をかけずにできる習い事を5つ紹介していきます。

スポーツ少年団

スポーツ少年団は比較的どの地域でも活動があり、月謝が安くて人気がある傾向にあります。

それでいて競技の種類も、スイミングやサッカーから野球、バレーボール、剣道など様々な選択肢がありますので、お子さんに向いているものも見つけやすくなっています。

学校や地域のスーパーの掲示板などで、部員を募集しているので、気になったら見学してみましょう。

学校や公民館を使用している習い事

スポーツ少年団とおなじく、学校や公民館を使用している習い事は月謝が安い傾向にあります。

競技の種類は空手、剣道、柔道、体操教室など室内で行なうものが多い印象です。

住んでいる地域の公式サイトに、会員を募集しているサークルが載っていますので、探してみましょう。

ボランティアの人が開催しているもの

学校の先生や近所の人など、ボランティアの人が開催している習い事も低予算の月謝で済むことがほとんどです。

習い事とは違ってきますが、文部科学省が推進する放課後子供教室もあります。
事前の登録が必要ですが、月謝や参加費は必要ありません。

月1回の活動ですが、将棋や工作などが楽しめます。

学校に活動をきいてみたり、自分が住んでいる市の公式サイトを閲覧してみましょう。

個人教室

どのような習い事でも、大手の教室よりも個人教室のほうが月謝は安い傾向にあります。

とくに本当に個人がやっている規模の小さな教室ほど、その傾向が強いです。

絵画教室などの芸術系の個人教室は、子供の感性を伸ばして、想像力を豊かにすると人気があります。

ウェブ検索で、住んでいる地域と個人教室、習いたいジャンルを入力するとすぐに見つかりますよ。

検索例としては「東京 個人教室 絵画教室 こども」などです。

オンライン教室

オンライン教室であれば、通常の学習塾や家庭教師、英語教室よりずっと月謝が安いです。

たとえば、塾であれば1万円以上かかることも珍しくありませんが、オンライン教室の場合は通信教育ということもあり、月謝が半額以下で習えるケースも多くあります。

独学

独学で学習すれば費用はほとんど発生しません。

インターネット上には、学習方法やアドバイスを解説したサイトや動画が沢山あります。

たとえば、ピアノであれば「○○(曲名)弾き方」などと検索すると、弾き方を解説したサイトや動画が見つかります。

プロを目指すのであればこれらでは不十分ですが、趣味の範囲内であれば、こうしたサイトや動画だけでも十分上達が可能です。

では、逆にお金のかかる習い事はどのようなものがあるのでしょうか?
お金が掛かりやすい習い事を紹介します。

お金のかかる習い事も知っておこう!

低予算で可能な習い事とは逆に、お金のかかる習い事も知っておくのがおすすめです。

以下のような習い事は費用がかかることが多いので要注意です。

  • 音楽関係の習い事(ピアノやバイオリンなど)
  • バレエ
  • フィギュアスケート
  • ゴルフ
  • 大手の学習塾
  • 大手の英会話教室

とくにピアノやバイオリンなどの音楽系の習い事は非常にお金がかかります。

まず楽器の購入をすすめられますし、月謝も高めです。

楽器は強制的に購入させられることはありませんが、子どもの自主練習用の楽器が必要になります。

そうすると、楽器が弾ける生活環境も必要ですよね。

アパート等の賃貸物件などでは、防音面から楽器を弾くことは難しいのではないでしょうか?

さらに発表会やコンクールの参加費や衣装代も必要です。

これはバレエやフィギュアスケート等の運動系の習い事も同じです。

そうしたことから、上記のような習い事はかなりお金がかかると覚悟しておく必要があります。

そして、子供を育てるためには、学校や習い事の他にも多額のお金が必要です。

つぎに、子どもを育てるためのマネープランについて解説します。

将来の為にマネープランを立てておこう

今までは記事の中で、小学生くらいの子供がいる場合の習い事にかかる費用について解説しました。

しかし、子供が成長するにつれて、かかる教育費や学校外学習などの費用も高額になってきます。

習い事をさせることも大切ですが、将来のためにマネープランを立ててみましょう。

教育にかかる費用は、子供の進路によって大きく変動します。

文部科学省の2016年度の「子供の学費調査」によると、全日制の公立高校の場合の学校教育費は275,991円なのに対し、私立高校は755,101円と、かなりの差があります。

ただしこの金額は、寄付金や制服代、修学旅行代を含めた数字です。

子供が成長するにしたがって、進路に合わせた出費が必要になります。

収入には限りがある

仕事が続けられる年齢が限られているように、収入にも限りがあります。

定年まで働いた場合でも、65歳で給与の収入はストップするのではないでしょうか。

ただし、高齢で子供が出来た場合と、20代で子供が出来た場合でも、教育費や習い事などにかけるお金の額は同じです。

子供が就職するまでの将来を見据えて、自分の収入と相談してマネープランを建てましょう。

教育費が最もかかるのは大学進学時

教育費が最もかかるのは大学進学時であるといわれていますが、実際はどうなのでしょうか。

文部科学省の「私立大学等の平成28年度入学者に係る学生納付金など調査結果について」という資料によると、子どもを私立大学に入れた場合は、授業料の他に入学料や施設設備費など合計1,316,816円がかかることがわかります。

対して、東京大学の場合は入学料が282,000円で、1年分の授業料が535,800円となっており、合計で817,800円です。

数字で見ると、大学進学時だけでも多額のお金が必要になることが分かりますね。

進む学部等によっても、学費が変わってきます。

そのうえ、大学進学にあわせて子供が一人暮らしを始めたりすると、仕送りだけでなく、賃貸の契約料なども必要となります。
そのほかに自分たちの生活費が必要なのも忘れてはいけません。

大学進学費用がためやすいのは?

大学進学費用は、子供が小学校や中学校卒業までのうちに貯めておくことが大切です。

1ヶ月に1万円積み立てをすると考えた場合でも、180万円貯まりますよね。

例えば、子供一人あたりの児童手当を、15歳までに使わずに貯めておくと、180万円貯まる計算です。

子供が幼稚園生などで小さく、学費等があまりかからないうちに積み立てをしておく方法は非常に有効と言えるでしょう。

しかし、月に1万円貯めていても、何かあると使ってしまうという人も多いのではないでしょうか。

そこで、最後に簡単なマネープランの立て方を紹介します。

簡単なマネープランの立て方

子育てに係るお金を貯めたいときは、手元にくる児童手当などのお金をおろせないように積み立てすることが大切です。

生活費のうち、住宅ローンのなどの固定費の中に組み込むイメージで、毎月の決まった出費と思いましょう。

会社の財形貯蓄などが理想ですね。

お金を解約する手間が面倒であればあるほど、うっかり使ってしまったというリスクが防げるのでおすすめです。

また、学費として養老保険や学資保険などを掛けることも考えましょう。

「保険って戻ってくるお金が少なくなるんじゃないの?」という意見も聞こえてきそうですが、保険の解約は非常に面倒です。

自分で貯める自信がない人は、保険商品の満期保険金も考えてみましょう。

まとめ

子供の才能を伸ばすため、習い事をさせるのは非常に良いことです。

ただし、それにはお子さんのやる気も必須ですので、習い事をさせる前にそうした部分も確認しておくことが重要です。

その上で、今回お伝えした方法を参考にしてみてください。

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