お金に困ったときは「お金がない馬」

1,500万円の借金を整理するにはどうすればいい?

借金の返済というのは気が重い話ですが、その金額が大きければその度合いもさらに増してしまいます。

数十万円や百数十万円の借金というのであればまだ返済を行うことも現実的ですが、一千万の単位を超えるような借金になってしまうと、事実上返済が不可能な状態に追い込まれてしまうこともあります。

そこで今回は、1,500万円の借金を整理する場合にはどうすればいいかということについて、説明を行っていきたいと思います。

多額の借金への対処は債務整理が有効

債務者の年収や資産等にもよりますが、1,500万円という金額は並大抵の努力で返済できる金額ではありません。

それでも何十年もかけて地道に返済を行っていくということも考えられますが、返済期限を切られている場合は少しずつ返済を行うという方法も行えず八方ふさがりです。

このような場合には1,500万円をきちんと返済しきるというよりは、債務整理を利用して借金を少しでも減額してもらったうえで何とか対応していくというのが現実的な判断になるでしょう。

債務整理にはどのような種類があるか

債務整理を行うとは言いましたが、債務整理にはいくつかの種類がありますので、それぞれが抱える事情に応じた方法を選ぶ必要があります。

それぞれの債務整理がどのような内容なのかについて、簡単に見ていきましょう。

任意整理

まず1つめは任意整理と呼ばれる方法で、債権者と債務者の話し合いによって現在債務者が抱えている借金を整理することができます。

整理するとは言っても借金の元本を減らしてもらえるわけではなく、話し合い以降に発生するはずだった利息をすべてカットしてもらえるというような整理方法になることが大半です。

しかし元本の金額が大きい場合は利息だけでも数十万円、下手すれば百万円を超すようなこともあるため、利息のみのカットとはいえ債務者が得られる恩恵は大きいものになるでしょう。

個人再生

2つめは個人再生と呼ばれる方法で、任意整理が債権者と債務者の間の話し合いで行われるものであるのに対して、個人再生は裁判所が介入する手続きとなります。

任意整理ではカットされるのは主に利息のみでしたが、個人再生では借金の元本ごとカットしてもらえることが多くなっています。

カットされる割合は個別の案件によって異なりますので一概には言えませんが、およそ5分の1~10分の1程度になるのが一般的です。

1,500万円の借金だとすると元本が150万円~300万円に減ることになるので、個人再生がいかに効果が大きい方法かということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

個人再生とは

自己破産

そして3つめは、自己破産です。

債務整理の中でももっとも有名な方法なので、名前を知っている人も多いと思いますが、その効果は債務整理の中でももっともドラスティックです。

自己破産を行えば、元金や利息を含めたすべての債務に対する返済義務を負わなくてもよいことになるので、借金が何千万円あろうが何億円あろうが、自己破産を行ったその日から返済に苦しむ必要はなくなります。

これだけ聞くと非常に素晴らしい方法のように思われますが、当然その効果に応じたデメリットを抱えてもいます。

資産はほぼ借金の返済のために差し押さえられますし、現金に関しても一定以上の金額は没収となり、自己破産中は一定の職業に就くことができなくなります。

まさに今までの人生をリセットして、第二の人生をスタートさせるための方法と言えるでしょう。

なお、今回紹介した3つの方法以外にももう1つ特定調停という債務整理の方法があるのですが、手続きが煩雑で実際に行う人は少ないので、今回は説明を割愛しています。

自己破産しました

それぞれの手段の有効性は?

では、1,500万円の借金を整理することを考えた際に、それぞれの債務整理の有効性はどのようになるでしょうか。

任意整理は債権者との交渉結果次第

有効性に関してもっとも振れ幅が大きいと考えられるのが、任意整理です。

なぜなら任意整理によって借金がどのように整理されるかは、債権者と債務者の話し合いによって決まるからで、その話し合いが円滑に進むかどうかが非常に重要となるからです。

たとえば1,500万円を1社のみから借り入れている場合と、複数社にまたがって借り入れている場合だと、後者のほうが手続きが難航する可能性が高いと考えられます。

そのため、債務整理は個人で行うことも可能ですが、借金問題に強い弁護士や司法書士のかたに委任するほうが賢明でしょう。

なお、任意整理は各債権者に対して行うか行わないかを選べるので、もっとも債務が多いところのみに対して任意整理を行い、そのほかのところは今まで通り返済を続けていくというような対処も可能です。

個人再生は住宅を手元に残せるのが重要

個人再生が有効かどうかは、債務者が住宅を所有しているかどうかが非常に大きなカギを握るでしょう。

1,500万円もの借金をしているのであれば、住宅を担保にしている可能性も非常に高いですが、一般的に借金の返済を行うことができなければ、担保の所有権は債権者のものになってしまいますよね。

しかし個人再生を利用する場合、住宅ローンを支払っている人であれば、住宅ローンの返済を行いながら(=住宅を手元に残しながら)他の借金だけを減らしてもらうことが可能なのです。

これが自己破産になると、当然住宅も失うことになってしまいますが、借金がなくなったとしても同時に住むところもなくなってしまえば、プラスマイナスで言うとマイナスなことも考えられます。

住宅ローンを返済中の住宅がある場合には、個人再生の優先度がかなり上がることになるでしょう。

自己破産は多額の借金にはもっとも有効

1,500万円という金額は、金額が金額なだけに小手先の対処ではどうしようもないケースが多いですが、失うものが少ないのであれば自己破産がもっとも効果的と言えるでしょう。

資産を差し押さえられたり現金を没収されたりといったデメリットに関しては、そもそも資産も現金もほとんどないというような場合には、あまり気になりません。

少額の借金で自己破産を行うのは、リスクとリターンが釣り合わないケースが多いですが、数千万円という単位の借金であれば十分現実的な対応手段と言えます。

ただし自己破産は裁判所が認めて始めて行えるものであり、どのようにして生まれた借金であるかや債務者の普段の生活などを鑑みたうえで、認められないケースがあるということには十分注意しておきましょう。

まとめ

以上、1,500万円の借金を整理する場合にはどうすればいいかということについての説明を行ってきました。

最後まであきらめずに借金の返済を行っていくという心がまえは重要ですが、金額が金額なだけになにがしかの債務整理に頼るというのが現実的な方法となるでしょう。

債務整理にもいろいろな方法があり、その効果やリスクはそれぞれで異なるため、自身が置かれている状況にもっとも適した方法を選ばないとあまり効果がなかったり、逆効果になってしまったりしかねません。

いざ債務整理を行うと決めた場合には、今回説明させていただいたことを参考にしてもらえれば幸いです。

おまとめローンと債務整理、アナタに向いているのはどっち?

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

皆に選ばれているカードローン

pro-1 pro-1 pro-1

関連する記事

条件で探す
閉じる

カードローン検索

最高借入限度額
最短審査時間
最短融資速度
特徴で選ぶ
※複数選択可能
金融機関で選ぶ
※複数選択可能
職業で選ぶ
利用可能なコンビニATM
※複数選択可能

特集記事