お金に困ったときは「お金がない馬」

お金がない!罪悪感を持たない方法

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お金に対する罪悪感とは

日本人はなぜか、お金に対して罪悪感を抱えている人が多いようです。

この罪悪感がどこから来るのかを知るヒントになるのが、「真田小僧」という古い落語です。

子どもが道で穴の開いた銅貨をひろってきて、「お父ちゃん、これ何?」と聞いたときに父親は、「なんだと思う?」と聞き返しました。

子どもが「おひな様の刀の鍔(つば)かな?」と答えると、父親はお金の意味を知らない子どもの純粋さを喜んで、「アハハ、そうかもしらんな。役に立たないから、そんなものは捨ててきなさい」と答えました。

噺(はなし)には、子どもが「嫌だい! 焼き芋買うんだい」といってお金を持って駆け出すという落ちがついています。

いまでも日本の多くの親に、なるべく子どもにお金の話は聞かせたくないという気持ちがあります。

「清貧」という言葉はあっても、「清富」という言葉はないところに、日本人の精神を垣間見ることができますね。

そんな環境・文化で育った子供に、お金は汚いものという意識が植えつけられても、不思議はないでしょう。

お金に対する罪悪感のタイプ

お金に対する罪悪感にもいくつかのタイプがあります。

お金を儲ける罪悪感

裁判で慰謝料や損害賠償を請求しても、「お金のためじゃない」と言う原告は少なくありません。

「正義」という建前を強調しないと、「結局お金か」と言われそうで怖いのです。

「お礼はどれくらいさせて頂きましょうか?」と聞かれると、「いえ、お気持ちだけでけっこうです」と答えたくなるのが日本人です。

でも、金額が予想より少ないと腹を立てたりします。

ややこしいですね。

小説家は編集者に、「先生、原稿料はいかほど?」と聞かれると「いくらでもいいよ」と答え、画家は逆に照れてしまって「一億円」などと答えたりします。

さすがに仕事の見積もりを出せと言われて、「いくらでも」と答える業者はいませんが、技術料などソフトの経費を少なめに出して、材料費にオンしようという気持ちが働くのが普通です。

「私の日当は1日3万円です」とさらっと言えるのは、大工さんくらいかもしれませんね。

お金をもらう、お金を儲けるということに、何となく罪悪感を抱いてしまうのが日本人なのです。

おごってもらう罪悪感

喫茶店やレストランのレジで、「ここは私が」と言って勘定書きの奪い合いをしている人たちを見かけるのは珍しくありませんね。

おごってもらうことの罪悪感には、

  • 人のいい、気前のいい相手を利用しているという罪悪感
  • おごってくれた相手に負い目を感じる
  • いつもおごってもらう人と思われたくない

などの心理が含まれています。

おごってもらいたくない心理に共通しているのは、「自分が得することへの罪悪感」です。

おごり癖のある人は、逆に言うと「お金に汚い」と言われることに強い恐怖心をいだいている人です。

お金に汚い、お金に細かい、ケチだという評判を恐れるのは、やはり根本に「お金=悪」という罪悪感があるからです。

親にお金をもらう罪悪感

親にお金をもらう罪悪感は、とくに母子家庭の子どもに多いようです。

苦労している親にお金をつかわせたくないというのは子どもの優しさですが、親がお金で苦労しているのを見ていると、「お金=親を苦しめるもの」という観念がいつのまにか作られます。

「金が敵(かたき)の世の中」という言葉は、お金で苦労した親を見てきた人の実感です。

お金が親の敵と思って成長すると、異常にお金に執着したり、逆に金遣いが荒くなるなど、お金に対してフラットな見方ができなくなることがあります。

お金をつかう罪悪感

「安物買いの銭失い」ということわざがあるように、お金を使うことに罪悪感があって安物ばかりを買っていると、結局損になることがあります。

リボ払いがあるからといって、クレジットカードで収入以上の買い物をするのはもちろんNGですが、お金をつかうのが怖くて海外旅行に行ったことがないというのも、人生をつまらなくしてしまいます。

お金をつかうことへの罪悪感は、ばくぜんとした将来への不安から生じることが多いようです。

お金をつかうことへの不安は、浪費癖よりも生活上の問題を起こさないメリットがありますが、「お金に対する罪悪感があって、お金にまともに向き合うことができない」という一面もあります。

住宅ローンで大きな借金を抱えるのは怖いから、マイホームは自己資金ができてからと考えるのは、この超低金利の時代では賢い選択とは言えません。

住宅資金ができるまでずっと賃貸の家賃を払い続けるデメリットもあり、20年早く自分家に住めたのにと後悔しても後の祭りですね。

お金を儲けるのは悪いことではない

お金もうけに走らずに世の中の役に立つことをしたい、という考え方には根本的な間違いがふくまれています。

お金は人が必要としている物やサービスを提供したときに支払われるものなので、より必要とされる物やサービスを提供する人のところにお金は集まります。

つまり、お金をたくさん儲けている人ほど世の中の役に立っているわけです。

素直には納得できない考え方かもしれませんが、お金はどれだけ人のために役立ったかの分りやすいバロメータなのです。

お金儲けを優先して良い物や良いサービスの提供を二の次にする人には、いつのまにかお金が集まってこなくなります。

お金儲けに罪悪感をいだく必要はなく、もっと世の中の役に立とうと思ったら、とりあえずもっとお金を儲けることを考えればよいわけです。

お金持ちほど罪悪感を持っていない

お金持ちになればなるほど、そういった考えかたを(少なくとも深層心理では)理解しているため、お金を儲けるということに罪悪感を感じていない人が多くなります。

お金持ちの人にとっては、「お金を稼ぐこと」=「自分が世の中の役に立っていることの証明」なのですから、お金を稼いでいることを誇ることはあれども、罪悪感を感じる必要などどこにあろうか、ということなんですね。

長者番付ランキングの上位に日本人の名前があまりないのは、こういった考えかたを理解してなおかつ実践できている日本人が、そこまで多くないことも関係しているのかもしれませんね。

お金に対する罪悪感は不要

「お金に対して罪悪感を持つことは不要!」、といくら言われたとしても、子供のころから刷り込まれてきている価値観を修正するのは、なかなか難しいことです。

価値観の修正には、他人からの言葉や自己啓発本からの刺激よりも、自分自身がその価値観を揺らがせる経験をすることが何よりも大事です。

お金に対する罪悪感を消したいのであれば、何か役に立つことをして、その見返りとしてお金を儲けるという経験を繰り返していけば、自然とお金に対する罪悪感は薄れていっていることでしょう。

あなたがまだお金に対する罪悪感を消し切れていないのであれば、あなたはまだまだ世の中の役に立っていないと言えるかもしれません。

お金に対する罪悪感など一切ないと言い切れるぐらいに、役に立ってお金を稼ぐという経験を積んでいきましょう。

お金に罪悪感があるとつかい方が下手になる

お金に罪悪感があると先ほど述べたように、お金の問題に正面から向き合うのを避ける心理が生まれます。

安いスーパーを探すのはセコイようで積極的になれない、ケータイやクレジットカードの請求が来ても内容をチェックするのが面倒だ、などお金に対する罪悪感がお金に対するルーズさにつながることもあります。

借金があっても金利のことを考えずに、ずるずると長期にわたって金利を負担し続けるのも、お金に罪悪感がある人の一面です。

お金が悪者だと思うとつい目をそらしたくなり、その結果下手なつかい方をしていつもお金がないということになりがちです。

「好きこそものの上手なれ」という言葉は、お金の使い方にも当てはまります。

お金が使えない心理

日本人はお金に対して罪悪感を抱くと同時に、お金を「不浄」のものとして見なす傾向もあります。

神社の湧き水でお金を清めたうえで使う、というようなことを行っている人もいますが、お金を「清める」という行為そのものが、お金を不浄のものであると見なしていることに他ならないのです。

そのため、そんなお金をなかなか使えないというような心理に陥ってしまう場合もあります。

そういった日本人の美徳は、世界に誇るべきものとして、大事に受け継いでいかなければならないものであると思う反面、やはりお金は実際に利用しなければその真の役目を果たせないものでもあるのです。

お金が使えないがゆえにお金に苦しめられるというのは、当の本人にしてみても非常に辛いことなのではないでしょうか。

お金がない状況への恐怖

そういった精神的な問題とは関係なく、もっと別の理由からなかなかお金を利用できない人もいます。

それは、「お金が無くなってしまう」ことに対して、過度な恐怖を抱いている人です。

確かに、他のモノと同じように、お金は使えばなくなってしまいます。

しかし、たとえば洗剤を前にして「この洗剤を使ったらなくなってしまう…どうしよう…」と考える人はいないでしょう。

その理由は、洗剤はなくなってしまえばまた買えばいいだけの話だからです。

しかし、お金は使って減ってしまったとしても、決して「買う」ことはできません。

もちろん稼ぐことはできますが、多くの人は潜在的にその難しさを感じているため、お金が減ってしまうことを極度に怖がったり恐れたりしてしまうのです。

傍から見れば十分お金を持っているはずなのに、「これ以上お金が減ったら怖い…」と考えてお金を上手に使えないのは、ある意味ではお金の使いかたが下手だと言えますよね。

お金に罪悪感があるとお金に嫌われる

お金に罪悪感がある人は、お金をつかうことで人の気を引こうとする、ケチと思われたくないからお金をつかうという傾向があります。

しかし、こんなお金の使い方をしていると、だんだんお金のほうがその人に寄り付かなくなってきます。

反対に目的意識や将来の青写真を持ってお金の管理をしている人は、お金にも好かれて集まってくるようになります。

「宵越し(よいごし)の金を持たない」などというのも、お金に対する罪悪感のあらわれですが、粋がっているうちにどんどんお金に嫌われてしまうかもしれませんよ。

お金は悪いものという潜在意識

結局のところ、お金とうまく付き合えない・お金を上手に利用できない理由は、お金は悪いものなんだという潜在意識を抱えているから、ということに尽きます。

こればっかりは、一般的な日本人の家庭に生まれてきてしまった以上は、どうしようもないことなのです。

しかし、血液型や生年月日と違い、自分の意識は努力次第でどうにでも変えられます。

お金に翻弄されず、お金に嫌われない人生を送るためには、お金に対する意識改革を行うことが、何よりも重要と言えるでしょう。

お金を好きになることが大事

「相思相愛」という言葉は、一般的には人間同士の関係に用いられる言葉ですが、筆者はこれは人間とお金の関係にも当てはまると考えています。

お金のことを大事に考えて、どうやったらお金を無駄にせずに上手に使えるかということを考えている人のもとには、自然とお金が集まるようになっています。

そして逆に、お金に対して苦手意識を持ち、適当な使いかたをしている人のもとには、お金は寄り付かないものなのです。

まずは、お金のことを好きになってみましょう。

お金は悪いものだという潜在意識を持っていた人にとっては、これは非常に難しいことかもしれませんが、努力次第で自分の考えかたや意識は変えられるものです。

もちろん、自分の考えかたが一朝一夕に変化することはありませんから、お金を好きになれるまでには、多少の時間を要することでしょう。

それでも、苦しんでもがいて自分の中で何かが変わったと実感できるころには、きっと新しい世界が開けていると思いますよ。

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お金に対する罪悪感を消す方法

お金に対する罪悪感を消すいちばんまっとうな方法は、自分の仕事を直接お金に結びつけて考えるのではなく、「より良い物を作り、より良いサービスを提供すれば、自然にお金は付いてくる」と考えることです。

「お金がないから儲けよう」と考えるのではなく、「お金がないのは世の中の役に立っていないからだ」と考えれば、お金に対する罪悪感はなくなり、お金をゲットしようという意欲もわいてきます。

お金がない自分に罪悪感を持たない

お金は、手に余るほど持ちすぎても余計なトラブルの種になりますが、まったくないとそれはそれで困ったものです。

そして、お金を持っていない人はえてして、「お金を持っていない自分はダメなやつなんだ」というように考えてしまう傾向にあります。

確かに、「お金は人の役に立った場合に受け取ることのできる対価」という考えであれば、「お金が無い」=「役立たず」という風に思ってしまうのもしかたありません。

しかし、そこで落ち込んで何も行動を起こせないようでは、結局お金が無い状態から這い出ることはできないのです。

お金がない自分を肯定しろとは言いませんが、少なくともお金がないからと言って無駄に卑屈になる必要はありません。

これからどんどん人の役に立ってお金を稼いでいくんだ、と前向きな気持ちでいられるように心がけましょう。

お金は楽しく使い楽しく稼ぐ

お金を稼ぐことは、生きていくうえでは必要不可欠です。

誰しもがいろいろな形でお金を稼いでいますが、簡単にお金を稼げるような方法というものはほぼなく、それぞれ苦労しながらお金を得ているのです。

しかし、お金を稼ぐという行為は(基本的には定年まで)ずっと行わなければならないものなので、その行為をどのような心持ちで行っているかによって、生き方にも大きな影響が出てきます。

お金に対してプラスの感情を持つことが重要なのであれば、必然的にお金を稼ぐという行為に対しても、プラスの感情を持たなければなりません。

先ほど、「好きこそものの上手なれ」という言葉をご紹介しましたが、今一度その考え方を思い出してみてください。

お金を稼ぐという行為が好きであれば、自然と上達していき、お金を楽しく稼げるようになるはずです。

そしてそうやって得たお金を楽しく使うことで、お金そのものもどんどん好きになっていく、という好循環が生まれることでしょう。

お金は役に立つことでもらえる対価

お金を稼ぐことを好きになるためには、お金を稼ぐという行為に誇り・やりがいを持っていないと難しいでしょう。

どれだけ大金を得られるような仕事であっても、「この仕事はどこかで誰かの役に立っている」という自負がなければ、結局のところ行き詰ってしまうものです。

ここでもやはり、「お金は人の役に立つことでもらえる対価」という考えかたは、非常に重要になってきます。

自分が人の役に立っているということを、具体的な形で示してくれるのがお金であり、お金の量こそが自分が誇り・やりがいを感じている仕事の重要さに直結すると感じられるからです。

お金に対する意識を変えていき、お金を稼ぐことが「善」だと考えられるようになりたいですね。

お金から好かれるとどんどん稼げる

お金を稼ぐという行為は、どこか恋愛に似ている部分があります。

相手が自分のことを好いてもいないのに、自分の気持ちをどんどん押し付けるだけでは、決して相手は振り向いてくれません。

それと同じで、お金に対する罪悪感を抱えたままでは、どれだけお金を稼ごうと頑張っても空回りするだけです。

お金を稼ごうと焦ってしまう気持ちがあることももちろん分かりますが、きちんとした準備を怠ってしまうと、適切な行いをしているつもりでも、その効果が出にくいものです。

まずはお金に対する罪悪感を捨てて、お金に対してプラスの感情を持つことから始めましょう。

そうしたうえで、切な努力を重ねていけば、じきにお金からも好かれるようになり、知らぬ間にどんどん稼げるようになっていると思いますよ。

まとめ

お金に対する罪悪感は、お金を汚いもの、悪いものと考えることから生まれます。

お金を儲けることがいわば、「フェアプレイ精神に欠ける」ように思ってしまうのです。

しかしお金の本質的な価値は、世の中にどれだけ役に立っているかということのバロメータです。

お金儲けやお金を貯めることを大切なことだと思うことこそあれ、後ろ暗い気持ちを持つ必要はまったくありませんよ。

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