お金に困ったときは「お金がない馬」

実家暮らしでお金が貯まらない!一体何が原因?実家暮らしの貯金あれこれ

実家暮らしならお金が貯まるのに・・・

そんな言葉を耳にしたことのある方は多いはずです。

しかしながら、実家暮らしで出費が少ないはずなのにお金が貯まらない、そんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、実家暮らしなのにお金が貯まらない原因と対処法など、実家暮らしで貯金をする為のお役立ち情報をご紹介します。

実家暮らしなら貯蓄は簡単?

日々の食費や光熱費に加え住宅にかかる家賃など、生活をするには様々な費用がかかってしまいます。

特に上京したての一人暮らしなどの場合、様々な費用の多さに頭を抱えているかもしれませんね。

一人暮らしを始めたてであれば、なかなか上手く貯金にまで手が回らないのが一般的ではないでしょうか?

そんな時に「実家暮らしならどれだけ楽だろうか」、なんて考えることも少なくないと思います。

しかしながら、費用面で優遇されているはずの実家暮らしであっても、貯蓄ができていないと答える人は少なからずいることでしょう。

では、実家暮らしお金をうまく貯められない方の原因とはどのようなところにあるのでしょうか?

今回は、そんな実家暮らしの貯蓄にまつわるお役立ち情報をご紹介したいと思います。

単身世帯の平均貯蓄額はなんと・・・

実家暮らしでお金が貯まらない悩みを解決する前に、そもそも皆さんは貯金をどの程度行えているでしょうか?

貯金が出来ないと一言に言っても、自身の目標額になかなか達成しない(世間的にはある程度出来ているが満足できない)場合や、本当に全くもって出来ていないなど様々だと思います。

そんな貯金額ですが、2014年に行われた総務省の調査によると、単身世帯における貯蓄現在高のへ金額は男性が1,118万円、女性が1,279万円と非常に高い水準であることがわかっています。

このデーターには、一人暮らしの高齢者など長い期間をかけて貯蓄を行なっている方など、実家暮らしと比較するような世帯層以外も多く入っております。

そのため、単純に比較することは難しいですが、100万円以下の世帯が約2割程度であることから100万円以下の方は全体的に見て貯蓄が出来ていないと言えるかもしれません。

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みんなの給料事情は?

上記でご紹介した貯金額を貯めるために必要なのが、貯蓄ができるだけの十分な収入と日々の生活費の削減だと思います。

そんな収入や生活費に関しても、上記と同じく2016年の調査によると40歳未満の単身世帯における月収は平均223,086万円となっており、生活にかかる費用は平均165,110万円となっております。

このデータを参考にするのであれば、給料のおおよそ3割程度を貯蓄に回せれば一般的に貯蓄が出来ていることになりそうです。

しかしながら、月々給料が13万円前後で一人暮らしの方が3万円を貯蓄と言うのは現実的ではないので、あくまで目安として参考にしてはいかがでしょうか?

実家暮らしで貯金できない理由

ここまで実家暮らしに関係のあるお金の話をしましたが、一般的に食費や家賃面で一人暮らしより費用を抑えられる実家暮らしなのに、貯金が全く出来ていない場合の原因はどのようなところにあるのでしょうか?

ここでは、実家暮らしなのに貯金ができない方の理由をご紹介したいと思います。

実家ならではの安心感

一人暮らしが食費や家賃などの住宅費といった費用が多くなるのに対して、実家暮らしはそれらの費用をまとめて家に入れるだけで済みます。

それに対し一人暮らしの場合は、何かあった際に対応するべく通常かかる費用に加えて様々なリスクに備えるための貯蓄が生きるために必要となってきます。

この貯蓄に対する意識が貯蓄を取り組む上で大きな障害になっているのかもしれません。

特に実家暮らしの場合は手元に残るお金が多く、いつでも貯蓄できるだろうという安心感から無駄遣いをしやすい環境にあると言えるでしょう。

もし無駄遣いの意識はないのに貯蓄に回すお金が無くなっていると言う方は、自身のお金の使い方を一人暮らしをした場合を想定して比較するといいかもしれません。

支出を切り詰める必要がない

実家暮らしの最大の魅力であり落とし穴であるのが、幼少期から続く安定した生活を最低限の費用で送ることができる事にあります。

実家暮らしは一人暮らしに対して予算管理に甘いと言うことをご紹介しましたが、これは同時に自身の無駄遣いを把握する機会が少ない事が理由にも繋がるでしょう。

また何らかの理由で使いすぎても、一人暮らしと異なり実家なら生活を圧迫する恐れは少ないことから生活の質を大きく落とす恐れがなく、ギリギリの生活が成り立ちやすいことも原因かもしれません。

その為、一人暮らしは実家暮らしと違い、厳しい環境だからこそ自身の金銭感覚が磨かれるなどして貯蓄する環境が無意識に整うのが、意外と貯蓄を始めるのには最高の環境といえるかもしれませんね。

貯金する為の具体的な方法

上記で実家暮らしなのに貯蓄ができない原因についてご紹介しましたが、主に貯蓄に対する意識が低いなどメンタル的な部分ですので、貯蓄できる方であれば一人暮らしより多く貯蓄できる恵まれた環境である事には変わりありません。

その為には、家に入れたお金以外をできる限り貯蓄にあてる努力が必要になりますね。

ここでは、実家暮らしだけど貯蓄ができないと言う人に具体的な貯蓄方法についてご紹介したいと思います。

一人暮らしの計画を行う

原因でもご紹介しましたが、実家暮らしの最大の敵は安定した生活から金銭面での危機感を感じる事なく、備えを疎かにしがちな点にあるでしょう。

ですので、いっそのこと一人暮らしを計画して家を出るのも一つの方法です。

一人暮らしを始める為には、敷金や礼金などの住宅費に加え、月々の光熱費や食費など様々な費用を自身で管理する必要があります。

これらの費用に備える為にも、実家暮らしをしながら前払いの必要な住宅費に最低でも1ヶ月分程度の備えが必要となるでしょう。

こうした今後使いたいお金のシミュレーションを行うことで、必要なお金とそうでないお金が把握でき、自身の金銭感覚が磨かれることが期待できます。

もちろん、実際にお金を貯めて実家を出るかは個人の自由ですが、もしいつか実家を出るとお考えであれば、その計画を今から現実的に始めることをお勧めします。

実家に入れるお金の一部で貯金

貯蓄ができない人の大きな原因として、欲を我慢できない、つまり自分に甘い事が挙げられます。

上記でご紹介したような計画をしたとしても、自身に甘いとある程度貯めてもすぐに出費しての繰り返しになる恐れがあります。

そんな方は、両親に協力をしてもらって実家に収めるお金を多くし、その一部を管理してもらうことをお勧めします。

大人になったのに情けないなんて思う方もいるかもしれませんが、第三者によって貯蓄を行ってもらうことで、気づかぬうちに思わぬ貯蓄に成功し、その成功体験から貯蓄癖をつけられる可能性もあります。

また、1万円分家に入れて貯めてもらうだけでも10万円以上と大金に変わりますので、全く貯蓄ができない方にとって10万円は夢のような話だと思います。

1万円を崩すのに躊躇するけど、千円は1万円に比べて躊躇なく使用できるのと同じように、まとまった貯蓄は自身とお金に対する姿勢を変えてくれるので、どうしても貯蓄できないと言う方は信頼できる人に協力を求めてはいかがでしょうか?

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親に頼りすぎは危険かも・・・

今回は実家暮らしなのにお金が貯まらない方の理由や対策についてご紹介しましたが、いつまでも今と同じ安定した生活が送れるとは限りません。

両親が他界してしまうなどのリスクも当然ありますし、介護する必要が出てくれば介護費用だって必要になります。

そのため、実家暮らしで貯蓄がない方も様々なリスクに備えて最低でもすぐに一人暮らしが開始できる程度の貯蓄は作っておいた方が賢明と言えるでしょう。

ですので、一人暮らしより貯蓄額を増やせる恵まれた環境である実家暮らしを最大限に活かし、貯金が楽しみと思えるほどの貯蓄額を目指してみてはいかがでしょうか?

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