マスターカード分割変更のすべて~手数料や2回払い、リボ払いまで
「今月は出費が多くて支払いが苦しい・・・」このような時に、便利なのが「あとから分割(分割変更)」ですよね。
では、「マスターカード」での分割変更はどうなのでしょうか?
今回はそんなマスターカードの分割変更について、余すことなくお伝えしてみました。
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記事の目次
マスターカードで分割変更は可能?
マスターカードで分割変更できるは「提携カード会社」によります。
そもそもマスターカードは「国際ブランド名」でしかありません。
国際ブランドとは、クレジットカード決済を世界中でおこなえるように「決済サービス」を提供する企業です。
この国際ブランドはマスターカード以外ですと、「JCB」や「VISA」、「アメックス」などが代表的です。
これらの企業は基本的に決済サービスを提供しているだけで、基本的にカードの発行やポイントなどのサービスを行っているわけではありません。(JCBとアメックスは自社カードがあります)
そのため、マスターカードと提携してるカード会社のクレカが多数あるだけで、マスターカードという固有のカードがあるわけじゃないんですね。
カードの発行やポイントなどのサービスを提供するのは「提携カード会社」となります。
たとえば、「楽天マスターカード」は「楽天カード株式会社」が発行するカードです。
よって、カードの発行やポイント等のサービス、どのような支払方法を提供するかは、カード会社である楽天カード株式会社が決めることになります。
多くのカード会社では分割変更に対応していますが、そうでない会社もあります。
こうしたことから、マスターカードで分割変更できるかは提携しているカード会社によってことなってきます。
分割変更の支払回数は何回まで?
分割変更が何回まで指定できるかは提携カード会社によります。
ただし、どのカード会社でも通常の分割払いと変らないという場合がほとんどです。
また、以下のように3回~24回、または3回~36回という場合が多くなっています。
カード名 | 支払回数 |
---|---|
楽天マスターカード | 3回~36回 |
ライフカード | 3回~24回 |
dカード | 3回~36回 |
Yahoo!JAPANカード | 3回~48回 |
DCカード | 3回~24回 |
ちなみに「2回払いにしたい」という人もいるかと思いますが、それはどのカード会社でもできないことがほとんどです。
基本的に2回払いというのは、ショッピング時のみに利用できる支払方法となります。
このため、あとから選ぶことができないことがほとんどなのです。
分割変更の金利と手数料は?
「分割変更したときの金利と手数料はいくらか?」という点は多くの人が気になっている部分ではないでしょうか。
この点も提携カード会社によってことなり、通常の分割払いとおなじになるという点も同様です。
分割変更時の金利一例
カード名 | 手数料利率 |
---|---|
楽天マスターカード | 12.25%~15.00% |
ライフカード | 12.2%~14.9% |
dカード | 12.00%~14.75% |
Yahoo!JAPANカード | 12.19%~14.60% |
DCカード | 12.30%~15.00% |
上記のように、多くのカードが12.0%~15.0%の範囲になっています。
実際にどの利率が適応になるは支払回数によって決まることがほとんどです。
たとえば、楽天マスターカードですと以下のようになっています。
支払回数 | 分割手数料利率 | 100円あたりの手数料 |
---|---|---|
3回 | 12.25% | 2.04円 |
5回 | 13.50% | 3.40円 |
6回 | 13.75% | 4.08円 |
10回 | 14.50% | 6.80円 |
12回 | 14.75% | 8.16円 |
15回 | 15.00% | 10.20円 |
18回 | 15.00% | 12.24円 |
20回 | 15.00% | 13.60円 |
24回 | 15.00% | 16.32円 |
30回 | 15.00% | 20.40円 |
36回 | 15.00% | 24.48円 |
手数料のもとめ方
手数料の計算方法は以下のとおりです。
手数料=利用額×(100円あたりの手数料÷100)
先の表の楽天マスターカードで6回払いにするとした場合、100円あたりの手数料は「4.08円」です。
仮に利用金額が5万円であれば、「5万円×(4.08円÷100)=2,040円」となり、2.040円の手数料がかかるということになります。
手数料はこのように計算すればOKです。
また、各カード会社には「分割手数料シミュレーション」がある場合もありますので、それを利用して計算するのもおすすめです。
2回払いなら手数料は無料
2回払いは手数料無料が基本です。
これは国際ブランドやカードの発行会社がことなっても変りありません。
このため、支払いをするのは2回払いにした利用額だけとなります。
8万円を2回払いにしたとすれば、請求されるのは8万円のみになるということですね。
あとから分割の変更期限は?
あとから分割にするには、「変更期限」までに手続きをしなくてはいけません。
変更期限を過ぎてしまうと、次回の支払日に反映されない場合や変更自体ができなくなることもありますので注意しておきましょう。
変更期限は、以下のように提携カード会社によってことなります。
カード名 | 変更期限 |
---|---|
楽天マスターカード | 支払予定月の最長20日まで |
ライフカード | 支払月および指定した支払日によってことなる |
dカード | 引落し先の金融機関によってことなる |
Yahoo!JAPANカード | 支払い月の12日23:59まで |
DCカード | 支払月ごとにことなる |
分割変更の期限は「支払月」や「指定している支払日&支払方法」、「引落し先の金融機関」などによって変ってくるというケースも多いです。
このため、各カード会社のHPやコールセンターで確認しておくのが確実です。
変更後に回数変更や一括返済は可能?
「手数料を抑えるため回数変更や一括返済をしたい」という時もあるかと思います。
しかし、一度分割払いにした場合、回数変更や一括返済をすることは基本的にできません。
分割払いの場合、指定した支払回数によって手数料が決まってきますが、「その手数料と利用分の合計額を支払います」と契約するのが分割払いなのです。
たとえば、利用分と手数料の合計額が78,000円なら、78,000円を支払うと契約することになるのです。
回数変更や一括返済をすると手数料がかわってしまうため、それは契約上できないんですね。
「まとめ払い」ならできる可能性あり
回数変更や一括返済はできませんが、「まとめ払い」なら多くのカード会社が対応しています。
まとめ払いとは、簡単に言えば「早期返済」です。
支払時期を早めて、残りの残高を一括で支払ってしまうのがまとめ払いになります。
たとえば、残りの支払回数が6回・利用分と手数料の合計残高3万円という状況であれば、この3万円を前倒しして1回で支払うことになるのです。
このため、回数変更や一括返済のように手数料を安くする効果はありません。
それでも支払が早く終われば精神的にスッキリしますので、お金に余裕ができれば利用を検討してみるのも良い手です。
こんな時は分割変更できないので注意
「分割変更したいのになぜかできない・・・」このように困っている人も少なくはないようです。
その原因としては、以下のようなケースが考えられますので参考にしてもらえればと思います。
割賦枠をオーバーしている
クレジットカードで分割にするには「割賦枠」が必要です。
割賦枠とは、分割払いやリボ払いなどをするための限度額です。
そのため、この限度額をオーバーしてしまうと分割変更ができません。
変更期限を過ぎた
先にも解説したように、分割変更は各社が定める期限内にしなくてはいけません。
よって、期限を過ぎてしまうと変更ができなくなります。
選択した支払方法が変更対象外
選択した支払方法がそもそも分割変更できないという可能性もあります。
どの支払方法があとから分割にできるかは、カード会社によってことなります。
ただし、基本的に「1回払い」や「ボーナス1回払い」、「2回払い」などの手数料無料の支払方法のみという場合がほとんどです。
リボ払いやキャッシングなどの手数料が発生する支払方法は、変更対象外となっていることがほとんどです。
分割変更の条件を満たしていない
カード会社によっては分割変更に条件があることがあります。
たとえば、「変更したい対象の利用額が1万円以上から」などといった金額面の条件があるカードがたまにあります。
この場合、その条件を満たさないと分割変更ができません。
まだ利用が正式確定していない
どのカード会社でも、分割変更ができるのは利用が正式確定したもののみです。
よって、カードを利用したお店が「売上げデータ」をカード会社に通知していない場合、分割変更ができません。
メンテナンス等により受付けていない
カード会社によっては、メンテナンス等により変更受付をしていない時間帯があります。
その時間帯は分割変更することができません。
まとめ
マスターカードは国際ブランドでしかないため、分割変更できるかは「提携カード会社」によってことなります。
ほとんどのカード会社でも分割変更に対応していますが、一部ではそうでない会社もあるようです。
また、手数料や支払回数といった点も各カード会社によって違ってきますので、各社の公式サイト等で確認しておくのがおすすめです。