visaカードで分割変更できない理由は?あとから分割の疑問に回答!
「visaカードで分割変更できず困っている・・・」このような人は少なくないようです。
そこで、この記事ではvisaカードで分割変更できない理由について解説していきます。
その他にも、支払いをあとから分割にする方法に関してよくある疑問に回答していますので、参考にしてください。
この記事はこんな人におすすめ
この記事は次のような人におすすめの内容となっています。
- visaカードの分割変更について知りたい人
- visaカードの分割ができない人
- visaカードの分割をした場合の金利や手数料が気になる人
記事の目次
visaカードで分割できないのはなぜ?
visaカードで分割できない場合に考えられる理由として、主なものを解説していきます。
割賦枠が足りない
「割賦枠」が足りない場合は分割変更ができません。
クレジットカードには「ショッピングの限度額(通常の限度額)」とは別に、割賦枠や利用可能枠という限度額が設定されています。
利用限度額内のショッピングなら分割回数に限らず、visaカードでお買い物ができます。
自分に付与された利用可能枠がいくらか確認したい場合は、請求額が記載された利用代金明細などをチェックしてみましょう。
利用会社にもよりますが、商品などのショッピングに利用した金額以外に割賦枠が記載されています。
割賦枠とは、ひとことで言えば「リボ払い」や「分割払い」などをするための限度金額です。
このため、買物をしたあとから分割にしたい利用分が割賦枠をオーバーする場合は変更ができません。
変更期限を過ぎた
分割変更をするには変更期限内までに手続きをしなくてはいけません。
したがって、変更申し込み期限を過ぎてしまった場合は変更ができなくなります。
基本的に分割変更ができる締切日は、利用料金の支払日の7日~10日前に設定されていることが多いです。
変更期限は利用するクレジットカードなどによって異なるので、期限をしっかり確認することをおすすめします。
visaカードの分割変更期限
先に説明したとおり、分割変更は期限内にしなくてはいけません。
変更期限は以下のように提携カード会社によって異なります。
カード名 | 変更期限 |
---|---|
三井住友VISAカード | 支払日と引落し金融機関によって異なる |
楽天カード | 支払予定月の最長20日まで |
ライフカード | 支払月によって異なる |
変更期限は、指定している「支払方法」や「支払日」、「引落し先の金融機関」、「支払月」などによって変わってくるケースも多いです。
このため、使用中のカード会社のホームページや電話などで確認しておきましょう。
選択した支払方法が変更対象外
選択した支払方法が分割変更の対象外という可能性もあります。
あとから分割にできる支払方法は提携カード会社によって異なりますが、大抵「一回払い」、「ボーナス一括払い」、「2回払い(支払い開始前)」になっています。
したがって、リボ払いやキャッシングの利用分は分割変更できません。
分割変更の対象である支払いは、カード会員の各種規約や会員規約などに記載されているので、利用する前にチェックするといいでしょう。
カードが分割に対応していない
カードによっては分割変更の条件がありますので、その条件を満たさないと変更できません。
たとえば、「三井住友VISAカード」では「1件の利用分が5万円以上の1回払い、2回払い、ボーナス一括払いのみ変更可能」という条件があります。
受付対応時間外である
カード会社によってはメンテナンスなどにより、分割変更を受け付けていない時間帯があります。
そのような時間帯は変更手続きができなくなります。
店自体が分割対応していない
クレジットカードを利用した店舗が分割払いの利用環境がある加盟店でない場合は、分割払いができないケースがあります。
どこでも分割払いを利用できると便利ですが、現実的には難しい状況です。
過去延滞によるもの
過去のクレジットカードの利用額を支払っていないと、分割払いの利用をカード会社に止められることがあります。
毎月の支払い日の前には、支払口座の確認をしっかり行わなければいけません。
現金化が疑われているため
visaカードを使ってクレジットの枠の現金化を疑われている場合も分割払いの設定ができないことがあります。
クレジット枠の現金化とは、クレジットカードで商品券やパソコンなどの換金性が高い商品を購入して、専門業者に販売することで現金を受け取るというものです。
visaカードで現金化をするつもりがなくても、時計やパソコンなどを連続して購入すると、クレジットカードの利用が止められることがあるので注意しましょう。
分割払いができない場合の対処法は?
何らかの原因があるとクレジットカードの分割払いができない場合があります。
今回はカード利用時に分割払いが選べないときの具体的な対処法を3つ紹介します。
カード会社に問い合わせをする
分割払いができないときはまずカード会社に問い合わせをしましょう。
会員サイトがあればインターネットからもある程度の確認ができる場合がありますが、電話で直接問い合わせると時間をかけずに確実に原因が分かるのでおすすめです。
一時的にクレジットカードの利用が停止されている場合もありますが、支払遅延に厳しいカード会社もあるので、分割払いの機能だけでなくクレジットカード自体の利用が停止されているケースも考えられます。
分割支払い用のクレジットカードを作る
一括で利用するクレジットカードとは別に、分割支払い用のカードを発行するのもひとつの方法です。
先に説明したとおり、クレジットカードによっては分割支払いに対応していないものもあるので、事前にしっかり確認しましょう。
あとから分割支払いに変更する
あとから分割支払に変更ができるクレジットカードを利用しているなら、あとから支払額を調整すれば大丈夫です。
クレジットカードを利用する店舗が分割払いに対応していない場合などは、この方法が有効です。
次の章からあとから分割について詳しく紹介していきます。
あとから分割って?
あとから分割とは、visaカードを使って買い物をした後で支払い方法を分割払いに変更できるサービスです。
利用代金が高額になった場合や一括での支払いが難しいときなどに利用できます。
1件の利用額が基準額以上だと支払い回数が3回~最大36回の分割払いに変更できる仕組みですが、基準額はカードの発行会社によって異なるので注意しましょう。
分割払いを利用する前に、あらかじめカード発行会社に確認することをおすすめします。
リボ払いとの違いは?
クレジットカードの利用額を調整する方法は、あとから分割だけでなくあとからリボ払い(あとリボ)もあります。
2つの支払い方法の違いは、分割払いは支払い回数で月々の支払額が決まりますが、リボ払いは利用残高に応じて支払額が増減する点です。
分割払いは、利用するほど支払額がアップするのが特徴です。
また、一般的にリボ払いより分割支払いの方が手数料は低く設定されています。
分割払いの場合はショッピングで利用した金額自体に手数料が発生しますが、リボ払いは利用残高全体に対してかかるので返済期間が長期化すると総支払額が大きくなりやすいです。
どちらも支払い月の金銭事情に合わせて利用できますが、それぞれの特徴を踏まえた上で適切な支払い方法を選択するのがポイントです。
分割払い | リボ払い | |
---|---|---|
毎月の支払額 | 支払回数で決定される | 利用残高で決定される |
適用金利 (相場) | 約12~15% | 約15% |
メリット | 月々の支払額を抑えられる | 月々の支払額を抑えられる (分割払いより月々の支払額が少ない場合が多い) |
デメリット | 支払い回数が増えるほど手数料がかかる | 返済期間が長期化しやすく、その分手数料がかかる |
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あとから分割は何回まで指定できる?
ここからは、VISAカードの分割回数について解説していきます。
分割回数が何回から何回まで可能かは、分割変更であろうと通常の分割払いであろうと変わりありません。
ただし、支払い回数は提携カード会社によって異なります。
以下の表のとおり、分割回数は3回~24回、あるいは3回~36回までに設定されているケースが多くなっています。
カード名 | 分割回数 |
---|---|
三井住友VISAカード | 3回~24回 |
楽天カード | 3回~36回 |
ライフカード | 3回~24回 |
あとから分割2回はできないと知ろう
「手数料無料になるので分割回数を2回に指定したい」という人も多いかと思います。
しかし、基本的に後から2回払いはできないと知っておきましょう。
そもそも分割2回払いは、ショッピング利用時のみに選択できる支払方法になっています。
これはほとんどのカード会社で共通です。
このため、あとから分割回数を2回にはできません。
あとから分割を指定した後の注意点
あとから分割は月々の支払額を調整できる支払い方法ですが、分割期間中はその分利用可能枠が少なくなることに注意しましょう。
クレジットカードの利用可能枠が制限されるので、しっかりと利用管理をすることが大切です。
金額が大きな買い物が続くときには、安易にあとから分割を使わないようにするといいでしょう。
いくら使ったかきちんと管理する
あとから分割の利用金額をきちんと管理しておかなければ、クレジットカードを利用したいときに使えない事態に陥ります。
あとから分割をした後は、利用可能額を意識してクレジットカードを利用するのがポイントです。
そもそもvisaカードで分割変更は可能?
visaカードで分割変更できるかは「提携カード会社」によって異なります。
そもそも、visaはカード名でなく「国際ブランド名」です。
国際ブランドとは、クレジットカード決済が世界中でできるように「決済システム」を提供している会社となります。
クレジットカードがいろいろな場所で使えるのは、この国際ブランドのおかげなんですね。
それに対して、提携カード会社とは「セゾン」や「セディナ」、「三井住友カード」といった、カードの発行やポイントサービスなどをする会社です。
例えば、三井住友カードは三井住友フィナンシャルグループの傘下でクレジットカード事業を中心にした会社ですが、三井住友visaカードは同社が取り扱うクレジット商品です。
あくまでもvisaは国際ブランドのひとつです。
このため、visaがカードの発行やサービスの提供をしているのではなく、それを行うのは提携カード会社となります。
こうしたことから、どういった支払方法が選択できるかも提携カード会社によって違ってきます。
大抵のカードは分割払い利用枠が付与されていれば、支払方法や分割変更ができるかと思いますが、そうでないカードも一部ありますので気をつけておく必要があります。
あとから分割の申込条件
あとから分割の申し込みは、インターネットや電話で手続きが完了する場合がほとんどです。
利用枠がもともと付与されていれば、申込書を記入する必要は基本的にない場合が多いです。
電話申し込み
電話申し込みをする場合は、自動音声応答なのでカード会社の営業日にかかわらず手続きができます。
会員番号や暗証番号を入力する必要があるので、手元に手続きをするクレジットカードを置いて手続きすることをおすすめします。
インターネット申し込み
インターネットの環境があれば、スマホやパソコンからあとから分割の申し込みができます。
会員サイトにログインして手続きをするので、クレジットカードの番号だけでなくIDやパスワードが必要になります。
インターネットからの申し込みは時間や場所を選ばないので、金融機関の休業日でも基本的に手続きが可能です。
利用方法
あとから分割の利用方法の流れは以下のとおりです。
- ショッピングでクレジットカードを利用
- 電話やネットであとから分割を申し込む
- 指定した分割回数で支払っていく
以上のようにあとから分割の利用方法は非常に簡単です。
ショッピングの利用時は通常と同様にクレジットカードで決済し、後ほどあとから分割での支払いを申し込む流れになります。
後から分割の申し込み方法は利用するクレジットカード会社によって違いがあるので、利用前に確認するようにしましょう。
続いて、あとから分割を利用した場合にどれくらい金利や手数料がかかるのか紹介していきます。
分割変更したときの金利と手数料は?
この章からは、visaカードで分割変更したときの金利と手数料について解説していきます。
分割変更の実質年率と手数料は支払い金額に影響するので、しっかりチェックすることをおすすめします。
金利と手数料についても、支払回数と同じく通常の分割払いである場合と変わりません。
また、以下のように提携カード会社によって異なる点も同様です。
カード名 | 手数料利率 |
---|---|
三井住友VISAカード | 12.0%~14.75% |
楽天カード | 12.25%~15.00% |
ライフカード | 12.2%~16.32% |
手数料の計算方法
クレジットカードの分割手数料の求め方は、基本的に以下の式のとおりになります。
分割手数料=クレジットの利用額×(100円あたりの手数料÷100)
たとえば、三井住友VISAカードの場合、100円あたりの手数料は次のようになっています。
分割回数 | 100円あたりの手数料 |
---|---|
3回 | 2.01円 |
5回 | 3.35円 |
6回 | 4.02円 |
10回 | 6.70円 |
12回 | 8.04円 |
15回 | 10.05円 |
18回 | 12.06円 |
20回 | 13.40円 |
24回 | 16.08円 |
仮に12回払いにするとすれば、100円あたりの手数料は「8.04円」です。
もし、利用額が10万円であれば「10万円×(8.04円÷100)=8,040円」となり、8,040円の手数料がかかることになります。
手数料はこのように計算すればOKです。
表から分かる通り、支払い期間・回数が長くなるほど手数料が高くなります。
クレジットカードの分割払いをするときは、手数料の金額を踏まえて支払い期間・回数を決定することが大切です。
支払回数の変更や一括返済は可能?
分割変更したあとで、「支払回数が多すぎたので回数変更がしたい」というような場合もあるかと思います。
また「お金に余裕ができたので一括返済したい」というときもあるでしょう。
しかし、分割変更の場合は支払回数の変更や一括返済は基本できません。
これは通常の分割払いも同様になります。
分割払いというのは、「利用分と最初に決めた支払回数によって生じる手数料の合計を支払うと契約する方法」です。
たとえば、利用分が7万円で支払回数を10回と指定し、手数料が5,000円かかるなら、合計75,000円を10回に分けて支払うと契約するのです。
支払回数の変更や一括返済をすると、当然手数料が変わってしまいますので、それは契約上できなくなっているのです。
これはどこのカード会社でも同様になります。
利用明細などを確認しながら適切な支払い回数を検討することが大切です。
ただし、ボーナス月などに分割払いの残額をまとめて払うなら対応してもらえる場合もあります。
ボーナス払いなどを使ってできるクレジットカードのまとめ払いについて、もう少し詳しくみていきましょう。
「まとめ払い」ならできる可能性あり!
支払回数の変更や一括返済は基本できませんが、「まとめ払い」ならできる可能性があります。
まとめ払いとは、ひとことで言えば「早期決済」です。
現在の残っている残高と手数料を前倒しして支払う方法になります。
仮に現在の残高と手数料の合計が4万円であるなら、その4万円を前倒して支払います。
このため、単に支払時期が早くなるだけで、支払回数の変更や一括返済のように手数料を安くする効果はありません。
それでも「余裕のあるときに完済してしまいたい」という時には有効ですので、利用するのも良いかと思います。
まとめ
Visaは国際ブランドにしかすぎないため、visaカードで分割変更できるかは提携カード会社によります。
ほとんどの会社では対応していますが、対応していない会社もありますので注意が必要です。
また、手数料や分割回数、変更期限なども提携カード会社ごとに違いますので、使用しているカード会社の公式サイトなどで確認しておきましょう。