馬でも分かる!元貸金業の馬たちが解説「借入のすべて」

借入返済シミュレーション

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カードローンを利用する際、一番最初に考えなければならないことは何でしょうか。

「審査に通るのかどうか」、「いくら借りられるのか」と考える人もいると思いますが、それよりも「ちゃんと返済できるのか」を真っ先に考えましょう。

返済シミュレーションを利用する意味、返済計画の立て方を説明していますので、単に返済シミュレーションを利用できればOKという方はページ上部にある返済シミュレーターをご利用ください。

借り入れ額、金利、返済期間から毎月の返済額を計算できるものと、借り入れ額、金利、毎月の返済金額から返済期間を計算できるものの2種類を用意しています。

金利の計算の仕方が分からないという方はこちらのページをご覧ください。

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カードローンは一括払いではない

カードローンを利用する場合、借り入れした金額そのもの(元本)だけではなく、利息も返済しなければなりません。

借入金額を100万円、金利が実質年率10%の場合、1年後にまとめて返済するのであれば、発生する利息は100万円×0.1=10万円となります。

これを元本と合わせて100万円+10万円=110万円が1年後に支払わなければならない総返済額です。

しかし、実際にカードローンを利用した場合には総返済額が110万円ちょうどになるわけではありません。

もしカードローンの返済が1年後や1ヶ月後に利息を計算して一括で返済するのであればこの計算通りの返済額となって非常に簡単です。

しかし、カードローンの返済は一括ではなく「リボルビング払い」という方式になっているため、計算がもっと複雑になるのです。

リボルビング払いとは、毎月一定の金額を返済まで支払い続けるという方式のことです。

残高によって利息が変動する

なぜリボルビング払いだと返済総額が分かりにくいのかというと、借入残高によって毎月の利息が変動するためです。

最初の1ヶ月間では100万円×0.1×30÷365=8219円の利息が発生します。

仮に毎月の支払金額が10万円の場合、借入残高は100万円+8219円-10万円=90万8219円となります。

次の利息は90万8219円を元に計算されるため、先ほどの8219円からは変化し、翌月以降も借入残高に応じて毎月違う金額となります。

そのため、一括払いの場合とは異なり、支払いの回数だけ計算しなければならず、電卓を使用すると非常に面倒になってしまうのです。

元金の減り方が分かりにくい

また、もう一つのリボルビング払いの欠点として、支払金額の内のいくらが元金の返済でいくらが利息なのかが分かりにくいという点があります。

リボルビング払いは借入残高に応じて利息が変動するにもかかわらず毎月の返済額は一定で変わりません。

つまり、利息が多ければ元金に当たる部分が少なく、借入残高があまり減らないということです。

極端に言えば、利息が5,000円の場合でも1,000円の場合でも返済金額は1万円で固定されていれば、利息1,000円なら元金が9,000円減るのに対し、利息5,000円では元金は5,000円しか減りません。

そのため、事前に返済期間をしっかり把握しておかなければ、ちゃんと返済しているつもりでもなかなか返済が進まないということになってしまうのです。

返済シミュレーションでしっかり把握

ですから、借入の前段階でしっかりと返済の計画を立てておかなければなりません。

電卓を使うと毎月の利息計算が非常に大変ですが、返済シミュレーションを利用すれば返済期間、毎月の支払い額が簡単にわかりますので利用してください。

返済期間から計算

返済計画を立てる場合は、返済期間から計算する方法と毎月の支払い金額から計算する方法があります。

例えば、いつまでに借金を全額返済したいというタイミングが決まっている場合には返済期間から計算します。

ページ冒頭の上の「毎月の返済額が知りたい」というシミュレーターがそれに当たります。

例えば実質年率15%で借入した100万円を5年間(60ヶ月)で返済したい場合は毎月いくらずつ返済していけばよいのでしょうか。

利息がなければ100万円÷60=1万6,666円ずつの返済で良いですが、実際には金利が発生するためそれ以上の金額を払わなければならないことが予想されます。

シミュレーターを使って計算してみましょう。

  • 借入希望額:100万円
  • 返済月数:60ヶ月
  • 年間利率15%

を入力して「診断する」を選択してください。

シミュ

この条件で返済を完了するためには毎月23,790円ずつ返済しなければならないということが分かりました。

先ほど単純計算した1万6,666円よりも、1ヶ月あたりなんと7,000円も多く返済しなければ5年間では返し終わらないのです。

a

返済金額が7,000円も増えると、毎月1万6,666円ずつなら返済できると思っていたのに、2万3,790円だと厳しい人も中に入るかもしれません。

ちなみに、1万6,666円ずつの返済では112ヶ月、予定の倍近い期間がかかってしまいます。

このように、何も考えずに返済を行っていては、想像以上に毎月の返済金額が多くなってしまうこともあるので、希望する返済期間があるのであれば事前に返済シミュレーションをしておきましょう。

毎月の支払額から計算

返済シミュレーションのもう一つの方法が毎月の支払額を元に行う方法です。

おそらく多くの人にとってはこちらの方法の方が有効かと思います。

家賃に○○万円、光熱費に○○万円、食費に○○万円、交際費に○○万円など、必要な金額を計算すれば収入の内、毎月いくらを返済に充てることができるか計算できるでしょう。

後はその金額を毎月返済していけば完済までにどれくらいの期間が必要かを計算できますし、そもそもその返済額で完済できるのかが分かります。

返済期間が決まっている人というのはあまり多くなく、どちらかと言えば無理のない返済をしたときにいつ返し終わるのかを知りたいという人の方が多いでしょう。

そんな時は「返済月数を知りたい」というシミュレーターを使用してください。

実質年率15%で100万円を借り、毎月3万円ずつ返済できる場合は完済までに何カ月必要なのかシミュレーションしてみます。

利息無しの単純計算なら33ヶ月、およそ三年弱です。

  • 借入希望額:100万円
  • 年間利率15%

に加え、今回は返済月数ではなく毎月の返済額:3万円を入力してから「診断する」を選びます。

b

この条件では完済までに44ヶ月かかることが分かります。

33ヶ月より1年近く長くかかってしまうということですね。

c

利息無しで計算した場合よりも長くなることは当然ですが、シミュレーションしてみると1年近く長くなるということが分かります。

三年以内に完済するつもりだったのにいざ返済し始めると中々返済が終わらないということになれば精神的にもきつくなるでしょう。

そうならないためにも自分の返済能力に基づいて返済シミュレーションを行っておくことをおすすめします。

まとめ

借り入れするときに最も重要なのは「返済できるのかどうか」です。

たとえ最終的には完済できるとしても、返済の遅れが生じたり、毎月の生活を切り詰めなければならない状態になれば、それはちゃんと返済できるとは言い難いでしょう。

最悪の場合完済できずに債務整理ということになってしまう可能性もあります。

毎月の返済額が思った以上に多い、返済がいつまでたっても終わらないとならないために、借り入れ前にはあらかじめ返済シミュレーションを行っておきましょう。

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