Web完結が可能な学生ローンはあるの?
大学生や専門学生の人は、お金に困った場合に学生ローンを利用することでお金を調達できます。
しかし、お金に困ってはいるものの、ローンを利用していることはバレたくない、と考える人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、WEB完結が可能な学生ローンはあるのかどうかについて、説明を行っていきたいと思います。
この記事はこんな人にオススメ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- 学生ローンを利用してキャンパスライフを満喫したい人
- 卒業旅行の費用をリボ払いで支払っても大丈夫か知りたい人
目次
学生ローンはWEB契約or来店契約?
結論から申し上げておくと、WEB完結が可能な学生ローンは存在します。
学生ローン大手のカレッヂなどを中心に、申し込みから契約までをWEBで完結させられるところはあるので、周囲にバレたくない人でも安心ですね(ただし電話連絡はある可能性があります)。
契約は来店必須のケースもある
ただし学生ローン事業を行っているような業者は、同じような融資事業を行っている大手消費者金融とは異なり、全国展開せずに決まった地域を拠点として事業を行っているところが大半です。
そのため、WEB完結のような新しい申し込み方法は導入せずに、昔ながらの対面式の契約方法を用いているところも、多々あります。
契約時に来店必須なだけでなく、申し込みも来店しておこなわなければならない業者もあるなど、一口に学生ローンと言ってもその実態はさまざまです。
利用しようとしている学生ローンの業者があるのであれば、その業者ではどのような形で申し込みや契約ができるかについては、あらかじめよく確認しておいたほうがいいでしょう。
カレッヂやフレンド田はWEB契約できる
先ほど少し名前を挙げましたが、学生ローンの大手として知られているカレッヂでは、WEB完結での申し込みが可能です。 まずは、カレッヂのホームページ上にある申し込みフォームから、申し込みを行います。 その後、カレッヂから電話で申し込みの確認が行われるので、対応しましょう。 電話連絡対応後に、「学生証」「免許証等・保険証のいずれか1点」「銀行のキャッシュカード」「公共料金の領収書・又は請求書」を、必要書類の送信ページから送れば、手続きは完了です。 フレンド田も、上述したカレッヂとほぼ同じ手続きでWEB完結で申し込みが行えます。 どちらも、即日融資にも対応していますので、急ぎでお金が必要な場合でも利用しやすいですね。
イー・キャンパスやアミーゴもWEB申し込みOK
上で挙げた2社以外では、イー・キャンパスやアミーゴといった学生ローンも、WEB完結の申し込みに対応しています。 イー・キャンパスでは、ホームページ上の「新規申込フォーム」から申し込みを行い、学生証、運転免許証、健康保険証等の必要書類を提出します。 その後、イー・キャンパスから融資に関する説明の電話がかかってくるので、説明を聞いた後に指定した口座に振込で融資が行われます。 融資を受けた後に契約書類が郵送されてきますので、必要事項を記入のうえで、イー・キャンパスに返送することを忘れないようにしましょう。 アミーゴでも同様に、「新規お申し込みフォーム」から申し込みを行う形となります。 パソコンから申し込みを行う場合と、携帯電話から申し込みを行う場合では、微妙に手順が異なるので、適した方法で申し込むようにしてくださいね。
来店不要の学生ローン一覧
では、来店不要で契約&利用ができる学生ローンを紹介します。
店舗に出かけたくない人やお近くに学生ローンの窓口がない人は、以下で紹介するローンを検討してみてはいかがでしょうか。
アミーゴ
東京都新宿にある学生ローンの老舗「アミーゴ」。
インターネットで申し込み、郵送で契約すれば、店舗に出向く必要はありません。
高校生以外の34歳までの学生が申し込めますので、年齢幅も広い方だと言えるでしょう。
イー・キャンパス
学生ローンの「イー・キャンパス」も、インターネットで申し込み、郵送で契約すれば、来店不要で利用することができます。
融資金は口座に直接振り込まれますし、返済もイー・キャンパスの口座に直接振り込むことが可能ですので、一度も店舗に行かなくてもOKです。
キャンパス「ヤングローン」
キャンパスの「ヤングローン」も、インターネットで申し込み、郵送で契約することが可能ですので、店舗に来店する必要はありません。
尚、キャンパスは、名前は似ていますが上記で紹介した「イー・キャンパス」とは別の金融会社です。
学生ローン「マルイ」
東京都高田馬場にある学生ローンの「マルイ」も、インターネットあるいは電話で申し込み、郵送で契約すれば、来店不要でお金を借りることができます。
借入も返済も銀行振込で可能ですので、利用するときにもマルイの店舗に行く必要はありません。
尚、デパートの「マルイ」とは無関係の会社です。
学生ローン「カレッヂ」
学生ローンの「カレッヂ」は、インターネットあるは電話で申し込み、ファックスかメールで本人確認書類などを提出すれば、来店不要で融資を受けることが可能です。
来店不要で契約できるだけでなく、郵送も不要で契約できますので、「今日中にお金が必要」といった緊急事態にも対応できます。
尚、すべての手続きが平日14:20までに完了するときは、当日内の融資も不可能ではありません。
学生ローン「フレンド田」
フレンド田(デン)は、インターネットで申し込み、郵送で契約すれば、来店不要で利用できる学生ローンです。
しかも、契約書を送付する前に融資金を振り込んでもらうことも可能ですので、今すぐお金が必要な場合にも、検討してみる価値は充分にあります。
学生ローンをWEB申し込みするメリット
このように、WEB申し込みを行える学生ローンは、意外とたくさんあることがお分かりいただけたのではないかと思います。 では、そもそも学生ローンを利用するメリットとしては、どのようなことが考えられるでしょうか。
親バレしない
学生がお金を借りることを考える場合、「親にバレないか」ということを気にする人は、非常に多いと思います。 お金に厳しい家庭の場合は、「借金をするなんて…」とローンの利用に拒否反応を示すところもありますからね。 その点学生ローンは、親の承諾なしに学生自身の判断と契約だけで利用できるので、親に内緒でお金を借りたい場合にもうってつけと言えます。 ただし、未成年の学生の場合は、ローンの利用に親の承諾が必須なところが大半なので、親に内緒でお金を借りたい場合は、20歳を過ぎてから利用するのが賢明でしょう。
未成年者でも契約できる
上述したように、「親の承諾が必要」というハードルはあるものの、未成年でも借り入れができる可能性があるのは、学生ローンの大きなメリットの1つでもあります。 消費者金融や銀行で取り扱われているカードローンは、利用条件を「20歳以上~」と定めているため、未成年の学生のかたでは利用できません。 しかし、お金を必要とする事情があるのは、未成年だろうが成年だろうが変わらないはずですよね。 未成年でも、年齢を気にせずにお金を借りられる手段があるということを知っておけば、いざというときに頼れるので、非常に心強いのではないでしょうか。
学生ローンは自動契約機で申し込める?
消費者金融は、大手の業者を中心に、全国に自動契約機を多数設置しており、それが消費者金融の利便性を支えている1つの要因ともなっています。 しかし、学生ローンは消費者金融ほど規模の大きい業者ではないため、自動契約機を設置しているようなところはありません。 そのため、申し込みを行う場合は、「インターネット経由」「直接来店」「電話」の3つの方法が主流となります。 ただ、それだけたくさんの方法で申し込みを行えるのであれば、自動契約機がないということは、そこまで気にする必要はないでしょう。
消費者金融系カードローンも検討
「学生は学生ローンが利用できる」というのは正しいですが、「学生は学生ローンしか利用できない」というのは、正しくありません。 学生でも、消費者金融や銀行が取り扱っているカードローンを利用できるので、学生ローンに限らずそういったローンを利用することを検討してみてもいいでしょう。 ただ、銀行カードローンは少し審査が厳しめなので、決して収入が多いわけではない学生という身分では、審査落ちになってしまう可能性も考えられます。 そのため学生には、消費者金融が取り扱うカードローンのほうがおすすめです。 「消費者金融を利用していることはお父さんお母さんに知られたくない…」というかたでも、ご安心ください。 消費者金融の中には、カードレスで利用して口座振り込みで融資を受けることで、なるべく周囲に人にバレないような形で利用できるような、利用方法を用意してくれているところもあります。 また、学生ローン同様にWEB完結申し込みが可能なところも多々あるので、利用者本人が気を付けていれば、周囲にバレずに利用することは十分可能ですよ。
学生ローンの借り入れ限度額
学生ローンの借り入れ限度額は、50万円を上限として設定しているところが多いと言えます。 学生の身からすれば50万円はかなりの大金なので、それだけの限度額を設定してくれていれば、大半の資金需要には対応できるでしょう。 ただ、中には50万円を超すような金額を必要としている学生のかたも、おられるかもしれませんが、そのような場合はどうすればいいのでしょうか。 学生ローンも消費者金融も、貸金業者と言われる業態であり、「総量規制」と呼ばれる規制を守って融資を行わなければなりません。 総量規制とは、「申し込み者の年収の3分の1を超す金額の融資を禁止する」ためのものであり、学生ローンや消費者金融で50万円を借りるためには、年収が150万円必要ということになってしまいます。 学生の身分で年収が150万円を超すような人はそうそういないでしょうから、50万円を超すような融資を受けることは、かなりむずかしいでしょう。 銀行カードローンだけは、総量規制に影響されない融資を行えますが、そもそも審査基準が厳しめな銀行カードローンで、学生が50万円超の金額を借りられる可能性は、あまり高くはありません。 学生が借り入れを行う場合は、身の丈に合った金額でとどめておくようにするといいですね。
学生が申し込めるWEB契約OKのカードローン
先ほど、WEB完結で申し込みできる学生ローンをいくつか挙げましたが、今度は消費者金融や銀行カードローンの中でWEB契約OKのところについて、考えていきましょう。
アコム公式サイトから申し込む
大手消費者金融のアコムは、申し込みから借入までWEBで完結するためカードレスでも契約できます。 アコムの公式サイトの「お申し込み」ボタンから申し込みを行うと、アコムからメールが届きます。 届いたメールに記載されでいるURLからログインし、「書類等のご提出方法」から、自分に合った方法で書類を提出しましょう。 審査完了後、「契約手続きのお願い」メールが届きますので、契約内容を確認したうえで同意すれば、契約完了となります。
プロミス公式サイトから申し込む
アコムと同じく、大手消費者金融カードローンのプロミスでも、WEB契約が可能です。 プロミスの公式サイト上から申し込みを行い、メールで契約可能額を確認し、そのままWEB上で契約手続きを行えますが、プロミスでは「カード発行無し」のカードレス契約が行えます。 カードレスで利用することで、ローンカードの存在からカードローンの利用がバレてしまう、というような心配もなくなるため、万全の形で利用したい人にとっては、プロミスがよりおすすめです。 他には、レイクやSMBCモビットなどでも、WEB完結型の申し込み方法を取り扱っているので、こういった消費者金融カードローンの中から、実際に利用するところを選んでいただくといいでしょう。
三菱UFJ銀行バンクィックは学生OK?
消費者金融ではなく銀行カードローンを利用したいと考える場合、メガバンクである三井住友銀行や三菱UFJ銀行が取り扱っているカードローンは、利用者心理としても安心して利用できそうです。 では、三菱UFJ銀行で取り扱われているカードローンである「バンクイック」では、学生でも利用できるのでしょうか。 バンクイックの利用条件には、学生が利用できるかどうかに関しては、ハッキリとしたことは記載されていません。 ただ、「20歳以上」で「安定した収入」があれば利用できるとのことなので、学生であっても収入次第では利用できる可能性は十分あるでしょう。 無駄に申し込んで審査落ちになってしまうのがイヤなのであれば、あらかじめバンクイックのコールセンターに電話をしてみて、学生の利用可否について確認してみるといいかもしれませんね。
学生ローンを利用する時の注意点
学生ローンを利用する場合の注意点は、カードローン等を利用する場合と同じく、「きちんとした返済計画を立てたうえで利用する」ということです。 お金を借りる以上は返済しなければなりませんし、返済する際には必ず利息を上乗せしなければなりません。 自分の収支を客観的に判断したうえで、継続的に返済していけるような金額を借り入れるようにしましょう。 また、学生ローンは大手消費者金融と比較すると、知名度があまりないところも多いため、「真っ当な業者であることを確認してから利用すること」にも、気を付けておきましょう。 中には、学生ローンの皮をかぶったヤミ金もいますが、ヤミ金は一度利用してしまうと、その後の人生が破滅してしまうと言っても過言ではありません。 ヤミ金ではない正規の業者であることをきちんと確認したうえで、返済できる範囲の金額を借り入れる、これさえ守っておけば、学生ローンを安全に利用できるでしょう。
学生ローンを選ぶときの注意点
学生なら誰でも学生ローンが利用できるというわけではありません。
学生ローンによっては、「学生であること」+αが求められることもありますので、かならず公式サイトやカスタマーセンターを活用し、ご自分が条件にあっているのかを確認して下さい。
尚、学生ローンの仕組みについては、次の記事で詳しく解説しています。
年齢条件に合っているか?
満20歳以上であることが求められる学生ローンも多数存在します。
ただし、18歳以上でもOKのローンも少なからずありますので、未成年の人はかならず年齢条件もチェックして下さいね。
未成年でも借りられるローンに関しては、次の記事でまとめています。
親権者の同意は必要か?
学生ローンの中には、「未成年が申し込むときは、親権者の同意が必要」と定められていることもあります。
また、稀に、20歳以上であっても、「学生の場合は親などの保証人が必要」という規定がある学生ローンもあります。
親に内緒でお金を借りたい人は、親権者などの同意が必要なのかどうかも確認するようにしてくださいね。
必要書類は揃っているか?
学生ローンの多くは、申し込む際に「学生証」と「学生証以外の公的身分証明書」の2つを提出することが必要になります。
学生証は持っていても、パスポートや運転免許証などの公的身分証明書は持っていないという人も多いと想定されますので、学生ローンを申し込む前に、必要な書類をすべて持っているのかどうか確認して下さい。
学生ローンの中には、健康保険証を身分証明書として利用できるものもあります。
パスポートや運転免許証を持っていない人は、健康保険証の提出が可能な学生ローンに注目してみるのも良いですね。
アルバイトをしているか?
学生ローンのほとんどは、「アルバイトで安定した収入を得ている学生」しか利用できません。
アルバイトや収入に関する条件があるのかについても、かならず確認して下さい。
来店する必要はあるのか?
「来店不要で学生ローンを利用したい」という人も多いでしょうが、やはり、大半の学生ローンは、一度は来店しなくてはいけないと決まっています。
来店必須のローンなのかについても、申し込む前にかならずチェックしておきましょう。
学生ローン以外の融資方法も検討しよう
「学生ローン」と言うと、「学生でも利用できる気軽なローン」といった印象を持つ人も多いでしょうが、実際のところは、金利が高く(年利14~18%のことが多い)、決して気軽なローンではありません。
融資を受けることができても、返済額が生活を圧迫し、学生を続けていくことが困難になるケースも珍しくないのです。
奨学金などの低金利のローンや親や親戚に借りるという方法についても検討してから、どうしても他に方法がないときだけ、学生ローンに頼るようにしてくださいね。
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