審査が甘い、借りやすいリフォームローンの選び方

 0.0  (0)
+ この記事を評価する
×
 0.0  (0)

この記事を評価する

決定
執筆者の情報
名前:馬沢結愛(30歳)
職歴:平成18年4月より信用金庫勤務

リフォームローンを借りる方法は2つ

マンションでは壁紙、一戸建てであれば外壁など、住んでいれば定期的にリフォームをしなければならないことがあります。

また、キッチンなどの水回りなども、故障などによって買い替えなければならないこともあり、住宅を維持するためにはどうしてもお金が必要になります。

こういった場合に、計画的に貯蓄をして自己資金でリフォームを行うことができればいいのですが、自己資金がない、または足りない場合にはリフォームローンを借りることになります。

銀行でリフォームローンを借りる場合には、主に「住宅ローン」と「リフォームローン」のいずれかを利用します。

住宅ローンは新築や購入などの時にも利用できるローンであり、リフォームローンはリフォームをする資金専用のローンです。

審査はリフォームローンの方が甘い

住宅ローンとリフォームローンを比べると、リフォームローンの方が審査は甘いです。

一般的にリフォームローンは住宅ローンよりも高い金利が適用されますので、その分リスクに備えることができます。

また、リフォーム専用のローンということで、申込み要件や必要書類も住宅ローンより緩和されています。

しかし、リフォームローンは一般的に500万円~1,000万円程度の金額までしか借りることができませんので、それよりも高額になる場合には審査は厳しくなりますが、住宅ローンで申し込むことになります。

住宅ローンがある場合は返済負担率に注意

リフォームローンを借りる人の中には、住宅ローンを返済中の人も多くいます。

住宅ローンを返済中にリフォームローンを申し込む場合には、返済負担率に注意しなければなりません。

返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のことであり、住宅ローンの場合は一般的に20%~30%が上限となります。

リフォームローンに返済負担率の基準はありませんが、審査では必ず見られますので、返済負担率は少なくとも住宅ローンの基準以下とするようにしましょう。

関連記事をチェック!

445view

返済能力で借入金が決まる!金額の目安の決め方

銀行の企業への融資審査では、3期分の決算書が重点的に確認されています。決算書は下記の3つによって構成され、企業が決めた決算日までの1年間の売上や利益を確認することができます。 ・損益計算書 ・...

審査の甘いリフォームローンの選び方

リフォームローンの審査基準は、各銀行によって異なります。

リフォームローンを審査が甘い銀行を選ぶためには、適用される金利が高いところにしましょう。

先ほどもお話ししましたが、金利が高ければその分だけリスクに備えることができます。

例えば、みずほ銀行のリフォームローンと三菱UFJ銀行のリフォームローン金利を比べた場合に、みずほ銀行では変動金利3.975%、三菱UFJ銀行では変動金利1.99%~2.875%となっています。

三菱UFJ銀行の上限金利で比べても、みずほ銀行の方が高い金利となりますので、審査が甘いのはみずほ銀行となります。

もちろん金利だけで審査の甘さが確実にわかるというわけではありませんが、目安としては最も確実性の高い見分け方です。

銀行よりも信用金庫の方が審査は甘い

リフォームローンを提供しているのは銀行だけでなく、信用金庫などでも提供しています。

審査の甘さは銀行と信用金庫でも違いがあり、銀行よりも信用金庫の方が審査は通りやすいです。

これは、信用金庫の方が銀行よりも高い金利が適用されることもそうですが、信用金庫は地域に密着した営業をしていますので、柔軟な審査で対応してくれます。

また、銀行も大手より地方の方が審査は甘くなります。

審査の甘さ順に並べてみると、

  • 信用金庫・信用組合
  • 地方銀行
  • 大手銀行

となり、審査の甘さを重視するのであれば、最初から信用金庫などで申し込むことをおすすめします。

信販会社のリフォームローン

信販会社でもリフォームローンは提供しており、インターネットで申し込むことができ、契約も郵送で行われますので来店する手間がありません。

また、審査結果もその日の内にわかりますので、銀行よりも早く借りることができます。

信販会社のリフォームローン審査は銀行よりも甘く、簡単な手続きと併せて非常に人気が高いです。

しかし、適用される金利は銀行よりも高く、5%程度の金利が適用されます。

ですが、信販会社のリフォームローンは、提携するリフォーム業者などによっても金利が変わりますので、場合によっては1%台の金利が適用されることもあります。

信販会社といえども、金利が低くなるほど審査は厳しくなりますので、銀行のリフォームローン金利と同等レベルの金利となれば、その分だけ審査に通りにくくなります。

消費者金融のリフォームローン

消費者金融はカードローンやキャッシングというイメージがありますが、これらだけではなく、目的に合わせた借入もすることができます。

例えばプロミスでは、さまざまな用途に利用できる「目的ローン」を提供しております。

プロミスの目的ローンは最大で300万円までを借りることができますので、リフォーム資金としては十分な金額を借りることができます。

しかし、金利は6.3%~16.5%という非常に高い金利が適用されますので、利息負担は大きくなりますが、審査の甘さでいえばここで紹介した中では最も甘いといえます。

関連記事をチェック!

147view

目的別ローンはカードローンより低金利でお得ってご存知ですか?

目的別ローンは低金利でお得なローンであるということをご存知でしょうか。 銀行カードローンよりも金利は安いですよ。 カードローンの台頭によりすっかり影を潜めてしまった目的別ローンですが、まとまったお...

銀行または信販会社を選ぶのが得策

ここまで「銀行」「信販会社」「消費者金融」のリフォームローンを紹介しましたが、実際に申し込むのは銀行と信販会社までが得策だといえます。

審査の甘さからいくと、消費者金融もおすすめしたいところですが、やはり金利が非常に高いのがネックとなります。

特に住宅ローンを返済中であれば、高い金利で毎月の返済額が多くなってしまえば、住宅ローンの返済に支障が出てしまう可能性もあります。

リフォームをしたはいいが、住む家を住宅ローンが返済できなくなってしまったために手放すことになれば、それこそ借りてまでリフォームをした意味が無くなります。

どうしてもリフォームが必要な時もありますが、それ以外であれば銀行や信販会社のどちらかで借りることとし、どちらの審査も落ちてしまった場合はリフォームを先延ばしすることも1つの方法です。

リフォームを先延ばした場合には、頭金となる自己資金を貯めつつも、延滞などで信用に傷を付けてしまうことがないように注意しなければなりません。

住宅ローンとの違い

リフォームローンも住宅ローンも住宅に関連したローンですが、この2つの違いはどのような点にあるのでしょうか?

工事によってリフォームローンと住宅ローンは使い分けられます。

登記の変更の必要ない工事

リフォームローンと住宅ローンの基本的な違いは登記の変更が必要な工事、つまり、住宅の面積が変わる躯体の変更が伴う大規模な増築などの場合には住宅ローンでないと対応できません。

逆に言えば、大規模工事は金利の低い住宅ローンを使用することができます。

一方、建物の面積が変わらない小規模な工事の場合にはリフォームローンでないと対応できません。

このように、工事の規模に応じて住宅ローンかリフォームローンかが決定するのが原則です。

外構工事も含む

リフォームローンはエクステリアなどの外構工事にも使用することができます。

必ずしも住宅の中の工事に限らずに使用できるのが、リフォームローンの特徴です。

太陽光設置なども対応

さらに、リフォームローンは太陽光パネルの設置にも利用することができます。

太陽光発電の固定価格買取制度が始まった時には、筆者も何人もリフォームローンで太陽光パネルの設置資金を融資した経験があります。

住宅のことなら何でも対応

要するにリフォームローンは、登記の変更を伴わない住宅の工事であれば何でも対応することができます。

バリアフリーや内装、外壁、エキステリア、カーポート、太陽光など何にでも使用することができるのがリフォームローンです。

ただし、銀行の中には資金使途が限定されているローンも存在するため、自分がやろうとしている工事がリフォームローンで対応できるかどうかの確認は怠らない方がよいでしょう。

住宅ローンがあってもOK

「住宅ローンがある家でもリフォームできるの?」と疑問を持っている人は少なくありません。

リフォームローンは住宅ローンがある物件でもリフォームすることが可能です。

しかし、住宅ローン以外の借入金の担保がついている物件のリフォームは取り扱わないという銀行も存在します。

リフォームローンの審査ポイント

リフォームローンの審査のポイントは大きくは住宅ローンと変わりありません。

ただし、住宅ローンよりも金額が少ないため、審査基準は甘くなっていることが多いようです。

信用情報

何のローンでもリフォームローンでも、銀行が審査の際に最初にチェックするのは信用情報です。

ブラックの人、他債務が多い人、クレジットカードや借入金の支払状況に遅れが多い人は審査に通過することは不可能です。

借入時と完済時の年齢

リフォームローンは返済期間が長期間になることが多いローンです。

また、住宅ローンを組んでから、数年後にリフォームをすることが多いため、申込者の年齢も40代後半から50代になっていることが多いローンです。

比較的高齢になってから申し込むことが多いローンであるため、完済時の年齢があまりにも高齢になっていると審査には通過できません。

完済時の年齢が高齢になる場合には、退職金で一括返済するなどの計画を立ててから銀行へ相談に行ったほうがよいでしょう。

返済比率

住宅ローンと同様に返済比率も重要です。

他債務との返済額との合計で、年収の35%以内程度に収まるような返済計画でないと審査に通過することは難しくなると考えたほうがよいでしょう。

勤務先と勤続年数

リフォームローンは返済が長期になることが多いローンですので、勤務先と勤続年数も重要です。

勤務先や大きな企業か公務員の方が離職率が低い傾向にあり、勤続年数は長ければ長い方が離職率が低い傾向にあります。

返済が長期化するリフォームローンは現在の収入状況が完済時まで継続することが望まれます。

このため、離職率が低い仕事や勤続年数が長い方が審査には有利になるのです。

年収

年収は返済比率に関係しますので、たとえ年収が低くても返済比率の基準内に収まっていればお金を借りることは可能です。

年収は借入額に関係しますので、多ければ多いほど多くの借入をすることができますが、低いからと言ってローンそのものを借りることができなくなるというわけではありません。

担保評価

リフォームローンには担保が必要になるローンと無担保のローンがあります。

担保が必要になるローンでは融資金額以上の担保価値がリフォームをする物件にないと融資を受けることはできません。

無担保のリフォームローンに関しては、担保評価は審査の対象外となり、本人の信用のみが審査対象となります。

また、住宅ローンの担保がついている建物をリフォームする場合には、住宅ローンを借りた銀行に申し込みを行った方が無難でしょう。

健康状態

リフォームローンには団体信用生命保険の加入が必須というローンが存在します。

このようなローンの場合には、健康でないと団体信用生命保険に加入することができずに、それが原因でお金を借りることができないということになります。

また、そもそも返済が長期になるローンでは健康上の理由で仕事ができなくなってしまった場合には返済が困難になるため、長期にわたって健康であることに越したことはありません。

リフォームローンの注意点

リフォームローンを借りる前にはいくつか注意点があります。

大規模工事は対応できない

先ほどから述べているように、リフォームローンで対応できるのは、建物の躯体に変更がない、小規模な工事だけです。

増築などは住宅ローンでの対応となりますので、リフォームローンは使用できません。

また、すでに住宅ローンを借りている人は、大規模なリフォームのための2本目の住宅ローンを組むことは困難になるため、工事計画の前に自分の工事計画は住宅ローンでの対応になるのか、リフォームローンでの対応になるのかは確認しておいたほうがよいでしょう。

勝手に工事を始めるのは厳禁

ほとんどのリフォームローンでは、工事前の写真が必要になります。

以前、筆者が取り扱おうとしたリフォームローンでは、審査に通過する前に、施主が工事を始めてしまい、工事前の写真を撮ることができずに、上司や保証会社への説得のため、融資をするのに非常に手間がかかったという経験がありました。

その時には危うく融資を実行できない可能性もありましたので、くれぐれも銀行が工事OKというまでは、工事に入らないようにしてください。

業者の中には資金繰りや日程の都合上「早く工事に入らせてくれ」と急かす業者もありますが、このような業者に対しては毅然として態度で工事を待つように伝えてください。

商品によって金利差が大きい

リフォームローンは、商品によって金利が大きく異なる商品です。

商品によっては1%台という住宅ローンとほぼ変わらない金利で借りることができる商品もあれば、4%台の金利の商品もあります。

とにかくリフォームローンは商品によって金利が大きく異なり、商品によっては保証料込みの商品と保証が別の商品もあります。

複数の商品を比較して、最も金利や保証料のメリットのある商品を選択するようにしましょう。

まとめ

リフォームローンの審査が最も甘いのは、消費者金融の目的別ローンです。

しかし、金利は非常に高いですので、借りるのは銀行や信販会社の審査に落ち、どうしても借りなければならない時だけにすることをおすすめします。

消費者金融に申し込む前に、信用金庫などの比較的審査が甘いところに申し込むことや、別の信販会社に申し込むなど、できるだけ金利負担が多くならないところを選ぶようにしましょう。

リフォームローンを選ぶ際には、審査の通りやすさだけでなく、金利負担のことも考え、自分の中で最もバランスが取れるものに申し込むことが大事です。

 0.0  (0)
+ この記事を評価する
×
 0.0  (0)

この記事を評価する

決定

コメントを投稿できます (感想,相談歓迎です!金貸しのプロ対応します)