警察署へ出頭、起訴、拘置所まで

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決定

口座売買関連記事ではこの記事の実在の主人公の男性が犯した口座売買で社会的な問題や生活への影響等をストーリとして紹介させて頂きました。

今回はそれら前作の記事にない主人公が警察での長期間にわたる取り調べ、検察庁での検察官とのやり取り、検察庁の微収係りとの罰金の分納について等各所での双方のやり取り(会話)を着実に文字化して双方の会話による緊張感やその場の状況を感じて頂きたいと思っています。

出頭から起訴まで

2017年3月闇金から多額の借入をしました。その後、利息の返済を繰り返していた当事者はいつまでもそれが続くわけがなく利息すら払えない状態になります。

その後闇金は黙っているわけはなく本人談によれば「殺された方が楽になったかも」と筆者に訴えた事もあり、筆者ももう一人の友人も、これ以上はもたない(自殺するかも)と思い警察への出頭を当事者に説得します。

筆者が同行して地元の警察署へ出頭して受け付けで

●「自分の銀行口座をヤミ金に売りました」

と受け付けに申し出ると、まだ新人警官らしい受け付け担当があたふたして先輩の警官に聞くと、先輩の警官が「生活安全課」という係りに案内して外で暫く待たされると、担当の刑事しい二人が応対してくれました。
【登場人物】
◎ー刑事 ●ー当事者 ○ー筆者 ◆ーヤミ金

◎「口座売ったん二人とも」

と聞かれると、当事者は蚊の泣くような小さな声で
●「私だけです」

と言うともう一人の刑事が

◎「お宅は?」
○「友人です」

二人の刑事にテレビの刑事ドラマのような部屋に別々に案内されて筆者まで約1時間くらい事情聴取されました。
◎「何か身分証明出来るものある、」「あの人の名前は」「どんな間柄」
○「マイナンバーでいいですか」「斎藤孝之さんです」「6年前まだ私が働ける頃のでの仲間でした」
◎「口座売っていたの知っていたの」
○「先月末相談された時に初めて知りました」
◎「お宅は売ってないの」
○「売ってません」
◎「どこの銀行のもの売ったか知ってる?」
○「知りませんが7~8枚売ったとは聞きました」
◎「いつ頃からどこに売ったか聞いてる?」
○「東京の闇金に今年の1月頃から売ったとは聞きましたが」
◎「どこで闇金の連絡先を知ったか聞いてる?」
○「ネットからと聞いてます」
◎「なんで出頭してきたん」
○「闇金からの督促がきつく本人も自殺するかもしれない状況だったので相談して出頭させました」

このような二人の関係などを中心に約1時間くらい聴取され、

◎「今日は帰ってもいいよ、又出頭してもらう事があるかもしれないので、その時は来てや」

と念をおされて、取り調べ調書に拇印を押さされ部屋から出るときに
○「彼も帰れるんですか」と聞くと刑事から◎「彼はまだ取り調べはかかりそうみたいやで」

と言われ筆者で1時間くらいかかったので、当事者はもっと聴取にかかるのは分かります。

筆者もこの年までに何度かこの時のような取り調べを受けたことがありましたが、今回少し驚いたのはPCで入力しながら聴取され、最後に目の前で専用のプリンターで印刷した調書に拇印をさせられた事は初めてで警察も進んでいると単純な驚きを感じました。

当事者は3時間の取り調べ

一方当事者は3時間くらいかかたようで仕方のないこと事だと、筆者を取り調べした刑事も言っていました。

後日当事者に取材して出頭の時にどのような事を聞かれたかと聞くとやはり3時間くらいかかり、ここでその全ての双方の会話を紹介するには膨大になるので主要な箇所を紹介します。

氏名や住所等通常の事は聞かれた後に・・・・

◎「どこの銀行の口座を誰に売った」
●「イオン銀行、ゆうちょ、三井住友、りそな、三菱、みずほ、新生銀行です」
●「東京のヤミ金に売りました」
◎「何で口座を売るようになったん」
●「初めにヤミ金から借り入れをして、利息も元金も返済がしんどくなって普通の消費者金融では借り入れできなくなったので別のヤミ金から借りて返していました」
◎「借りる目的はなんやった」
●「ギャンブルです」
◎「いつから売るようになった」
●「今年の1月頃からです」
◎「全部1月に売ったん」
●「1月から3月くらいです」
◎「売った順番覚えてる」
●「最初はイオン銀行です」

1月の中旬に携帯に町田と、いう人物から電話があり、融資の話で5万円の融資申し入れしたけど、当然データ上では融資できる状況ではないので相手もされませんでした。

福岡の住所にキャッシュカードと乱数表を送る

◆「通常の融資では無理ですが使っていない銀行の口座持ってませんか」

と聞かれたので

●「イオン銀行ならあるけど」と答えると
◆「2万で買取りますよ」

と言われ今現金が至急必要だったので

◎「それでカードを売ったん」
○「そうです」
◎「どのようにしたら現金になったん」

○「町田という男に、どのようにしたらいいんですか」と聞くと

◆「カードと乱数表は今から言うところへゆうパックで送って、住所は福岡県福岡市博多区00-0000コーポ00号00××宛てに送るように」

という指示があったそうです。

◆「そうしたら追跡番号がわかるのでそれとパスワードを連絡してそうしたらお宅の口座に振り込むので、その時に口座番号も教えて」

といって一旦電話を切って郵便局に行き、ゆうパックを買い、指定された福岡の住所に乱数表とカードを送ったそうです。

取り調べ中に闇金業者から連絡

◎「金はどうしたん」
●「パスワードと追跡番号連絡したら3時前に口座確認したら田中という名前で入金されてました。」
◎「その振り込みはさっき言うた売った口座にいれてもろたん」
●「1つだけ自分の口座残してました」
◎「どこの銀行」●「楽天です」
◎通帳とかはあるの」
●「ネット銀行は通帳はありません。Webから明細をダウンロードするしかわかりません」
◎「電話番号と送り状の控えはもっているの
●「電話番号は全部この携帯にはいってます。
◎「この携帯のデータコピーさせてもらってもいい」
●「いいです」と言っているところに電話がなり
●「ヤミ金からです」と言うと刑事が電話に出て
◎「もしもしお宅どなた無茶な金利で貸しているひとお宅名前はわたし00警察のxxと言いますが」というと相手は一方的に電話をきったそうです。
◎「売った相手先はイオンは町田、という男に2万で売り自分の楽天の口座に振り込んでもろたんやな」
◎「その他は」
●「三井住友とゆうちょ、りそなはIというヤミ金に新生銀行、みずほはYというヤミ金に、売りました。」
◎「いくらで売れたん」 ●「ゆうちょは8万三井住友、りそなは3万、新生、みずほは会わせて5万です」
◎「それだけの金、全部楽天の口座へいれてもろたん、その金どうしたん」
●「半分以上が利息にとられました。
◎「カードや通帳等はどのようにして、相手に渡したん」
●「ヤミ金Iはコンビニからクロネコヤマロの着払いで九州の指定された所へ送ったら別の担当者みたいな人から
連絡がはいりパスワードやそほかの情報聞かれ、指示もされます。ヤミ金Yは東京の世田谷区に送りました。
◎「どこのヤミ金からいくら借りて利息にいくら返したかはわかるの」
●「最初はわかっていましたが今は毎週の利息を払うことしかわかりません」
◎「総額いくらくらいが元金かはわかってないの」●「50~60万が元金で利息が40~50万くらいと思います」
◎「あんたもいいかげんやな」と刑事もあきれていたそうです。
◎「この売った口座を使って振り込み詐欺被害がでているかも知れない、そうなると罪も重くなることわかってる」
◎「今の住んでいる所は簡易宿舎やな、そうゆう場合は住所不定扱いで逃亡の可能性があるので留まってもらうことになるけど、連絡しておく人誰かおる」
●「一緒にきた友人にドヤ代(簡易宿舎)精算と荷物預かってほしいと伝えてもらえますか」

その日夕方に警察より連絡があり、その時に「どのくらいで帰れるんですか」と聞くと、
◎「長くはないよ、その時はお宅が身元引き受け人になってもらえるのかな」
○「いいです」
と回答してから1週間たったくらい後にドアをノックするので出てみると筆者の調書を取った刑事が立っていました
◎「昼から返すので印鑑と身分証明もって1時頃来てくれるかな」
〇「もう取り調べは終わったんですか」
◎「大体終わって来週には送検できると思う」
◎「ところで、これからの彼の居所は何処にするつもり、検察や裁判所からの呼び出しがあるので住所が決まらないと帰せないよ」
○「とりあえず前のドヤでもいいですか」
◎「彼は生活費もっているの?」
○「私ともう一人友人がいるので少しくらい用意します」

と言って、友人と金を出して以前住んでいたドヤを予約して、その足で警察へ身元引き分け人と言う事で迎えに行き久しぶりの太陽の下で会った事が、これから更に彼の人生の中で辛い経験が待ち受けているとは、この時の我々には考える事さえありませんでした。

検察庁の裁き

【登場人物】
●―本人  ■ー検察官 ▲―微収係り
警察に迎えに行った頃はまだ寒さを感じる頃ではありませんでした。

しかし、この頃は10月も後わずかで終り11月の寒さを感じる日曜日の午後に今回の主人公から連絡があり、検察庁から呼び出しがあったという連絡で筆者から言えることは「もうここまできたからには正直に全てを言って反省と2度としない事を訴える事」しか言えず後で考えた時もっと慰めの言葉が必要だったかなとも思い返しましたが、、。

呼び出しの日に連絡が入り

●「今から行ってくるわ」
○「正直に言って反省しているようにしていきや、一人で大丈夫か」
●「終わったら連絡するは」

と言って検察庁に向かったそうで、、ここからは本人からの現場での対話を思い出させながら文字化したものです。

検察庁の入口で警備員に要件を聞かれ呼び出し状を提示して担当検察官に連絡して警備員から「5階の514号に行ってください」と言われそこへ向かって行くと暫く待ち合い室で待たされ、女性が検察官の所へ案内してくれたそうです。

部屋へ入ると検察官と秘書らしい女性が一人いて

■「本日担当させてもらう00です。××さんですね身分証明はありますか」
●「免許です」
■「今回はなんで呼ばれたかわかりますか」
●「はい銀行口座の売買で」
■「△△警察から送検されてきているのでその事で確認して最終的には裁判所から刑罰は連絡がいきまます」
■「何故こんなにたくさんの口座を売ったんですか」
■「売らされるように仕組まれたのか、自分で売ったのかどっちですか」
●「半分半分です」
■「ヤミ金に脅されたんですか」
●「そんな事は遅れたら頻繁にありました」
■「過去には同じ様な事した事はありますか」
●「有りません」
■「送検してきた警察の処遇は懲役1年もしくは罰金100万が妥当と言って来ていますがそれについて異議はありますか」
●「妥当かどうか自分では判断できないので法の裁きに従います。」
■「あなたとしては本裁判にかけるか、略式裁判にするかどうしますか」
●「略式でお願いします」
■「△△警察が厳しい判断をしたのは貴方が売った口座で振り込み詐欺被害者出ているからです」

と言われた時一瞬目の前が暗くなったようだったとのことで、今事の重大性に身をもって感じたとのことを後日聞きました。

■「しかし調書内容には自分から出頭して事情聴取にも協力的に答えたとありますのでこの辺を裁判所がどうとらえるかですね」
⬛「もし罰金刑になった場合支払いは出来ますか」
●「いくらくらいですか」
■「△△警察が言ってる100万はこのての罰則ではあまりないけど50万あると思といた方がいいと思います」
●「払えないときはどうなるのでしょうか」
■「労役で拘置所で1日5,000円で罰金分勤めてもらいます。」
●「それは分割は出来るものですか」
■「それは原則無理です。最終的には微収係りの判断でもあります」
■1週間から10日くらいで裁判所に起訴状を送るのでこの公訴事実の内容に間違いがなければ捺印してください。それから2週間以内に裁判所から略式命令が届きます。それからそれに従ってすすめてください。

これらの確認や質問およそ1時間くらいかかったそうで、終わった時に言われた事が「ここには色々な罪を犯した人達が来ます。

犯した罪は戻りません、その分しっかり償ってここには2度と来ないようにしてください。」と励ましにも聞こえるような言葉を聞いて検察庁を後にしたそうです。

罰則の分納の厳しさ

検察官の取り調べから10日くらいで裁判所からの略式命令が届き『罪名及び罪状』犯罪による収益の移転防止に関する法律違反。【主文】被告人を罰金30万円に処す。この罰金を完納できないときは、金5,000円を1日に換算

した期間、被告人を労役に処す。との内容に当事者より我々回りが驚いた有り様でした。しかし喜びも一瞬にして不安となりました。

それは『罰金30万円』でその後ネットで[罰金・分納]で検察してもどの記事を読んでもこれだというような分納ができる具体的方法は見つからず、友人も筆者もクレジットヒストリーが真っ黒な為まともな所からはえ借り入れできません。

ネットの記事では大半が罰金刑も他の刑事罰と同じで❲刑の軽減❳をするような事と同じで罰金刑も一括納付が規定となっています。

しかしわずかでも分納の望みがあればと思い当事者に検察庁の微収係りにお願いにいかせる事にして、支払えない理由付けを考えて、再度当事者に検察庁に向かわせました。その時の状況を聞くとまず第一が▲「納付期限迄5日あります。そのギリギリまで努力しないで分納の頼みは聞くことはできません。

それにもし納付期限迄払えない場合は2週間後に督促状が届きますのでそれまでに努力してください」と注意され、帰されてしまいました。

当事者もし分納が認められても払える見込みもなくいみじくも●「分納って千円、二千円づつでもありやろか」など聞きがたい言葉を聞いても反応すらしませんでした。こんな時は日にちのたつのも早く感じます。

納付期限の朝がきて昨夜から当事者は筆者の家に泊り今後の事を話して彼はもう覚悟ができているようで

●「明日検察庁に出向いて労役でお願いするわ、被害者の人に償う事と、現実分納は不可能って検察官も言っていたよ三ヶ月くらい償って当たり前かも」
○「俺も一緒に行くわ、自分の事を記事にして掲載しくれる所は確保しているのでしっかり記事にして報酬は自分が出てきた時の費用にとっとくからな」

とお互いの気持ちを確認して、9時に検察庁微収係りに二人で伺い、担当◇◇さんを呼んでもらい◇◇さんがきて

▲「納付に来られたんですか」
●「いいえどんなに努力しても集まらなかったので労役願をお願いしにきました」

と言うと別の部屋へ案内されてそこで暫く待たされて、ドアがあき◇◇さんの他に二人の男性が一緒で、

▲「まず同行者の方の名前と住所、被告人との関係は」と聞かれひととうりの回答をすると

▲「納付期限は今日ですが」「こんな事をあまり言ってはいいけないけど、このあと督促状が届きますんでそこで、支払いして貰えればいいのですが」

●「今も半年たっても状態はかわらないので労役で被害者に償う事も必要に思った事です」
▲「そこまで考えてこられているなら、労役申請を行います」「同行の方は身元保証人になれますか、住所はどちらですか」
○「なれます、西成区です」
▲「今から申請書に記入してもらい二週日くらいしたら出頭命令書が届きますので中に持ち物や注意事項な等書かれているのでよく理解してもしわからない事があれば連絡下さい。こんな事はないでしょが当日如何なる理由でこれない場合は警察による手配、逮捕になりますので注意してください。身元引き受け人にも警察はいきますから、約二時間くらい説明を受け戻る途中で質問して

○「労役中残りの日数分現金が用意出来たら、支払いして釈放してもらえるのですか」
▲「できます」

その日か10日目に出頭命令書が届き、いよいよ収監の時がやって来ました10時に検察庁にということで24時間営業の食堂で朝飯をもひとりの友人も店を任せて、来てくれ3人で食事して

○「検察庁迄行こうかと言うと」
●「ここまでしてくれて十分や本当にありがとう」

といい地下鉄のホームに消えていきました10時前に電話がなり着信をみると公衆電話からで出てみると本人からで○「大阪拘置所に入ることみたいや許可をもろてかけてるから、もう迎えの車が来てるので乗るわ」と言って最後言葉をかわして、彼は迎えの車に1歩踏み入れた事でしょう。

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