リボ払いをカードローンで借り換えする方法と注意すべき点

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クレジットカードで商品やサービスを購入したが一括では払うことができないという場合にリボ払いで支払うことができます。途中からリボ払いへと変更することもでき、通常よりもポイントを多くもらえることもリボ払いのメリットです。

そんな便利でお得なリボ払いも、無計画に利用すれば残高が増え続けて支払いに困窮してしまう可能性もありますが、カードローンなどで借り換えすることも可能です。

では、リボ払いを借り換えすることでどれだけお得になるのでしょうか。借り換えする際に注意しなければならないことは何なのでしょうか。解説していきます。

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カードローンへの借り換えメリットは手数料の軽減

実質年率で15.0%もの高い手数料率で支払いっていかなくてはならないリボ払いは、カードローンで借り換えすることで負担する手数料を軽減させることができます。

特に大きな軽減効果を期待することができるのは、銀行カードローンです。

例えば、銀行カードローンで人気の高い三菱UFJ銀行が提供するカードローンのバンクイックであれば、年1.8%~14.6%という金利で借りることができます。

銀行カードローンの多くは、バンクイックのような低金利で借りることができますし、これよりも高額で低金利なカードローンも数多くあります。

また、カードローンはショッピングに限らず自由な資金に利用することができますので、持っておくと急な出費などにも対応できることもメリットです。

リボ払いのカードローン借り換えシミュレーション

実際にリボ払いを銀行カードローンで借り換えした場合に、どれだけの手数料軽減効果があるのかということを、シミュレーションしていきます。

なお、リボ払いの利用残高は50万円とし、支払および返済のみをしていった場合の手数料軽減額を計算していきます。

また、毎月の支払額はリボ払いに合わせて15,000円程度となるようにし、金利は最高金利と最低金利の2つで計算しています。

三菱UFJ銀行で返済シミュレーション

上述しましたが、三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は、利用限度額に応じて年1.8%~14.6%の金利で借りることができます。

返済方法リボ払いバンクイック
金利年1.8%金利年14.6%
支払期間
(回数)
4年2ヶ月
(50回)
2年11ヶ月
(35回)
3年7ヶ月
(43回)
総支払額659,375円513,303円645,117円
手数料・
利息負担
159,375円13,303円145,117円
手数料軽減額146,702円14,258円

バンクイックで借り換えすると、最大で146,702円の手数料を軽減できますが、最高金利が適用されると軽減のメリットはそれほど多くありません。

ただし、リボ払いよりも7ヶ月も早く完済できますので、返済期間短縮のメリットは十分にあると言えます。

ろうきんで返済シミュレーション

ろうきんでは、団体会員の構成員や一般勤労者などの区分によってカードローン金利が決められます。

ここでのシミュレーションは、団体会員の構成員の最低金利年3.875%と一般勤労者の最高金利年8.475%で計算していきます。

返済方法リボ払いろうきん
年3.875%年8.475%
支払期間
(回数)
4年2ヶ月
(50回)
3年0ヶ月
(36回)
3年3ヶ月
(39回)
総支払額659,375円529,850円572,101円
手数料・利息負担159,375円29,850円72,101円
手数料軽減額129,525円87,274円

ろうきんのカードローンで借り換えをすると、最大で13万円近くも手数料を軽減でき、最高金利であっても9万円近くも軽減できます。

最低金利は他の金融機関よりも高めですが、最高金利が他よりも低いことがろうきんのメリットであると言えます。

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じぶん銀行で返済シミュレーション

じぶん銀行のカードローンは、auユーザーに優遇した条件で融資してくれ、借り換えコースという特別なコースで借りることができます。

シミュレーションを借り換えコースで行いたいところですが、このコースは最低100万円からとなっていますので、今回は「カードローンau限定割 誰でもコース」の2.1%~17.4%で計算していきます。

返済方法リボ払いじぶん銀行カードローン(じぶんローン)
年2.1%年17.4%
支払期間
(回数)
4年2ヶ月
(50回)
2年11ヶ月
(35回)
3年10ヶ月
(46ヶ月)
総支払額659,375円515,613円688,045円
手数料・利息負担159,375円15,613円188,045円
手数料軽減額143,762円-28,670円

じぶん銀行で借り換えした場合、最低金利が適用されれば14万円以上手数料を軽減できますが、最高金利が適用されてしまうと、借り換え前よりも多くの利息を支払うことになります。

じぶん銀行のカードローンで借り換えする場合は、借入条件をよく確認することをおすすめします。

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みずほ銀行で返済シミュレーション

みずほ銀行のカードローンは、利用限度額に応じて年2.0%〜14.0%の金利で借りることができます。

みずほ銀行で住宅ローンを利用していればカードローン金利が年0.5%引き下げられますが、今回は金利引き下げがないケースでシミュレーションしていきます。

返済方法リボ払いみずほ銀行カードローン
年2.0%年14.0%
支払期間
(回数)
4年2ヶ月
(50回)
2年11ヶ月
(35回)
3年7ヶ月
(43回)
総支払額659,375円514,841円636,860円
手数料・利息負担159,375円14,841円136,860円
手数料軽減額144,534円22,515円

※ みずほ銀行住宅ローンを利用すればみずほ銀行カードローンは金利が年0.5%引き下げられます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

みずほ銀行カードローンで借り換えした場合、最大で14万円以上の手数料を軽減でき、最高金利が適用されても2万円以上を軽減できます。

住宅ローンを利用している人であれば、さらに多くの軽減効果がありますので、金利引き下げの条件を満たしている人には特におすすめです。

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カードローンで借り換えをするデメリット

リボ払いをカードローンで借り換えする場合、デメリットにも気をつけなければなりません。

では、カードローンでリボ払いを借り換えするさいに、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

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金利が低くなるとは限らない

銀行カードローン金利のほとんどが、契約する利用限度額によって決まっており、利用限度額が高額になるほど低金利となります。

例えば、バンクイックでは金利年1.8%となるのは利用限度額が400万円超となる場合であり、利用限度額が100万円以下の場合は年13.6%~14.6%となります。

従って、最も手数料軽減効果がある最低金利で借りることができるのはほんの一部の人だけであり、多くの人は最高金利またはそれに近い金利で借りることになります。

また、先ほど行ったシミュレーションの中で、じぶん銀行では最高金利がリボ払いの実質年率よりも高くなっています。

「銀行カードローンは低金利」というイメージはあるのですが、カードローンによっては適用金利がリボよりも高くなり、消費者金融並みの金利となる場合もあることに注意しなければなりません。

カードローンの返済方式もリボ払い

クレジットカードのリボ払いを借り換えするためにカードローンを利用しますが、そのカードローンの返済もリボ払いということをご存知でしょうか。

カードローンにおけるリボ払いは、毎月の返済金額は最低返済額を支払っていればよく、クレジットカードよりも返済負担は少ないです。

しかし、最低返済額だけで完済しようとすると、返済回数は多くなり、シミュレーションよりも多くの利息を負担しなくてはなりません。

場合によっては、低金利で借り換えできても、おもうような軽減メリットが得られないばかりか、逆に借り換え前よりも多くなってしまう可能性もあります。

リボ払いの全額を借りれない可能性が高い

リボ払いを借り換えする際に、利用残高(支払残高)の全額をカードローンで借りなければ、メリットを最大限に活かすことはできません。

カードローンに申し込む場合は「希望借入額」を申告しますが、必ずしも希望通り借りれるわけではありません。

カードローンの初回契約額は10万円~30万円が一般的であり、信用が高い人でも50万円が精一杯です。

リボ払いの利用残高が高額な場合、カードローンの契約額によっては一度に全額を借り換えできない可能性もあります。

新たな利用や借入が簡単になる

カードローンはATMなどでいつでも簡単に借りることができますので、リボ払い分を借り換えしたとしても、その返済中に別の資金で借入することができます。

また、リボ払いを借り換えしたことで限度額に空きが出て、また利用できるようになります。

このように、クレジットカードのリボ払いとカードローンは、限度額の範囲内でいつでも自由に利用できる性質があり、その性質が「借金地獄」や「リボ地獄」の入口になってしまいます。

カードローンでの借り換えに成功した場合は、最初に立てた返済計画を変更なく実行し、新たな利用は完済後に行うような使い方をしなくてはなりません。

リボ払い借り換えのカードローン審査

ここまでは、リボ払いをカードローンで借り換えすることで得られる手数料の軽減効果やデメリットについて解説してきました。

しかし、それらはカードローンの審査に通過できてはじめて得られる効果であり、審査落ちしては何の意味もありません。

では、リボ払いがある状態でカードローン審査に通過できるのでしょうか。

結論を言いますと、リボ払いがある状態でもカードローン審査に通過することは可能です。

ただし、審査においては必ずリボ払い残高をチェックされることになり、残高が年収の1/3を超えていれば審査落ちする可能性は高くなります。

というもの、銀行カードローンでは自主規制、消費者金融では総量規制によって、借りられる金額は年収の1/3までと決められている(銀行はそれぞれで上限が違いますが、一般的には総量規制に準じた規制をしています)からです。

また、リボ払いの支払い履歴も見られることになり、1度であればそれほど問題ありませんが、複数回滞納していれば審査落ちすることもあります。

リボ払いを利用している状態でもカードローン審査に通過できますが、利用状況によってはリボ払いが原因で審査落ちすることもあります。

カードローン申込時の注意点

カードローンを申し込む場合には、どのような目的の為に申し込むのかということを聞きとり、または申込書に記入することになります。

リボ払いの借り換えを目的としている場合には、そのことをきちんと銀行に伝える必要があります。

人によっては、ここで別の資金を目的とすることを伝える人もいますが、リボ払いなどの利用状況は信用情報機関に登録されている信用情報でわかります。

リボ払いの利用残高が多い人は計画性の無い利用をしている人と判断されてしまい、信用は低い状態となっています。

この状態のまま、別の資金のためにカードローンを申し込んだとすると、審査には通りにくくなってしまいます。

ですので、申し込みをする際には必ずリボ払いを借り換えすることを目的としていることを伝え、借入後はリボ払いの残高がなくなることを示さなければなりません。

借り換えならフリーローンの方がおすすめ

銀行ローンには、カードローン以外にフリーローンという商品もあります。

このフリーローンも、カードローンと同様に自由な資金に利用できますので、リボ払いの借り換えも可能です。

むしろ、カードローンよりもフリーローンの方が借り換えに向いている商品であると言えますので、リボ払いの借り換えにはこちらをおすすめします。

返済のみに集中できる

フリーローンはカードローンと違い、一度に必要な分を借入してそれを返済していくだけのローンです。

つまり、返済のみに集中することができるローンであり、借り換えを目的としているのであれば最適なローンです。

また、フリーローンは返済期間中に新たな借入をする場合には再度、申し込みと審査が必要となります。

簡単には新たな借入をすることができないこともメリットですので、「途中で借入しそう」と強い意志を持つことができない人や、返済に集中したい人であればフリーローンがおすすめです。

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少額であればカードローンよりも低金利

リボ払いの借り換えは100万円以下の金額となることが多いのですが、このような少額の借入であればフリーローンの方がカードローンよりも低金利となります。

カードローンが契約する利用限度額で金利が決まるのに対し、フリーローン金利は契約する金額に関わらず一律の金利が適用されるのが一般的であり、その金利は少額なカードローンよりも低い場合が多いです。

ただし、フリーローンはカードローンと比べて審査は厳しいですので、場合によっては借りることができない可能性もあります。

リボ払いを返済できずに困っている場合

リボ払いを返済できない場合に、とりあえずカードローンを作って、それをリボ払いの支払いに充てることを考える人がいます。

しかし、この行為は「自転車操業」そのものであり、単に債務を増やすだけの危険な行為でしかありません。

債務が増えてしまうと、今度はその返済もしなくてはならず、返済地獄へと陥ってしまいます。

借り換えより債務整理を考えて

リボ払いの支払いのためにカードローンを借りる行為は危険なことであり、こうした利用は避けなければなりません。

ですが、そのまま何も対処しなければ解決できる問題でもありません。

では、カードローンで借りる以外に、どのような方法で解決すれば良いのかといいますと、それは債務整理することです。

債務整理は借金やリボ払いで悩んでいる人を救済する制度であり、債務の減額や免除を受けられます。

どうしても支払いの目処が立たない場合や、解決方法がない場合は、できるだけ早く弁護士などの専門家へ相談しましょう。

リボ払いのカードローン借り換えに関するQ&A

最後に、リボ払いのカードローン借り換えに関して、多くの人が疑問に思っていることについてお答えしていきたいと思います。

①リボ払いはおまとめローンでまとめられる?

おまとめローンでも、リボ払いをまとめることは可能です。

ただし、消費者金融のおまとめローンでは、銀行ローンやショッピングリボの借り換えは対象外となっていることが一般的です。

従って、借金とリボ払いをまとめたい場合は、銀行のおまとめローンの利用をおすすめします。

②キャッシングリボがあっても銀行系で借り換えできる?

キャッシングリボを利用している状況でも、銀行ローンで借り換えすることは可能です。

ただし、ショッピングリボと同様に、利用残高や返済履歴をチェックされることになります。

利用残高が多い場合や複数回延滞している場合は、審査落ちとなる可能性もありますので、信用に傷をつけないように注意しましょう。

③リボ払いの一括返済に手数料はかかる?

クレジット会社に支払う手数料はありません。

ただし、提携ATMや振込返済をする場合、所定の利用手数料や振込手数料がかかることがあります。

クレジット会社によっては、特定の提携ATMの利用手数料がかからない場合もありますので、できるだけ手数料がかからない方法で一括返済しましょう。

なお、事前に申請しておくことで口座振替でも一括返済できますが、引き落とし日までの金利はかかりますので、利息と手数料を計算して負担が少ない方での返済をおすすめします。

④カードローンの借り換えに必要な収入はどれくらい?

カードローンは自分に収入があれば、誰でも借りることができます。

そのため、具体的に「○○万円以上」というのはありません。

ただし、カードローンの借入上限は「年収の1/3」ですので、少なくともリボ払い残高の3倍(例:リボ残高50万円の場合、年収150万円以上)の収入がなければなりません。

⑤数社のリボ払いがあり、毎月の支払い金額がキツイ…借り換えたら支払額を減らせる?

借り換えすることで毎月の支払額を減らせる可能性があります。

複数社のリボ払いを、すべて最低返済額で支払ったとしても、合計額は多くなります。

これを1社で借り換えし、そこの最低返済額で支払いっていく場合、毎月の支払額が少なくなるケースがほとんどです。

まとめ

リボ払いを借り換えするためには銀行カードローンがおすすめなのですが、金利は思っているよりも低くならないことも多いです。

それでも、手数料の軽減効果は期待することができますが、借り換え後の利用次第ではリボ払いの時と同じ状況になってしまう可能性もあります。

もしも返済のみに集中し、カードローンよりも低金利で借り換えしたいという場合には、審査は厳しいですがフリーローンで借り換えすることをおすすめします。

しかし、借りることができなければ意味はありませんので、リボ払いの支払は滞納することなく支払い、他の借入がある場合にはその返済も延滞がないようにしておかなくてはなりません。

また、借入先によって金利は異なりますので、申し込み先はしっかりと調べて、できるだけメリットの多い借り換えができるようにしましょう。

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