ローンメタボ診断とは
西日本シティ銀行のホームページでは、ローンメタボ診断を行っています。
借入残高と毎月の返済額、年収を入力すると、ローンメタボ度を診断した上で、おまとめローンを使った場合の返済額や返済総額を試算してくれます。
ローンメタボ度とは、あなたの年収に対して借金の返済額がどれくらいの割合を占めているのかの指標を示しています。
目次
ローンメタボ診断を利用してみた
Aさんの場合(年収600万、借入総額100万、毎月の返済額4万)
借入総額100万円は、年収600万円の3分の1に収まっているので、ローンメタボ度はそれほど高くありません。
ただし、今後自動車ローンやマイカーローンなどの出費が見込まれるようであれば、おまとめ結果のような返済計画を立てたほうがいいかもしれません。
Bさんの場合(年収600万、借入総額190万、毎月の返済額20万)
借入総額190万円は年収600万の3分の1に収まっていますが、毎月20万円も返済に充てていると、予想外の出費のときに困ってしまいます。
おまとめローンを利用して、無理のない返済計画を立てたほうがいいかもしれません。
Cさんの場合(年収600万、借入総額400万、毎月の返済額4万)
年収600万に対して借入総額400万は、かなり危険水域だと診断されました。
現在の返済状況と、おまとめ結果とを比較して、どちらが楽になるか検討してみましょう。
ローンメタボ診断で、無理のない返済計画を
年収に見合わないほど多額の借金を返済しているほど、ローンメタボ度は高いということになります。
借入残高が、年収の3分の1以上を占めている場合は、ローンメタボ度が危険水域に入ります。
ローンメタボ度が高いと診断された方は、西日本シティ銀行のおまとめローンを検討してみてはいかがでしょうか。
おまとめローンとは
おまとめローンを利用すると、今背負っている複数のローン会社での債務を一社にまとめることができます。
それによって、月に複数日あった返済日を月イチに統一することができたり、場合によっては利息を今までより安く抑えることができる、とても便利なシステムです。
西日本シティ銀行(NCB)のおまとめローンについて
まず、西日本シティ銀行では、返済以外の目的でおまとめローンを申し込むことはできません。
これは、消費者金融から各金融機関に振り込む形で返済することになるためです。
一般的な銀行のおまとめローンとは違う点なので、注意していただきたいと思います。
NCBおまとめローンの利点
まず第一に、パート・アルバイト・専業主婦の方でも申し込むことができます。ただし、それらの方は無担保で100万円までしか融資を受けることができません。
また、返済期間が最大15年まで設定することができます。
年利や返済期間など
金利は固定金利で、実質年率4.5%~15.0%で融資を受けることができます。
返済は1ヶ月単位で行い、6ヶ月以上15年以内で完済しなければいけません。
毎月の返済額は、返済期間中でも変更することができます。
NCBおまとめローンの利用資格があるかチェック
このNCBおまとめローンは、500万円まで保証人不要・担保不要で借りることができる便利な商品です。
ここで、おまとめローンを利用できるか、下記のチェックリストに該当しているか確認してみて下さい。
おまとめローンを利用する条件
- 申込時に満20歳以上かつ満75歳未満
- 完済時に満80歳以下
- 借入金が10万円以上500万円以下(パート・専業主婦は100万円以下)
- (個人事業者の方)税金の滞納・延滞をしていない
- 現住所または勤め先が九州、山口、愛媛、広島、岡山(取扱店の営業エリア)
- 現住所に1年以上住んでいる(転勤・結婚・住宅購入のため転居した場合を除く)
- 保証会社(九州カード株式会社および九州総合信用株式会社)の保証が受けられる
注意してほしいのは、西日本シティ銀行の営業所がある九州、山口、愛媛、広島、岡山に住んでいない人は、NCBおまとめローンが利用できません。
(東京都内と大阪府内にある店舗は、おまとめローンを取り扱っていません。)
申し込み
申し込みは、パソコンやスマホで24時間受け付けています。また、フリーダイヤル(0120-714-919)でもお問合わせができます。
必要な情報
- 名前
- 生年月日
- 自宅の住所
- 電話番号
- 家族構成
- 住居の種類・入居年月
- 会社名
- 会社の住所・電話番号
- 業種
- 会社の従業員数
- 入社年月
- 派遣・出向の有無
- 昨年の年収
- 収入形態
- 借入状況
これらの情報を全てインターネットで入力することもできますし、基本情報だけ入力して残りは電話で伝えることもできます。
また、正式に申し込む際、以下のものが必要になってきます。あらかじめ準備しておいたほうがいいでしょう。
正式な申込時に必要なもの
- 通帳・お届印
- 運転免許証や写真付き住民基本台帳カードなど、本人確認資料1点
- (申込金額301万円以上のみ)所得証明書や源泉徴収票など、収入を確認できる資料1点※個人事業者の場合、税務署発行の直近の納税証明書が必要です
- 返済予定明細票や残高証明書など、返済する借入金の現在残高がわかる資料
おまとめローンの注意点
NCBおまとめローンに限ったことではありませんが、複数のローンをおまとめローンで一本化したからといって、必ずしも返済額が減るというわけではありません。
毎月の返済額が減ったとはいえ、返済期間が伸びてしまえば、その分多くの利息を払うことになってしまいます。
おまとめローンを利用したときとしなかったときで、トータルどちらが返済額が少なく済むかはきちんと検討した方がいいと思います。
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