初めて借金する場合はどこから借りる?流れや注意点も説明

カードローンやクレジットカードでのキャッシングなどを初めて利用する時というのは、誰もが不安になりますよね?

「審査に通るだろうか?」「返済に遅れたら怖い取立てに遭うのだろうか?」等、心配は多いものです。

そこで今回は、初めて借金をする人に対し、色々な不安を取り除くことができるように、キャッシングの基礎知識について、いくつかお伝えしていこうと思います。

目次

まずはカードローンの仕組みを知ろう

初めて借金をする場合、クレジットカードでのキャッシングか、カードローンを契約される方が殆どだと思いますが、今回は「カードローン」について基本的な部分をお伝えしていきたいと思います。

カードローンとは

まず「カードローンとはどういうローンか?」という事からお伝えします。

カードローンとは、難しい言葉で言うと「極度方式貸付」という無担保型のローンを意味します。

つまり限度額を設定し、その範囲内で無担保融資をするローンという意味です。

尚、カードローンの種類は主にアコムやプロミスなどの消費者金融、そして銀行カードローン、信販会社のカードローンの3種類に分かれます。

又、各々のカードローンを申し込んだ際には、審査が行われ、信用情報機関にネガティブな情報はないか?勤務先にきちんと勤めているか?そして返済できるだけの安定した収入があるかどうか?と言う点が確認されます。

利息はどうやって計算される?

カードローンには当然利息がかかってきます。

カードローンの利息は、そのほとんどが「限度額が大きければ利息が下がる」という仕組みになっています。

銀行やローン会社は、利用者の信用度が低い場合には限度額を下げ、且つ利率を上げてリスク対策を行います。

したがって、カードローンを初めて契約した際には、10万円~50万円の限度額が設定される事が殆どです。

ちなみに、その程度の限度額の場合は、消費者金融で18%、銀行カードローンの場合は14%台の上限金利が適用されるケースがほとんどです。

尚、借入日数に応じた利息の計算方法は、次の計算式で求めることが出来ます。

「借入残高×実質年率÷365日×借入日数=利息負担額」

借り方は?

カードローンの借り方は、以下の通り様々です。

ただ、カードローンの種類によっては、ATMでの借入しかできなかったり、逆にカードが発行されない為、WEBでの振り込みキャッシングしか対応していない所もあります。

カードローンの主な借り方
  • ローン用のカードでATMからキャッシングする
  • 振込みキャッシング(WEBや電話で申し込む)
  • 店頭や窓口でキャッシング(中小消費者金融の場合)
  • VISAプリペイドカードへチャージしてもらう(プロミスの場合)

公式WEBから申し込む場合

消費者金融カードローンや銀行カードローンでも、いまや公式WEBからの申し込みが主流となっています。

しかし、公式WEBでの申し込みの際でも、いくつかの注意点を守らないと、審査に時間がかかる場合があります。

まず、公式WEBで注意したい点は、書類の提出に関する点です。

ほとんどのカードローンでは、運転免許証や収入証明書などをカメラで撮影して、WEB上で提出します。

その為、撮影がブレていたり、蛍光灯などの光が反射して、字がよく見えない状況で提出すると、再度やり直しする必要が出てきます。

また、公式WEBで申し込んで当日中に振込みキャッシングを依頼する場合には、出来れば午前中に申し込まれる事をおすすめします。

なぜなら消費者金融などで申し込み、その当日に振込みキャッシングをしてもらうには、平日の15時までに手続きをしてもらう必要がある為です。

(※殆どの消費者金融では、14:30~14:50で当日の振込み依頼を締め切ります)

(※銀行カードローンは2018年1月から、即日融資が出来なくなっています)

自動契約機から申し込む場合

二つ目の申し込み方法は、自動契約機から申し込む方法です。

この場合は、画面上の指示にしたがって、必要事項を入力していきますので、比較的スムーズに申し込みが出来ると思います。

また、不明な点が出てくれば、備え付けのインターフォンでオペレータに聞きながら入力が出来ますので、機会操作が苦手…という方には最適な申し込み方法と言えます。

しかし、自動契約機には取り扱い終了時間がありますので、こちらも早めに申し込まれる事をおすすめします。

自動契約機の終了時間である21時や22時前から申し込みをスタートすると、契約までが完了しない事もあり得ますし、職場への在籍確認も出来ないという事になります。

郵送や電話で申し込む場合

どうしてもパソコンやスマホの操作が苦手…と言う場合には、電話や郵送で申し込む事も可能です。

しかし、電話で申し込んだとしても、電話で手続きが完了する訳ではなく、後日申し込み用紙などが郵送されてきますので、その用紙に記入して返送する手間が発生します。

したがって、急ぎの融資を希望する場合は、あまりおすすめ出来ない申し込み方法と言えます。

返済方法は?

次に返済方法についてです。

返済方法も各社様々ですが、カードローンをうまく活用するコツは、“借りやすく”“返しやすい”と言う点にありますので、多彩な返済方法を用意しているカードローンを選ばれる事をおすすめします。

カードローンの主な返済方法
  • 毎月指定日での口座引き落とし
  • ATMからの返済
  • 振込み返済やインターネット返済
  • 店頭や窓口での返済

初めての借金・ローン会社選び

次に、実際にどのカードローンを選ぶべきなのか?

先ほどご紹介した三つのカードローンについて、メリット・デメリットをお伝えします。

消費者金融のメリット・デメリット

アコムやプロミスなどの消費者金融の最大のメリットは、即日審査・即日融資が可能と言う点にあります。

尚、即日融資を受ける為には、自動契約機で申し込む方法・公式WEBで申し込んで振込みキャッシングを依頼する方法などがあります。

又、利用限度額によっては、運転免許証などの書類のみで申し込めるのもメリットです。

一方デメリットは、金利が高いという点です。

例えば50万円を金利18%で1ヶ月借りたとすると、金利は約7,400円となります。

したがって、消費者金融を利用する時は、必要最少限度を最短で利用するという事がポイントになります。

銀行カードローンのメリット・デメリット

銀行カードローンのメリットは、上限金利が低いという点です。

レイクの上限金利は18%となりますが、その他メガバンクのカードローンの金利などは、上限金利も14%台ですので、比較的利用しやすいのがメリットです。

一方デメリットは、即日融資が出来ないという点です。

その理由は2018年1月から、銀行カードローンの審査時には警察庁データベースの照会が必須となった為です。

暴力団とのつながりを排除する目的で始まったこの規制ですが、今後益々銀行カードローンの規制は強化されるかもしれません。

信販会社カードローンのメリット・デメリット

最後は信販会社のカードローンです。

信販会社…?と聞いてピンと来ない人も多いかもしれませんが、オリックスクレジットのカードローンなどはその代表例です。

このカードローンのメリットも、先ほどご紹介した消費者金融と同じく、最短即日融資が可能と言う点です。

一方デメリットは、金利が高い点と、消費者金融などの自動契約機がないと言う点が挙げられます。

会社員・主婦・学生のお薦めのローン

次に、ビジネスマンや主婦、そして学生が始めて利用するなら、どんなカードローンが良いのか?各々解説していきたいと思います。

忙しいビジネスマンに最適なカードローンは?

普段忙しくしているビジネスマンの場合は、できるだけ申込みの手間が少なく、また会社などにバレる可能性が低いカードローンがお薦めです。

そういう意味では、SMBCモビットのカードローンを「WEB完結」という方法で申し込んでみてください。

SMBCモビットのWEB完結なら、社会保険の健康保険証・(必要に応じ収入証明書)・そして三井住友銀行/三菱UFJ銀行/ゆうちょ銀行のいずれかの口座をもっている事で、基本的に本人と会社への連絡無しで審査を進めてもらう事が可能です

主婦でも利用可能か?

主婦の場合は、収入があるかどうかで利用できるか否かが変わってきます。

基本的にどのカードローンでも、利用条件は「本人に安定した収入がある事」となっていますので、専業主婦で無収入の場合は、カードローンは利用出来ません。

但し、一部の中小・零細消費者金融などは、配偶者貸付を行っている所もあります。(この場合、配偶者の同意書が必要となります。)

ただ、主婦の場合でもパートやアルバイトなど、一定の収入があれば正社員でなくとも、カードローンの申し込みは可能です。

学生でも収入があれば借入可能?

学生の場合も、基本的には先ほどの主婦と同じく、継続して安定した収入があれば、カードローンの申し込みは可能です。

但し殆どのカードローンは20歳以上のみ利用可能となっていますので、未成年の場合は利用出来ません。

返済についての注意点

ローンの返済についての注意点をご説明します。

遅れた期間は罰金が発生

返済に遅れると、遅れた日数だけ利息とは別に遅延損害金という費用が発生してしまいます。

遅延損害金はローンによって異なりますが、多くの場合では借入金額の20.0%と設定されていいます。

10万円を借りた場合の遅延損害金は1日あたり、10万円×20.0%÷365日=約55円となります。

100万円であれば1日550円ものコスト負担となりますので、延滞には十分に注意しましょう。

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督促の電話がくる

返済期日に返済ができないとローン会社から督促の電話が来ます。

この際に「○○日に返済する」と期日を切って約束をしてしまえばその日まで督促は来ません。

約束した期日に返済がないと再度督促の電話が来るという流れになります。

基本的に督促は本人の携帯電話にきますが、携帯電話に出ないと自宅に電話がかかってくることもありますので注意してください。

なお、自宅に督促の電話が来て、家族が電話に出た場合でも家族にローンの内容を話すようなことはありませんので安心してください。

最悪の場合自宅や会社への訪問

電話での督促でも返済がされない場合には、自宅に督促状が届くことがあります。

この場合には家族に書類を見られる可能性があるため、家族に秘密にすることは困難です。

また、それでも返済がない場合には自宅や会社へ債権者が訪問する可能性もあります。

このようなことがないよう返済はしっかりと行う必要がありますし、どうしても返済が難しい場合には自分から連絡を行い事情を説明しましょう。

合法な業者は無理な督促をせずに返済計画の相談などに親切に応じてくれます。

無利息期間中でも返済は必要

アコムやプロミス、アイフルやレイクなどのカードローンには、初回契約時に限り「無利息キャッシング」というサービスがあります。

これは、各々のローン会社でのカードローン契約がはじめての場合に限り、30日間(レイクは60日間※)無利息でキャッシングが出来るというサービスです。

又レイクの場合は、5万円までの借り入れなら180日間無利息というコースもありますので、どちらかを選択する事になります。

これら無利息キャッシングで注意したいのは、無利息期間中でも返済はしないといけない…と言う点です。

特にレイクの180日間無利息キャッシングでは、サービス期間中が長い為、毎月の元金返済を忘れないようにして下さい。

どうしても返済ができない時は?

カードローンの利用がはじめての場合は、ついうっかり返済日を忘れたりする事はよくあるものです。

そのような事態にならないように、ローン会社のメールサービスなどを利用し、事前にお知らせしてもらえるようにしておく事が重要です。

また、どうしても返済に間に合わないような時でも、放置せずに事前に電話連絡を入れ、次の返済日を約束するようにして下さい。

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安易な借入にも注意が必要

最後に、カードローン利用時の最も重要な点をお伝えしておきます。

必ず返済シミュレーションを利用する

カードローンは借りる時は簡単ですが、金利が高い場合が多く、返済には非常に時間がかかります。

したがって、借入をする場合には、必要最少限度で完済までにはどれくらいの期間がかかるのか?返済シミュレーションを使って試算するようにして下さい。

借りるのも自分ですが、最後まで返済するのも自分です。

安易な気持ちで利用しない事が重要です。

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カードローン以外の方法も探してみる

ここまでカードローンの利用方法などをお伝えしてきましたが、少額ならカードローンを利用せずに、他の方法で現金が用意できないか?確認してみる事も大切です。

「親に頼る」「不要品を売る」「日払いバイトをする」などいくつかの方法がありますが、できれば利息の負担がない方法で、現金を用意される事をおすすめします。

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利息について注意すべきこと

利息はローンによって様々です。

歴史的な低金利時代の今、住宅ローンは1%を切るような金利も珍しくありませんが、カードローンなどでは10%以上の金利となっています。

利息について注意すべきことは以下の3点です。

利息は法定範囲内かチェック

お金を貸し出す際の上限利息は「利息制限法」という法律によって以下のように決まっています。

  • 10万円未満:20.0%
  • 10万円以上100万円未満:18.0%
  • 100万円以上:15.0%

法律に則ってお金を貸し出している業者はすべてこの上限金利を守っています。

大手の消費者金融の多くが最高利息の設定が18%となっているのはこの法律を遵守しているためです。

数十万円単位の貸し出しがメインになる消費者金融では、法定金利ギリギリの金利で融資をしているといえるでしょう。

また、カードローンは金額が大きくなればなるほど金利が低くなるのも、この法律を根拠としており、100万円以上の借入では必ず金利は15%以下となっています。

法定外の利息はすべて闇金

法律を守っている業者は必ず上記の利息制限法を遵守した金利設定となっています。

しかし、ローンの広告の中にはこの金利を超える金利を設定している業者を目にすることがあります。

そのような業者は「審査不要・即日融資」などと甘い文句で客を誘導していますが、法定外の金利をとっている業者はすべて闇金であると考えてください。

闇金とは絶対に取引してはいけません。

無利息期間の注意点

大手消費者金融の中には無利息期間というものを設けている会社があります。

文字通り、無利息期間の間の借入には利息が発生しないため、短期間の利用であれば利息負担0円でお金を借りることができるとてもお得なサービスです。

しかし、無利息期間は「初めての利用から30日無利息」というものと「契約日の翌日から30日間無利息」という2種類の無利息期間が存在します。

契約日の翌日からの無利息のカードローンでは、契約してからすぐにキャッシングをしないと、無利息期間がどんどん少なくなってしまうため注意が必要です。

消費者金融についての注意点

消費者金融を初めて利用しようと考えたときには、銀行ローンと比較していくつかの注意点があります。

借入額が決まる!総量規制とは

消費者金融からお金を借りることができる金額は貸金業法という法律によって定められています。

消費者金融やカード会社などの貸金業者(預金業務を行う銀行などの金融機関以外の業者)からの借入は総額で年収の3分の1以内までしか借りることができないという決まりです。

これを総量規制といいます。

年収300万円の人であれば、貸金業者からの借入が総額で100万円までとなっています。

銀行などの金融機関は総量規制対象外です。

収入証明書の注意点

消費者金融などの貸金業者からお金を借りる際には収入証明書を提出しなければならないケースがあります。

貸金業法では、

①1度に50万円を超える借入を行う場合

②他社との合計で100万円を超える借入を行う場合

には源泉徴収票、給与明細などの収入証明書の提出をしなければならないと定められています。

ちなみに銀行などの金融機関は各行独自の基準で収入証明書の提出基準を定めていますのでこの限りではありません。

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違法業者に注意

消費者金融はテレビCMでおなじみの誰もが名前を聞いたことがある業者ばかりではありません。

むしろ、名前を聞いたことがない中規模の消費者金融や、地域に根付いた街金的な小規模の消費者金融のほうが大多数です。

名前を聞いたことがない業者と取引する前には必ず金融庁HPの「登録貸金業者検索サービス」で金融庁登録の合法的な業者かどうか調べてください。

ここで名前が検索されない場合には、その業者は闇金であると判断して決して取引をしないようにしてください。

審査についての注意点

ローンに申し込むと必ず審査が行われます。

審査についても事前に知っておかなければならない注意点がいつくかあるためご紹介します。

本人確認の電話がある

ローンへの申込方法は電話、インターネット、郵送等のいくつかの方法がありますが、インターネットや郵送で申込を行うと、申込後すぐに申込内容確認の電話がかかってきます。

これは、実際には、申し込んだ人が本人かどうかの確認を行うための本人確認の意味があります。

この電話が家族や知人と一緒にいるときにかかってきてしまった場合、ローンへ申し込んだことが家族などにばれてしまう可能性があります。

周りの人に秘密で借入をしたいという人は、誰も周りにいない状況で申込を行いましょう。

会社に在籍確認の電話がある

審査の際には申込時に申告した勤務先に本当に勤務しているかどうかを確認する在籍確認という審査があります。

在籍確認の方法は、審査担当者が勤務先に電話をかけて確認するという方法が一般的です。

在籍確認の内容は「○○様(申込人名)いらっしゃいますか?」と審査担当者が会社に電話をかけて、本人に電話が繋がれば確認完了ですし、本人がいない場合でも「外出中」とか「お休み中」といった言葉を会社の人から得ることができれば確認完了です。

ローンへの申込の事実を会社の人に話すことは絶対にありませんので安心してください。

また、消費者金融の中には電話での確認は嫌だといえば、源泉徴収票や健康保険証などの書類での確認に代えてくれる業者も存在します。

審査の際には在籍確認は必ず行われます。

「在籍確認なし」と謳っているローンは闇金ですので注意してください。

家族にはバレる?

家族には、「ローン会社からの郵送物」「督促や営業の電話」などでバレる可能性があります。

その為、契約書や明細書はWEB確認で郵送なしにしてもらうように手続きをして下さい。

また登録する電話番号は、全て自分の携帯電話で登録される事をおすすめします。

ただ、初回の契約時だけはカードが送られてくる会社もあります。

この場合は、プロミスのカードレス契約や、SMBCモビットのWEB完結など、カードが発行されないカードローンを選ぶ事をおすすめします。

他の金融機関にはバレる?

カードローンなどを申し込む際、審査落ちを心配して複数のカードローンに同時に申し込みを行う人が居ます。

では、このような場合、複数のカードローンへの申し込みは、他の金融機関にも知られる事になるのでしょうか?

答えから申し上げると、タイミングによっては、全てわかってしまう…というのが正解です。

なぜなら、カードローンやクレジットカードを申し込むと、各々のカード会社は信用情報機関に照会をかけますが、その照会履歴は全て履歴として残り、他社も閲覧できるようになる為です。

したがって、あまりにも多い件数を同時申し込みしている場合は、カード会社によってはあまり良いイメージは持ちませんので、控えたほうが無難と言えます。

ただ、この照会のタイミングは各社様々ですので、A社の申し込み後B社に申し込んでも、A社がまだ照会をかけていない…という事もあり得ます。

したがって、タイミングによっては複数の申し込みがバレないケースもあります。

申込内容の不備に注意

ローン審査の際に最も重要なのが信用情報です。

信用情報は申込時に申告した住所・氏名・電話番号などの個人情報から照会を行いますので、この情報が間違ってしまうと、審査自体最初からやり直しになる可能性があります。

また、故意に虚偽の内容を申告したことが発覚すると、場合によっては審査落ちとなってしまうこともありますので、申込時には正確な内容を申告し、間違いがないかもしっかりと確認しましょう。

借金を申し込む際のNG行為とは?

ここまでの申し込みの注意点や、申し込みで他人にバレるリスクについては、おおよそご理解いただけたかと思います。

ここからは、もう一度申し込みで留意したい点、絶対にやってはいけない点を再度おさらいしておきたいと思います。

申し込み内容は正直に!

申し込み方法がWEBでも自動契約機でも、最も注意しないといけないのは、入力内容の「正確さ」です。

カードローンを提供している消費者金融や銀行は、審査時に利用者の信用度をチェックしています。

したがって、いい加減な入力をする人には、「信用できない人かも…」という印象を持ってしまいます。

その為、本人情報はもちろん、家族の生年月日や勤務先の住所・電話番号・資本金なども事前に整理しておかれる事をおすすめします。

他社借り入れ内容も正直に

申し込み時には、他社借り入れ件数と金額を入力する必要があります。

これらの金額については、その後の信用情報機関への照会で判明するのですが、カード会社などはここでも、本人が正直に入力する人かどうか…という事も併せてチェックしています。

したがって、審査落ちを心配するがあまり、他社借り入れ金額を過少申告するような事は絶対にやめておきましょう。

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提出書類は最新のものを用意する事

カードローンには、運転免許証のコピーや収入証明書を提出する必要があります。

ここで注意したいのは、「必ず最新の書類を用意する」と言う事です。

最もありがちなケースとしては、収入証明書が一昨年のものだったり、免許証の住所が転居前の住所になっているようなケースです。

このような場合は、書類の再提出が求められたり、別の書類が必要になる事もありますので、くれぐれも事前に確認するようにして下さい。

カードについての注意点

カードローンを借りる場合には、当然ですがカードが発行されます。

カードについての注意点は以下の通りです。

家族や知人にばれないよう管理

カードローン契約によって発行されたカードは消費者金融であればカードローンであると周囲にばれないようなデザインとなっていますが、銀行系カードローンには堂々とカードローンと記載があるカードがほとんどです。

家族や知人などにカードローン借入の事実を知られたくない人は、財布の中身を見られないように注意が必要です。

また、大手消費者金融や一部の銀行を除いて、カードの受取方法は郵送のみとなっています。

基本的に本人以外は受け取ることのできない本人限定郵便となってはいますが、受け取る際には家族にばれないように注意が必要です。

紛失したらすべきこと

ローンカードを紛失して、第3者にお金を借りられてしまっても、基本的には債権者は保障してくれません。

そのため、カードをなくしてしまったらすぐにカードの利用を停止する手続きを行ってください。

カードローンのコールセンターに電話すればすぐに利用を停止してくれます。

また、警察にも遺失物の届け出を行いましょう。

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担保についての注意点

カードローンでは必要ありませんが、土地や建物などの不動産が担保となることがあります。

担保について事前に知っておかなければならない注意点は以下の3点です。

抵当権とは?

抵当権とは、担保を設定する際に登記簿謄本に設定する権利を示します。

例えば、1,000万円の融資をする際に不動産に抵当権を設定すると、1,000万円が現金で返済できない場合には当該不動産を競売にかけて、不動産の売却代金から1,000万円を回収できる権利を債権者は得たことになります。

抵当権設定順位とは

1つの資産に対しては複数の抵当権を設定することが可能です。

例えば評価額3,000万円の土地に、1,000万円の抵当権がついていたとすると、この不動産はまだ2,000万円分の価値があることになります。

その場合、この残り2,000万円の不動産に対して次の抵当権をまた1,500万円つけることがあります。

こうなると、残りは500万円ですが、ここにさらに2,000万円の抵当権を付けることもできます。

この場合、最初の抵当権1,000万円が抵当権第一位、次の1,500万円が抵当権第二位、最後の抵当権2,000万円が抵当権第三位となります。

融資金が回収不能となり、当該不動産を競売に出した場合には、順位が上の抵当権から優先して回収に充てる権利があります。

この不動産が評価額通り3,000万円で落札されたとすると、抵当権第一位の1,000万円と、抵当権第二位の1,500万円については無事回収できることになります。

しかし、残りは500万円しかありませんので、抵当権第三位の2,000万円は500万円しか回収できずに残り1,500万円については損失となってしまいます。

自社よりも優先して回収する権利を持つ債権者がいる担保を銀行は嫌がりますので、多くの金融機関では、抵当権第一位しか担保として取り扱わないとされています。

根抵当権と抵当権

抵当権には抵当権と根抵当権という2つの権利があるので注意が必要です。

抵当権とは1つの借入に対してだけ設定される権利です。

1,000万円の借入に対して抵当権1,000万円が設定されたら、1,000万円を返済すると抵当権は解除されます。

一方根抵当権とは基本的に担保を入れっぱなしにする状態です。

根抵当権1,000万円を設定すると、お金を借りていてもいなくても、根抵当権解除の手続きを取らない限り根抵当権は解除されません。

企業などが繰り返し銀行から融資を受ける際などには、融資の都度抵当権を設定したり解除する手間と費用が不要となるため根抵当権を設定することが多いですが、個人のローンではあまり使われることがない方法です。

保証人についての注意点

こちらもカードローンでは必要ありませんが、保証人を要求されることもあります。

この際にも注意点が必要です。

連帯保証人は借主と同じ義務

一口に保証人といっても、通常、お金を借りる際に要求される保証人とは連帯保証人を示します。

連帯保証人は借主と全く同じ権利を負いますので注意が必要です。

連帯保証人には以下の3つの権利がありません。(保証人には以下の権利がすべてあります)

①催告の抗弁権ない

先に借主に請求してくれよと債権者に言う権利がありません。

このため、自分が借りたお金でもないのに、連帯保証人のほうに借主より先に請求をされても抵抗する権利がないのです。

②検索の抗弁権がない

借主にお金があることが分かっているのに、連帯保証人に請求が来た場合には、「借主の資産をもっと調べてくれ」と抗弁する権利がありません。

③分別の利益がない

複数の連帯保証人がいる場合には、「3人保証人がいるのだから請求は3分の1にしてくれ」と普通は考えるものですが、連帯保証人にはこれをいう権利がありません。

債権者の判断で複数の連帯保証人の中から1人だけに全額請求されても抵抗できません。

簡単に連帯保証人といっても、借主と全く同じ支払義務を負うことになります。

保証会社とは

連帯保証人には上記のような重い責任が伴うことと、債権者も回収のコストと時間がかかることから、最近では保証人を付けるという融資は少なくなりました。

その代わりに保証会社の保証を付けることが一般的です。

保証会社は借りているお金の返済が一定期間滞った場合には、借主に代わりに返済金を立て替えて返済してくれます。

これを代位弁済といいます。

その後、借主は保証会社に立て替えてもらったお金を返済していくというスキームになっています。

保証会社は誰にでも保証するわけではなく、保証会社の審査があります。

保証会社に支払う保証料はカードローンなどでは金利に含まれていますし、住宅ローンは別途支払うというケースも存在します。

銀行系カードローンの仮審査は保証会社の保証審査です。

保証会社の保証さえつけば、銀行はリスクはゼロになりますので、銀行系カードローンにおいては仮審査さえ通過できれば本審査通過の可能性はかなり高くなります。

なお、保証会社の代位弁済を受けると金融事故となり、その後5年間は信用情報がいわゆるブラックとなり、借入やクレジットカードの契約がほぼ不可能になります。

カードローンの申し込みを断られたら

最後に、カードローンの申し込みをしたのはいいものの、審査に落ちてしまった場合の対処方法についても、お伝えしておきます。

残念ながら、カードローンの審査に通らなかった場合は、その理由は教えてはもらえません。

したがって、審査落ちの理由は自分で調べる必要があります。

この理由を調べずに次々とカードローンを申し込んでも、また同じ結果になりますので、一度審査落ちした場合は、理由を確認される事をおすすめします。

審査落ちの理由を調べるには、信用情報の本人情報開示制度を利用する方法があります。

少々見方が難しいかもしれませんが、書類の見方に関するURLも掲載しておきますので、是非参考になさって下さい。

◆JICC公式サイト:「情報開示手続き等のご案内」

◆JICC公式サイト:「信用情報記録開示書の見方について」

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まとめ

はじめてのキャッシングには何かと不安がつきものです。

しかし、カードローンなどのキャッシングは、きちんと計画的に利用すれば、生活をより楽しいものにできますし、目の前のチャンスを掴むにも使える方法と言えます。

借金が初めての場合は、今回お伝えした注意点などをおさえたうえで、カードローンなどを堅実に利用される事をおすすめします。

※レイクの60日間無利息は、初めてお申し込み頂いた方、Webで申込いただきご契約額が1~200万円の方限定。30日間無利息、180日間無利息と併用不可。

※レイク借入条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長5年・最大60回●担保・保証人/不要●必要書類/運転免許証※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)●要審査

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