NTTグループカードでキャッシングする方法
NTTグループカードとは、NTTファイナンスが提供するクレジットカードです。
今回はNTTグループカードのキャッシングに関して調べました。
クレジットカードでキャッシングする方法には、国内キャッシング海外キャッシングがあります。
キャッシングをするときと、返済時に気を付けたいポイントがあるので紹介します。
この記事はこんな人におすすめ
今回ご紹介するのは次の人のためになるものですので、参考にしてください。
- NTTグループカードのキャッシングを検討している人
- NTTグループのキャッシングの利用方法を知りたい人
目次
NTTグループカードのキャッシング利用方法
キャッシングが必要なときというのは、急いでいる場合が多いですよね。
そんなときでも、キャッシングをするときの、基本的な情報は抑えておきたいものです。
ここでは、キャッシングをするときの、基本的な情報をご紹介します。
キャッシング利用可能額の確認方法
NTTグループカードの利用枠を知りたいときは、利用明細書やMy Linkから確認が可能です。
また利用可能枠は本人の他に、家族カード分も含まれていますので注意しましょう。
キャッシングの利用可能額を知りたいときは、NTTグループカード事務局に電話で問い合わせをして確認できます。
キャッシングの金利
NTTグループカードの、キャッシングリボ払いの金利は年18.0%です。
5万円のキャッシングをリボ払いで利用すると、利息は次のようになります。
利息は「キャッシング額×利率×利用日数÷365日」で計算します。
50,000×18.0%×30日÷365日=740円
月々1万円の返済額の他に、利息740円が付きます。
キャッシングできるATM
キャッシングをするとき、最初に分かっていないといけないのが、キャッシングはどのように行うことができるかという情報です。
NTTグループカードでキャッシングを行えるのは、金融機関やコンビニなどのATMやCDだけになります。
カードの国際ブランドによっても、使えるATMの種類が違ってきます。
NTTグループカードの国際ブランドは、MasterCardとVisaになり、多くの金融機関では両方が使えるようになっていますが、一部の金融機関では片方しか利用できません。
両方利用できるATMに、コンビニATMがあります。
セブン銀行ATM、ローソンATM、イーネットATMになりますのでほとんどのコンビニで利用できることとなります。
また、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの都市銀行や、全国にATMが置いてあるゆうちょ銀行、イオン銀行のATMでも使えます。
このようなことから、国際ブランドによって、極端に使いづらくなるということはないです。
違いが出てくるのは地方銀行や、信用金庫といった金融機関となりますので、地方によっては使えるとことが若干少なくなるかも知れません。
ブランドごとに利用できる金融機関に関しては、以下のページで確認するようにしてください。
◆NTTファイナンス公式サイト:「ご利用いただけるCD・ATM一覧」
海外でも、カードの国際ブランドのマークが付いている、ATMやCDで使えます。
ATMの手数料
ATMを利用してキャッシングするときは、キャッシング金額の他に手数料がかかります。ATM手数料は次のようになっています。
キャッシングリボ利用金額 | 手数料 |
---|---|
1万円以下 | 110円 (税込み) |
1万円超 | 220円 (税込み) |
海外キャッシングの利用方法
海外で現金が必要となった場合にも、カードと暗証番号があれば海外利用ができ便利です。
MasterCardとVISAのマークがある、ATMで現地通貨を引き出せます。
また、提携している金融機関の窓口でも、キャッシングは可能です。
この場合には、パスポートの提示を求められることがあります。
ただし、MasterCardやVISAのマークがあっても、一部のATMでは利用できないところもあるので注意してください。
キャッシング利用代金の返済方法
キャッシング後は返済をすることになりますが、返済方法は一括払いとリボ払いがあります。
海外キャッシングは一括払いのみの返済方法で、国内キャッシングはリボ払いとなります。
返済方法は元金定額返済のため月々の返済額は、「元金+利息」となるのです。
つまり元金が1万円で利息が740円とすると、返済額は10,740円となります。
そして、毎月決まった日に支払います。
キャッシングの締め日
キャッシングの返済に関しては、締め日がいつになるのかによって返済金額が変わってきます。
NTTグループカードの締め日は毎月月末で、Web明細の更新や利用明細書の送付は支払日の約1週間前です。
支払日は毎月25日ですので17日、18日辺りに請求金額が幾らか分かるのです。
引き落とし日に関しては、翌月の25日になりますが、金融機関が休日の場合には翌営業日になります。
ただし、利用した日付と締切日までに、集計される料金が違う場合もあります。
利用したところからカード会社に利用の通知が遅れる場合もありますので、締切日までに連絡がない分に関しては翌月の処理となります。
また、携帯電話やインターネットのプロバイダー利用料金などの集金代行をしている分に関しては、利用月の翌々月以降に処理されることが多くなります。
利用料金に関しては、Web明細や郵送で送られてくる、利用明細を確認するようにしましょう。
国内利用の返済方法はリボ払い
キャッシングを利用すると返済をすることになりますが、NTTグループカードの返済方法は一括払いかリボ払いになります。
国内利用分に関しては基本的にリボ払いとなり、海外での利用分に関しては一括払いとなります。
国内で利用する場合には、限度額内であればいつでも、何度でも使うことができるようになります。
ですので、リボルビングの返済額も月末の利用額によって手数料が変わりますので、支払総額も変わってきます。
海外キャッシングは一括返済
海外キャッシングは一括返済のみとなっているため、後で返済が負担とならないように計画的に利用することが大事です。
キャッシングの知っておきたい6つのこと
ここまではキャッシングの利用方法をご紹介してきましたが、キャッシングを行うときには知っておきたいことがあります。
これらのことをしっかりと把握して、便利にそしてお得に利用できるようにしておくと良いです。
①利用額を増額したいとき
キャッシングは急にお金が必要になったときに利用することが多くなりますので、いざという時のために利用できる金額は多い方が安心できます。
ですので、収支のバランス的に問題がなければ、できるだけ限度額を上げておきたいものです。
キャッシングの利用限度額を増額する方法は、会員専用Webサービス「MyLink」からの申し込みと、電話での相談する方法の2つがあります。
「MyLink」からの手続きは、ログイン後、「登録内容の確認」→「カード利用枠の引上げ申込み」から申し込みができます。
「MyLink」へは、下記のリンクからどうぞ。
◆NTTファイナンス公式サイト:「My Link Web Service ログイン」
電話での相談は、NTTグループカード事務局(0120-883-563)にすることになります。
受付は、祝日や年末年始を除いた日の、9:00~17:00の間になります。
平日忙しくて電話することができない場合でも、祝日を除く土曜日には連絡することができますので便利です。
増額の申請をした後に、収入を証明する書類を提出する、必要が出てくる場合もありますので、用意しておくと良いです。
また、キャッシング枠の増額には審査が必要となりますので、必ず増額できるとは限りません。
②繰り上げ返済を行いたいとき
キャッシングの返済は基本的にリボルビングですので、返済期間はどうしても長くなってしまい、支払う手数料も多くなってしまいます。
支払う手数料を少しでも少なくする方法として、繰り上げ返済ができるようになっていますので、余裕がある場合には積極的に繰り上げ返済をすると良いです。
繰り上げ返済をするには、 NTTグループカード事務局に連絡をして繰り上げ返済したいことを伝えます。
その後手続き方法などが伝えられますので、期日までに伝えられた方法で返済を行うようにしましょう。
また、一括ではなく月々の支払額を増額して、返済を行う方法もとることもできます。
収入が増えて毎月の返済額を増やしたい場合などは、毎月の返済元金を、1万円~5万円の範囲で増額するように選ぶと良いです。
毎月の返済金額を変更するのは、会員専用Webサービス「MyLink」にログインした後、メニューの中から「リボ払い変更」の「リボ支払コース変更」 を選ぶことで変更することができます。
変更された金額で引き落とされるのは、変更が適応される月からになりますので、変更画面の「お支払条件の変更適用月」を確認しておくようにしましょう。
③返済する金額を知りたいとき
リボルビング払いですので、毎月の支払金額はほぼ一定の金額になります。
支払金額は、元本の返済金額にそれまでにかかった手数料を加算した額になりますので、手数料の計算は算出することもできますが、NTTグループカードでは以下のページでシミュレーションが行えるようになっています。
なお、実質年利を入力するようになっていますが、この数値は現在のところが18.0%になっております。
ただし、経済状況などによって変更されることもありますので、変更の際に送られてくる連絡には目を通しておくようにしてください。
④引き落としができなかったとき
何らかの理由によって支払金額を用意できなかった場合には、支払い口座より引き落としができないことになります。
NTTグループカードでは再引き落としは行わないようになっていますので、引き落としができなかったときにはNTTグループカード事務局まで電話するようにしましょう。
電話して引き落としができなかったと相談することで、その後の支払い方法などを案内してもらえます。
期日までに、案内された方法で、必要な金額を入金するようにしてください。
ただし、金融機関によっては引落回数や時間が異なりますので、引落日の翌日以降に通帳記入で引き落としがされていないことを、確認してから連絡をすると良いですね。
⑤キャッシングできなかったとき
キャッシングができない理由には、利用限度額に達している場合や、未払のものがあることが多いです。
なぜキャッシングができないのか、しっかりと原因を把握するために、利用明細書や返済状況を確認しましょう。
⑥暗証番号を忘れたとき
NTTグループカードの暗証番号を忘れたときは、会員専用WEBサービスのMyLinkや、NTTグループカード音声応答ダイヤル(0120-774-442)に問い合わせて確認できます。
なお、音声応答ダイヤルは24時間年中無休ですので、いつでも問い合わせが可能です。
ただし暗証番号が分かるのは、後日送られてくる「暗証番号のご案内」に記載されているのでその場では分からないので気を付けてください。
NTTグループカードのキャッシング申込方法
NTTグループカードのキャッシングを利用するには、キャッシング枠がないと利用できません。
キャッシング枠がないときは、申し込みをして審査を受ける必要があります。
既にNTTグループカードを所持している場合
NTTグループカードの利用者でキャッシングしたいときは、利用可能枠の範囲であれば何度でも利用できます。
また、家族カードも同様に年会費が無料になりお得です。
新規でNTTグループカードを発行してもらう場合
これからNTTグループカードの作成を検討している人は、申込時に本人確認書類の運転免許証や健康保険証を用意しておきましょう。
また、申し込むときにWeb明細にすると、年会費が無料になるので是非利用するといいでしょう。
返済に困ったときの対処方法
急な出費があった場合や収入のある日を勘違いしていた場合に、キャッシングの返済に困る場合があります。
ここでは、返済に困ったときの対処方法をご紹介します。
お金を借りる
足りない分のお金を誰かに借りることで、返済を行えるようにします。
お金を借りるのは、親や親せき、知人などが考えられます。
借りることができればいいのですが、何かの事情により借りることが難しい場合や、借りたくない場合もあるでしょう。
そんな場合には、一時的にカードローン等の利用を考えてもいいですね。
ただし、カードローンを利用してその場はしのげたとしても、その後の支払いが厳しい場合にはカードローン等の利用は避けるようにしましょう。
必要額を稼ぐ
足りないお金をアルバイト等して稼ぐ方法があり、単発の仕事でも日給1万円を稼げる仕事もあります。
具体的には、イベントスタッフや深夜の警備、工事現場や工場での軽作業などがあります。
これらの仕事は、アルバイト情報誌などで探すこともできますので、休みの日などに仕事をすると良いです。
その他にもクラウドソーシングを利用して、継続的に副業として稼ぎ続ける方法もあります。
連絡をして相談する
お金を借りることも稼ぐことも時間的に難しい場合には、まずはNTTグループカード事務局に連絡をして相談するようにしましょう。
返済ができる金額と、不足分をいつまでに支払うことができるのかを説明して、支払いに関して正直に相談をすると、支払日の延期などに応じてもらえる可能性があります。
連絡をしないで、支払いが行われない場合には督促が行われるようになりますし、それを無視していると最悪の場合には財産が差し押さえられることになります。
まとめ
NTTグループカードでのキャッシングは便利に使うことができますが、支払いがリボルビングということもあって使いすぎてしまう場合もあります。
後々支払いで困ることがないように、計画的に利用するようにしましょう。
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