UCカードでキャッシングするにはどうしたらよい?
国内だけでなく、世界の様々な場所で使えるUCカードですが、キャッシングサービスを利用するにはどうしたらよいのでしょうか?
今回は、UCカードのキャッシング方法や返済方法、キャッシングのルールなどについて解説したいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- UCカードでのキャッシング方法が知りたい人
- UCカードのキャッシング枠を増枠したい人
目次
UCカードのキャッシング方法は?
それではまず、UCカードの貸付条件についておさえておきましょう。
融資額 | 1~300万円 |
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融資利率 (実質年率) | 15.0~18.0% |
返済回数および期間 | 1~160回・1~160ヵ月 |
返済方法 | 一括返済方式・元金定額返済方式 |
遅延損害金 (実質年率) | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
UCカードの場合、銀行やコンビニ・郵便局など、ほとんどのATMから簡単にキャッシングができます。
また、パソコン・携帯電話からの振込キャッシングも可能です。
海外では、現地通貨でキャッシングができますので、海外での利用の際にも便利ですね。
UCカードのキャッシングの返済は?
UCカードのキャッシングの支払い方法は、1回払いとキャッシング(リボ)払いから選ぶことができます。
キャッシング(リボ)払いとは?
キャッシング(リボ)払いでは、「ご利用可能枠」ごとに、毎月の返済額を選択できます。
ご利用可能枠 | 毎月返済額 (5千円単位で選べます) |
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1万円~60万円 | 1万円~5万円 |
61万円~90万円 | 1万5千円~5万円 |
91万円~120万円 | 2万円~5万円 |
121万円~180万円 | 3万円~5万円 |
181万円~240万円 | 4万円、4万5千円、5万円 |
241万円~300万円 | 5万円のみ |
また、ボーナス月には、増額返済も可能です。
ボーナス返済月は、1月と7月、2月と8月の2パターンから選ぶことができ、ボーナス1回あたり毎月の返済額の3倍まで増額が可能です(1万円単位)。
さらに、みずほ銀行・セブン銀行などのATMから、千円単位で繰上返済(入金)もできて、余裕があるときには助かります。
普段はリボ払いで利用代金を少しずつ返済していき、ボーナス月に一気にまとめて返済するというのが、賢い利用法かもしれません。
UCカードはATM手数料がかかる?
UCカードをATMで利用する場合には、基本的に手数料がかかります。
- キャッシングの利用(出金)/1万円以上1万円単位
利用金額10,000円以下の場合の手数料・・・100円(税抜)
利用金額10,000円以上の場合の手数料・・・200円(税抜) - キャッシングの返済(入金)/千円以上千円単位
返済金額10,000円以下の場合の手数料・・・100円(税抜)
返済金額10,000円以上の場合の手数料・・・200円(税抜)
これらのATM手数料は、明細には表示されませんのでご注意ください。
なお、クレディセゾン発行のUCカードなら、CREDIT SAISON ATMでの利用手数料はかかりません。
UCカードのキャッシングの利用可能枠を増枠するには?
UCカードのキャッシング枠は、カード発行の契約時に決定されますが、利用可能枠増枠を申請すれば利用可能枠の変更も可能です。
ただし変更内容次第では、増枠審査に通らない可能性もあります。
利用可能枠の増枠審査に通過するためには、どのような点に注意しておけばいいのでしょうか。
優良な利用状況と信用状態がカギ
利用枠増枠の希望を通してもらうためには、「UCカードの利用状況が良好であること」と「信用情報に問題がないこと」の2つが求められます。
利用可能枠を増枠するのは、UCカードとしても一種のリスクなので、「お得意様」でなければなかなか増額審査には通過しにくいのです。
ショッピング枠なりキャッシング枠なりを毎月適度に利用して、その支払いを返済日までにきちんと行っているような優良顧客であれば、UCカードからの評価も高くなるでしょう。
また、増枠審査では必ず利用者の信用情報が確認されます。
UCカードの利用状況が良好だとしても、他の金融機関で問題を起こしているような場合は増枠審査に通過するのは困難なので、注意しておいてくださいね。
UCカードのキャッシングを利用できないときがある
UCカードを発行してもらおうと思うとき、ショッピング枠はクレジットカードの基本的な機能なので、必ず利用できます。
しかし、キャッシング枠は場合によっては付与してもらえないこともあります。
UCカードでキャッシング枠を利用できないのは、どのようなときなのでしょうか。
総量規制対象であることに注意
UCカードのキャッシング枠は、総量規制対象です。
そのため、他のクレジットカードのキャッシング枠やカードローンなどで、すでに総量規制ギリギリの枠を設定されているような場合は、キャッシング枠を付与してもらえません。
なお、年収をごまかして申請して、何とかしてキャッシング枠の利用可能額を設定してもらおうと考える人もいるようですが、これはやめておきましょう。
キャッシング枠を設定するためには所得証明書類の提出が必要で、その書類と突き合わされてしまえば、年収をごまかしていることがひと目でバレてしまいますからね。
UCカードのキャッシュイン・サービス
※UCカード公式WEBサイトより引用
UCカードのキャッシュイン・サービスとは、インターネットや電話を使って、24時間いつでも振込キャッシングを申し込めるサービスです。
平日14:30までの申し込みなら、最短数十秒で口座振り込みによりキャッシングができます。
振込手数料はUCカードが負担してくれますので、手数料のかかるATMよりお得ですね。
キャッシュイン・サービス利用の流れ
では、キャッシュイン・サービスの利用の流れを見ていきましょう。
キャッシュイン・サービスの利用方法は、インターネットと電話の2通りあります。
【インターネットの場合】
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UCカードのインターネットサービスを利用して、自宅や職場にいながらでも振込キャッシングが申し込めます。
操作自体も複雑というわけではないので、間違えることはないでしょう。
【電話の場合】
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東京と大阪で電話番号が違うので、間違えないように注意してください。
UCカードのキャッシング利用ルール
貸金業法の定めにより、UCカードでキャッシングの際には、以下の利用ルールがあります。
- 「ご利用可能枠」の上限は年収の3分の1以内とします。
- 本人に収入がない場合は、キャッシングの「ご利用可能枠」の設定ができません。
- キャッシングの利用残高が10万円を超える場合、少なくとも3ヵ月に1度は指定信用情報機関にて他社の利用状況を確認します。
UCカードの引き落とし!残高不足で引き落としできなかった場合
UCカードのキャッシング商品紹介
ここまではUCカードのキャッシング枠についての説明を行ってきましたが、UCカードではキャッシング専用の商品もいくつか取り扱っていますので、最後にそれらも紹介しておきましょう。
UCカードのキャッシング商品には、「メンバーズローン」と「MONEY CARD」の2つがあります。
メンバーズローン
メンバーズローンには、「フリーコース」と「総合目的コース」の2つがあります。
フリーコースは資金使途自由で、総合目的コースは明確な利用目的がある場合に利用できます。
一般的にローンは、資金使途が決められている場合のほうが下限金利・上限金利ともに低くなる傾向にあります。
メンバーズローンでもそれは同じで、フリーコースの金利は10.0%~15.0%、総合目的コースの金利は8.0%~13.0%です。
メンバーズローンの「フリーコース」の融資利率や返済回数などの商品詳細は、以下のようになっています。
融資額 | 10~300万円 |
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融資利率 (実質年率) | 10.0~15.0% |
返済回数および期間 | 6~96回・6~96ヵ月 |
返済方法 | 元利均等返済方式 |
遅延損害金 (実質年率) | 11.68%~20.00% |
担保・保証人 | 不要 |
MONEY CARD
MONEY CARDの特徴は、借り入れたお金を事業性資金にも利用できることです。
一般的に資金使途自由のローンで借り入れたお金は、事業性資金には利用できないことが多いのですが、MONEY CARDでは事業性資金への利用にも対応しているので、幅広い利用方法が考えられます。
また、MONEY CARDには借り入れ可能額が大きく金利設定も低めの「MONEY CARD GOLD」もあるので、属性等に自信がある場合はMONEY CARD GOLDの利用を狙ってみてもいいかもしれません。
MONEY CARDの商品詳細は、以下のようになっています。
融資額 | 100万円 |
---|---|
融資利率 (実質年率) | 15.0% |
返済回数および期間 | 1~60回・1~60ヵ月 |
返済方法 | 定額リボルビング方式 |
遅延損害金 (実質年率) | 11.68%~20.00% |
担保・保証人 | 不要 |
まとめ
今回は、UCカードでキャッシングするにはどうしたらよいのかということで、キャッシング方法や返済方法、利用ルールなどを解説しました。
銀行やコンビニ、ゆうちょなど、あらゆるATMでUCカードのキャッシングを利用できますが、手数料がかかってしまいます。
それに対し、インターネットや電話を使ったキャッシュイン・サービスなら、手数料がかからず、スピーディな借り入れができて便利だということもわかりましたね。
キャッシングの利用ルールも理解したうえで、UCカードのキャッシングを便利にご利用ください。
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