貸付利率とは~決め方や利息の計算方法~

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ローンの商品説明を読んでいると、「貸付利率」という欄があります。

そこにはたとえば18%などの数字が書かれていますが、よく意味が分かっていない人も多いようです。

借り入れ利率は、数あるカードローンの商品を比較する上でもっとも重要な指標になりますし、お金を借りるためのコストを計算するものでもあります。

また、借り入れ利率を理解していない人は、闇金に騙される可能性も十二分にあります。

今回は貸付利率とは何なのか、どうやって計算すればいいのかを解説します。

この記事はこんなひとにおすすめ

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • 貸付利率やその決め方などについて知りたい人
  • 利息を減らすための効率的な方法が知りたい人

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金利・利息・借り入れ期間・・・、基本的な用語から説明しましょう。

金利と利息の関係について

必要となる基本的な用語について、詳しく説明していきます。

この記事を読み進める上で、土台となる内容となりますのでしっかりと理解してくださいね。

金利とは?

金利とは、借りたお金に対してどのくらいの利息が掛かるのかを、百分率で表したものです。

表示方法は3つあり、以下のようになります。

  • 日歩(日利)
  • 月利
  • 年利

日歩とは1日あたりの利息を計算するための金利表示で、同じように月利は1か月あたりの利息を、年利は1年間の利息をそれぞれ計算するための金利表示です。

以前は「日貸し」と言って、主に個人事業主などを対象として営業している業者がありました。

個人事業主は、給料日にしか現金が入ってこないサラリーマンと違って、業種によっては毎日のように現金による売上が確保できます。

仕入れのために借りて、数日で完済してしまうような借り方もできるため、1日あたりの金利がわかっていると便利です。

しかし、最近では「日貸し」営業している業者が少なくなり、金利表示も年利で表記することが一般的となっています。

一日あたりの金利は、簡単に算出できるので年利で表記されていても、困ることはほとんどありません。

金利は単利と複利の2種類

貸付利率、金利にはもう一つ別の側面があります。

それが単利、複利と言われるものです。

現在の金貸し業のほとんどは複利の金利となっております。

単利と複利の違いは、『利息に対してもさらに利息が発生するか』という点です。

金利は単利と複利の2種類

単利の場合は、元本つまり最初に借り入れた金額にだけ金利がかかります。

年率10%で10万円を借りて、一切返済しなければ毎年1万円ずつ金利が発生するというわけです。

一方複利の場合は、元本+利息に金利がかかることになるのです。

つまり、先ほどの条件で1年後に発生する1万円の利息に対しても利息がかかるということですね。

この単利と福利によってどれだけ借り入れ金額が増えていくか、以下の表を見てもらったら一発でしょう。

金利は単利と複利の2種類

1年、2年後だと借り入れ金額に大きな差はありませんが、10年ほどたつと単利の時よりも借り入れ金額が2倍に増えます。

消費者としては金利に単利と複利があるということ、複利は利息まで含めて利率が増えていく(雪だるま式に増えていく、とよく表現されてますね)という部分はぜひ押さえておきたい部分です。

ここまで読んでいただいた方は薄々お気づきの方もいるかと思いますが、先に述べた利息の計算方法は単利での計算方法であり、複利の計算方法ではありません。

貸金業従事者も複利での計算はややこしいため、金利の計算は単利で、おおまかにやるのが常であります。

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金利と利子、年利の違いを例文で

また、金利の話をしているときに良く出る言葉として「利子」「年利」があります。

これらはそれぞれどういった意味であり、違いがあるのでしょうか。

  • 利子、利息・・・・返済時に、借りた金額に追加で支払わなければならない金額
  • 金利、利率・・・・元本に対して、定められて期間にどれだけの利息が発生するかという割合
  • 年利・・・・年間の金利のこと。実質年率ともいいます。

これだと分かりにくいかと思いますので、例文でみてみましょう。

<例文>

馬三郎は馬太郎から10万円を10日で1割の金利で借りました。10日で1割ということは、年利になおすと365%になります。馬三郎は高すぎる、と思いましたが、他に借りるあてもなく渋々承諾しました。10日後、馬三郎は馬太郎にお金を11万円返済しました。利息は1万円でした。

この例文で言う、1割が金利、365%が年利、1万円が利子=利息のことを表します。

ご理解いただけましたでしょうか。

利息とは?

利息は割合ではなく、実際の金額のことを表しています。

金融機関から見れば、貸した上乗せして請求している部分となり、利益と考えてよいでしょう。

「(利息)=(借金残高×(金利))で簡単に計算できます。

金利の部分に年利を入れて計算すれば、一年間で発生する利息がわかりますし、月利を入れれば1か月分を算出できます。

カードローンなどは返済を毎月行いますので、借金残高に年利を掛けただけでは、支払うことになる正確な利息は計算できません。

返済するごとに残金を減らしながら、計算していくことになります。

借り入れ期間とは?

借り入れ期間は、借りたお金を完済するまでの期間です。

たとえば、借り入れ期間3年の場合は、3年後に借りたお金をすべて返済するということになります。

正確に3年というわけではなく、毎月1回の返済を行うのであれば、3年は36か月ですから36回目の返済日までに完済しなければなりません。

借り入れ期間が短いほど、一回あたりの返済金額は大きくなり、場合によっては生活費を圧迫する可能性もあります。

一方で、借り入れ期間を長くすれば、一回あたりの返済金額が小さくなるため、借金の返済がきついと感じることは少ないでしょう。

しかし、借り入れ期間が長いほど利息分の支払金額が大きくなるため、借り入れ期間の長さは慎重に決めなければなりません。

さて、基本的な用語ついて理解ができたら実際に利息の計算方法を見ていきましょう。

事前に、返済計画を立てられるなど、メリットがあります。

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貸付利率とは発生する利息の割合のこと

お金を借りると、借りたお金よりも多めに返すのが普通です。

10,000円借りて11,000円を相手に払う場合、追加した1,000円のことを「利息」あるいは「利子」と呼びます。

そして、元本(借りたお金)に対して利息がいくら発生するかを示すのが「貸付利率」や「金利」なのです。

先ほどのケースでは、最初に借りた10,000円に対して利息が1,000円なので、1,000÷10,000=0.1つまり10%が貸付利率です。

借りてからお金を返したのが1年後なら、1年で10%の利率なので年率10%、1カ月後なら月率10%などと表現します。

また、利率は年率で表記されるよう決まっており、たとえば「1日1.1%」と記載があると利率は低いように見えますが、実際には1.1%×365日=年率401.5%となり、これは立派な悪徳業者です。

こういったケースに騙されないためにも、貸付利率の計算の仕方を確認していこうと思います。

貸付利率と借り入れ利率は同じ意味

「貸付利率」とか「借り入れ利率」という言葉を聞きますが、この2つの言葉に意味の違いはあるのでしょうか?

結論からお伝えしておくと、意味の違いはありません。

貸付利率とはお金を貸す側目線の言葉です。

一方、借り入れ利率とはお金を借りる側目線の言葉です。

「〇〇円を貸した時の貸付利率は〇〇%」とか「〇〇円を借りた時の借り入れ利率は〇〇%」というような文言で使用します。

貸付にしても借り入れにしても、利率は同じです。

貸付利率に関する計算方法

貸付利率から一定期間、お金を借りたた場合の利息合計の求める式は以下となります。

利息= 貸付金額×貸付利率(年率)÷365×借り入れ期間(日数)

なぜこうなるかというと、年率15%で100万円を1年間借りたとき、1年後の利息は100万円×15%=15万円となることは、皆さんもう理解していると思います。

しかし、もし借り入れ期間が1日だけであれば、利息は1日分しか発生しません。

1年(365日)で利息が15万円ということは、1日なら15万円÷365×1日、2日なら15万円÷365×2日となりますね。

そのため、利息= 貸付金額×貸付利率÷365×借り入れ期間という式が成り立つのです。

では具体的な事例を出して、説明していきましょう。

100万円を金利18%で30日借りた場合の利息

100万円(貸付金額)×15%(貸付利率)÷365×30日(借り入れ期間)=12,328円

この場合は、30日で14,794円の利息が発生するということが分かります。

ですので、1ヶ月後に全額返済するときは、1,014,794円を払わなければならないということです。

もし借り入れ期間が90日や180日なら、利息は以下のようになります。

  • 100万円×15%÷365×90日=36,986円
  • 100万円×15%÷365×180日=73,972円

これをしっかり理解しておけば、もし1ヶ月で1割(10%)としか書かれていなかったときの利息も計算できます。

100万円の貸し付けで1ヶ月までに10万円の利息が発生するのですから、10日なら10万円÷30×10=33,333円が利息です。

利息の計算方法は簡単に言えば、年率⇒365日で発生する利息なので、1日当たりの利息を計算してから借り入れ日数を掛けるだけでよいのです。

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アコムの借り入れ利率で計算してみる

それでは、アコムの借り入れ利率で利息がいくらになるのかを計算してみましょう。

アコムから、金利18%で30万円を1年間借りたと計算しましょう。

30万円×18%=54,000円

1日あたりの利息=54,000円÷365日=約148円

となります。

なお、アコムでは初回利用者の場合は30日間の無利息期間が利用できるため、無利息期間で控除される利息は、この場合以下のようになります。

148円×30日=4,440円

1ヶ月で4,000円以上もの利息が浮くのは大きいと言えるのではないでしょうか?

プロミスの借り入れ利率で計算してみる

次に、プロミスで先ほどで同条件で借りた場合を考えてみましょう。

なお、プロミスの最高金利はアコムよりも若干低い17.8%ですので、利息はアコムよりも若干少なくなります。

30万円×17.8%=53,400円

アコムよりも年間700円程度利息負担が軽くなります。

それほど大きくはないかもしれませんが、ラーメン1杯分くらいの節約にはなります。

1日あたりの利息、無利息期間で控除される金額は以下の通りです。

1日あたりの利息=53,400円÷365日=約146円

無利息期間で控除される利息=146円×30日=4,380円

利息の計算は借り入れ額×金利÷365日で1日あたりの利息を求め、その後借り入れ日数を掛けるだけですので、非常に簡単です。

無金利で借りられる理由

以下のカードローンには、無利息サービスがあります。

商品名特徴
アコム30日間無利息※1
プロミス30日間無利息※1
プロミスレディース30日間無利息※1
アイフル30日間無利息※1
レイクALSA60日間無利息 or 5万円まで180日間無利息※1※2
ノーローン1週間無利息※3

※1初回利用者に限ります。

※2レイクALSAの60日間無利息は、初めてお申し込み頂いた方、Webで申し込みいただきご契約額が1~200万円の方限定。30日間無利息、180日間無利息と併用不可。無利息期間経過後は通常金利適用。

※2レイクALSA借り入れ条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長8年・最大96回●担保・保証人/不要●要審査

※3完済した翌月も1週間無利息がご利用になれます。

無利息サービスは金融会社からすると、利息が得られず何の利益にならないにも関わらず、なぜ行われるのでしょうか。

どうやら、新規顧客の開拓が主な理由だそうです。

ご覧の通り、無利息サービスを実施しているカードローンは消費者金融が大半です。

消費者金融の売りは、なんといっても借り入れまでのスピードの速さだったわけですが、近年銀行カードローンも審査が早くなり、スピードに大きな違いがあまりございません。

そういった中、他銀行カードローンと差別化する、と言った意味も含めて、無利息サービスを実施しているようです。

現に数年前までアコムやアイフルは無利息サービスを実施していなかったのですが、ここ1年ほどで30日間無利息サービスがつくようになりました。

最近では銀行も、利息のキャッシュバックなどによって新規顧客の開拓を行っている場合もあります。

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金融機関別で見る借り入れ利率の相場は?

消費者金融のカードローンと銀行のカードローンを比較すると、銀行ローンのほうが金利が低いと言われることが多いです。

実際のところはどうなのか、消費者金融と銀行のカードローンそれぞれで、借り入れ利率の相場を見ていきましょう。

消費者金融の借り入れ利率の相場

主な消費者金融の借り入れ利率の相場は以下の通りです。

 アコムプロミスアイフルSMBCモビットレイクALSA
限度額800万円500万円800万円800万円500万円
金利
(実質年率)
3.8%~18.0%4.5%~17.8%3.8%~18.0%3.0%~18.0%4.5%~18.0%

ご覧のように、金利には幅があることが分かります。

これは、カードローンによって融資限度額が異なるためです。

一般的に、カードローンの最低金利はカードローンの融資限度額を借りない限り適用されず、借り入れ額が大きくなればなるほど適用金利は低くなっていきます。

そのため、融資限度額が500万円のプロミスやレイクALSAのほうが、最低金利がアコムなどよりも高いのです。

ただし、消費者金融の融資限度額などほとんど意味がありません。

消費者金融カードローンは総量規制の対象になるため、借り入れ額の3倍以上の年収が必要になります。

たとえばアコムの融資限度額である800万円を借りようと思ったら、その3倍の2,400万円もの年収が必要になり、現実的ではありません。

消費者金融カードローンは数十万円程度の少額融資を行うことが基本ですので、借り入れ利率は最高金利で比較しましょう。

最高金利はほとんどの消費者金融で18%、唯一プロミスだけが若干低い17.8%が適用されます。

銀行カードローンの借り入れ利率の相場

主な銀行カードローンの借り入れ利率の相場は以下のようになっています。

 三菱UFJみずほ三井住友住信SBI楽天イオン
金利1.8%~14.6%2.0%~14.0%4.0%~14.5%0.99%~14.79%1.9%~14.5%3.8%~13.8%
融資限度額500万円800万円800万円1,200万円800万円800万円

銀行においても、借り入れ利率は限度額が大きくなればなるほど低くなります。

そのため、融資限度額が大きい住信SBIは最高金利が0.99%と非常に低くなっています。

銀行カードローンも自主規制によって、基本的には年収の3分の1以内までしか融資を行いません。

そのため、実質的には高額の銀行借り入れは難しいと言えるため、銀行カードローンにおいても借り入れ利率の比較は最高金利で行うほうが現実的です。

18パーセントの金利は高い

「金利18%」と聞いても、金利や利息についてあまり詳しくない人だと、それが高いのか低いのかピンと来ないかもしれません。

しかし、先ほどご紹介した消費者金融や銀行カードローンの借り入れ利率の相場を見ていただくと、18%という金利はかなり高いということがお分かりいただけると思います。

「18%」という金利について、少し詳しく説明します。

年利18%のときの月々の金利の仕組み

大手消費者金融の1つであるアコムでは、借り入れ金額や金利、返済額を入力すると完済までの内訳を計算してくれます。

  • 借り入れ金額:10万円
  • 実質年率:18.0%
  • 毎月返済額:1万円

この条件で返済内容を計算してみました。

年利18%のときの月々の金利の仕組み※アコム公式サイトより引用

この表は30日ごとに返済を行うという前提で計算されていますので、借り入れた日を0日とすると一回目の返済を行うのは30日目です。

1回目の返済までに発生する利息は、先ほどの 「貸付金額×貸付利率÷365×借り入れ期間」という式に数値を当てはめます。

10万円×0.18÷365日×30日=1479.452円、小数点以下を切り捨てて1,479円(①)です。

1万円支払いますが、これには利息の1,479円が含まれていますので、実質の返済額は10,000円-1,479円=8,521円(②)にしかなりません。

そのため、1回目の返済後の残高は10万円-8,521円=91,479円(③)です。

2回目の返済までに発生する利息は、借り入れ残高によって決定されるため、91,479円(③)×0.18÷365日×30日=1,353円(④)です。

前回同様、支払いの1万円には利息の1,353円が含まれているため、実質の返済額は10,000円-1,353円=8,647円(⑤)。

返済後の残高は、91,479円-8,647円=82,832円(⑥)となります。

このように、毎月の返済を行うローンでは、返済日までに発生する利息を計算して、支払額から除いた金額だけ残高が減っていくという仕組みになっています。

これ以降も同様にして計算していくと、11回目の支払で10万円の借り入れが完済となります。

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18%という金利は、10万円以上~100万円未満の融資を受ける際に適用される上限金利です(10万円未満の融資の際の上限金利は20%)。

100万円以上の融資を受ける際の上限金利は、15%になるので、高額な融資を受ける際に18%という高金利が設定される心配はありません。

借り入れ金額は必要最小限にしておいたほうがいいものの、90万円を借り入れる場合はいっそのこと100万円まで借り入れてしまって、適用金利を引き下げたほうがいいこともあります。

金利は実質年率で表示

金利と借り入れ金額によって利息が計算され、一般的にはこの利息が、借り入れた金額の返済以外に支払わなければならないものになります。

しかし場合によっては、契約時に手数料が必要になったり、利用明細の発行にお金を支払ったりしなければならないようなところもあります。

そういったケースでは、利息以外に手数料も、「借り入れた金額以外の支払い」として考えなければなりません。

このように、「借り入れた金額以外の支払い」が借り入れた金額に対してどれぐらいに割合になるかまで含めて、算出される金利のことを、「実質年率」と呼びます。

金利が実質年率で表現される場合、金利を用いた計算で算出される利息以外の支払いは一切必要ないことになるので、利用者にとっては非常に分かりやすい表記とも言えます。

最近では、大半の金融機関が金利を実質年率で表記してくれているので、利用者にとってはありがたいですね。

消費者金融での適用が多い

18%という金利が適用されるのは、ほぼ消費者金融だけであり、銀行カードローンや信用金庫のカードローンで18%の金利が適用されることは、ほぼありません。

銀行カードローンは審査を厳しめに行っており、リスクのある申し込み者に融資を行わない代わりに、適用金利を低めに設定しています。

一方の消費者金融では、銀行カードローンよりも審査基準が緩めに設定されているので、銀行カードローンの審査に落ちてしまった人でも審査通過できることがあります。

しかしそれは、貸し倒れのリスクがある人に対しても融資を行っているということでもあるので、消費者金融はその部分のリスクを、金利を高めに設定することでカバーしているんですね。

借り入れ利率には上限がある

借り入れ利率(貸付利率を利用者からみた言い方)には上限が定められていることを、知っておいてください。

利息制限法により借り入れ年率は20%まで

金融機関からお金を借りる場合、その借り入れ利率は20%までということが「利息制限法」という法律によって定められています。

また、上限金利は一律で20%までとなっているわけではなく、以下のように借り入れ金額に応じて上限が変動します。

借り入れ金額上限金利
(年率)
10万円未満20%
10万円以上100万円未満18%
100万円以上15%

このように、金額によって上限金利が変わることを知らず、20%以下なら法律に則っていると勘違いしていると、たとえば50万円を年率20%で借りさせられるということになってしまいます。

金額が増えるほど上限金利が下がるということを、覚えておきましょう。

以前は出資法の年率29.2%までだった

現在は20%を超える利率での融資は、正規の業者では行われていませんが、以前は借り入れ利率の上限は29.2%が一般的でした。

利息制限法とは別に「出資法」という利率を定めた法律があり、出資法では上限は29.2%となっています。

利用者が任意で利息の支払いを行った場合には、出資法(年率29.2%)以下であれば利息制限法を上回る利率が認められていたため、貸金業法の金利は実質的に29%が上限となっていたというわけです。

利息制限法には違反しているものの、出資法は守っているため、この金利帯のことを法律のグレーゾーンという意味から、グレーゾーン金利と言います。

しかし、2010年の貸金業法改正によって出資法の上限も20%に引き下げられました。

また、たとえ出資法以下の利率でも利息制限法をオーバーしている場合(100万円を年率19%で貸し付ける等)は、行政処分の対象となるようになりました。

ですので、現在は先ほど説明した上限利率を超えて貸付を行うことはありません。

グレーゾーン金利で借り入れをした場合には、その分の利息は「過払金」として取り戻せます。

テレビCMなどでもおなじみですが、返還を受けられるのは完済から10年以内ですので、心当たりがある人は弁護士や司法書士へ相談してみましょう。

遅延損害金は29.2%のまま

ただし、期日までに返済が行われなかった場合に発生する「遅延損害金」は現在でも29.2%が上限のままとなっています。

借り入れ金額遅延損害金
(年率)
10万円未満29.2%
10万円以上100万円未満26.28%
100万円以上21.9%

返済が遅れると上記の金額が発生しますので、気を付けてください。

利息負担を少なくする4つの方法

利息の支払いはできる限り少なくして、負担を減らせるほうがよいに決まっています。

利息負担を少なくするためには、以下の4つの方法が考えられます。

  1. 無利息期間の活用
  2. 低金利のローンを選択
  3. 必要最少額しか借りない
  4. できる限り早く返済する

少しでも利息の負担を少なくするための方法を、詳しく解説していきます。

①無利息期間を上手に使う

大手消費者金融には、無利息期間というものが設定されています。

先ほども説明したように、無利息期間を活用するだけで年間数千円もの利息を節約できることは、決して珍しいことではありません。

また、「次の給料までお金が必要」という場合には、30日の無利息期間で十分に対応できるため、利息負担完全にゼロでお金を借りられることもあります。

消費者金融によっては、5万円まで180日間無利息などのサービスもありますので、自分がお金を借りたい期間と金額などから、最適なカードローンを選択するようにしましょう。

②低金利ローンで借りる

利息は借り入れ利率(金利)で決定するのですから、できる限り低い金利のローンを借りたほうが利息負担が少なくなることは、いうまでもありません。

銀行カードローンは、消費者金融よりも金利が低いのが一般的です。

このため、借り入れを希望する時には、先に金利の低い銀行カードローンを選択したほうがよいでしょう。

また、使い道が決まっており、その使い道に関する見積書などを取得できるのであれば、銀行の多目的ローンを活用するというのも1つの方法です。

多目的ローンは、銀行カードローンよりもさらに金利が低くなります。

ただし、金利の低いローンというのは、基本的に審査が厳しくなっています。

そのため、先に金利の低いローンに申し込みをして、審査に落ちたら金利の高い消費者金融カードローンに申し込みをするというのも、有効な方法の1つです。

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③少ない金額を借りる

できる限り少ない金額を借りるというのも、1つの方法です。

「本当に借りる必要があるのはいくらなのか」をよくよく考え、できる限り必要最小金額を借りるようにしてください。

下記は、金利18%で借りた場合の金額ごとの利息負担の比較です。

金額10万円20万円30万円50万円70万円90万円
利息負担18,000円36,000円54,000円90,000126,000円162,000円

カードローンでは、審査結果によっては希望借り入れ金額以上の限度額が設定できることがあります。

このような時でも、希望借り入れ金額以上は借りないことが大切です。

本当は10万円しか必要ないにも関わらず、無計画に30万円借りてしまった場合には、利息負担は1年間で36,000円もの違いが生じます。

④できるだけ早く返済する

利息というのは借り入れ期間に比例して発生しますので、「借りたら1日でも早く返済する」ということが大切です。

無利息期間の間に返済してしまえば、利息はまったく発生しません。

また、お金を借りた時に1日あたりの利息を計算しておくことも重要です。

たとえば1日あたりの利息が148円の場合には、「返済しないと1日あたり148円の利息が取られてしまう」という意識になり、早めの返済を心がけるようになります。

利息を節約するための意識づけを、自分で行うようにしましょう。

なお、お金を借りた日には利息は発生しませんので、借りたその日に返済ができる場合には、当日中に返済してしまいましょう。

返済期日前に返すと利息が減る

お金を借りた場合は定期的に返済期日が来ますが、その日にぴったり返す必要はありません。

むしろ、数日前に返すほうが利息額は減ります。

この点について、詳しく解説していきます。

35日ごと返済の場合

アコムやアイフルなどでは、返済期間として35日ごとの返済を選べます。

この場合、20万円を借りて35日目に初回の返済をした場合の利息は、3,452円となります。

初回の返済については、返済額にかかわらず利息は一律です。

2回目の返済については返済額により次回の元金が変わりますので、利息も以下のように変わります。

返済額2回目の元金2回目の利息3回目の元金
10,000円193,452円3,339円186,791円
15,000円188,452円3,253円176,705円

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毎月1回返済の場合

プロミスやレイクALSAなどは、毎月1回の返済方式を採用しています。

また35日ごとの返済でも、毎月1回の返済が可能です。

ここで1ヶ月を30日と仮定すると、20万円を借りた場合の初回利息は2,959円となります。

また2回目の返済については、以下の通りとなります。

返済額2回目の元金2回目の利息3回目の元金
10,000円192,959円2,855円185,814円
15,000円187,959円2,781円175,740円

7ヶ月目の差はいくらか

35日ごとの返済は便利ですが、毎月1回(30日ごと)の返済よりも多くの利息を支払わなければなりません。

例として、7ヶ月目の時点でどれだけ差がつくかを考えてみましょう。

20万円を借りて毎回1万円ずつを返済するケースでは、以下の通りとなります。

返済サイクル返済回数元本利息次回元本
30日ごと7回目156,160円2,310円148,470円
35日ごと6回目166,110円2,867円158,977円

毎回5日間早く返すだけで、7ヶ月目の段階で利息は500円以上少なく、元本も1万円以上多く減ることになります。

したがって5日間といえども貴重ですから、1日でも早く返済することが利息を減らすコツです。

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月々の返済額増額で利息を減らせる

利息を減らすには、月々の返済額を増やすことも重要です。

特に月々の返済額が少ない場合は、返済額を1,000円増やすだけで利息が大幅に減らせます。

月々の返済額により、利息の総額は変わる

同じ借り入れ額でも、月々の返済額が変わると利息の総額も変わります。

たとえば20万円を実質年率18パーセントで借りた場合、返済額に対する利息の総額は以下の通りです。

月々の返済額利息の総額返済回数
10,000円39,554円24回
11,000円35,290円22回
12,000円31,876円20回
13,000円29,099円18回
14,000円26,776円17回
15,000円24,807円15回

1,000円でも返済を増やす効果は大きい

月々の返済額が1,000円増えると、利息の総額を数千円減らせる効果があります。

これは月々の返済額が少ないほど、有効な方法です。

たとえば返済額を月々14,000円から15,000円に増やした場合、利息は約2,000円の減少となります。

一方で月々10,000円から11,000円に増やした場合は、4,000円を超える利息の減少が見込めます。

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途中で繰上返済すると利息が減る

まとまったお金が入った場合は、繰上返済や一括返済といった返済プランも有効です。

多くの額を返済することで、次回以降の利息が減らせます。

また繰上返済は、早く行うほどお得です。

繰上返済分は元金の返済となる

通常の返済金額よりも多くのお金を返済する場合でも、利息額は変わりません。

したがって繰上返済分は、まるまる元本の返済にあてられます。

もし繰上返済額が元本と利息の合計額以上となった場合は、完済となります。

次回返済以降の利息が減る

繰上返済の額が元本と利息の合計額に満たない場合でも、繰上返済には大きな効果があります。

通常の返済よりも元本の返済に充当される額が増えるため、次回以降の利息を減らす効果があります。

ここで、20万円を借りて月々1万円で返済する方が、3回目の返済の際に1万円多く返すケースを考えてみましょう。

この場合の元金は185,814円、利息は2,749円となります。

3回目の返済額元金充当額4回目の元金4回目の利息
10,000円7,251円178,563円2,642円
20,000円17,251円168,563円2,494円

1万円多く返済することで、約150円の利息を減らす効果があります。

繰上返済は早く行うほど効果的

同じ額を繰上返済するなら、早く行うほど効果が高くなります。

さきほどの例で、もし初回に1万円多く返済したらどうなるか考えてみましょう。

 3回目の利息額4回目の元金4回目の利息
初回に1万円多く返済2,599円168,265円2,489円
3回目に1万円多く返済2,749円168,562円2,494円

返済した総額はどちらも4万円ですが、4回目の元金・利息とも、初回に1万円多く返済したほうが低くなっています。

途中で追加借り入れした場合の計算

お金を借りていると、途中で追加借り入れする場合もよくあります。

この場合の利息計算方法には決まりがありますから、その方法について解説します。

借り入れ日までとそれ以降で異なる

追加借り入れした場合でも、利息は日割計算となることは変わりません。

このため、追加借り入れ日までとそれ以降で別々に利息額を計算し、金額を合計することになります。

借り入れ日までは、前回返済後の元本で計算

追加借り入れした日までの計算方法は、前回返済後の元本をもとに利息を計算します。

この方法は、通常の返済時と変わりません。

借り入れ日翌日からの計算方法

追加借り入れした翌日からは、前回返済後の元本に追加借り入れした金額を加算した額が、新たな元本となります。

したがって利息の計算方法は、新たな元本の金額に利率と借りた日数をかけて、365(うるう年は366)で割って求めます。

具体的な計算例

ここでは借り入れ額30万円、月々の返済額が15,000円の場合で、前回返済後の元本が268,024円、次回の返済が30日後というケースを取り上げます。

前回返済日の10日後に、10万円追加借り入れした場合を考えましょう。

借り入れ日までの元本は268,024円ですから、10日間の利息は1,321円76銭となります。

一方で借り入れ日の翌日以降は元本が368,024円となりますから、20日間の利息は3,629円82銭となります。

このため次回返済日に支払う利息は、合計で4,952円になります。

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借り入れ利率を忘れたら逆算できる

次は、利息合計・残高・日数から貸付利率を計算する方法です。

少ないケースではありますが、貸付利率を忘れてしまった際に用いることが可能です。

また、毎月の返済日に支払う利息が、借り入れ利率何%で計算されているのかを知ることもできます。

借り入れ残高によって利率が変動する場合などは、ちゃんと契約通りの利率となっているか、後ほど紹介する上限金利を超えていないかを確認しましょう。

計算式は以下となります。

貸付利率(年率)=利息÷貸付金額×365日÷借り入れ期間(日数)

これは、利息= 貸付金額×貸付利率÷365×借り入れ期間という式を変換するだけですが、わかりやすく言葉で説明します。

たとえば、100万円の借り入れに対して、30日後に1万円の利息が発生していたとしましょう。

100万円の貸付金額に対して利息が1万円ということは、1万円÷100万円=1%の利息が発生したと言えます。

この1%の利息は30日で発生したものなので、1年(365日)なら1%×365日÷30日=12.166…%が年率となります。

これをまとめると、1万円÷100万円×365日÷30日となるので、貸付利率(年率)=利息÷貸付金額×365日÷借り入れ期間という式で、貸付利率を計算できます。

貸付金額100万円で100日後までに発生した利息が5万円の場合の貸付利率

5万円(利息合計)÷100万円(貸付金額)×365日÷100日(借り入れ期間)=18.25%

本来、貸付利率は100万円を超える貸付では15%以下でなければならないため、この式を使えば違法金利であることが分かります。

同様に計算すると、100日後の利息が10万円、20万円の場合の貸付利率も導きだせます。

  • 10万円÷100万円×365日÷100日=36.5%
  • 20万円÷100万円×365日÷100日=73%

これは完全に違法ですね。

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一般的に借り入れ利息は日割りで計算されます。

借入利息は日割計算

お金を借りた場合に支払う利息の計算は、日割りで行います。

特にカードローンを利用している場合、ほとんどの金融機関で返済日は決めているものの、1か月には28日(29日)や30日、31日と日数が異なります。

したがって月利で計算してしまうと、利用者は月によって必要以上の利息を支払う現象が起きてしまいます。

また、借り入れしてちょうど一年後に一括で返済するという約束であれば、借り入れ金額に年利を掛け算するという単純な計算で利息を求められます。

しかしカードローン返済は、毎月になることが一般的です。

少しずつ借金は減っていますので、ずっと同じ利息が発生するわけではありません。

それを防ぐために年間に支払う利息額を求め、1日あたりの利息額を計算し、カードローン借り入れ日数を掛け算する方法が一般的となります。

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質問:アコムで10万円を金利18%で30日間借りました。30日間の利息はいくらですか?

答え:30日間の利息は1,479円

それでは、実際に計算してみましょう。

順を追って、ゆっくり計算していきますので、どこで間違ってしまったかなどの確認をしてみてください。

まず、1年間で発生する利息金額を計算します。

(1年分の利息)=(借り入れ残高)×(年利)

=10万円×0.18

=18,000円

では、次に1日あたりの利息を計算していきます。

(1日分の利息)=(1年分の利息)÷365

=18000÷365=49.315……

ここで四捨五入してしまうと、法定金利を超えてしまう可能性や、金融業者が損をしてしまう可能性があります。

まずは、日割計算で求めた利息額は一旦保留して借り入れ日数を乗ずれば、カードローン利用者も金融業者も損得がありません。

あとは30日分にすればよいだけですので、あっという間に求められます。

(30日分の利息)=(1日分の利息)×30

=18,000÷365×30

=1479.452・・・・

このとき小数点以下に関しては切捨てとなりますので、30日間に発生する利息は1,479円となります。

思ったよりも簡単に、計算できたのではないでしょうか。

利息や金利が身近に感じられるようになったら、もっと詳しい知識を身に付けましょう。

出資法と利息制限法は処罰が違う

出資法と利息制限法はともに利率の上限を定めたものですが、両者は何が違うのでしょうか。

簡単にいうとこの二つは、違反したときに与えられる処罰が異なります。

出資法に違反した場合には3,000万円以下の罰金という刑事罰が科されますが、利息制限法に違反しただけでは刑事罰はなく、業務停止命令や業務改善命令等の行政処分が科されるだけです。

出資法の法定利率の上限が29.2%に設定されていた時は、利息制限法に違反しても処罰はありませんでしたので、貸金業法改正によって利息制限法への罰則はかなり厳しくなったと言えます。

利息制限法に違反している闇金の金利

闇金は法律に違反する業者ですので、当然利息制限法や出資法を守っていない業者ばかりです。

年率20%でも、借り入れ金額や期間によってはかなりの利息が発生しますが、闇金融など悪徳業者は年率100~3650%と法外な利率を請求するケースもあります。

以下の表は、実際に闇金が実施している貸付利率の一例です。

代表的な消費者金融や銀行カードローンと金利を比較してみました(実質年率換算)。

金利実質年率
1週間で2割1040%
10日で3割1095%
2週間で4割1040%
商品名実質年率
三井住友銀行カードローン4.0~14.5%
アコム3.0~18.0%

※ヤミ金融の実質年率は単利で計算

このように、闇金の金利は年率20%という上限から大きく逸脱しているものばかりです。

100万円を1ヶ月借りた場合で計算すると、1週間で2割なら約85万円、10日で3割なら90万円の利息が発生してしまいます。

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個人間の金利なら年率109.5%までOK?

金融機関ではなく個人間でのお金の貸し借りなら、年率109.5%まで認められるという話を聞いたことがある人も、いるかもしれません。

確かに、出資法は貸付を業務として行う場合と個人的に(個人事業主という意味ではありません)行う場合では上限金利が異なり、個人的な貸付であれば年率109.5%が上限となっています。

しかし、個人間でも利息制限法は有効ですので、20%(10万円未満),18%(10万円以上100万円未満),15%(100万円以上)を超える利息は無効です。

個人間の貸付であっても、利息制限法上の上限金利は守るようにしましょう。

元利均等返済方式?元金均等?定率リボルビング?って何のことですか?

利息計算はシミュレーションする

お金を借りるには、無理のない返済計画が必要です。

1か月分の利息なら問題ありませんが、完済までの利息を計算するために、返済方式についての知識を身に付けましょう。

元利均等返済方式とは

元利均等返済方式とは、毎月の返済金額を固定して返済していく方法です。

返済金額は、元金分と利息分の合計金額によって決まります。

毎月の支払金額が一定となるため、資金管理が楽であると言えるでしょう。

ただし、利息分の支払いばかりで元金がなかなか減らないため、返済期間が長くなりがちです。

結果的に返済総額も大きくなるため、できる限り返済期間を短くするよう心がけましょう。

元金均等返済方式とは

元金均等返済方式とは元金の返済金額を固定して、利息分の支払いを上乗せした金額を返済していく方法です。

確実に元金が減っていくため、返済期間は短くなりやすいでしょう。

しかし、利息分の支払額によっては、毎月の返済金額が大きくなるため、生活費を圧迫する可能性もあるでしょう。

ただし、返済を続けるにつれて、利息分の支払いが減っていくため、少しずつ返済が楽になっていきます。

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定率リボルビング返済方式とは

定率リボルビング返済方式とは、借り入れ残高に対して決められた割合を掛けて、返済金額を決める方法です。

たとえば、割合が2%で借り入れ残高が100万円だった場合には、100万×0.02=2万円と計算されます。

しかし、定率リボルビング方式にも、元利定率リボルビングと元金定率リボルビングがあるので注意が必要です。

元利定率では、先ほど計算した2万という金額が、そのまま返済金額となります。

それに対して、元金定率の場合には、利息分の支払額を上乗せして、返済金額を算出するのです。

残高スライド返済方式とは

残高スライド返済方式は、借り入れ残高によって、返済金額が変わる返済方式です。

借り入れ残高が多ければ多いほど、毎月の返済金額が多くなります。

たとえば、借り入れ残高が10万円までは返済金額は5,000円、10万円超~20万円までは1万円というふうに、段階的に返済金額が上がっていきます。

返済を続けていくと、毎月の返済金額が段階的に少なくなるため、自動引き落としだけで返済している返済期間が、長くなる傾向にあります。

毎月の返済額がスライドしても、資金に余裕がある場合には繰上げ返済を行うとよいでしょう。

質問:元金均等と元利均等、利息はどっちがお得になりますか?

答え:元利均等方式で繰り上げ返済を活用しよう

利息はどちらがお得?

同じ金額を借り入れするにしても、返済方式が違うだけで、負担しなければならない利息の額は大きく異なってきます。

少しでも借り入れ残高を早く減らしたいと言うのなら元金均等方式が有利で、負担しなければならない利息の額も少なくて済みます。

しかし、あくまでも繰上げ返済をまったくしなかった場合には、元金均等方式のほうが利息分の支払いが少なくなるというだけです。

元利均等方式で返済しながら、余裕のあるときに繰り上げ返済をしていけば、確実に利息分の支払いを減らせます。

元金均等方式を選んで、資金にゆとりのないぎりぎりの生活を送るよりは、元利均等方式で少しでも貯蓄をしながら返済したほうが、生活は安定するでしょう。

1年間利息を支払わなかったら発生するペナルティとは?

利息を支払わないままの場合だと、当然それ相応のペナルティが発生します。

できれば避けたいペナルティについて、詳しく説明します。

遅延損害金のことも覚えておきましょう

どれだけしっかりとしている人でも、返済日に口座残高が少しだけ不足していたというようなミスをするものです。

何らかの理由で引き落としにならず、返済日に遅れてしまった場合には、ペナルティとして遅延損害金が発生します。

遅延損害金はほとんどの金融機関で上限である20%に設定されていることが多く、利息と比べると高額です。

返済日のことは、しっかりと覚えておいたほうがよいでしょう。

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1年間延滞すると「重利」が加わり利息が急激に増えます!

支払利息は利息制限法を上回らないと紹介しましたが、ひとつ特例があります。

それが、重利(じゅうり)です。

別名複利(ふくり)とも言われています。

重利とは、1年以上の利息の不払があり、お金を貸した人から催告(お金を返すことを法的に催促すること)があったときに、支払利息を含めた金額を支払わなかった場合、その支払利息と元本を合わせた金額にさらに利息を上乗せすることを言います。

通常であれば、金利を元金に掛けて利息を算出しますが、元金と利息の合計金額に金利を掛けて計算するため、今まで以上の利息が発生するのです。

たとえば、融資を200,000円受けていて、年利息が18%だったとします。

1年ごとに一括して返済すると仮定した場合、1年間の返済額は200,000円×年利率18%=236,000円です。

もしこの236,000円を支払期日までに返済できなかった場合、債権者から意思表示(催告)があり、法律に基づいて重利が発生します。

重利は、利息を含めた金額に対して年利率が課せられます。

その結果、次回の返済額は、236,000×年利率18%=42,480円がプラスになります。

つまり、延滞した支払利息を含めた返済額236,000円と、重利の42,480円を合算した278,480円を、返済しなくてはならないのです。

重利が発生すると、返済金額が一気に膨れ上がりますので、しっかりとした返済計画を立てて必ず返済期日を守るようにしましょう。

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利息計算が難しかったら返済シミュレーションを利用しましょう

利息の計算には複雑な計算式を使うことはありませんが、返済方式によって計算の仕方が多少異なります。

また、返済期間が長い場合には、どこかで計算を間違ってしまう可能性も高くなるでしょう。

早い段階で計算ミスをすると、最終的な返済金額が大きくずれてしまいます。

あまり計算に自信がない人は、返済シミュレーションを利用しましょう。

各金融機関のホームページに、無料で利用できるシミュレーションツールが設定されていたり、ネット上に簡易シミュレーターが紹介されていたりします。

あっという間に計算してくれますので、時間の節約にもなります。

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まとめ

10万円以上~100万円未満の融資を受ける場合、現在の上限金利は18%です。

以前のグレーゾーン金利の29.2%が、いかに暴利だったかがわかりますね。

とは言え、18%でもまだまだ高いというのが正直なところです。

記事中で実際の数字を入れた計算式を出しましたが、高い金利がいかに大きな負担になっているかが、お分かりいただけたと思います。

グレーゾーン金利は、現在過払い金の対象になっています。

先ほど図解で説明しましたが、銀行や消費者金融などの金貸し業にとっての利益とは、『貸付利率』です。

いかに消費者にお金を多く、長期間貸付させるかが、営業ノルマを抱えた貸付担当者が常に考えていることです。

あなたが何度かお金を借りるようになると、『カードローンの増枠をお願いしたい』といった連絡が、担当者から来ることもしばしばあるでしょう。

自制心をもってカードローンを利用できる人でしたら、急な出費の時に使用してもかまいません。

しかし、もし誘惑に負けやすい、すぐ欲にかられるということでしたら、カードローンの利用には慎重になったほうがよいかもしれません。

ATMから自分のキャッシュカードのように利用できるカードローンは、やはり借りすぎてしまう可能性があるためです。

また、一度カードローンを使用した後は、すぐにカードを解約するなどして、今後使用できなくするなどの自主規制を図ったほうがよいでしょう。

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※この記事は3月22日時点での情報です

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  1. 小林修さん|2019-06-24 09:01:29

    こんにちは。
    借入のすべて、小林です。

    お金を借りた当時はまだ貸金業法が改正される前だったんですね。ですから貸付利率と遅延損害金の利率が出資法の上限ギリギリだったわけです。

    しかし裁判を提起する場合には利息制限法に基づいた金利でなければなりません。となると、年20.0%が遅延損害金の金利というわけです。

    滞納した期間は、

    平成20年2月14日から(第1回目の返済期日は3月14日?)から、平成30年11月14日だとすると、 3894日です。

    金利計算は、

    16万1,758円x0.2/365日x3894日₌34万5,142円となりますので、請求金額はちょっと高いですね。

    もしかしたら延滞日数はもっと長かったのかもしれません。

    ちなみに裁判所でも請求金額の基礎となる借入残高や、遅延日数の明確な証拠の提示も求めていますので、見逃すはずはないと思いますが何とも言えません。

  2. 貧乏ヒマ無し。さん|2019-06-24 07:13:42

    お聞きしたい事があり、投稿しました。
    私の身内の者が、俗に言う「マチ金」から借入をしていました。
    それを完済する事なく、借入が残っている状態で放置していました。
    先日、その借入の件で裁判所から督促状が届き、そこで金融業者と和解が成立したので、残金を分割で支払っているのですが、、、。
    そこでお聞きしたいのですが
    借入日が
    平成20年2月14日
    借りた金額が
    350,000円
    貸付利率が年率
    28.981%
    遅延損害金利率
    28.981%
    弁済期
    平成21年4月14日
    と、記載してありました。
    次に同じ紙に
    裁判所へ申し立てた金額 と書いていて
    残元金
    161,758円
    通常利息
    0円
    遅延利息
    394,236円
    請求金額
    555,994円
    計算日
    平成30年11月14日
    と、なっているのですが

    この明記されている利息や遅延損害金の金額は
    法律で定められた範囲内で収まっていますか?
    そこのところを教えてもらいたいです。

    宜しくお願いします。

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