馬でも分かる!元貸金業の馬たちが解説「借入のすべて」

【第1回】目を覚ますと債権回収担当者が枕元にいた

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決定

普通預金口座解約通知書

森下さまが口座停止を食らったときの通知書。闇金融業者へゆずった口座だった

執筆者の情報
名前:森下 匠馬(たくま)(仮名)
年齢:54歳
性別:男性
経歴:消費者金融での借金をきっかけに自己破産。その後闇金融の利用者になる

消費者金融を使うようになったきっかけ

約25年前、当時コンビニエンスストアで雇われ店長をしていました。
そことの契約は利益は全て基本給に上乗せしてとして支払う、赤字は私が支払う条件で約3年間勤務しました。

そのコンビニエンスストアは元々酒屋さんが始めたお店で、店頭の売上のおおよそ50%を酒類が占めていました。最初2年半は経営も順調で利益も少しは上がっていました。

ところが、2年半経過した頃、そこのオーナーが道路を隔てた向かい側に新規オープンした、ディスカウントショップのテナントで、出店することに決めました。

当時の酒類の販売は、免許制で距離が近いので、新たに免許を取得できず、コンビニの免許を使って出店することになりました。酒類の販売が出来なくなったコンビニは、当然売上が半減します。

それから半年営業は続けましたが、赤字が膨らむので、閉店することになりました。閉店時の清算で赤字が200万円ほどになっていました。

オーナーとの話し合いで赤字を折半することになり、その赤字分の支払いに、消費者金融から100万円借りたのが始まりです。そのコンビニを辞めて暫くは、細々と返済していました。

100万円の借金を細々と返済

コンビニを辞めて、次の仕事を探す間、雇用保険を受給しながら2カ月でビジネスホテルのフロントの仕事に就きました。その、ホテルは3カ月で辞め、次に資格商法の会社に就職しました。

この会社は、電話営業で行政書士の通信講座の教材を販売する会社でした。ここで半年、そこそこの数字を残し、収入も安定していました。

この頃まで、消費者金融の返済は利息だけは滞りなく支払い、元金も時々入金して、債務額も60万円程に減っていました。

資格商法の会社を辞めるきっかけは、同じ営業所で働いていた同僚4人で、独立して、同じ内容の仕事を始めようとしたことです。

同業他社の社長にお願いして、会社名と教材を使えるようにし、事務所として、マンションを借りる契約をし、会社を辞めて3ヶ月後に業務を開始しました。

ここで独立する資金として、各自100万円用意することになったのですが、当時は、貯金もなくて、また消費者金融から借金をしてお金を用意しました。これで、債務額は160万円に膨らみました。

借金が増えて500万円に

独立して業務を始めて、業績はというと、4人で独立した内の一人は、事務職、残り3人で営業をしてた訳ですが、その3人は前の会社での営業成績も上位だったので、一月に各自5~15件合計で30件程の契約を獲得していました。

原価2~3万円の教材を35万程で販売していたのですから、月の粗利益で約一千万円あります。そこから、事務所の経費を差し引いても給与は十分に貰える筈でした。

ところが、独立時の中心だった同僚が代表者として営業をしていたのですが、こいつが根っからの詐欺師で、事務所経費が余計にかかったとか、いろいろ理由をつけて、給与の支払い額を減らして、当時、一月の給与で2~3万円しか払ってもらえませんでした。

翌月にはちゃんと支払うと約束するので、我慢して翌月も働きましたが、結局同じことの繰り返しで、まともに支払って貰えませんでした。

これでは、消費者金融の支払いどころか、自分の生活さえ成り立たない状況に陥り、別の消費者金融から更に借金を重ねることになりました。

消費者金融の審査が通らなくなると、雑誌に掲載されている金融に電話で申し込みするようになりましたが、直接は借りれずに、借りた金額の1割を手数料として支払えば、一時的に、個人データを改ざん出来ると言われ、そこを利用して借金を重ねました。

こういうことが実際にできるのか、未だにわかりませんが、実際に審査に通ったのは事実です。

もしかしたら、審査の甘い金融会社を紹介して、運よく審査が通ったら手数料の1割だけ貰うだけだったのかもしれません。

その頃の債務は500万円程に膨らんでいて、もう利息も支払えない状態でした。

消費者金融からの逃亡

独立して始めた会社で2カ月働きましたが、給与もまともに払ってもらえないので、ケンカ別れで辞めることになりました。

後で知ったのですが、代表者は、個人でマンションは購入する、車も購入すると好き勝手にやっていたみたいです。

当時裁判を起こしていれば、結果は違っていたのかも知れませんが、私も消費者金融に追われ、それどころではありませんでした。

この頃の取り立てで現在も忘れられないことなのですが、当時は4階建てのマンションの4階に住んでいたのですが、ある日目を覚ますと、消費者金融の債権回収の担当者が、枕元に立っていました。

それで、利息だけでも支払えと迫られ、1時間程やり取りをして、利息にも足りないけど財布の中にあった金銭を全て持ち帰られたことがあります。

当時でも、債権回収に当たっては時間の規制があり、早朝・深夜の訪問はできなかったと思いますが、この業者はお構いなしに訪問してきていました。

再三の訪問が怖くて、戸締りだけは最新の注意を払っていて、普通に他人が部屋に入ることはできなかったはずなのにどうやって入ったのか、未だに不思議でなりません。

きっと、ピッキングか何かで入ったのでしょう。この時ばかりは、恐怖に震えたのを昨日のことのように覚えています。

この、業者は中小の会社でなく、今もTVCMが流れている。大手の消費者金融です。会社を辞めた後は、日雇いの仕事を5年間することになりました。

日雇いであれば、身元もばれないので、消費者金融から逃げるのには最適でした。その間、実家には取り立てがあったみたいですが、実家は支払いを拒否したので、借金はそのまま残っていました。

日雇いの仕事をしてる間に車の免許の更新もできず、失効してしまいました。その間、正社員で雇ってくれるという会社もあったのですが、身元がバレルと大変なので、断り続けていました。

そうやって5年が過ぎた時、このままの生活を続けてもどうしようもないので、縁があった建設会社に勤めることにしました。

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【第2回】自己破産後、つい闇金に手を出してしまう

執筆者の情報 名前:森下 匠馬(たくま)(仮名) 年齢:54歳 性別:男性 経歴:消費者金融での借金をきっかけに自己破産。その後闇金融の利用者になる 自己破産へ 前...

この記事の執筆者

森下 匠馬(たくま)
20年ほど前、コンビニエンスストアの店長をしていた頃に、仕事の都合で消費者金融からの借金をし、暫くは支払いをしていました。その後、テレアポの会社に転職し、それから同僚と独立をして、同じテレアポの会社を始めましたが、給与が支払われず、支払いが出来なくなり自己破産をしました。

その後は消費者金融から融資が受けられず、一度、闇金融からお金を借り、途中で支払いに窮して、知人の助けを借りてどうにか返済しました。それでも、懲りずに再度闇金に手を出して、返済に苦しみ、どうにもならないとあきらめましたが、解雇を覚悟して、会社に相談し、社長の協力で完済し、今は、安定した生活を送っています。

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