キャッシング、カードローン、マイカーローンなどあらゆるローンを解説。日本最大級の借入れ情報サイト「借入のすべて」

学生が学費でお金を借りる方法

 0.0  (0)
+ この記事を評価する
×
 0.0  (0)

この記事を評価する

決定

学生はデート、合コン、飲み会、旅行などで何かとお金が入り用なものです。

アルバイトや親からの仕送りだけでは、交際費が足りないという学生も少なくありません。

また、学生の平均生活費は月11万円程度と言われています。

親からの仕送りの平均額が月7万円、アルバイト収入の平均額は調査によって大分異なるものの、3万円~5万円程度であると言われています。

そこで今回は、そんなお金が足りない学生の強い味方になる可能性のあるカードローンについて、説明を行っていきたいと思います。

この記事はこんな方におすすめです

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • 学生でお金が足りなくて困っている人
  • 学生でもお金を借りられる方法を知りたい人
執筆者の情報
名前:手塚 龍馬(36歳)
職歴:過去7年,地銀の貸付業務担当

授業料を滞納するとどうなるの?

いくらお金が足りないとは言え、学生の本分は勉強ですから、大学や短大への授業料は最優先で支払わなければなりません。

Twitterでの投稿を見る限り、授業料を滞納してしまっている人は一定数いるように思われますが、授業料を滞納するとどうなってしまうのでしょうか。

授業料を滞納している期間にもよりますが、最初のころは郵便や電話などで支払いを催促されたり、督促状が届いたりします。

この時点できっちり授業料を支払っておけば、何らかの処分が下されることはありません。

しかし、督促の連絡を無視して一定期間以上授業料を滞納し続けると、退学処分になってしまいます。

そうなってしまわないように、督促の連絡が届いている間に、授業料を支払えるようなメドを立てておきましょう。

学生はカードローンを利用できるの?

緊急でお金を用意しなければならない場合に、頼りになるのはカードローンです。

カードローンは資金使途が決められていないローンなので、もちろん学費としての利用も可能です。

しかし、学生でもカードローンは利用できるのでしょうか。

20歳以上の学生なら親の同意不要で利用できる

学生でも20歳以上なら親の同意不要※プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス公式サイトより引用)

20歳を超えている学生であれば、成人男性ですのでお金の借り入れができるカードローンが少なくありません。

また、未成年者が自動車ローンや銀行のカードローンや大手消費者金融のカードローンを借り入れる際などは、親の同意と親の連帯保証を必要とする場合があります。

一方、20歳を超えた成人学生の場合は、親の同意や連帯保証なくして借り入れを行えます。

ただし、20歳を超えていると言っても、学生はまだ親の庇護の下に生活していることや経済能力や判断能力が未熟である場合が多いことから、高額の借り入れには対応していません。

多くの金額は借り入れられず、借り入れられる金額は10万円程度であると言われています。

借りる際に必要なものは本人確認書類だけ

カードローンは、20歳以上の安定した収入がある人であれば誰でも申し込めます。

学生がカードローンに申し込む際に必要となる書類は、実質的に自動車運転免許証などの本人確認書類だけです。

通常、銀行系カードローンは100万円~300万円程度、消費者金融のカードローンは50万円を超えるか、他社との借り入れ額の合計が100万円を超える場合には、収入確認資料の提出を求められます。

学生が借り入れを行う場合には、そのような高額の借り入れを行うことは通常は不可能であるため、収入確認資料の提出を求められることはありません。

学生ローンを借り入れるのであれば、学生証の提出を求められますが、銀行や消費者金融のカードローンは学生も借り入れができるというだけで、学生専用ローンではありませんので、学生証の提出も不要です。

学生がカードローンに申し込む場合に必要な書類は、自動車運転免許証などの本人確認書類だけです。

収入があれば借りられるのでアルバイトでも利用できる

繰り返しになりますが、カードローンは継続して安定した収入のある20歳以上の人が申し込める商品です。

学生といえども、アルバイトなどで一定の収入のある人しか借り入れはできません

とはいえ、収入が無くても学生というだけでお金を貸してしまっている業者が存在することも確かです。

消費者金融からは、年収の3分の1以内しかお金を借り入れできません。

そのため、月に5万円程度バイト収入を得ている学生の場合は年収は60万円ですから、その3分の1の20万円までしか借り入れできません。

このため、収入確認資料の提出を必要としない場合がほとんどです。

また、審査の際には勤務先に審査担当者が電話をかけて本当に申告した勤務先に勤務しているかどうかを確認する、勤務先への在籍確認という審査があります。

業者によっては、この在籍確認を学生というだけで省略する場合もあるため、実際にはアルバイトによる収入がなくても審査に通過できてしまうような場合があるようです。

しかし基本的には、アルバイトなどで収入のない学生はローンを組めません。

業者から親への連絡は行かない

学生であっても成人です。

カードローンの契約は秘密厳守が原則ですので、親の同意が必要ないことはもちろん、親にローン会社から借りたことをバラすことはありません

たとえ親であっても、親に借り入れを行ったことを話してしまったら、個人情報の流出にあたるためです。

ただし、カードローンを契約すると自宅に郵送でカードが届くような場合がありますが、この際にカードが届く場所は住民票の住所です。

このため、実家から離れて暮らしている場合には、自分が実家にいない間に親元にローンカードが届くことになってしまいます。

そうすると、親にカードの封筒を空けられてしまい、カードローンを借り入れした事実がバレてしまう可能性もあります。

同様に、返済が滞ると督促状が届く場合がありますが、これも基本的には住民票の住所に送付されますので、この際も親にバレてしまう可能性があります。

学生が郵送以外の方法でカードを受け取りたいのであれば、自動契約機でカードが受け取れる大手消費者金融やメガバンクのカードローンで借り入れを行いましょう。

関連記事をチェック!

60view

むじんくんで申し込みしてみた。手続きからカード発行の流れ

むじんくんで借り入れを行う前に、事前にネット申込を行っております。(これが借り入れの最短方法) 仕事が終わった夕食を食べた後、アコムの無人契約機「むじんくん」へいくことにしました。19時すぎです。 ...

カードローンを選ぶ際のポイントは?

消費者金融や銀行をはじめとして、カードローンは非常に多くの会社で取り扱われているので、どのカードローンを選ぶべきかで悩んでしまうということもあるでしょう。

カードローンを選ぶ際のポイントについて、説明していきたいと思います。

低金利かどうか

お金を借りた後は返済しなければならない以上、返済負担ができるだけ軽いローンを選ぶことは非常に重要です。

返済負担にダイレクトに関わってくる要素は金利であり、できるだけ低金利のローンを選んだほうが、支払う利息は少なくて済みます。

実際に適用される金利は審査によって決まりますが、総じて銀行カードローンのほうが消費者金融のカードローンよりも金利が低い傾向にあるので、銀行カードローンを中心に検討するといいでしょう。

月々の返済額に無理はないか

カードローンでの月々の返済額は、借り入れ残高や契約極度額によって決まります。

どれぐらいの金額だと無理なく返済できるかは、それぞれの人の収支事情で異なると思いますが、毎月の返済が苦しいような状態だと、いつか返済を滞納することになってしまいかねません。

カードローンの返済も考慮に入れた収支計画を立ててみて、無理なく生活が続けていけると判断したうえで、借り入れを行うようにしましょう。

無利息期間が設けてあるか

消費者金融の中には、初回利用者限定で無利息期間が設けてあるところもあります。

無利息期間中に返済を終えられれば、本来支払わなければならないはずの利息を支払わないで済むので、返済負担をかなり抑えられます。

そのため、お金を借りた後にすぐ返済できる予定なのであれば、無利息期間のサービスが利用できる消費者金融を中心に検討するのがオススメですよ。

学生が借りられる額は最大でも30万円程度という現実

消費者金融のカードローンでは、最大融資限度額が数百万円程度に設定されていますし、銀行カードローンの中には1,000万円を超すような最大融資限度額を設定しているものもあります。

そのため、学生でもそれぐらいのお金を借りられるのではないかと夢を見る人もいるかもしれませんが、残念ながらそんな可能性はほぼありません。

実際に融資を受けられる金額は審査によって決まるとは言え、融資限度額と年収はある程度比例する関係にあるからです。

消費者金融の場合は、「総量規制」という規制によって、申し込み者の年収の3分の1を超す金額の融資は行えません。

銀行カードローンの場合は、総量規制には影響されませんが、銀行カードローンの過剰融資に対して世間からの風当たりが強くなっていることを受けて、自主的に総量規制の範囲内での融資を行うように心がけています。

学生がアルバイト等で稼げる金額が、多くても年間で100万円ちょっとであろうことを考えると、学生がカードローンで借りられる金額は最大でも30万円程度となるでしょう。

30万円でも学生にとっては十分すぎる大金であり、それ以上の金額を借り入れようと考える人はあまり多くはないと思いますが、30万円という金額は学生が融資を受けられる金額上限の目安と思っておきましょう。

学生専用のローンも検討しよう

学生専用のローンも検討しよう※マルイ公式サイトより引用

ローンの中には、学生専用のものも存在します。

学生専用のローンには、どのような特徴があるのでしょうか?

学生ローンは通常のカードローンに比べて審査が緩い?

学生ローンとは、学生専用のローンです。

学生は収入が無くても後ろに親がついていることと、数年後には就職して安定した収入を得る可能性が高いため、カードローンよりも学生ローンのほうが学生にとって審査は緩いなどと言われています。

また、学生の間に完済せずに卒業後に完済するような計画でも、問題がない場合がほとんどです。

学生ローンを取り扱う業者のほとんどは、消費者金融と同じ貸金業者ですので、総量規制の対象となります。

つまり、年収の3分の1以内までしか借り入れを行えません。

しかし、カードローンの場合と同じように、学生は収入が少ないことから収入確認資料の提出を必ずしも必要としないことや、学生というだけで勤務先への在籍確認を行わないことが多いです。

そのため、実際にはアルバイト収入がなくても融資を行っている業者も存在するようです。

総じて学生ローンは、通常のカードローンに比べて審査が緩いと言えそうですね。

関連記事をチェック!

1view

非公開: 楽天銀行のカードローンなら学生でも借りられるってホント?

なかなか生活費のやりくりが大変な学生にとって、いざというときに頼りになるカードローンがあったら助かりますよね。 今回は、学生でも借りられるという楽天銀行のカードローンに注目し、その内容を解説してみた...

非公開: 楽天銀行のカードローンなら学生でも借りられるってホント?

金利が比較的低め?

学生ローンは、アルバイトなどで収入のある学生であれば誰でも申し込めます。

また、借り入れ金額は10万円までと少額に設定している業者も多いですが、中には50万円程度までの借り入れに対応している業者も存在します。

また、金利は消費者金融から10万円借り入れた場合には18%となる場合がほとんどですが、学生ローンの場合には15%~17%程度の金利が設定されるのが一般的で、金利的なメリットは学生ローンのほうがあります。

必要書類は、基本的に本人確認書類と収入確認書類だけです。

審査にもそれほど時間はかからず、最短20分という業者も存在します。

学生専用のローンでも収入は必要!

学生ローンもカードローンも、収入のない学生は融資の対象とはしていません。

そもそも貸金業者は、年収の3分の1を超える貸付はできないという総量規制の対象となっているため、年収の0円の人には1円も融資を行うことができないのが基本です。

ただし、前述しているように業者の中には収入がない学生に対しても、実際に働いているか収入があるのかのエビデンスがないまま融資を行ってしまうところも存在するようです。

基本的には学生であろうとなかろうと、専業主婦以外の人は収入がないとお金を借り入れられません。

このため、「学生なら収入が無くても100%融資」などと謳っている業者はかなりの確率で闇金ですので、甘い言葉に乗せられて取引を行わないようにしてください。

また、実際には収入やバイト先が存在しないのにも関わらず、アルバイトで収入があるように虚偽の告知をして申し込んだ場合でも、お金を借り入れられる可能性はあります。

しかし、嘘が発覚した際には免責となり、貸したお金を一括ですべて返済してくださいという手続きが取られてしまう可能性もあるため、そのリスクは覚悟しておいたほうがよいでしょう。

未成年の学生でもアルバイトなどの収入があれば借り入れ可能

上掲したツイートにもあるように、学生ローンは18歳や19歳であっても学生であれば(高校生不可)融資に応じる業者もあるという点で、カードローンと異なります。

では、未成年者が学生ローンを借り入れするための条件とは、どのようなものなのでしょうか?

親の同意は必要?

未成年者借り入れOKの学生ローンの多くは、親の同意や保証人を必要としません。

しかし、アルバイトなどで収入があることが必須で、申し込みの際には給与明細や給与が振り込まれている銀行通帳の写しなどの提出が求められ、収入の確認はしっかりと行っている業者が多いようです。

また、こちらも総量規制の対象となりますので、年収の3分の1を超える借り入れは行えません。

親の同意がない契約は取り消せる

ところで、なぜ銀行や消費者金融が未成年の学生に融資を行わないのでしょうか?

現在、民法上の成人は20歳以上です。

19歳以下は未成年となるため、未成年者の法的行為についての責任は保護者である親が負わなければなりません。

そのため、クレジット会社の自動車ローンなどは18歳から借り入れを行えますが、そのような場合の多くは親が連帯保証人となり、当該借り入れについて親と同じだけの法的責任を負わなければなりません。

法律能力がない未成年に対して、トラブルや親からの申し立てがあった場合には、当該借り入れ契約を親によって取り消されるリスクがあります。

そのため、トラブルなく未成年者に融資を行うためには、親の同意書や連帯保証手続きなどを行わなければならなくなるため、銀行や消費者金融にとっては事務コストが多くかかることになります。

結果として、銀行や消費者金融はリスクと事務コストが多くなる未成年者の融資を行っていないんですね。

未成年者への融資を行っている学生ローンは、銀行や大手消費者金融がとらないリスクをあえてとって、ニッチなニーズから収益を得ようとしていると言えるでしょう。

ただし、平成28年7月から選挙権が18歳以上に引き下げられたことに伴い、国会でも民法上の成人年齢を18歳に引き下げようという動きが出てきています。

民法上の成人年齢が引き下がれば、銀行や大手消費者金融も18歳から借り入れ可能という流れに代わってくる可能性があると、言われています。

学生の審査は信用情報が重要

学生の審査は信用情報が重要

学生は収入が少ないため、審査においてはやはり不利な立場なのでしょうか?

あまり審査する項目がなさそうな学生の場合は、どこを見て審査を行っているのか説明します。

信用情報に問題がなければ審査は通過する

基本的に学生の審査は、フリーターの審査とそれほど変わりはありません。

最初に個人信用情報へ照会を行い、個人信用情報に問題がなかったら、勤務先、年収、勤続年数などの属性を点数化するスコアリングという審査を行います。

個人信用情報の照会結果とスコアリングの点数をもとにして、融資をするか否か、いくらまでどの程度の金利で融資を行うかなどを決定します。

ただし、学生の場合、勤務先はアルバイトである場合がほとんどですし、勤続年数は数ヵ月とか1年程度である場合がほとんどですので、スコアリングの審査はほとんど意味をなしません。

そのため、学生の審査においてもっとも大切なのは個人信用情報です。

個人信用情報には以下の情報が記録されています。

  1. 過去の借り入れやクレジットカードの利用で自己破産、個人再生、債務整理、代位弁済、数ヵ月に及ぶ延滞などの事故がなかったかどうか
  2. 現在、他の借り入れがどの程度あるのか
  3. 他の貸入金やクレジットカードの過去2年分の支払状況

基本的に学生の場合、ここで問題がなければ審査には通過します。

その他の項目は、年収以外は審査の判断材料がほとんどないためです。

お金がある人でもお金にだらしない人はいますし、お金がない人でも支払いだけはきっちりと行う人もいます。

もっとも大切なことはその人のお金に対する人となりですので、個人信用情報から「この人はお金の支払いをちゃんとする人だ」と判断してもらえらなければ、お金は貸してもらえないでしょう。

関連記事をチェック!

2view

非公開: ソニー銀行カードローンは学生でも借り入れ可能なの?

学生時代というのはやりたいことや行きたい場所が多く、えてしてお金が不足しがちなものです。 お金が足りない時の強い味方と言えばカードローンがありますが、学生でもカードローンで借り入れを行うことは可能な...

非公開: ソニー銀行カードローンは学生でも借り入れ可能なの?

カードローンを利用しない学費の借りかた

カードローンを利用するためには審査を受けなければならない以上、審査落ちになってしまって予定していたお金を借り入れられない可能性もあります。

お金を借りられなくて学費が支払えないとなると、退学処分になってしまう危険性もありますので、カードローン以外でお金を借りる方法についても知っておいたほうがいいでしょう。

学生がカードローン以外でお金を借りられそうな方法としては、以下のようなものが挙げられます。

  • クレジットカードのキャッシング枠
  • 各種奨学金
  • 教育ローン
  • 教育支援資金

以下では、それぞれの方法について詳しく説明していきましょう。

クレジットカードでキャッシング

クレジットカードには、お買い物ができるショッピング枠の他に、ATMなどから限度額の範囲内でお金を引き出せるキャッシング枠というものがあります。

未成年者でも、クレジットカードにこのキャッシング枠を作成することで、クレジットカードをカードローンのように利用できます。

ただし、キャッシング枠も年収の3分の1以上を借り入れられないという総量規制の対象となるため、年収のない学生は借り入れできません。

親のクレジットカードの家族会員になっている場合には、本人に収入がなくてもキャッシング枠を利用できるクレジットカードも存在します。

ただし、カード会社によっては家族会員のキャッシングを認めていない会社もありますので、注意が必要です。

また、家族カードでキャッシングできたとしてもキャッシングの限度額は親の本会員カードの限度額までですので、親にキャッシングを行ったことが知られてしまう可能性は、非常に高いと考えたほうがよいでしょう。

関連記事をチェック!

48view

クレジットカードのキャッシングと消費者金融の9つの違いとは

銀行などの金融機関以外のところからカードローンを借りる場合の主な借入先は、クレジットカードのキャッシングと消費者金融が挙げられます。 では、クレジットカードのキャッシング消費者金融のカードローン...

金利も返済期間も学生に優しい奨学金の利用

学費のためにお金を借りるならば、まず誰もが最初に検討するのが奨学金でしょう。

親御さんではなく本人に返済義務が生じる点が、後ほど紹介するローン商品と一番異なる点となってきます。

奨学金は、日本学生支援機構が提供している公的制度が有名ですが、そのほかにも大学、地方自治体、民間企業と多くの機関が奨学金制度を制定しています。

それもあってか、これはあまり知られていない事実なのですが、実は大学生の約50%が奨学金制度を利用しているのです。

奨学金制度には提供先によって、選定基準に下記のように大きな違いがあります。

  • 大学、民間企業:成績優秀者に限定
  • 日本学生支援機構、地方自治体:家庭の事情

もちろん日本政策金融公庫学生支援機構や地方自治体にも成績基準が設けられていますが、成績優秀者に限定したものではなく、選考時には家庭の金銭事情によるところが大きく影響します。

しかし、成績優秀者に限定したものは、返済義務のない給付型となっているのが特徴です。

特待制度と呼ばれる由縁でもあるでしょう。

利用可能者は数人程度と狭き門ですが、トップクラスの成績優秀者ならば申し込んでみる価値はあります。

奨学金利用者は日本学生支援機構、地方自治体の利用が多いのが実情で、その大半が日本政策支援機構の奨学金制度を利用しています。

それでは貸与型と給付型、それぞれの奨学金制度について簡単に紹介していきましょう。

貸与型の奨学金制度

上述した通り、貸与型の奨学金では日本学生支援機構が取り扱っているものがもっとも多く利用されているので、日本学生支援機構の奨学金制度について説明していきます。

日本学生支援機構の奨学金制度

日本学生支援機構の奨学金制度は下記の2つに分類されます。

  • 無利息型(第一種奨学金)
  • 有利子型(第一種奨学金)

それでは有利子型の第一奨学金を例に挙げて、借り入れ条件を見てみましょう。

○平成28年度 貸与利率(固定金利)

4月0.10%
5月0.10%
6月0.10%
7月0.10%
8月0.10%
9月0.16%
10月0.06%
11月0.05%
12月0.15%
1月0.23%
2月0.33%
3月0.33%

○貸与額

  • 大学:月額30,000円、50,000円、80,000円、100,000円または120,000円のいずれか。

*私立大学の医・歯学の課程は120,000円に40,000円の増額可。

*私立大学の薬・獣医学の課程は120,000円に20,000円の増額可。

貸与される額によっては、学費すべてを賄いきれない場合もありますが、金利は今回紹介する中でもダントツの低金利となっています。

この低金利が奨学金の一番の特徴であり、一番のメリットと言えるでしょう。

関連記事をチェック!

174view

入学金などの資金をすぐ簡単に借りれる教育ローン【奨学金はどう?】

執筆者の情報 名前:馬沢結愛(30歳) 職歴:平成18年4月より信用金庫勤務 奨学金で足りない部分は教育ローンで 子供が高校や専門学校、大学などに進学する場合には多額のお金...

給付型の奨学金制度

給付型の奨学金制度は、民間企業などで幅広く取り扱われているため、1つに絞ってご紹介するのは少々難しいと言えます。

給付型であるがゆえに返済義務がないため、貸与型よりも便利なことは間違いありませんが、一定以上の成績を収めていないと利用できないケースがほとんどなので、「狭き門」の奨学金となっています。

また、貸与型の奨学金の中にも、優秀な成績をおさめることで返済義務が免除され、結果的に給付型の奨学金と同じになるようなものもあります。

貸与型の奨学金を利用する場合には、返済が免除になる条件なども確認しておきたいですね。

関連記事をチェック!

195view

学生が10~30万円借りたい場合は学生ローン

学生が30万円借りたいというシーンは割合多いかもしれませんね。自動車運転免許資格取得の費用や楽器購入、卒業旅行、あるいは授業料ということもありますね。しかし学生にとって30万円はまとまった金額でしかも...

日本政策金融公庫の教育ローンの利用

続いては、ローン商品の紹介に移りましょう。

学費を借りるためのローン商品は、使用用途を問わないものを含めればいくつもありますが、代表的なものとなればやはり教育ローンでしょう。

ローン商品は目的別ローンとフリーローンの2つがありますが、目的別ローンのほうが資金使途が決まっていることもあり、金利が低く設定されている傾向があります。

よって、ローン商品で学費を賄うのであれば、まずは教育ローンがオススメとなってきます。

そして、その教育ローンの中でも特に借り入れ条件が優れているのが、日本政策金融公庫が販売している教育一般貸付と呼ばれる教育ローンです。

教育一般貸付の特徴

教育一般貸付の借り入れ者は学生本人ではなく、その親御さんとなるため、親御さんの返済能力が審査時には問われることになります。

しかし、一般的な銀行融資に比べれば、国よる国民教育援助の一環という側面を持つため、下記のように貸付条件に世帯年収の上限が設定されるという通常では見られない条件が加わっています。

子供の人数世帯年収の上限
1人790万円(所得590万円)
2人890万円(所得680万円)
3人990万円(所得770万円)
4人1,090万円(所得870万円)
5人1,190万円(所得970万円)

つまり、世帯年収に余裕があり、民間金融機関から借り入れ可能なところはそちらから借りて下さいというスタンスなのです。

また借り入れ条件も下記のとおり民間金融機関の教育ローンよりメリットのある設定となっており、一番気になる金利も1.0%台と低金利を実現しています。

  • 借り入れ限度額:最高350万円
  • 金利:固定金利…年率1.76%(2017年12月現在)
  • 返済期間:15年以内
  • 入金までの日数:20日程度

学生支援策である奨学金制度や教育支援資金でお金が借りれなかった場合には、まず最初に検討してもらいたい学費の借り入れ方法と言えるでしょう。

民間金融機関の教育ローン

日本政策金融公庫の教育一般貸付でお金が借りられなかったら、次に検討してもらいたいのが民間金融機関の教育ローンです。

この教育ローンは主に下記の2つから販売されています。

  • 民間銀行
  • 信販会社

よって、取り扱い先が多いことから多種多様な特徴を持つ教育ローンがあるため、契約先によって得られるメリット・デメリットは違ってくると言えるでしょう。

相対的な借り入れ条件

それでは、民間金融機関の相対的な借り入れ条件を見ていきましょう。

その条件は下記のとおりです。

  • 借り入れ限度額:300万円~500万円
  • 金利:3.5%前後(固定金利、変動金利)
  • 返済期間:15年以内程度
  • 入金までの日数:20日程度

借り入れ限度額は、日本政策金融公庫よりも高額になる可能性はありますが、一番気になる金利においては2倍もの高金利となってきます。

この金利は、カードローンと比べればかなりの低金利であることは間違いありませんが、日本政策金融公庫の借り入れ条件と比べれば見劣りすると言わざるを得ないでしょう。

民間金融機関の教育ローンの特徴

民間金融機関の教育ローンが利用できるかどうかは、契約者となる親御さんの返済能力にかかっています。

日本政策金融公庫の養育ローンは学費支援という側面を持っていますが、民間金融機関のものにはありません。

審査の焦点は、貸したお金をきちんと返済してくれるかどうかという一点だけです。

よって、申し込み者の親御さんに返済能力がないと判断されれば、お金は借りられません。

しかし、現在自動車ローンや住宅ローンを組んでいる先へ申し込めば、審査通過する確率はグンと上がってくるでしょう。

すでに借り入れ実績があることで、返済能力と信用度の評価が高くなっているので、ほかの金融機関に申し込むよりも審査時評価が高くなるからです。

金利面でも優遇される可能性があるので、取引先銀行に申し込むのもオススメな方法です。

ですが、これはあくまで返済がきちんと行われている場合の話ですから、返済に問題があれば評価は厳しくなります。

また、あまりにも多額の借り入れがある場合は返済余力なしと判断され、審査落ちする可能性が高くなってきます。

関連記事をチェック!

59view

アコムで学生が50万円借りることはできる?

学生にとって50万円は大金ですよね。 50万円あれば、自動車の運転免許合宿や海外旅行、今まで欲しかったものをまとめて買うなど使い道はたくさんありそうです。 しかし学生がアコムから、50万円を借りる...

教育支援資金(社会福祉協議会)の利用

教育支援資金は厚生労働省が管轄し、各都道府県・市町村の社会福祉協議会が窓口となり、収入が低く金融機関からお金が借りられないかたにお金を貸す公的制度である、「生活福祉資金貸付制度」の1つです。

教育支援資金は下記の2つがあり、学費と入学費用の両方を賄うことができます。

  • 教育支援費:高校、大学、高専の学費
  • 就学支援費:高校、大学、高専の入学費用

またこれら支援費の借り入れ可能額は下記のとおりです。

  • 教育支援費 高校:3.5万円以内(月額)
    高専:6万円以内(月額)
    短大:6万円以内(月額)
    大学:6.5万円以内(月額)
  • 就学支援費 50万円以内

教育支援資金の最大の魅力は無利子!

生活福祉資金貸付制度は連帯保証人がいれば無利子、いなければ有利子というのが基本です。

しかし、教育支援資金はお金を借りるのが親御さんではなく、学生本人となってきます。

よって、同居している親御さんが連帯保証人となるため、わざわざ連帯保証人を探す必要もなく、無利子でお金を借りられます。

また返済期間が最長で20年というのも、見逃すことのできない大きなメリットとなってくるでしょう。

利用条件が厳しいのがネック!

無利子で日本学生支援機構の奨学金制度とほぼ変わらない奨学金を受けられるのは、大きな魅力であることは間違いありません。

しかし、教育支援資金は低所得層の支援策である生活福祉資金貸付制度の1つですから、利用できるのは下記世帯に限られます。

  • 低所得者世帯:定収入でお金の借り入れができない世帯
  • 高齢者世帯 :65歳以上の高齢者がいる世帯
  • 障害者世帯 :身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳にいずれかを持つ人がいる世帯

低所得者世帯とする基準は各自治体で違ってきますが、基本的には市町村民税が非課税対象となっている程度が、認定基準値となってくるでしょう。

この点は、利用する際に重要なポイントとなってくるので、まずはお住まいの地域にある社会福祉協議会に問い合わせてみるようにしましょう。

関連記事をチェック!

1850view

生活が苦しい人は社会福祉協議会の貸付が利用可能

一生懸命働いているのにもかかわらず低収入のために、銀行カードローンや消費者金融で借りられない人がいます。生活費で足りない部分はとりあえずお金を借りて解決しようと考えるのが普通ですね。 しかし低収入の...

教育ローンは親名義で借りるもの

教育ローンが一般的なローンと大きく異なる点として、借り入れたお金を実質的に利用する人と契約者が異なるということが挙げられます。

たとえばマイカーローンでは、自動車の購入者がローンの契約者となるでしょうし、カードローンなどでもお金を必要としている人自身が、ローンの契約を行うでしょう。

しかし教育ローンは、親(祖父母の場合も)が自身の子供の入学などに必要なお金を捻出するために、利用するローンです。

そのため、子供自身が授業料や大学での生活に必要なお金を借りるために教育ローンを利用するということは、原則できません。

教育ローンの中には、子供自身がお金を借りることを認めているものもありますが、すべてのローンでそうだというわけではありません。

自分自身のために教育ローンを利用したいという場合には、まずは条件を満たすローンを探すところから始める必要があるでしょう。

数年休学して必死でアルバイトをして学費を稼ぐ人も!?

私立大学に入学した場合、1年間の授業料が100万円を超えることも珍しくありませんし、医歯薬系の学部の場合は200万円を超えることもざらにあります。

自分で稼いだお金だけでそれらの学費を捻出するのは非常に厳しいことなので、人によっては数年間休学してその間に必死にバイトをして、学費分の金額を稼ぐという人もいるようです。

ローンや奨学金を利用して学費を支払うほうが建設的で前向きだという意見もあると思いますが、卒業後に負債を残したくないという考えかたの人もいるでしょう。

アルバイトは大学に通いながらでもできるので、休学中に稼ぐ金額と大学に通いながら稼ぐ金額を事前にシミュレーションしておき、休学期間を最小限に抑えられるようにするといいですね

関連記事をチェック!

241view

学生でも利用可能なオリコのローン!知るとお得な豆知識

オリコローンは便利に利用することが可能で、上手に金策を行うことができます。 この記事では、利用シーンの多いオリコローンについて詳しく解説いたしますので、ぜひ参考にして下さい。 オリコローンは学...

学費を借りる6つのQ&A

では最後に、学費を借りるということや学費の支払いについて、よくある質問にまとめてお答えしていきましょう。

Q1.「自分への先行投資」という意味で学費を子供に払わせる親をどう思いますか?

A.それぞれの家庭の事情次第でしょう

各家庭には、それぞれの事情があり子供と親それぞれの思惑・考えがあります。

「大学に通っているんだから、アルバイトなんかせずにすべての時間を勉強に捧げなさい(捧げたい)」と考える親や子供もいるでしょう。

その一方で、「勉強も大事だけどそれがすべてじゃない、自分の力でお金を稼ぐ経験も重要」と考える親・子供もいるはずです。

学費のすべてを子供自身が支払うとなると、かなりの時間をアルバイト等に費やさなければならなくなりますが、それを「是」とするかどうかは、各家庭の考えかた次第なのです。

自分の家庭として「学費は子供に稼がせるor親が出す」という方針はあってしかるべきだと思いますが、それを一般的な意見として他の家庭にまで強要するのは、よくないですね。

Q2.アルバイトで学費を稼ぐことは現実的に可能?

A.国公立大学なら可能ですが無理は禁物です

上述したように、私立大学や医歯薬系の学部の場合は、1年間の学費が100万円を超すので、アルバイトだけでそのすべてをまかなうことは現実的にはほぼ無理でしょう。

しかし、国公立大学であれば1年間の学費は55万円弱なので、1ヵ月に6万円程度を稼げればアルバイトだけで学費を賄えると言えるでしょう。

ただ、大学生活を続けていくのに必要なお金は当然授業料だけではないので、実際には6万円/月以上の金額を稼がなければなりません。

そうなってくるとバイトにかける比重がかなり重くなってしまい、勉強に費やせる時間が相対的に減ってしまいます。

何のために大学に通っているのかをよく考えたうえで、無理のない範囲でアルバイトを行うようにしましょう。

Q3.専門学校に入学する際に奨学金を全額借り入れることは可能?

A.可能です

専門学校では、学校独自の奨学金を設けているところもあり、入学時に奨学金を借り入れられる場合もあります。

奨学金の借り入れを考えている場合には、入学予定の専門学校の奨学金制度について、確認してみるといいでしょう。

Q4.民間の教育ローン(学費ローン)は母子家庭でも借りられますか?

A.借りられます

民間のローンは教育ローンに限らず、融資を行うかどうかは「返済能力があるかどうか」という点で判断されます。

そのため、母子家庭であっても安定して継続した収入があり、返済能力があると判断されれば、教育ローンを利用できるでしょう。

ただし、教育ローンの中には、親が正社員であることを融資の条件にしているものもあります。

収入が安定していても、派遣社員・契約社員・アルバイト等の場合は利用できない可能性もあることには、注意しておきましょう。

Q5.大学の授業料は前期・後期一括払い?何回かに分納払いすることは可能?

A.分納が可能な大学もあります

大学の授業料は、前期分と後期分を別にしてそれぞれ一括で支払うのが基本です。

ただし大学によっては、半期分の学費を1度で支払うのが経済的に困難である家庭に対して、分納や延納を認めているところもあります。

分納が可能な大学では、多くの場合支払い回数を2~6回程度に分割できるので、家計の事情も考慮に入れて、分割回数を選ぶといいでしょう。

なお、分納を希望する場合は、前期分と後期分それぞれに設定された申請期間内に、分納を希望する旨を申請しなければなりません。

大学ごとに申請期間は異なるので、申請し忘れのないように注意しましょう。

Q6.奨学金の利用と教育ローンの利用、一般的にどちらが多い?

A.奨学金のほうが多いと考えられます

Yahoo!知恵袋に、以下のような質問が投稿されていました。

奨学金と教育ローン、大学生で借りてる人が多いのはどっちですか?

この質問に関しては、投稿者も回答者も、奨学金やローンという制度を批判することに主眼が置かれているようで、実際にどちらのほうが多いかについては言及されていませんでした。

また、奨学金と教育ローンの利用を比較したような調査も行われていないため、どちらのほうが利用されているかを客観的に判断することは難しそうです。

しかし上述した通り、大学生の半数近くが奨学金を利用しているという状況を考えると、教育ローンよりも奨学金を利用している人のほうが多いと言えそうです。

奨学金と教育ローンは、どちらにも相応のメリット・デメリットがあり、どちらのほうを利用したほうがいいとは、一概には言えません。

自身もしくは自身の家庭が置かれている現状と、奨学金と教育ローンそれぞれの特徴をきちんと把握して、利用すべき制度を選ぶといいでしょう。

まとめ

学生が、学費を捻出するためにお金を借りる方法について、説明してきました。

カードローンや教育ローン・奨学金など、かなりいろいろな選択肢があったのではないかと思います。

ただし、お金を借りる以上は必ず返済の義務が発生します。

学費として必要だからということで、お金を借りることを否定するわけではもちろんありませんが、きちんと返済のことまで考慮に入れて借り入れないと、将来的にしんどい思いをすることになります。

学費を全額借り入れでまかなうのではなく、一部はアルバイトで稼いだお金でまかなうなどすることで、無理のない形で返済を行うことが可能になると思いますよ。

 0.0  (0)
+ この記事を評価する
×
 0.0  (0)

この記事を評価する

決定

コメントを投稿できます (感想,相談歓迎です!金貸しのプロ対応します)