カードローンの借り換え手順と流れ

カードローンを金利の低い他のローンに借り換えたい、複数のカードローンを1つにまとめたいという人の中には、どのようにして借り換えを行うのか、借り換え後はどのように返済を行うのかを理解していない人も少なくありません。

この記事ではカードローンの借り換えの手順と、借り換え後の流れを解説します。

執筆者の情報
名前:手塚 龍馬(仮名)
年齢:33歳
性別:男性
職歴:2007年~2014年地方銀行の貸付業務に従事

まずは現状把握から

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借り換えの手順の第一歩は今自分が借りているローンがどのような状況になっているのかを把握することです。

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総額はいくらのなるのか

複数の借入金がある人は、そのローンの総額が現在いくらになっているのかを把握しましょう。

いくらのローンを借りて借り換えを行うのかがわからなければ、借り換え後の毎月返済額も金利も分からないためです。

毎月返済額の合計はいくらか

毎月いくらの返済をしているのかもしっかりと把握しましょう。

複数の借入金を1つにまとめる借り換えを行う際の最大のメリットは毎月の返済額が少なくなるという点です。

借り換えによって、いくら毎月返済額が軽減するのかをしっかりと把握する必要があります。

加重平均金利は何%か

加重平均金利とは複数のローンを借りている場合の平均金利を示します。

例えば以下の3本のローンを借りている人がいるとします。

①借入額50万円、金利14.5%

②借入額20万円、金利18%

③借入額30万円、金利16%

加重平均金利とは、借入額×適用金利をそれぞれのローンについて求め、そこで求められた金額の総額を借入額の総額で割ります。

この場合は以下のようになります。

①(50万円×14.5%=72,500円)+②(20万円×18%=36,000円)+③(30万円×16%=48,000円)÷(①50万円+②20万円+③30万円=100万円)×100=15.65%

この3つのローンの平均金利は15.65%ということがわかります。

借り換えの際には15.65%未満の金利のローンに借り換えを行えば、金利的なメリットを得ることができます。

借り換え先ローンの選定

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自分の借入状況が把握できたら、どのローンで借り換えをするかの選定に入りましょう。

加重平均金利よりも金利が低いローンに借り換えることはもちろんですが、自分の借入状況に最も適したローンを選択することが重要です。

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年収の何%他債務があるのか

現在、自分の借入が年収の何%となっているのかによって、選択できるローンの種類が異なります。

カードローンの場合、銀行では年収の2分の1、消費者金融では年収の3分の1までしか借りることができません。

このため、すでに年収の2分の1を借りてしまっている人は銀行カードローンでは借り換え不可ですし、年収の3分の1を消費者金融などの貸金業者から借りている人は消費者金融のカードローンでは借り換え不可能です。

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カードローンかおまとめローンか

上記の年収に対する債務の割合に問題がない人は、銀行カードローンに申し込みを行うことをおすすめします。

銀行カードローンはそもそもの金利設定がおまとめローンや消費者金融カードローンよりも低いうえ、金額が大きくなれば金利も下がっていくため、金利的なメリットを得ることができる借り換え手法です。

年収に対する他債務の割合が多い人は、カードローンは不可能ですので、おまとめローンを活用しましょう。

おまとめローンは年収に対する債務の割合はカードローンほど重要視されません。

なお、消費者金融のカードローンはそもそも金利が高いうえに借入可能額も少ないため、借り換えには不向きです。

銀行か消費者金融か

おまとめローンを選択する場合には銀行のおまとめローンを選択するのか、消費者金融のおまとめローンを使用するのか選択しなければなりません。

銀行のおまとめローンは銀行からの借入も消費者金融からの借入もまとめることができます。

一方、消費者金融のおまとめローンは銀行からの借入をまとめることができないため、消費者金融からの借入が多い人にはおすすめです。

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金利は下がるのか

自分の借入状況がわかったら、自分に最も合った借り換えの手法を選択することができます。

次に借り換え前の加重平均金利よりも金利が下がるのか上がるのかという比較を行いましょう。

金利負担の軽減を目的として借り換えを行う場合には、加重平均金利よりも低い金利のローンを選択しましょう。

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毎月返済額は下がるのか

毎月返済額の軽減を目的として借り換えを行う人は、借り換え前と借り換え後の返済額がどの程度変わるのかの比較を行いましょう。

同じ金額でもカードローンの商品によって最低返済金額は異なりますまので、できる限り最低返済額が少ないローンを選択することをおすすめします。

なお、最低返済額が少なければ少ないほど、返済期間が延びて利息負担額が大きくなってしまうということだけは理解したうえで借り換えを行ってください。

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申込前の準備まとめ

以下、借り換えローンの選定のための手順を順番に列挙してみました。

  1. 現状把握(総額、返済額、加重平均金利等)
  2. 年収に対する借入額を算出(年収の2分の1以上であれば銀行カードローン不可、貸金業社からの借入が年収の3分の1以上あれば消費者金融カードローン不可)
  3. 年収と借入額の割合に問題なければ銀行カードローンがおすすめ
  4. カードローンが不可能であれば、銀行のおまとめローン
  5. 消費者金融からの借入が多いのであれば消費者金融のおまとめローン
  6. 借り換え手法が決まったら、金利・最低返済額などから自分に最適な借り換え商品を選択
  7. 申し込み

借り換えローン実行後

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自分に最適な借り換えローンの審査にめでたく通過した後は契約を行って晴れて融資実行となります。

しかし、借り換えはここだけでは終わらないのです。

融資実行後に融資金で借り換え前のローンを自分で返済しなければならないのです。

カードローンは自分で返済

カードローンで借り換えをする場合には、自分で借り換え前の借金を返済しなければなりません。

自分で返済しないと、カードローン会社(銀行)は融資金が実際に何に使われたのかまでは管理してくれません。

間違っても、返済をせずに別の目的にお金を使ってしまうということがないようにしてください。

借金が増えて大変なことになってしまいます。

カードローンの返済は融資金の残金をATMから返済するだけになります。

しかし、ATMからの返済では1,000円以上しか返済できないため、1,000円未満の部分はは返済できずに残ってしまうことになります。

カードローンの残高を完全に0円にしたい場合には、電話で残高をすべて返済したいと伝え、金額を聞き、その金額を所定の返済用口座へ振り込む必要があります。

また、カードローンを完済しても、利用限度額が残っていたら再び簡単に借金ができてしまうため、できれば不要な枠は解約しましょう。

解約の手続きも同様に電話にて「解約したい」と伝えれば簡単に解約できます。

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おまとめローンは返済も管理される

おまとめローンは融資金が本当に返済に使用されたかどうかも管理されます。

ローンによっては、借り換え先のローン会社におまとめ先の銀行が直接融資金を振り込む場合もありますし、カードローンのように自分で返済の手続きを行わなければならないこともあり、その場合には完済証明書などの「確かに返済したことを証明する書類」の提出が必要になります。

いずれの方法も、借り換え前のローン会社へ電話をかけて「すべて返済したい」という旨を伝える必要があります。

カードローンは日々利息が発生するため、事前に返済日を決めて、その日に返済しないと、金額が変わってしまうため注意しましょう。

完済後は、毎月おまとめローンの返済をしていくだけになります。

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ローンが複数あるとなぜ大変?

ローンが複数あると返済が大変になると言われていますが、その理由はどのような点にあるのでしょうか?

返済スケジュールの把握が困難

借入本数が多いと、本数の分だけ返済日がばらけることになります。

毎月に何回も返済日があると、その分だけ返済に追われることになりますし、返済日をうっかり忘れてしまい延滞をしてしまうというリスクがあります。

借入本数が多ければ返済日も多くなるため、スケジュールの管理が大変で、月に何度も返済に追われることになるため精神的にもかなり大変です。

高金利が適用されていることが多い

借入の利息は利息制限法という法律によって決まっています。

利息制限法では以下のように上限金利が決まっています。

10万円未満:20.0%
10万円以上100万円未満:18.0%
100万円以上:15.0%
10万円台の消費者金融などのカードローンは大抵18%の金利です。

このため、複数の少額カードローンをまとめて100万円以上になる場合には必ず金利は15%以下になることになります。

また、銀行系カードローンなどは金額が大きくなればあるほど金利は低く設定されています。

おまとめによる借り換えは1本あたりの金額が大きくなればなるほど金利的なメリットは出やすくなります。

クレジットカードを新規発行しにくい

借入本数が多いとあらゆる審査に通過しにくくなります。

カードローンなどの借入審査はもちろん、クレジットカードなどの審査にも通過しにくくなります。

借入本数が多い人は、他の借入金の返済を他の借入金からの借入で行う傾向にあります。

借金の返済を借金で行う人は、借金が雪ダルマのようにどんどん膨らんでいくものであるため、複数の借入がある人は、信用力が大きく棄損されクレジットカードをはじめとしたあらゆる審査に通過しにくくなります。

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メリットいっぱい!カードローンのおまとめ一本化

カードローンのおまとめには非常の多くのメリットがあります。

主なメリットは以下の通りです。

①低金利になる

前述しているように、カードローンは金額が大きくなればなるほど金利は低くなります。

おまとめは確実に1本あたりの金額がおまとめ前より大きくなる借入方法です。

そのため、おまとめを行うことによって、よほど小さい金額のローンをまとめて、おまとめ後の金額がそれほど大きくならない場合以外はほぼ確実に低金利になります。

②借入が増えない

銀行にはおまとめローンという商品があります。

このローンはおまとめ以外の借入には使えないという特徴があります。

おまとめローンに借り換えた後は、完済まで毎月返済していくだけになりますので、他で何も契約をしなければ借入額は増えません。

また、東京スター銀行のおまとめローンのように、毎月の返済によって元金が減った分は、当初のおまとめ額の範囲内で追加借入が可能という商品もあります。

例えば複数のローンを合計200万円でまとめた場合で、返済を続けていって残高が180万円まで減ったとすると、減った分である20万円は借入が可能になります。

この方法であれば、おまとめ後にわざわざ新規で他のカードローンなどを契約しなくても、少しの生活費などの今までカードローンで用を足していたように使い方にも対応できます。

なお、おまとめ後は信用状態が改善するため、新規のカードローンの契約もおまとめ前よりも簡単です。

このため、意思を強く持たずに簡単に新規のカードローンを作成してしまうと、借金はおまとめ前よりも増えてしまうことにもなりますので、注意してください。

③返済計画が立てやすい

おまとめ専用ローンは証書貸付という貸付方法で行うのが一般的です。

証書貸付の契約方法は最初に最終返済期限を設定します。

ここで設定された期限によって定まる毎月返済額を最終回までコンスタントに返済していくのが証書貸付の返済方法です。

住宅ローンや自動車ローンと同じです。

カードローンは利息プラスα程度の少ない元金を返済すればいいように毎月の返済額が低く設定されています。

そのため、毎月の約定返済だけを行っていくだけで臨時返済をしなければいつまでたっても返済が終わりません。

一方、証書貸付であるおまとめローンは最初から期日が設定されているため「あと何回返済を行えば完済する」という計画が立てやすいという点もメリットとして挙げることができます。

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悪徳業者にひっかからない!具体的なチェック方法

複数の借入がある人は、「お金に困っている」という情報が悪徳業者に流れている場合もあります。

悪徳業者はそのような情報から「おまとめによって返済が楽になる」などと甘い言葉を持ち掛け、結果的に闇金からお金を借りさせてしまうというような場合もあります。

特に名前を聞いたことがない業者からの借入を検討する際には要注意です。

悪徳業者にひっかからない具体的なチェック方法をご紹介します。

貸金業登録をしているか

銀行や信用金庫や大手消費者金融以外の聞いたことがないような業者からお金を借りようとする場合には、金融庁に登録している貸金業者かどうかのチェックが必須です。

金融庁のホームページには登録貸金業者の一覧がありますので、取引の前には必ずチェックを行うようにしましょう。

例えば以下はアコムの登録番号です。

関東財務局長(12)第00022号

貸金業登録の( )の中の数字は3年ごとの更新回数を示しています。

更新回数が多ければ多いほど、その会社が長らく金融庁に認められてきたという証左です。

この数字が多ければ多いほど、歴史のある貸金業者であると言え、悪徳業者ではないということが分かります。

このように、名前を聞いたことがない業者と取引する際には必ず金融庁のホームページで検索を行いましょう。

ここで検索できない業者は悪徳業者であると考えた方が無難です。

ホームページがあるか

ホームページがあるかどうかも大切です。

また、ホームページ内に貸付の条件や利用・返済の方法が具体的に記述されていない場合も実際の契約の際に非常に不利な条件や、法定外の条件で契約を交わされる可能性もあります。

また、悪徳業者の中にはホームページに「悪徳業者に注意」と表示することで、自社が悪徳業者ではないというアピールを行っている場合もありますので、ホームページの有無なだけで判断するのはなく、やはり合わせて金融庁のホームページでの確認も怠らないようにしましょう。

フリーダイヤルがあるか

申し込み専用ダイヤルがフリーダイヤルかどうかなども重要です。

また、女性ダイヤルなども設けられていたりするとさらに信用度は向上します。

悪徳業者は足がつかないために固定電話を持たないケースが非常に多いです。

このため、固定電話でフリーダイヤルまでもっていると安心です。

携帯電話番号しかない業者はかなり怪しいので避けた方がよいでしょう。

いずれにせよ、最後には必ず金融庁のホームページを検索して金融庁登録業者かどうかの確認を行いましょう。

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カードローンの借り換えQ&A

増枠審査と借り換え審査はどちらが難しい?

消費者金融では総量規制の範囲内である限りは増枠審査の方が簡単であると言えます。

信用状態に問題がなければ消費者金融は総量規制の範囲内ギリギリまでお金を融資するものであるためです。

銀行などの借り換え審査は①現在よりも借入金が増えない②借り換えによって毎月の返済額が軽減されるという前提のもとに審査を行います。

このため、単純に借入額が増えてしまう増枠審査には通過できないが、借り換えの審査に通過する場合もあるようです。

借入額が軽微のうちは返済状況に問題がない限りは増枠審査にも通過できますが、借入額がパンパンになってくると増枠の方が難しくなってくるようです。

いずれにしても、既往借入金の返済状況に遅れがあったりするような場合にはどちらの審査にも通りにくくなるため、返済だけは期日通り行うように徹底しましょう。

借り換え審査ではどんな書類が必要?

カードローンで借り換えを行う場合には本人確認書類と収入証明書の提出だけで問題ありません。

しかし、おまとめ専用ローンやフリーローンなどで借り換えを行う場合には既往借入金の残高が証明できる書類の提出なども必要になります。

また、銀行によっては勤続年数が確認できる健康保険証の提出なども必要になる場合もあるようです。

おまとめローンに契約すると、他のローンは解約しなくてはダメ?

基本的にはおまとめローンは既往借入金の契約条件として、既往借入金の返済と解約が条件となっています。

このため、融資実行後に解約証明の提出などを義務付けているローンも数多くあります。

おまとめローンはおまとめによって、毎月の返済額が少なくなることから、返済に問題ないと判断できるからこそ融資を行うものです。

それが、空いた枠からまたお金を借りてしまったら、結果として借金はさらに増え、おまとめローンの返済も危うくなってしまいます。

おまとめローンは新規の借入を行いやすくするものではなく、複数の債務を1つにまとめ、返済を助けるという目的のローンであると理解しておきましょう。

比較して分かった!業者別カードローン金利の傾向

カードローンには銀行などの金融機関が発行しているものと、消費者金融やクレジット会社が発行しているものがあります。

両者は取り巻く法律が異なるため、金利面などの商品設計も大きく異なります。

業者別の金利傾向の違いをしっかりと把握しておきましょう。

消費者金融

金融機関以外のノンバンクでお金を貸している業者を貸金業者と言います。

アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビットなどの大手消費者金融も貸金業者の1つです。

貸金業者は貸金業法という法律によって①貸金業者からの合計で年収の3分の1を超える貸付を行うことができない②専業主婦への貸付に規制があるなどという規制を受けています。

消費者金融などの貸金業者はこの規制によって高額の貸付を行うことができなくなり、少額融資に特化しています。

このため、金利は銀行に比べて高く、大手消費者金融の最高金利は18.0%(プロミスだけは17.8%)と法定金利ギリギリの金利となっています。

金利面では貸金業法の規制を受けない銀行系カードローンには敵いませんので、消費者金融は融資までのスピードに特化しています。

申し込んでから融資までを即日で行う即日融資に特化しており、大手消費者金融は審査完了まで最短30分融資まで最短1時間から2時間程度という会社もめずらしくありません。

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一般銀行

先ほど述べたように、銀行系カードローンは貸金業法の規制を受けません。

そのため、高額融資に対応しているという点が特徴です。

そのため金利も消費者金融よりも低めに設定されており、メガバンクの最高金利は14.5%前後が相場です。

その分、消費者金融よりも審査が厳しい傾向にありますが、審査のハードルを下げるために最高金利を消費者金融と同じく18%程度に設定している銀行も存在します。

銀行系カードローンは一般的には消費者金融よりも審査の時間も融資までの時間もかかりますが、審査システムの発達したメガバンクなどのカードローンは審査にかかる時間は最短30分で即日融資にも対応しています。

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ネット銀行

ネット銀行は基本的には店舗を持たない銀行が多いですので、カードローン1枚にかかる店舗運営費や人件費などの管理コストが低いのが特徴です。

金利面でも最高金利が14%を切るような銀行も珍しくありません。

また、ネット銀行は母体となっている企業の本業が金融業ではない銀行が多くあります。

イオン銀行やじぶん銀行などは本業の特徴をカードローンにも反映しています。また、じぶん銀行はauユーザーには金利の優遇を行っています。

このように、ただでさえ金利面でメリットが大きいネット銀行ですが、本業と絡めてさらに金利の優遇を行っています。

ただし、ネット銀行はメガバンクに比べて審査システムがそれほど発達していませんし、自動契約機なども保有していないため審査に時間がかかり、融資までには1週間程度時間がかかる場合が珍しくないという点がデメリットです。

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信用金庫や信用組合でもカードローンは発行しています。

金利は銀行とそれほど変わらない場合が多いですが、中には最高金利で10%を切るような金利が設定されているカードローンも存在します。

信用金庫や信用組合のカードローンの特徴として、基本的には契約時は来店しなければならないという点と、それに合わせて融資までに時間がかかるという点がデメリットです。

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実際に各銀行で提供している低金利のカードローンを紹介していきます。

銀行名商品名最高融資額金 利
 三菱UFJ銀行バンクイック500万円1.8%~14.6%
りそな銀行りそなプレミアムカードローン800万円3.5%~12.475%
横浜銀行横浜銀行カードローン1,000万円1.9%~14.6%
千葉銀行ちばぎんカードローン800万円1.7%~14.8%
住信SBIネット銀行ミスターカードローン1,200万円1.59%~7.99%
イオン銀行イオン銀行カードローン800万円3.8%~13.8%
じぶん銀行カードローン(じぶんローン)
「借り換えコース」
最大800万円1.7%~12.5%
ジャパンネット銀行ネットキャッシング1,000万円2.5%~18.0%

銀行によっては1%台の金利で借りることもできますし、最高金利も消費者金融の一般的な金利である17%~18%よりも低いですので、最高金利での借入でも金利が低くなる可能性もあります。

取引内容によって金利を引き下げる銀行もある

カードローンの金利は契約をする利用限度額に応じて各銀行によって変わりますが、銀行によっては取引の内容によって通常金利から引き下げる制度を行っているところもあります。

例えばりそな銀行では住宅ローンを利用している人であれば適用金利から0.5%引き下げますので3%~11.975%で借りることができます。

住信SBIネット銀行ではミライノカード保有で引落口座設定をすると0.1%、SBI証券口座保有登録済または住宅ローン残高があれば0.5%を引き下げますので最大で0.6%低くなります。

このように、銀行によっては取引内容に応じて金利を下げることもありますので、まずは自分が普段利用している銀行のカードローンを確認することをおすすめします。

少額借り換えはフリーローンが低金利

冒頭でもお話ししましたように、カードローンの金利は契約をする利用限度額に応じて決まります。

その仕組みは高額な利用限度額になるほど低金利となっていきますので、少額(100万円程度)の借り換えでは最高金利が適用されることがほとんどです。

これに対し、銀行のフリーローンは利用限度額というよりも一律の金利や信用に応じた金利が適用されるものもあります。

借入金額ではなく一律や信用に応じた金利となれば、高い金利となることがほとんどの少額借り換えの場合にはカードローンよりも低金利で借り換えすることができる可能性があります。

もちろん申し込みをして審査しないことにはどのような金利となるのかということはわかりませんが、一般的にカードローンよりも審査が厳しいフリーローンで審査に通ることができればカードローンでも借りられる可能性は高いです。

ですので、借り換えに必要な金額が少額である場合にはフリーローンで借り換えすることも選択肢の1つとなります。

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商品性もおまとめローンとフリーローンは似ており、借りてしまえば基本的に返済のみの取り扱いとなります。

複数のカードローンを借り換えする場合には信用は低い場合が多いのですが、返済実績や完済実績があれば低金利での借り換えも可能となります。

表面上の金利も大事なのですが、実際にかかる金利はその人の信用によることろも大きく影響しますので、審査の通りやすさだけでなく金利の面でも信用は高くしておくことがいいです。

まとめ

借り換えローンの手順はまず最適な商品を選定することから始めます。

まずは、自分の借り入れ状況を分析し、自分に適した借り換えの手段を選択しましょう。

審査に通過した後は借り換え前のローンの返済を忘れないようにしましょう。

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執筆者の情報 名前:馬沢結愛 年齢:30歳 性別:女性 職歴:平成18年4月より信用金庫勤務 複数のカードローン借り換えで有利に 複数のカードローンを利用している場...

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