信用情報の交流システムFINEとCRINを知っておきたい理由は?

ローンの利用履歴が登録される信用情報機関は3つあり、それぞれ異なる情報を持っています。

ただし、信用情報機関はお互いに情報を共有しています。

その共有システムがFINEとCRINです。

過去に返済の遅れがあった人は、この仕組みを理解することで、今後の借入が有利になる可能性がありますので確認してみましょう。

執筆者の情報
名前:馬野 伸斗(仮名)
年齢:50歳
性別:男性
職歴:信用組合に20年以上勤務

個人信用情報機関とは

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個人信用情報機関は、ローン利用者の返済情報を共有するシステムを持っています。

システムの内容の前に、まずはそれぞれの個人信用情報機関の特徴を整理しましょう。

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延滞情報が登録されるシステム

銀行や消費者金融といった金融機関は、ローン利用者の利用履歴を個人信用情報機関に登録します。

そして、新規の借入の申し込みがあったときに、個人情報機関に照会することで申込人への過剰融資を防ぐことができます。

また、個人信用情報機関は日本信用情報機構(JICC)、シー・アイ・シー(CIC)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つがあるということを覚えておきましょう。

照会した記録が残る

金融機関が個人信用情報機関に照会すると、照会したという記録が残ります。

同様に、開示請求といって、ローン利用者が自分の情報を照会したときにも記録が残されます。

照会記録の履歴が多いと金融機関にとっては、審査をするときの印象が良くありませんのでローンのむやみな申込や、目的のない開示請求は控えましょう。

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同意なしでは照会できない

金融機関は申込人の同意なしで、個人信用情報機関に照会できません。

同意のないまま勝手に照会することは、個人情報保護法に違反するからです。

また、同意書にはどの個人信用情報機関に照会されるのか、明記していますので覚えておきましょう。

登録される情報と信用機関は決まっている

個人信用情報機関が3つある理由は、情報が登録される金融機関が違うからです。

例えばJICCには、消費者金融やクレジット会社、また一部の銀行ローンの情報が登録されます。

さらに、CICには消費者金融やクレジット会社が、KSCには銀行全般のローン情報が登録されます。

なお、登録される情報の内容や、情報が保管される期間についても個人信用情報機関によって異なりますので注意しましょう。

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情報が共有されていることに注意!

ローンが通らない人は、次ように考えるかもしれません。

自分の過去の延滞履歴が残っていない情報機関と、提携した金融機関で申し込みすればローンが通るのではないかということです。

確かにその可能性はゼロではありませんが、個人信用情報はお互いの情報を共有しています。

そこで、これから話しする共有システムの内容と、対処法についてしっかり押さえておきましょう。

信用情報の交流システムとは?

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個人情報機関は、お互いの情報をFINEやCRINという交流システムで共有しています。

過去に返済遅延などがあった人は、今後の借入のためにもこの仕組みについて覚えておきましょう。

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信用情報機関は情報を共有している

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FINEではJICCとCICが情報交流している

FINEとは、日本信用情報機構(JICC)とシー・アイ・シー(CIC)の情報を共有するネットワークシステムです。

またFINEは、貸金業法の指定信用情報機関制度という、ルールに基づくシステムです。

したがって、消費者金融やクレジット会社といった貸金業者が対象であり、銀行は含まれないことを覚えておきましょう。

どこまで情報が交流される?その内容は?

FINEで交流される情報は、ローン利用者の個人情報とローンの利用履歴です。

ローンの利用履歴は、契約年月日、借入金額と残高、返済遅延等の内容です。

ただし、債務整理(「任意整理」「自己破産」など)の履歴は共有されません。

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CRINは個人信用情報機関全てのネットワーク

CRINは個人信用情報機関の3つ全てが、情報を共有するネットワークです。

つまり、JICC、 CIC、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の全てが情報共有しています。

ただし、CRINは法律に基づくネットワークではなく、情報交流を自主的な運用として信用情報機関同士をネットワークで組んでいるものです。

相互交流されない信用情報がある

CRINで相互交流される情報は、ローン利用者の全ての情報とは限りません。

それは、CRINは自主的な運用目的であるため、全ての情報を提示する義務がないからです。

したがって、CRINでは債務整理の履歴に加えて、軽微な延滞情報についても共有されない可能性があります。

FINEとCRINで知っておきたいメリット

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ここまでFINEとCRINでも共有されない情報があるということを話ししました。

そこで、利用者にとってどのような、メリットがあるのかについて知っておきましょう。

債務整理をしてもカードがつくれる?

自己破産をして5年がたった人は、クレジットカードやカードローンを組める可能性があります。

それは、自己破産といった債務整理の履歴は、FINEやCRINでは共有されないからです。

また、自己破産の履歴が抹消される期間は、KSC(全国銀行個人信用情報センター)では10年、日本信用情報機構(JICC)シー・アイ・シー(CIC)では5年となります。

このように、個人信用情報機関に登録されている情報と、FINEやCRINで共有される情報の内容の違いを押さえておくことで、今後の借入が有利になる可能性があります。

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全ての金融機関が照会するわけではない

FINEとCRINは全ての情報機関が照会するわけではありません。

それは、FINEは貸金業者を対象としたネットワークですし、CRINは銀行も対象としつつも法律的な加入義務がないネットワークだからです。

また、金融機関はこれらのネットワークに照会するときに、手数料を払わなければなりません。

したがって、個人信用情報機関同士で全ての情報が、共有されるわけではないことを覚えておきましょう。

まとめ

過去にローンの返済遅延などがあった人は、まずは3つの個人信用情報機関に開示請求をしましょう。

そして、今回話したFINEやCRINで共有されない情報を確認することで、今後の借入が有利になる可能性があります。

また新規申込のときには、金融機関がどの個人信用情報機関に照会するのか、必ず確認するようにしましょう。

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