専業主婦はカードローン契約ができないのは本当か

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決定

「総量規制」により専業主婦は、消費者金融などで借り入れができなくなりました。

そこでその受皿になったのが、銀行カードローンです。

しかし銀行カードローンも2017年以降は、専業主婦へ貸付けはしない方向になっています。

それは、銀行の貸し過ぎが問題になり、多重債務者が増加していると批判も多くなってきているためです。

執筆者の情報
名前:馬野 伸斗(50歳)
職歴:信用組合に20年以上勤務

専業主婦が申し込める銀行カードローンはある?

最初に、専業主婦が申し込める銀行カードローンがあるかどうかに関してですが、結論からお伝えしておくと、専業主婦でも申し込める銀行カードローンはあります。

確かに銀行業界は、融資に対する規制を強化してはいますが、専業主婦に対する融資を完全に行わなくなったわけではありません。

それぞれの銀行で融資に対するスタンスが異なるので、一概には言えませんが、配偶者のかたの収入が安定したものであれば、専業主婦に対してでも喜んで融資を行う銀行もあります。

専業主婦のかたが銀行カードローンで融資を受けにくくなっているのは事実ですが、きちんと融資を行ってくれる銀行もありますので、そういったところを探して申し込むといいでしょう。

専業主婦でも利用できる銀行カードローン一覧

では具体的に、どのような銀行カードローンが専業主婦に対する融資を行っているのでしょうか。

地方銀行のものまで列挙すると非常に数が多くなってしまいますので、代表的な銀行カードローンを以下に表で示します。

銀行カードローン適用金利融資限度額
イオン銀行カードローン3.8%~13.8%~800万円
楽天銀行スーパーローン1.9%~14.5%~800万円
ジャパンネット銀行
ネットキャッシング
2.5%~18.0%~1,000万円
横浜銀行カードローン1.9%~14.6%~1,000万円
セブン銀行カードローン15.0%~50万円

大手の銀行からネット銀行・地方銀行まで、幅広い銀行が取り扱っているカードローンを利用できるのが、お分かりいただけると思います。

実際に適用される金利や利用限度額は、申し込んでみるまで分かりませんが、自分にとってもっともいい条件で利用できそうなカードローンを選んで、申し込むといいでしょう。

専業主婦が借り入れするときにはここに注目!

実際に専業主婦がカードローンを利用して借り入れを行う場合に、注意しておきたいポイントを、いくつか挙げていきましょう。

毎月の返済額が低めか

カードローンでは毎月必ず返済を行わなければならないので、毎月の返済額が低めかどうかは、重要なポイントです。

毎月の返済額が高いと家計に負担を与えることになり、カードローンの継続的な利用・返済が難しくなってしまいます。

カードローンに申し込む前に、現在の毎月の収入・支出をしっかりと確認して、毎月どれくらいの返済額までならOKかの目安を決めておきましょう。

そのうえで、その目安を下回る金額での返済で済むカードローンを中心に考えるようにすれば、カードローンの返済で首が回らない、なんてことにはならなくて済むと思いますよ。

金利が低めか

金利は、返済負担にダイレクトに関わってくる要素なので、できるだけ低いほうが望ましいことは言うまでもありません。

それぞれのカードローンで決められた金利幅がありますので、できるだけ低い金利で借りられそうなカードローンを選ぶようにしましょう。

ただしこのとき注意しておかなければならないのは、カードローンの金利幅のうち注目すべきは、下限金利ではなく上限金利だということです。

「できるだけ低い金利で…」と考えると、ついつい下限金利にばかり目が行ってしまいますが、下限金利が適用されるのは利用限度額上限に近いような金額を借り入れた人が大半です。

専業主婦がお金を借り入れる場合は、少額での借り入れになることが多いと思いますが、そのような場合に適用されるのは上限金利に近い金利なので、上限金利に注目しなければ意味がありません。

「上限金利ができるだけ低いカードローン」を選ぶことで、お得に借り入れられる可能性が高くなるでしょう。

専業主婦専用の仕組みなどがあるか

銀行カードローンの中には、通常の融資と専業主婦に対する融資を分けているところもあります。

通常の融資では最大融資限度額が800万円のところを、専業主婦に対する融資では50万円までにしている、といったような具合です。

こう聞くと「専業主婦だからって差別して!」と思われるかもしれませんが、実はこれは専業主婦のかたにとってはありがたい措置となっています。

利用限度額を制限することによって、専業主婦のかたでも審査に通りやすいようにしてくれているからです。

専業主婦のかたがお金を借りる場合、何百万円というような金額を希望することはほとんどなく、たいていは十数万円~数十万円単位でしょう。

そのため、専業主婦向けに別枠を設けてくれている銀行カードローンは、専業主婦のかたからすれば「狙い目」のカードローンとなるのです。

内緒で借りたいときにはここに注意!

専業主婦の人が借り入れを行う場合、家族には内緒でのことも多々あると思います。

家族に内緒で借り入れを行いたい場合には、次のことに注意する必要があります。

在籍確認は旦那が留守のタイミングで受け取ること

カードローンに申し込みを行うと、カードローンへの申し込み意思の確認や本人確認を行うために、申し込み者本人の連絡先に電話がかかってくることがあります。

この電話が、旦那が在宅のタイミングでかかってきてしまうと、最悪の場合旦那にカードローンの利用がバレてしまいかねません。

そのため、旦那が自宅にいないタイミングを見計らって申し込みを行って、旦那がいないタイミングで自宅への電話を受け取るようにするのがベターです。

契約後にはローンカードが郵送されてきますが、そのローンカードも自分自身でしっかり回収することで、旦那に疑われてしまう可能性を少しでもなくすようにしましょう。

中小の消費者金融で借りることはできる?

専業主婦という立場だと、銀行カードローンの厳しい審査を乗り越えられるかどうか不安だというかたは、消費者金融を利用することを検討するかもしれませんね。

消費者金融では、大手よりも中小のほうが審査が緩いとされていますが、専業主婦のかたは中小の消費者金融で借り入れを行うことはできるのでしょうか。

配偶者貸付制度を利用しよう

まず根本的な問題として、「総量規制」という規制の影響で、専業主婦のかたは消費者金融では融資を受けられません。

しかし総量規制の「例外」として、配偶者の収入を利用することで融資を受けられる「配偶者貸付」という制度があります。

この制度は、申し込み者単独の収入ではなく、配偶者との合算した収入で考えることによって、収入のない専業主婦でも融資が受けられるというものです。

配偶者貸付制度を利用できる消費者金融は、決して多くはありませんが、中小の消費者金融を中心にいくつか利用できるところがありますので、そういったところを利用することを検討してみましょう。

逆に言えば、配偶者貸付制度が利用できない消費者金融では、専業主婦のかたは決して融資は受けられないため、申し込んでも意味はありませんので注意しましょう。

時間にゆとりがある人ならネットでできる仕事もおすすめ

銀行カードローンに申し込んで融資を受ければ、早ければ数日後、遅くとも2週間程度で融資を受けられるので、急いでお金を用意しなければならないかたにとっては非常に便利な手段です。

ただ、お金は用意しなければならないけれどそんなに焦る必要もないというのであれば、ネットで在宅でできる仕事を行ってそこから報酬を得る、というのもおすすめです。

最近は、クラウドソーシングを利用して在宅で仕事を行っているかたも多く、専業主婦のかたでもそのようなシステムを利用すれば、自分の得意なこと・できることを活かしてお金を稼げます。

結婚前は事務仕事をやっていたため、パソコンでの入力作業には自信があるという場合は、データ入力系の仕事を中心に応募してみましょう。

ブログを運営しているので、人を惹きつける文章には自信があるというのであれば、ライターの仕事で報酬を得るのもいいですね。

クラウドソーシングサイトは、大小いろいろなところがありますので、自分の希望やスキルとマッチする募集が多いところを選んで、利用するようにしましょう。

短期の借り入れなら質屋を活用しよう!

お金を借りるには借りるけれど、借りた後にすぐ返済できる当てがあるような場合は、質屋を利用するのもおすすめです。

質屋では、私物を担保にしてお金を借りたり私物を買い取ってもらってお金を得たりが可能ですが、お金を借りる場合に適用される利息は、カードローンよりも遥かにたかいものになっています。

そのため、質屋を利用する場合は私物を手放す気持ちでいるのが基本ですが、すぐに返済できて利息の支払いもあまり影響がないような場合は、話が変わってきます。

質屋では、預け入れる私物の価値に応じた金額を借りられるので、ブランド物の商品などがある場合は、数万円~十数万円単位のお金を手軽に借りられます。

あくまでも、「すぐに返済できるという見込みがあること」が前提ですが、質屋も選択肢の1つに入れてみてもいいかもしれませんね。

専業主婦でも銀行カードローンなら大丈夫?

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2010年に開始された「総量規制」ですが、年収の3分の1までを上限にしか貸すことができない規制です。

そのため収入がゼロである専業主婦は、貸金業に関係ない銀行カードローンか、例外貸付である配偶者貸付制度の2種類からしか借り入れができなくなっています。

しかしその銀行カードローンも、2017年春に「貸し過ぎではないか」と日弁連からの指摘があったことで、まだ自主規制の段階ですが貸付審査の見直しを行っています。

カードローンは収入がある人でも審査が厳しくなってきていますので、収入がない専業主婦にとってはもはや借り入れできる先の選択の幅が少なくなっていくでしょう。

そのため2017年以降は専業主婦が銀行カードローンを、新規で契約できにくくなる可能性が高くなってきています。

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いつから審査が厳しくなってくるのか

現段階(2017年10月)ではまだ自主規制の状態ですが、公式HPでも「専業主婦は申し込み不可」と記載している銀行も既に存在しています。

またメガバンクの中のひとつである、みずほ銀行は今まで年収の2分の1を貸付上限としていましたが、自主規制として3分の1までを上限にすると発表しました。

そのため、消費者金融と変わらない規制基準になっています。

まだ明確に「銀行カードローンの条件や審査はこのように変わりますよ」と決まった訳ではありませんので、銀行によって規制の基準はマチマチです。

どのタイミングで審査などが厳しくなってくるかはまだ見通しがたっていませんが、遠くない将来的には規制が入ってくると考えられます。

配偶者貸付ならば問題ないのか

専業主婦でも借り入れができる可能性のもうひとつの方法が「配偶者貸付制度」です。

これは申し込み者(専業主婦)に収入がなくとも、配偶者の収入や勤務実績をもとに貸付けを行うものです。

配偶者はあくまで審査基準となるだけですので、万が一支払いが滞ったとしても請求が入ることはありません。

しかし保証人ではなくても契約のときには、配偶者の同意書が必要になるケースが多いので、配偶者に内緒で借り入れができないようになっています。

またすべての銀行において、配偶者貸付けを行っている訳ではありません。

なお、銀行系カードローンで公式に「配偶者貸付を行っています」と記載しているのは、セディナ(三井住友ファイナンスの子会社)のみです。

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配偶者がブラックだった場合はどうなるのか

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専業主婦の借り入れが厳しくなってくると先に話しましたが、仮に申し込みをしたとしても配偶者がブラックだった(自己破産などの債務整理を行っていて借り入れができない状態)場合、審査に何かしら影響は出てくるのでしょうか。

類似情報でバレてしまう可能性も

配偶者が連帯保証人でない限り、本人の許可なく勝手に信用情報機関に照合をかけることができません。

しかし「類似情報」として金融機関では、申し込み者のデータにひも付いて情報を見ることができます。

そのときに申し込みに記載されている氏名等と合致すれば、配偶者とみなされてしまいますので、もしブラックであるとそこで判明したら審査にとおることは厳しくなってしまいます。

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なぜ情報がひも付けされるのか

信用情報機関での個人認識は、「氏名」「生年月日「住所」「自宅電話番号」の4つです。

配偶者といっても、氏名と生年月日は通常は異なりますので、データにあがってくることはありません。

しかし同居している以上は必ず合致するのは、住所と自宅の固定電話番号です。

名字と住所、電話番号が合致していれば「この人も似たようなデータです」という類似情報として、金融機関では閲覧をしています。

類似情報は配偶者の他に、旧姓で借り入れをしている場合もあがってきます。

申し込み者本人のような細かなデータではありませんが、少なくとも過去に債務整理などをしていないか程度は分かるようになっています。

通常の審査であれば、仮に配偶者が債務整理を行っているブラックであったとしても、申し込み者に返済できる能力があれば特に重要視されるようなものではありません。

しかし専業主婦の場合ですと、配偶者の収入や属性が審査基準となります。

したがって、もし類似情報でネガティブな情報が偶然あがってきたら、その時点で借り入れできる可能性は極めて低くなってきます。

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同居している以上は必ず類似情報はあがってくるのか

同居しているからといって、必ず情報がひも付く訳ではありません。

なお、ひも付く確率が高くなるのは以下のとおりです。

  • 旧姓のころから借り入れをして、氏名変更を借り入れ先に申告している
  • 1社でも夫婦で保証人になりあっている
  • 配偶者が借り入れをしていて信用情報機関に既に登録されている
  • 漢字の読みが複数ある場合(たとえば「幸」でも「さち」「ゆき」「こう」など)

上のものは「複数合致する項目があるから、こちらの情報も本人かも知れません」という意味で情報がひも付いている訳です。

しかし家族だから、同居だからといっても必ず類似情報であがってくる訳ではありません。

また漢字の読みの部分ですが、中には本名の読みかたではすでに債務整理を行っていて、借り入れができないため、読みかただけを偽って新規契約をする人もいます。

そのため詐欺防止として、類似情報がつながっている場合があります。

そのときも単なる同姓同名という一か所のみの合致ではなく、生年月日など偽れない情報と合致しているときに初めてひももけされるので、まったくの他人が類似情報としてあがってくることは稀です。

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まとめ

今後、専業主婦が借り入れできる金融機関は少なくなっていくことが予想されます。

しかし中には「どうしても生活費で必要」「急な冠婚葬祭のため」と必要になってくる場面もあるかとは思います。

そのときには配偶者と話し合って、無理のない返済プランで申し込みをすることをおすすめします。

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