口コミで評判な専業主婦のキャッシングとは?~収入なしでも大丈夫?~
生活費や交際費を家計から賄うことができない場合もありますよね?
そんな時に、専業主婦でもキャッシングを利用している人が増えています。
しかし、専業主婦がお金を借りるには、少々高いハードルを越えなくてはなりません。
専業主婦がキャッシングするにはどこで借りればいいのか、また口コミでも評判のカードローンはどこかを紹介します。
そして、専業主婦がキャッシングする方法を解説していきます。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- キャッシングをしたいと考えている専業主婦の人
- カードローンの審査に落ちてしまった場合の原因を知りたい人
専業主婦でもキャッシングできる!
収入のない専業主婦は買い物と家事だけをこなしていればいい、という存在ではありませんよね。
子供が小さければ育児をしなければならず、幼稚園や保育園の送り迎えに追われることもあります。
子供が成長しても、場合によっては塾への送り迎えもしなければなりませんよ。
それに加えて掃除・洗濯・食事の世話、夫を含めた家族の世話だってそう簡単なことではありません。
ご近所のお付き合いや友人とのお付き合いだって、出来る限りお金のかからない方法でやっていても「たまには息抜きしたい」、「ストレスを発散したい」となりますね。
結婚してまだ間がないなら、以前勤めていた会社の同僚とのお付き合いも、誘われれば行きたくなってしまうものです。
生活費からそれらの出費を捻出するのは、容易なことではありません。
仮に生活費から出費をしてしまえば、「お金が足りない」となるのは必至です。
「交際費が足りない」「家計の赤字を埋めたい」、そんな時にはカードローンの利用を検討する人もいるでしょう。
しかし、本人名義の収入のない専業主婦がカードローンを利用するためには、様々な制約があり、審査に通過することも簡単なことではありません。
口コミで評判!専業主婦におすすめのキャッシング
専業主婦がキャッシングをする方法は、選択肢が狭く限られています。
実際に利用できるのはどのような金融機関なのか、口コミで評判の良いカードローンを紹介していきます。
専業主婦は銀行カードローンであれば利用できるとはいえ、全ての銀行で利用できる訳ではありません。
また、利用できる銀行であっても、ホームページ上では説明されている箇所が少なく、専業主婦が本当に利用できるのか分かりづらくなっています。
専業主婦が利用できるのかを確認するには、ホームページであればカードローンの商品概要をチェックしてみることをおすすめします。
なお、銀行は総量規制の対象外となっていますが、日弁連から消費者金融の受皿となって多重債務者を増やしているのではないか、という苦情がでました。
そのため、金融庁でも調査に乗り出し、2017年に入ってから銀行業界でカードローンの自主規制をはじめました。
この自主規制により、銀行でも総量規制に準じた取扱いをするという、業界全体の申合せ事項が出されています。
したがって、専業主婦は銀行でも、お金を借りにくくなっていくと考えられます。
専業主婦でも借りられるのは、どのようなカードローンなのでしょうか?
大手銀行カードローンの口コミ
大手の銀行カードローンは、コンビニでの借り入れに手数料が無料のところも多く、借りたいときにいつでもどこでも借りられるというメリットがあります。
注意をしたいのが借り入れ金利です。
専業主婦が借り入れできる金額は、それほど多くありません。
そのため、上限金利が高いカードローンでは支払利息が高くついてしまいます。
専業主婦が借りる場合は、できるだけ上限金利が低いカードローンで借りることをおすすめします。
銀行カードローンは消費者金融よりも金利が低いとは言え、銀行によって金利のバラツキがあるという点に注意したいですね。
専業主婦が借りるのであれば、下記のようなネット銀行や流通系の銀行がおすすめです。
店舗を持たないこれらの銀行は、金利が比較的低い上に、流通系の銀行は専業主婦を顧客のターゲットとしている傾向があります。
このため、流通系の銀行なら専業主婦でも融資を受けられる可能性があります。
これらのカードローンの口コミを集めて見ました。
「イオン銀行で50万円借りることができました。普段買い物でイオン銀行を使うので、便利です。」
「審査に自信がなかったけど、すぐに10万円の可決が出ました。」とセブン銀行の口コミもあります。
もちろん、審査に通過できなかったという専業主婦も存在しますが、口コミから審査に通過できている専業主婦もいるということも、よく分かります。
銀行カードローン | 金利 | 専業主婦の借り入れ限度額 |
---|---|---|
楽天銀行カードローン | 年1.9%~14.5% | 50万円 |
イオン銀行カードローン | 年3.8%~13.8% | 50万円 |
セブン銀行カードローン | 年15.0% | 10万円程度 |
ソニー銀行カードローン | 年2.5~13.8% | 50万円程度 |
全国対応の地方銀行でもキャッシングできる
地方銀行にも、専業主婦が利用できる銀行があります。
地方銀行とはいえ全国対応していて、地方銀行ならではのサービスを提供している銀行もあります。
そのため、専業主婦のキャッシング方法として十分利用できます。
お住いの地域を営業基盤としている地方銀行カードローンに、専業主婦への融資を行なっていないかどうか、まずは確認してみるとよいでしょう。
銀行名 | 金利 |
---|---|
愛媛銀行ひめぎん | 年4.4%~14.6% |
十六銀行カードローン | 年4.6%~14.6% |
スルガ銀行カードローン | 年3.9%~14.9% |
収入のない専業主婦OK!3つのキャッシング方法
専業主婦は、基本的には収入がありません。
そのため、専業主婦がキャッシングできる方法があるのかという疑問が浮かぶと思います。
専業主婦でもキャッシングできる方法としては、以下の3つの方法があります。
- 銀行カードローン
- 消費者金融の配偶者貸付
- クレジットカードのキャッシング枠
専業主婦でも、比較的すぐに実践できるこれらの方法について解説していきます。
方法1:銀行カードローン
専業主婦がキャッシングする手段としておすすめなのは、低金利で安心して借りられる銀行カードローンです。
銀行カードローンであれば、店頭で利用しているところを誰かに見られても、預金の取引をしたとごまかしがききます。
また、銀行は消費者金融と違って比較的低金利で借りられるため、支払利息を少しでも抑えられます。
方法2:消費者金融の配偶者貸付
専業主婦が借りられるのは銀行カードローンだけだと思われがちですが、消費者金融でも利用できる手段があります。
それは、配偶者の年収と合算して年収の3分の1まで借り入れできる、配偶者貸付という制度を利用するという手段です。
しかし、実際には大手の消費者金融各社では、配偶者貸付制度は利用できません。
また、配偶者貸付制度を利用するためには、配偶者の同意書なども用意する必要があります。
そのため、家族に内緒で利用したいと思う専業主婦にとっては、ハードルの高いものとなっているのが現状です。
以下にご紹介する業者へ確認してみる必要がありますね。
- セディナ(クレジットカード会社)
- エレガンス(消費者金融業者)
◆法務省 貸金業法施行規則
◆セディナ 配偶者貸付について
◆エレガンス 専業主婦への例外貸付
方法3:クレジットカードのキャッシング
どうしてもお金が必要、キャッシングしなければ生活ができない、となったときにひとつ考えがありますよ。
独身時代に会社員として働いていたときに作ったクレジットカードを持っていませんか?
結婚しても、姓が変わったことや会社を辞めたことをクレジットカード会社に申告していなければ、おそらくそのまま使えると思います。
引き落とし口座も姓も変更していなければ、そのクレジットカードの引き落とし口座のままになっていることが、大いに期待できますね。
本来ならば結婚したときに姓が変わったことや、会社を辞めたことを申告しなければならないのですが、中にはそのままの状態で持っている専業主婦も多いのではないでしょうか。
決して良い方法とは言えませんが、専業主婦は消費者金融カードローンに申し込めない、でもキャッシングをしなければどうしようもならないと言う状況を打破するには、ある程度やむを得ない方法とも言えるでしょう。
クレジットカードは、一度契約してしまうと5年間有効です。
その間利用料金の滞納がなければ、自動的に更新されることがほとんどです。
5年ごとに在籍確認をされるわけでもなく、何か書類を提出しなければならないということもありません。
急なお金の出費ができたら、クレジットカードでキャッシングをしてみるのも仕方のないことですね。
ただ、これはあくまでも収入があるときに発行したクレジットカードのキャッシング枠を利用できる、というだけの話です。
専業主婦の状態では、クレジットカードのキャッシング枠の設定はできませんので、新たにクレジットカードを発行することでキャッシングを行う、という方法は利用できませんよ。
【注意】無職の主婦の消費者金融カードローンは不可
専業主婦はカードローンや、クレジットカードのキャッシングを利用できない場合が多いです。
その訳は総量規制という、貸金業法の中のひとつの法律が関係しています。
総量規制とは年収の3分の1以上借り入れできないという規制で、そもそも年収がない専業主婦は、総量規制対象の消費者金融などからは借り入れできません。
そのため専業主婦は、総量規制対象外の銀行カードローンを利用するという方法が、主流となっています。
しかし、収入のある主婦の場合はというと、金融機関で収入制限などをしている場合を除き、大抵の金融機関で融資を受けられます。
そのため、収入がある人はある程度は金利などを比較して、条件の良い金融機関で借りることも可能です。
先ほどご説明したように、消費者金融の配偶者貸付は、夫の同意と収入証明書が必要になります。
実質的には夫に融資していることと同じで、事務量だけ増えるので、スピード融資を重視しているアコム・アイフル・プロミスなどの大手消費者金融は、融資を行なっていません。
このため、専業主婦が消費者金融からお金を借りるのであれば、先ほど紹介したような配偶者貸付を行っている消費者金融を利用する必要があります。
ちなみに、パート主婦におすすめのキャッシングは以下のような大手消費者金融です。
消費者金融 | 金利 |
---|---|
アコム | 年3.0%~18.0% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
アイフル | 年3.0%~18.0% |
これらの消費者金融には、全て無利息期間が設定されています。
次の給料まで少しお金が足りないなどという時には、30日以内に返済してしまえば、利息負担は完全にゼロになるので、費用負担なしで必要な資金を借りられます。
なお、パートやバイトで個人の収入さえ得ている状態であれば、主婦でもあらゆるカードローンに申し込めます。
レイクなどは、5万円まで180日間の無利息期間がついていますので、利用金額によってはかなりお得に利用できます。
無理に専業主婦の状態で、審査の厳しい銀行カードローンに申し込みをするよりも、パートなどをしてから申し込みをしたほうが借りやすいと言えるでしょう。
勤続3ヶ月以上あれば、審査に通過できる可能性は決して低くはないでしょう。
銀行カードローンの審査について
専業主婦がカードローンを利用する場合、心配なのは審査に通るかという点ではないでしょうか。
収入も勤務先もない専業主婦が審査に通過することは、それほど簡単なことではありません。
申し込みをする前には、審査のポイントをしっかりと押さえておく必要があります。
専業主婦が審査に通るために気をつけることを、解説していきます。
収入がないのに審査に通る理由
専業主婦は収入がないのに、カードローンの審査に通るのか疑問に思うかもしれません。
専業主婦が審査に通る理由は、配偶者に継続して安定した収入があることが条件になっているためです。
つまり、配偶者の収入によって専業主婦も借り入れできるようになっているため、借り入れ限度額は30万円~50万円程度としている銀行がほとんどです。
つまり、配偶者に収入がない専業主婦はカードローン審査に通過することは難しいと考えたほうがよいでしょう。
審査に通るためのポイント
専業主婦が審査に通るためには、いくつかポイントがあります。
まず、他社で既に借り入れがある場合は、審査で不利になります。
専業主婦は借り入れ限度額が少ないため、他社から既に借り入れがある場合は、ほとんど借り入れできないことになってしまいます。
また、他社借り入れで延滞をしている場合も、審査に影響があります。
延滞をしているのであれば、速やかに延滞を解消してから申し込みをしましょう。
そして、審査に通るための大きなポイントは、借り入れ希望額です。
必要な額を申請するのではなく、できるだけ少なめの借り入れ希望額にしておくと審査に通りやすくなります。
特に初めて借りる金融機関の場合は、本当にごく少額の借り入れ希望額にしておき、きちんと完済してから追加で借りるようにすると、銀行からの信頼度もあがるでしょう。
最初は10万円程度で申し込みをするのがよいでしょう。
専業主婦向けカードローンで審査甘いのはどこ?
専業主婦向けのカードローンで審査が甘いのは、先ほど述べた配偶者貸付を行っている消費者金融です。
銀行よりも審査が甘く、配偶者貸付を実施している消費者金融は、専業主婦へ融資を行い、少しでも融資を伸ばしたいと考えています。
そのため、夫にある程度の収入があり他社借り入れがない人であれば、審査に通過できる可能性は決して低くはありません。
また、銀行カードローンで言えば後述する地方銀行カードローンがおすすめです。
地方銀行の中には、専業主婦への融資を行なっている銀行が少なくありません。
さらに、地方銀行はメガバンクなどよりも収益的に厳しいので、カードローン収入にメガバンクなどよりもかなり頼っています。
実際に、個人向けローンによる利息収入の半分以上がカードローン収入という銀行も、少なくありません。
専業主婦への融資を行っている地方銀行は、貴重な収入源であるカードローンを積極的に融資している銀行であることが多いので、専業主婦OKの地銀へ申し込みをしてみるというのも、1つの方法でしょう。
専業主婦でも絶対に借りられるカードローンはある?
専業主婦であろうとなかろうと、絶対に借りられるカードローンなど存在しません。
審査の基準は異なるものの、各社審査は絶対に行われますし、収入に見合った貸付を行うことは法律に定められていることだからです。
そもそも、審査という不確定なものについて「絶対」などと広告することは法律で禁止されていることですので、「絶対借りられる」などと謳っているカードローンがあれば、それは闇金だと考えて間違いないでしょう。
カードローンの審査に落ちる原因とは?
銀行カードローンの審査に落ちたという専業主婦の人もいるでしょう。
そこで、1度審査に落ちると記録に残ってしまい、次から借りにくい状態になってしまうので、審査に落ちるポイントを把握しておきましょう。
なお、審査に落ちるのは次のような特徴を持っている人です。
①借り入れ希望額が高い
専業主婦は、借り入れできる金額がかなり少なくなっています。
銀行によっては、50万円までなどと記載されていますが、書かれていない場合は希望額をいくらにするか迷うところです。
適当に50万円希望などと書いては審査に落ちますので、できるだけ少額の希望額を書いておくことをおすすめします。
②他社借り入れ金額が多い
既に他社の銀行カードローンで借り入れをしている人は、額にもよりますが審査に通らない可能性があります。
特に専業主婦は借り入れ限度額が低いため、注意が必要です。
③他社借り入れで延滞をしている
他社の銀行カードローンで現在延滞をしている場合は、信用度が下がるため審査に通らない可能性があります。
すぐに解消できる場合は、延滞を解消してから申し込みをしましょう。
また、何回も延滞を繰り返している場合は、審査に落ちる可能性が高くなります。
④過去に代位弁済、債務整理をしている
過去5年以内に代位弁済や債務整理をしている場合は、信用情報機関に記録されていますので、5年間は審査に通らない可能性が高いです。
⑤過去に61日以上の長期延滞をしていた
61日以上の延滞をすると「異動」情報として記録され、長くて5年間は審査に通らない可能性があります。
⑥過去に借りていたカードローンの利用枠が残っている
カードローンは、現在利用していない場合でも借り入れ可能枠が残されていると、それだけで審査に不利になります。
いつでも借りられるため、また借りるつもりではないかと判断されてしまいます。
使っていないカードローンの借り入れ可能枠は、できれば解約しておくのが望ましいでしょう。
特にカードローンは延滞に厳しいため、可能な限り延滞はしないようにしましょう。
また、延滞しそうになったら先に銀行へ連絡を入れておくのも、信用度が上がるポイントです。
配偶者貸付の審査について
配偶者貸付制度を利用してのキャッシングを専業主婦が行うには、夫の同意が必要となり、内緒での契約はできません。
夫が連帯保証人になることはなく、妻が借金をして返済不能になっても夫の代わりに支払わなければならない、ということはありません。
しかし、家計費が足りないからお金を借りるという理由や、お金の管理ができないのではないかという夫からの判断を下されるのは、悲しいものがありますね。
夫の同意を得られるのであれば、簡単なのは夫が消費者金融カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用すればいいことです。
だからこそ、大手消費者金融は配偶者貸付の取り扱いをしていないのです。
しかし、夫名義でお金を借りられず、夫に秘密で借りたいからこそ、収入のない専業主婦はキャッシングについて頭を悩ますわけですよね。
配偶者貸付は、夫に秘密では借りられませんが、参考のために配偶者貸付に必要な書類をご紹介しておきましょう。
- 夫の同意書
- 婚姻関係を証明する住民票または戸籍抄本
- 籍を入れてない場合は住民票
- 夫の年収を証明する書類
貸金業者によって、必要な書類は多少異なってくると思います。
特に、年収を証明する書類については源泉徴収票や所得証明書、または給与明細書などいろいろあります。
そのため、キャッシングを申し込む場合はあらかじめ貸金業者へ電話して、必要書類を確認しておきたいですね。
繰り返すようですが、夫が借り入れに対して同意したからといって連帯保証人になったわけではありませんので、夫には支払い義務がありません。
夫の同意書とは信用情報機関に問い合わせるための同意書であって、連帯保証人の同意書ではありません。
信用情報機関に問い合わせたことにより、何か夫に対して不都合な情報が登録されていると、審査に通らないということもあります。
もちろん総量規制も関係してきますので、配偶者貸付を利用する場合は夫にも借金があるのかどうか、返済の遅れはないか、金融事故を起こしていないかなどを、話し合っておくべきでしょう。
つまり、配偶者貸付を利用するにあたって、審査をされるのは専業主婦本人だけでなく、夫の信用も審査されるということなのです。
◆日本貸金業協会 配偶者貸付について
家族に内緒で借りられるの?
専業主婦は、できるだけ家族にキャッシングをしたことを、内緒にしたいのではないでしょうか。
カードローンの申し込みをした時点で、夫や家族にばれないのか不安に思う人も多いでしょう。
先ほどご説明したように、配偶者貸付は夫に内緒では借り入れできず、夫の同意が前提になる借り入れ方法です。
しかし銀行カードローンでは、借り入れ額が少額なこともあり、配偶者の同意書は不要で、配偶者の勤務先に在籍確認の連絡も入りません。
このため、契約が終了した時点では夫にバレる心配はありません。
気をつけたいのが、審査が終わって契約が完了した後です。
カードローンで契約したときの書類やローンカードなどが、郵送物で届く場合もあります。
特にローンカードは書留などで届くため、家族が受け取る可能性もあります。
自宅にローンカードが届くと困るという場合には、銀行のキャッシュカードでカードローンが利用できるセブン銀行がおすすめです。
ただし、セブン銀行に口座を既に持っている人に限定されるため、注意が必要です。
地方銀行のカードローンの中にも、キャッシュカードにローン機能を加えることで新規のローンカードを発行することなく利用できるカードローンもあります。
カードの郵送を避けたいという人は、このようにカードの郵送がないカードローンを選択するようにしましょう。
専業主婦でも即日融資はしてもらえる?
お金を借りたいとなると、できるだけ早く借りたいと思いますね。
銀行は消費者金融業者に比べて、融資実行までに時間がかかるというイメージがあります。
しかし最近の銀行は、消費者金融業者並みに審査スピードや融資実行までの時間が早くなったのですよ。
全国の人を対象にした銀行カードローンなら、審査時間は最短で30分から 60分程度で終わっていたのですが、それは2017年までの話です。
2018年から、銀行カードローンの融資前には、警察庁の反社会的勢力データベースへの確認が必要になりました。
この確認にはいくら早くても1営業日は必要になるので、今は銀行カードローンで即日融資を受けることは不可能です。
できるだけ早く借りたいという人は、できるだけ午前中のうちに銀行への申し込み手続きを完了しておきましょう。
遅くても12時までには終わらせておきたいですね。
申し込みはインターネットからWEBフォームへ入力するだけで、必要書類は免許証などを画像に撮ってアップロードするだけで終わります。
なお、振込融資を希望するなら平日でないと手続きができません。
自動契約機のある銀行なら、土日に関係なく手続きが可能ですが、自動契約機のある三井住友銀行や三菱UFJ銀行は専業主婦への融資を行なっていません。
銀行カードローンからできるだけ早くお金を借りたいのであれば、振込融資を受けるしかありません。
また、お金はいつになったら必要になるのかも、重要な項目ですね。
審査自体は翌日に完了できても、融資実行はカード到着後の1週間以降先となる銀行もありますので、公式サイトをよく確認しながら、分からないことは電話相談するのも良い方法です。
専業主婦はいくら借りられる?
専業主婦は一般的な銀行カードローンの借り入れ限度額まで借りられるわけではなく、収入がないことなどから利用限度額が小さめに設定されています。
実際には審査によって限度額は決まるので、30万円程度と考えておけばいいかもしれません。
高額の借り入れができないことで、専業主婦の借りすぎを防ぐ効果もあります。
毎月の生活費などからやりくりして返済するのであれば、毎月の支払いが無理なくできるような借り入れ希望額にしておきましょう。
銀行名 | 専業主婦の借り入れ限度額 |
---|---|
イオン銀行カードローン | 極度額50万円 |
ソニー銀行カードローン | 上限50万円 |
専業主婦のキャッシングに関する豆知識
専業主婦のキャッシングに関して、総量規制や例外貸付などについて、少し確認しておきましょう。
総量規制について
収入のない専業主婦が消費者金融業者からお金を借りられないのは、総量規制があるからです。
総量規制とは、個人が借り入れできる上限額を年収の1/3までと定めたもので、2010年6月18日に貸金業法が改正になった際に盛り込まれた制度です。
制度の目的としては、次のようなことがあります。
- 貸金業者による利用者の返済能力を超えた過剰な貸付を防ぐこと
- 利用者が多重債務に陥ることを防ぐこと
そしてこの総量規制は、利用者の契約できる権利を保証するものではありません。
年収が300万円ある人は100万円が総量規制の額となりますが、だからといって必ず100万円まで契約できるとはなっていません。
貸金業者が過剰な貸付をしないように制限した制度ですから、総量規制限度ギリギリまで契約するか、その範囲以下の金額で契約するのかの判断は、あくまでも貸金業者が行います。
カードローン利用したいと申し込んだときに、「総量規制の範囲まで貸してほしい」と言っても、その要望に応えるかどうかは業者に委ねられることになります。
そして、本人に収入のない専業主婦は、総量規制上、1円も借りられません。
0円の3分の1は0円ですので、原則として本人に収入のない専業主婦は、消費者金融からはお金を借りられないのです。
除外貸付や例外貸付について
貸金業法が改正になる前は、専業主婦でも消費者金融カードローンでキャッシングの申し込みができていました。
しかし利用する人も、返済能力を超えた借り入れをしてしまうことが多く見られ、貸金業者も返済能力を考えずに契約してしまうケースがありました。
適正なるカードローンの利用法として定められた総量規制ですが、やはり専業主婦にとってはキャッシングしにくい状況となってしまったようです。
法律が改正される前は契約できていたのに、急に契約できなくなったのでは専業主婦に無理がかかるということで、総量規制の除外貸付や例外貸付を定め、できる限り配慮をした形となっています。
ただ気になるのは、除外や例外があったとしても、果たして専業主婦がそれらを利用できるのかどうかという実効性です。
まず例外貸付として、専業主婦が利用できる貸付はあるのか、という疑問が出てきます。
例外貸付とは主におまとめローンや借り換えローンなど、利用する人が有利になるような条件で契約し、将来にわたって借り入れ残高を減らすことが期待できる契約が挙げられます。
他にも、社会通念上緊急性が認められるような貸付は、金額を10万円以下、返済期間を3カ月以内として貸付できます。
しかし以上2点の例外貸付は、すでに消費者金融カードローンなどを利用している人を対象としているため、収入のない専業主婦は利用できません。
また除外貸付についても、不動産や有価証券、自動車などを担保に入れる担保貸付や、高額医療費を支払うための貸付などがあります。
除外貸付については、初めから総量規制の範囲とならないため、専業主婦も利用できます。
しかし専業主婦自信名義の不動産や有価証券、自動車などを担保に入れてお金を借りるということが、現実的にあるのかどうか甚だ疑問となってきます。
高額医療費を借り入れられるとしても、使い道が限定されてしまいどうしても利用範囲が狭いです。
つまり、除外や例外の規定自体はあるものの、実際に専業主婦が消費者金融からお金を借りることは、難しいのが実情なのです。
極甘審査ファイナンスは闇金!絶対借りちゃダメ!
インターネット上には、「極甘審査ファイナンス」などというサイトが並んでいます。
多重債務者向けに様々な消費者金融が紹介されていますが、このような業者は闇金であることがほとんどです。
そもそも、先ほど述べたように「極甘審査」と謳っていること自体が闇金の証拠ですので、このような業者からは絶対に借りてはいけません。
本来、消費者金融などの貸金業者からの借り入れ利率は利息制限法の以下の上限金利の範囲内です。
- 10万円未満:年20.0%
- 10万円以上100万円未満:年18.0%
- 100万円以上:年15.0%
合法の業者はこれらの利率を超えることは絶対にありませんが、極甘審査ファイナンスはこれらの利率を上回る金利で融資を行なっています。
基本的には利息だけしか返済できないような金利設定になりますので、利息だけを延々と支払うように最初から仕組まれているのです。
そして、支払うことができないと、昼夜にわたる督促、嫌がらせが行われ、家族や職場にまで督促が行われることになります。
専業主婦は確かにお金を借りることが難しい属性ですが、だからと言って、闇金からお金を借りてしまうと大変なことになってしまいます。
このため、極甘審査ファイナンスからは絶対にお金を借りてはいけません。
問い合わせるだけでも闇金業界に情報が回ってしまうことになりますので、問い合わせもしないほうがよいでしょう。
カードローンの融資申し込みはスマホからでもできる
融資申し込みに最も便利なのが、インターネット経由での申し込みです。
インターネット経由と言っても、何もパソコンに限ったことではありません。
多くのカードローン会社は、スマホからでも融資申し込みができるようにWEBサイトを作っていますので、ちょっとした時間があれば自宅にいながらでも簡単に申し込みができるのです。
そうですね、時間的に30分もあれば融資申し込みができるのではないでしょうか。
どれだけスマホの操作に慣れているか、申し込みフォームに記入する必要事項の記入時間が早いかどうかでも必要な時間は変わってきますが、ゆっくり申し込んでも前述の通り30分もあれば十分でしょう。
審査時間や融資実行まではどのくらいかかるの?
審査時間は最短で30分というところもありますが、専業主婦となるとそうですね、早いところだと60分くらい、遅いところだと数日かかる場合もあります。
審査が終わらないことには融資実行できませんので、早ければ当日中、遅い場合は数日という感じですね。
サラリーマンとは違い専業主婦は収入がありませんので、返済能力があるかどうか確認するのに、どうしても時間がかかってしまう場合が一般的です。
融資申し込みに必要な書類の提出はどうするの?
インターネット経由でカードローンの融資申し込みができるとしても、申し込むには本人確認書類が必要なのでは?と、そのくらいの知識なら持っている専業主婦もいることでしょう。
本人確認書類として有効なのは、運転免許証やパスポート・マイナンバーカードなどです。
それらの書類はスマホで写真をパシャリと撮れば、融資申し込み途中で自動でアップロードしてくれるのです。
もちろんパソコンから申し込みたいという場合は、本人確認書類の画像をパソコンに転送しWEBでアップロードすればOKです。
つまり、専業主婦でもスマホがあれば誰にも見られることなく、どこにも出かけることなく自宅からカードローンの融資申し込みが可能な時代なのです。
専業主婦のキャッシングに関するQ&A
では最後に、専業主婦のキャッシングについてよくある質問に、Q&A形式でまとめてお答えしていきましょう。
①無収入の専業主婦はレディースローンで借り入れ可能?
A.レディースローンであろうとも申し込み者自身に収入は必要です
大手消費者金融などを中心に、女性専用のレディースローンを取り扱っているところは多いです。
ただ、レディースローンは電話対応をするオペレーターが必ず女性であること以外は、通常のカードローンと変わりはありません。
そのため、無収入の専業主婦では借り入れができません。
②在籍確認なしのキャッシングなら専業主婦でも借りられる?
A.バレたら即審査落ちですしそもそもそのキャッシング自体が怪しいでしょう
「在籍確認なし」という場合でも、厳密には「電話での在籍確認なし」だったりと、本当に100%在籍確認を行わないような金融機関はありえません。
そのため、何らかのきっかけで実際は働いておらず専業主婦であるということがバレてしまうと、虚偽の内容で申し込みを行ったということで審査落ちになってしまうでしょう。
そもそも、在籍確認なしということを広告で謳うことは禁止されています。
万が一「在籍確認なし」というような謳い文句の金融機関があったとすれば、それは真っ当な業者ではなく、闇金などの違法金融業者の可能性が高いので、利用してはいけません。
③無職の専業主婦がクレジットカードは作れるのにキャッシングができない理由とは?
A.キャッシング枠には総量規制が関係しているからです
クレジットカードには、ショッピング枠とキャッシング枠という2つの機能があります。
このうちメインの機能であるショッピング枠に関しては、割賦販売法という法律の管轄になり、専業主婦であろうとも問題はありません。
しかしキャッシング枠は、貸金業法の管轄になるので、消費者金融のカードローン等と同じく収入がなければ利用できないのです。
クレジットカードという1つのアイテムの中に、2つの異なる法律が関わる機能が備わっているのでややこしいのですが、この点には注意しておきたいですね。
④専業主婦がキャッシングした場合、離婚したらどうなるの?
A.契約自体は主婦のかたが行っているので、そのまま返済し続けなければなりません
離婚をしたとしても、そのことを金融機関に届け出なければ、キャッシングは利用できるままです。
ただ、金融機関が途上与信を行って離婚したということが判明すれば、それを理由にキャッシングができなくなる可能性が高いでしょう。
また、主人の収入をもとにして行った契約ではありますが、契約自体は専業主婦のかたが行っているので、離婚して家庭としての収入がなくなったとしても、返済は行わなければなりません。
⑤専業主婦の母がパチンコ依存症…お金の無心をされたらどうすればいい?
A.依存症の程度によっては専門的な治療を受けさせたほうがいいでしょう
お金を貸すべきかどうかに関しては、頻度や金額・親子関係などによって変わってくると思いますので、一概には言い切れません。
ただ、パチンコやオートレースなどへの依存症、いわゆるギャンブル依存症は近年問題になってきており、れっきとした心の病気です。
そのまま放っておけば、真っ当な日常生活を送ることもままならなくなってしまうと思いますので、話し合いを行うなどして依存の度合いを引き下げさせる必要があります。
それが難しい場合は、カウンセリングなどの専門的な治療を受けさせたほうが、お母さんや自分自身のためにもなると思いますよ。
まとめ
専業主婦はキャッシングできる方法が少なく、少額の借り入れしかできないため不便に思うかもしれません。
専業主婦は本人に収入がないため、カードローンを利用する場合は、ごく少額の借り入れ額を比較的金利の低い銀行カードローンに申し込むしか、基本的には借り入れ方法がないのが実情です。
銀行カードローンの審査は厳しくなっていますので、専業主婦への融資を行わない方向へ転換している業者も増えています。
専業主婦で、カードローン借り入れを希望している人はできる限り早く、銀行へ申し込みをしたほうがよいかもしれません。
配偶者貸付を行っている消費者金融から借りるという方法もありますが、配偶者貸付を利用すると、夫には秘密にできません。
そのため、審査が厳しい銀行から借りるのか、比較的審査は甘いが夫にバレてしまう消費者金融から借りるのかをよく考え、自分に最適な方法を選択しましょう。
なお、必ず借りられる金融機関など存在しませんので、闇金の甘い言葉に騙されないように十分に注意しましょう。
専業主婦は家計の中から無理なく返済できる金額だけを借りることに留め、無理な借り入れをしないよう計画的にカードローンを利用するようにしてください。
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