みずほ銀行でブライダルローンは組めるのか?

今や結婚式を挙げる3~4割は利用しているという、ブライダルローンですが、借りるのであれば少しでも金利が低いところと考えるでしょう。

ブライダルローンを活用する先をしっかりと考えておかないと、後々返済に四苦八苦してしまうなんてことも少なくなりません。

一生に一度の晴れの結婚式ですので、お金関係もしっかりと対応して当日を迎えたいものです。

そこで、安心して利用するためにメガバンクである、みずほ銀行でブライダルローンの取扱いはあるか見ていきましょう。

この記事はこんなひとにおすすめ

下記のような人におすすめの記事となっています。

  • 結婚を考えているが結婚式の費用など準備にかけるお金がない人
  • お金はあるが、ある程度手元にお金を残しておきたい人
  • できるだけ金利を低く資金を借りたい人

ブライダルローンでできること

そもそもブライダルローンでできることは、どのようなことがあるのでしょうか?

一般的には結婚式を中心に、それに関わる事由に使用することができるものと、認識されています。

例えば結婚式の後の披露宴、婚約指輪の購入費用、新婚旅行の費用などが該当します。

予算オーバー!みずほ銀行でブライダルローンは可能?

決して安いとは言えない金額が動く結婚式ですから、ブライダルローンを活用するのであればやはり金利が低い銀行で申込みをする人が増えています。

しかし、全ての銀行で、ブライダルローンの取扱いをしている訳ではありません。

メガバンクのみずほ銀行は、実は「ブライダルローン」と銘打っている商品の取扱いはありません。

しかし、それに代わるプランは用意されているので、検討してみるのもひとつの方法です。

みずほ銀行は「多目的ローン」でカバー

みずほ銀行には色々な使用目的に応じたローンが展開されていますが、ブライダルローンの代わりとなるのが多目的ローンです。

その名のとおり使用目的が多岐にわたっているので、結婚式のために使用しても構いません。

返済期間は最長7年で、変動金利は5.875%(固定金利6.650%)となっています(2017年10月現在)。

最高融資額が300万円ですので、「結婚式を挙げたいけれども予算がない」という場合でも結婚式の平均予算額が360万円となっていることを考えると、会場代を押さえるなど費用を抑えることで結婚式を諦めなくてもいい可能性が出てきます。

一覧表に特徴もまとめておきますので、是非参考にしてみてください。

金利変動金利:5.875%(固定金利:6.650%)
返済期間最長で7年
最高融資額300万円
審査期間最短1週間で融資開始
収入証明書借入金額50万円未満であれば必要なし

多目的ローンの申し込み条件

みずほ銀行の申込みができる条件として、次のものがあります。

  • 満20歳以上満66歳未満
  • 勤続年数2年以上
  • 前年度の年収が200万円以上
  • 安定した収入があること
  • 保証会社の保証を受けられる人

この5項目をクリアした人のみ申込みは可能になっています。

申込みをした後は審査が入りますので、例えば過去に債務整理を行っていたり、他社の借入れ返済をしていなかったりすると申込み条件はクリアしても、審査にはとおらない可能性もあるので注意が必要です。

申込時に必要な書類

申込時に必要となる書類が幾つかあるので、事前にそろえておくと安心です。

  • 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • 収入が証明できる書類(源泉徴収票や課税証明書など)
  • 資金使途が確認できるもの(見積書など)

使い道に制限はありませんが、見積書や契約書を提出できないものに関しては認められない場合があるので式場に伝えて事前に用意してもらうといいでしょう。

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審査から融資までに必要な時間

特に急ぎの場合は、やはり「いつ融資決定になるのか」という点が、一番気にかかるところです。

みずほ銀行カードローンの申込み方法は、まずWEB申込みになりその後に審査が入ります。

審査にとおると契約手続きをみずほ銀行の窓口、若しくは郵送でのやりとりを行います。

この契約をした月の金利が適用されますので、申込時と契約時が月をまたぐ場合は金利が変更になる可能性も考えられます。

また審査結果がわかるまでの日数ですが、早くて2日遅くて1週間以上時間がかかると言われていますので、利用希望であればなるべく早く申込みをしてく必要があります。

また、既にみずほ銀行の銀行口座を持っていた方が審査時間は短縮されますので、夫婦どちらかが口座を持っているのであれば、持っている人の名義でローンの申込みをした方が早くなる可能性が高くなります。

多目的ローンで結婚式費用を借りるデメリット

ここまで多目的ローンの概要についてご紹介してきましたが、ここからは多目的ローンを活用して結婚式費用を借りる場合のデメリットについて解説していきます。

借入までに時間がかかる

多目的ローンのデメリットのひとつとして、借入までに相応の時間を要するということが挙げられます。

もし結婚式の費用や婚約指輪の費用に、充てようと考えている場合には、前もって準備をしておく必要があります。

また、時間がかかるのに理由があります。

契約手続きに郵送を伴うため、どうしても時間がかかってしまうのです。

したがって、急ぎの資金であればあるほど、使い勝手が悪いと言えます。

先ほど紹介したように1週間以上も時間がかかってしまうこともありますので、どうしても結婚式関係で急ぎの資金が必要な場合には、他の方法を模索するのがベストであると言えます。

追加でお金を借りることができない

多目的ローンは追加で資金を、借りることができないこともデメリットと言えます。

一度融資の枠を設定するとそれ以上にお金を借りることができないので、予想外の出費には対応できないと言えます。

結婚式関係では予算を決めていくに当たって、ほぼほぼのケースで結婚式費用が予算よりも上振れます。

一生に一度の日なので、どうしてもこだわりたくなります。

そんな時に多目的ローンですと、追加融資は見込めないので他の方法を模索するしかなくなりますので結婚式関係では使い勝手が悪いと言えます。

資金使途の確認が必要

多目的ローンでは融資額の基準が自分の買いたいものや、使いたいものの見積書がベースとなります。

資金使途が決まっていないのに銀行に問い合わせても、相談のしようがありませんので注意しましょう。

結婚式関連であれば結婚式や披露宴の見積り、婚約指輪、新婚旅行のおおよその予算ぐらいは把握してから銀行に相談に行きましょう。

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ブライダルローンにはなにが一番お得

先に「みずほ銀行ではブライダルローンがない」と話しましたが、他の銀行でブライダルローンを組むのと、みずほ銀行のカードローンを活用するのとどちらがお得なのか確認していきましょう。

金利が低いのはみずほ銀行の多目的ローン

銀行によって金利は異なりますが、ブライダルローンの平均金利は約7.0%ですが、みずほ銀行の多目的ローンであれば変動金利で5.875%ですので、多目的ローンを活用した方が金利面は低く設定されています。

また結婚式後のご祝儀で一部繰上げ返済をしたい場合、みずほ銀行のインターネットバンキングを活用すれば手数料ゼロで返済可能です。

必要額が不明ならみずほ銀行カードローン

もし必要な金額がわからない場合にはみずほ銀行カードローンを活用しましょう。先ほどご紹介しましたが、多目的ローンでは資金使途が不明な場合には融資ができないので、見積書を用意しなければいけませんでした。

そのため必要な資金がわからない場合にはカードローンを活用しましょう。

カードローンでは、資金使途は基本的には自由であるうえに、高額の借入を希望する際には多目的ローンよりも金利が低くなるケースがあるのでお得になります。

是非、一度検討してみましょう。

使用目的の自由度が高いのは銀行ブライダルローン

みずほ銀行多目的ローンは先に話したように、事前に必ず契約書や見積書が必要となります。

つまり契約書や見積書プラスアルファでお金を借りるということができず、本当に目的に対してのみの使用となります。

しかしブライダルローンですと、銀行によってはブライダルエステや新居費用、ハネムーンの費用まで利用可能なところが多いですから、結婚式だけに捕らわれず新生活までフォローできるので自由度が高いと言えます。

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「元々借金をする予定ではなかったけれども、想定外で急ぎ必要になった」という場合には、ブライダルローンの方が審査や融資までのスピードは速めになります。

「カードローンにしてもブライダルローンにしても、営業時間内に銀行窓口に行く暇がない」といった場合には、式場と提携しているブライダルローンがあれば、式場内で申込みすることができますので銀行に行く手間は省けます。

しかしその場合金利が高めに設定されている場合が多いので、金利を取るか手間を取るのか冷静に見極める必要が出てきます。

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「エクストラ」を利用すればもっと、理想の結婚式ができるかもしれません。

ご利用いただける方

以下全ての条件を満たす方

  • みずほ銀行が指定した企業の、役職員の方
  • お借入時に20歳以上66歳未満で完済時に71歳未満の方
  • 勤続2年以上の方
  • 前年度税込み収入が200万円以上で安定した収入が見込める方
  • 保証会社の保証を受けられる方
資金使途原則自由
お借入金額10万以上1000万円以内(1万円単位)
お借入期間[リフォーム資金以外]6か月以上10年以内
[リフォーム資金]6か月以上15年以内
担保・保証人不要

資金使途が自由なので結婚式の費用や、新婚旅行の資金にも活用できるうえに借入金額が上限で1000万円というのは魅力的です。

しっかりと活用できれば、豪華な結婚式も夢ではないかもしれません。

新生活に役立つ!みずほ銀行多目的ローンの使い方

ここでは多目的ローンを活用して車、引っ越し資金に充てた場合のシミュレーションをご紹介していきます。

マイカーローンとしてのシミュレーション

条件として最大借入額の300万円を活用して車を購入して、7年間で返済をした場合を想定します。

この時に適用する金利は現在の変動金利5.875%とします。ボーナス払いもなしとします。

毎月の返済額43,646円
毎年の返済額523,752円
総返済額3,666,264円

引越しローンとしてのシミュレーション

次は引越しの時に、多目的ローンを活用したとします。

借入金額は50万円とし、その他の条件は車の時と同じとします。

毎月の返済額7,274円
毎年の返済額87,288円
総返済額611,016円

是非参考にしてみてください。

みずほ銀行の多目的ローンQ&A

みずほ銀行の多目的ローンを利用したいと思っている方から、比較的多いQ&Aについて紹介していきます。

繰上げ返済はできる?方法は?

みずほ銀行の多目的ローンでは繰上げ返済は可能ですが、繰上げ返済を行うためには窓口まで行く必要があります。

また、身分証、通帳、印鑑の用意が必要です。

窓口に行くのもいきなり行ってもいいのではなく、予約が必要となります。

したがって、近くに寄ったからついでに、お金を返済しておこうというのはできないということになります。

少々面倒ではありますが繰上げ返済できるのであれば、すぐにでも対応するべきです。

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みずほ銀行の多目的ローンであれば、借り換えにも対応しています。

多目的ローンを活用できないのは事業性資金と投機性資金となります。

通常多目的ローンでは借り換えに対応していないところもありますので、借り換えに対応している点は評価できるのではないでしょうか。

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豆知識:防衛省とみずほ銀行の関係

防衛省はみずほ銀行と提携をしていることから、融資や借入に関してある程度優遇された条件で借入ができるようです。

仕組みとしてはみずほ銀行が防衛省共済組合と、契約することで通常のカード融資や多目的ローンを比較的低利で無担保融資を受けられるそうです。

現状は審査が厳しくなっているみたいのため、実態はどうなのでしょうか。

まとめ

ローンといえども借金ですから、借りたら返済する必要があります。

返済額は新生活の負担にはならないかということを念頭に置いて、借入先を選ぶと失敗が少なくなるでしょう。

急ぎであればあるほど金利は高くなるので、余裕を持った申込みをするようにしましょう。

そのためにも、結婚式を考える前にしっかりと、結婚後の生活設計を考えておくといいでしょう。

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