CMSの考えを利用して借入金の圧縮をしよう

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キャッシュマネジメントシステム(CMS)は、関連会社の資金管理をまとめるシステムです。

これにより、会社はコスト削減や借入金の圧縮をすることができます。

このCMSを導入することで、大企業グループだけでなく、関連会社を持つ中小企業にもメリットがありますので、経営者はそのメリットを確認しましょう。

キャッシュ・マネジメント・システム(CMS)の基礎知識

キャッシュマネジメントシステムは(CMS)は、先ほど話したとおり関連会社の資金管理を一括化するシステムのことです。

経営者はこれから話する具体的な方法で、資金繰りのコストを抑えたり、借入金を圧縮したりすることができます。

CMSとは

まずは、CMSの対象となるグループ企業についておさらいしましょう。

親会社や子会社を持つグループ企業は、原則として独立採算制です。

つまりそれぞれの会社に売上があり、また現金や借入金があるのです。

ただし、グループ企業であるため、決算時には連結決算といってそれぞれの勘定をまとめなければなりません。

まずは、グループ企業は最終的にひとつの決算になるけど、それぞれの資金管理が必要であるということを覚えておきましょう。

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CMSの目的

CMSの目的は、先ほど話ししたグループ企業の資金管理を容易にするためです。

つまり、グループ会社にそれぞれある資金をひとつの会社に集約することで、グループ全体の資金管理コストや調達コストを減らすことができます。

その具体的なメリットについてこれから話しします。

金融コストが削減できる

CMSを導入することで、会社は銀行に対する借入利息や支払手数料といったコストを削減することができます。

それは、資金をプールした親会社が融資できるようになるため、銀行融資を敢えて利用する必要がないからです。

また、親会社が子会社の支払を代行することで、決済手数料を節約することが可能です。

このように、CMSによってグループ全体での金融コストを削減するだけでなく、銀行借入を圧縮できる可能性があります。

資金を有効活用できる

CMSを活用するメリットとして、資金を有効活用できるという点もあります。

それは、グループ会社間の債権と債務を相殺できるからです。

つまり、会社に置いておく手許資金はその差額の決済分だけで済みます。

したがって、グループ全体として余剰資金が生まれ、それを投資することで有効活用できるのです。

事務の効率化をはかれる

CMSを利用すると、グループの親会社またはファンド会社にお金が集中します。

その会社がグループ全体の支払いや決済の代行をすることで、事務の効率化を図ることができます。

具体的には先ほど話しした決済手数料の削減や、人件費の削減ができます。

また、子会社の日々の財務内容が分かるため、連結決算をしやすくなるというメリットもありますので覚えておきましょう。

様々なリスクに対応する

CMSで資金が一元化することで、会社の不正リスクを減らすことができます。

また、資金運用のオペレーションが統一されるため、運用先の信用リスクや為替リスクに対応することもできます。

CMSを導入することで、コスト削減だけはなくこのようなリスクに対応することもできます。

CMSの3つの機能を紹介!

キャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入すると、グループ会社のコストを削減できる上に、様々なリスクに対応できるという話しをしました。

そこで、CMSの具体的な機能を紹介しますので確認してみましょう。

プーリング

CMSでグループ会社の資金を一括管理することで、コスト削減や資金活用のメリットがあると言いました。

この資金を一括管理することをプーリングといいます。

具体的には、グループの親会社またはファンド会社の通帳に子会社のお金を振込みすることです。

また、振込みを毎日することで、子会社の債務情報を日次で把握することができます。

ネッティング

CMSでグループ会社間の債権と債務を相殺することをネッティングといいます。

債権債務を相殺すると、会社は手持ちのお金を差額分だけ持っておけば良いことになります。

したがって、グループ会社全体で余剰資金が発生し、これを有効活用できるのです。

ネッティングの具体的な方法は、片方の会社の売掛金や貸付金などと、もう片方の会社の買掛金や借入金などを、帳面上相殺することです。

ただし、相殺には契約書が必要になりますし、場合によっては相殺が認められず利息や税金が発生する可能性もあります。

したがって、ネッティングをするには必ず専門家に相談をするようにしましょう。

中支払管理(支払代行)

集中支払管理とは、CMSによって資金が集中している会社が、グループ会社全ての支払い代行をすることです。

これにより事務管理コストが抑えられるだけでなく、子会社の経費の把握や不正の防止にもなります。

引き落とし口座や請求先を、支払代行する会社に変える手間はありますが、それ以上のメリットがあると言えるでしょう。

ここまでCMSの具体的な機能の話をしました。

これらは大手のグループ企業でなくてもメリットがあります。

したがって、複数の同族会社を保有している中小企業の経営者も覚えておくことをおすすめします。

まとめ

近年、事業譲渡や節税目的などの理由により、グループ会社が増えてきています。

ただし、会社がひとつ増えるということは、そのコストも倍かかると言えます。

そこで今回の話をきっかけに、グループ会社のコストを少しでも抑えておくことをおすすめします。

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