消費者金融ローンカードを紛失!再発行する方法を教えて
万が一消費者金融ローンカードを紛失してしまった時にはどのように対処すれば良いのでしょうか?
この記事では、ローンカード紛失時に先ずすべきことや再発行の手順に加え、知っておきたい豆知識について紹介します。
ローンカード紛失時に先ずすべきこと
消費者金融でカードローンを利用している場合には、ローンカードが発行され、自動契約機や提携ATMなどで利用が可能です。
ローンカードを利用すると、限度額の範囲で何度でも借入が可能なため、手軽に借入ができるでしょう。
しかし、もしもローンカードを紛失してしまった場合には、借入ができなくなったり、悪用される恐れがありますので心配ですよね?
そこで、ローンカードを紛失した場合に最初にすべきことから解説します。
警察に連絡
ローンカードを紛失した場合には、まずは警察に連絡しましょう。もしもローンカードを拾われて、勝手にお金を借りられてしまった場合、その責任はローンカードの契約者にあります。
犯人が捕まれば話は別かも知れませんが、捕まらなければ被害を受けたことを立証することが難しいのです。
しかも、返すアテがない金額を犯人に借りられてしまった場合には、自分の信用情報にキズが付く可能性もあります。
ローンカードだけで引き出すことは困難ですが、免許証と一緒に落として、パスワードが判別されるとお金を借りられる可能性があるので注意が必要です。
このようなケースになる前に、迅速に警察に連絡することが大切です。
消費者金融に連絡
ローンカードを紛失した場合には、警察への連絡と同時に、消費者金融への連絡も必要です。
各消費者金融ごとの連絡先を一覧にまとめますので、いざという時に活用していただければと思います。
消費者金融名 | 受付電話番号 | 備考 |
---|---|---|
アイフル | 0570-000-417 | 平日夜間や土日祝日は077-503-5605 |
アコム | 0120-07-1000 | 平日9:00~18:00 |
プロミス | 0120-24-0365 | 特記事項なし |
SMBCモビット | 0120-03-5000 | 会員専用サービス「Myモビ」でも受付 |
一緒に再発行手続きも行えるとgood
ローンカードを紛失したことを借り入れ先に連絡することができればとりあえずは安泰ですが、そのままでは自分の手元にはローンカードはないままです。
そのため、ローンカードを紛失したことを報告すると同時にローンカードの再発行手続きも行えるといいですね。
たいていの場合はローンカードを紛失したことを報告した際に、向こうから再発行手続きのことを案内してもらえると思うので、その案内に従えばOKです。
再発行中は振込融資などを利用しよう
ローンカードの再発行を行ってもらってもすぐにローンカードが手元に届くわけではないため、少しの間はローンカードがない状態が続きます。
その間に融資を受けたくなることもあると思いますが、これまでずっとローンカードを利用して融資を受けていたという人の場合は、ローンカードなしで融資を受ける方法が分からないかもしれませんね。
大半のカードローンではATMでローンカードを利用するという方法以外に、口座振込という形で融資を受けることができるので、新しいローンカードが手元に届くまでは口座振込で融資を受けるようにするといいでしょう。
返済に関しても、返済用口座さえ分かればローンカードがなくとも銀行振込で対応することが可能ですよ。
借り入れ・返済に関して、ローンカードなしの場合はどのような形で手続きを行えばいいのかが分からなくなってしまった場合は、上述したフリーダイヤルに電話をして確認すればいいでしょう。
ローンカード再発行の料金
ローンカードを紛失してしまった場合には、カードを再発行することになります。
ローンカードの再発行は、各消費者金融の店頭窓口でもできますし、コールセンター、自動契約機などでも可能です。
カードの再発行は300円(税抜き)の手数料がかかります。手間と余分な費用がかかりますので、紛失しないように気をつけましょう。
ローンカード再発行の手順
ローンカードを再発行してもらいたい場合には、どうすれば良いのでしょうか?その手順は、「店頭や自動契約機を調べる」「必要書類を持参して再発行手続き」の段取りで再発行が可能です。
また、再発行したローンカードは郵送でも受け取ることが可能です。再発行は即日可能かどうかも含めて、詳しく見て行きましょう。
店頭や自動契約機を調べる
まずは、店頭や自動契約機を調べましょう。
消費者金融の店頭窓口がどこにあるのかは、各消費者金融の公式サイトで確認することができます。
また、消費者金融の場合は、自動契約機が数多く設置されているため、お住まいのお近くや、通勤途中、お買い物ついでに手続きができるかと思います。
業者ごとや店頭、自動契約機ごとに、営業時間が異なりますので、念のため確認しておくと良いでしょう。
必要書類を持参して再発行手続き
カードローンの申し込みをした際には、本人確認書類を必要書類として提示したかと思います。
その場合と同様に、ローンカードの再発行時にも本人確認書類が必要です。
具体的には、運転免許証やマイナンバーカード、パスワードなどで、もしもこれらの書類に記載の住所と、現在お住まいの住所が違う場合には、公共料金の写しや住民票の写しが必要です。
また、健康保険証を提出する場合にも、これらの写しを持参しましょう。
再発行は即日可能か
カードローンは限度額の範囲であれば、何度でも借入が可能であるため、ローンカードを紛失した人の中には、これから借り入れをしようと思っていたタイミングのケースもあるでしょう。
その日にお金が必要で借入をしようと思っていた時に、ローンカードの紛失に気が付く場合もあるかも知れません。
しかし、ローンカードの再発行は、即日発行可能です。店頭窓口や自動契約機の場合には、その場でローンカードを受け取ることができますので、万一の場合も安心です。
郵送で受け取ることも可能
ローンカードの再発行を急いでいない場合は、郵送で受け取ることもできます。
消費者金融に電話をすると、諸手続きを済ませた上で送ってくれるでしょう。
ただし、郵送の場合には、自宅にローンカードが送られて来るため、家族に内緒で借り入れをしている人は気をつけなければなりません。
再発行がきっかけで家族に借金がバレてしまう可能性もありますので、その場合には他の方法を選択した方が無難です。
ローンカード再発行時の豆知識
ローンカードは再発行すれば良いのですが、それまでに誰かに悪用されるケースや、再発行後にしなければならないアクションなど、さまざまな心配をされる方がいらっしゃいます。
そこで、ローンカード再発行時に知っておくべき豆知識を紹介します。
ここでは、「紛失中の補償」「補償対象外となるケース」「再発行後にすべきこと」「契約終了後に紛失した場合」について解説します。
紛失中の補償
ローンカードには、紛失や盗難補償が付いている場合があります。
たとえば大手消費者金融のアコムの場合、紛失届を出した日の60日前までの利用に関しては、盗難補償されるという会員規約になっています。
そのため、万が一紛失や盗難にあっても、被害が軽くなる可能性がありますので、ご利用の消費者金融に補償の有無や内容を確認してみましょう。
ただし、補償が付いていたとしても、警察へは連絡しておく必要があります。
補償対象外となるケース
ローンカードに補償が付いていたとしても、補償対象外となるケースもあるので注意が必要です。具体的には暗証番号が必要なカードの場合には補償対象外となります。
暗証番号は基本的に本人以外知り得ない情報ですので、推測しやすい暗証番号でお金を引き出された場合には、本人の責任となってしまいます。
絶対に誰にも分からないような暗証番号の設定が必要だということを覚えておきましょう。
再発行後にすべきこと
再発行をした後には特にやるべきことはありません。ローンカード紛失の連絡をした段階で、紛失したローンカードは一時的に利用できなくなります。
ローンカードを再発行した段階で、記録されていた情報は全て新たなローンカードに移行されるので、旧カードは使用できないカードとなります。
ただし、万が一旧カードが出て来た場合には、新カードとの見分けが付かなくなる可能性が高いので、ハサミで切断して廃棄しておきましょう。
契約終了後に紛失した場合
もしも、カードローンを完済し、契約が終了している場合に紛失したらどう対処すれば良いのでしょうか?
契約が終了している場合には、ローンカードは無効となっているので、万一紛失したとしても、悪用されるリスクはありませんので、具体的な対処は不要です。
ただし、カードローンは完済しているけれど、契約は残っている状態の場合には、誰かに借入される可能性があるため、消費者金融と警察へ連絡すると良いでしょう。
契約の有無が対応の分岐点となります。
カードを紛失するとどんな危険がある?
カードを紛失した場合に考えられるもっとも大きな危険は、「他人によるローンカードの悪用」でしょう。
ローンカードを用いてカードローンを利用する場合には暗証番号を入力する必要があるため、自分以外の他人が利用することは基本的に不可能です。
しかし、何らかの形で暗証番号を知られてしまっていたり、もしくはたまたま適当に入力した暗証番号が当たってしまったりといったことも考えられます。
そして、そのような形で自分以外の他人が自分のカードローン契約を利用して融資を受けたとしても、カードローン会社にそれを止める術はありません。
ですので、ローンカードを紛失してしまった場合は、「いつ紛失したか」が非常に重要になるのです。
本来の契約者がローンカードを紛失したと認識しているタイミングよりも後で、ローンカードが利用されている形跡が見受けられた場合、それは他人によるローンカードの不正利用であると考えられるため、そこで悪用された融資に関しては返済対象に含まれなくしてもらえる可能性があります。
もちろんそれはあくまでも「可能性」であって、まったく身に覚えのない融資であっても自分が返済義務を負わなければならない可能性もあるということには、注意しておきましょう。
キャッシュカードを紛失したら悪用されるの?すぐにすべき対策とは?
ローンカードを紛失しないためには?
ローンカードを紛失してしまった場合にはいろいろと面倒な手続きがあり、自分が不利益を被る可能性もあるということはお分かりいただけたと思います。
では、そもそもローンカードを紛失しないためにはどうすればいいのでしょうか。
定期的に確認をする
まず重要なことは、ローンカードがあるかどうかを定期的に確認することです。
定期的に確認をすることの本来の目的は、「紛失することを防ぐこと」ではなく「紛失した場合にいち早く気付くこと」ですが、定期的に確認を行うことを習慣づけていると、紛失しないように注意する方向に自然と意識が向いていくものです。
「定期的」の頻度については人それぞれだと思いますが、寝る前のタイミングなどに財布やカード入れの中を確認するぐらいが適当ではないでしょうか。
キャッシュカード一体型カードにする
銀行が取り扱っているカードローンの場合、キャッシュカードとローンカードが一体型になった「キャッシュカード一体型ローンカード」を発行してもらえる場合があります。
所有しているカードの数が増えれば増えるほど、それぞれのカードを紛失してしまうリスクは高まっていってしまうので、所有するカードはできるだけ少なくすることが望ましいと言えます。
キャッシュカードはローンカードと比べると利用頻度が高いため、万が一紛失してしまった場合にもすぐ気づきやすいですからね。
カードレス契約を利用する
ローンカードを紛失してしまうというリスクを完全に排除したければ、カードレス契約を利用するという考え方もあります。
最初からローンカードを所有していなければ、紛失してしまう心配もありませんからね。
ローンカードの存在から、周囲の人にカードローンの利用がバレてしまうことを避けたい人にオススメの契約方法ですが、ローンカードの紛失を避けたい人にとっても同様にオススメですね。
ただしローンカードがないので、借り入れ・返済の際にATMを利用することはできず、借り入れの際には口座振込を利用して、返済の際には銀行振込やインターネットバンキングを利用することになります。
ATMを利用できないというのはカードローンを利用する際の利便性に大きく影響するので、カードレス契約を利用する場合には、その点もよく考えたうえで契約を結ぶ必要がありますよ。
まとめ
カードローンはローンカード1枚で、いつでも手軽に借入できるため、とても利便性が高い借入法だといえます。
しかし、ローンカード1枚で借りれるという手軽な分、紛失した時のリスクも高くなってしまいます。紛失に気が付いたら、すぐにでも契約している消費者金融と警察へ連絡しましょう。
対応が後手に回って、悪用されてしまってからでは、場合によって自己責任での負担が大きくなりますので、迅速な対応が重要です。
※株式会社モビットは2017年12月1日に社名を株式会社SMBCモビットに変更しました。