金利とはなに?利息とは違うのかわかりやすく解説

お金を借りているなら知っておきたい金利とは一体何なのか、のこと。金利の仕組みや利息の計算など知らなくても毎月きちんと支払えば良いのではないか。

しかし金利の仕組みや利息のことをきちんと理解していないと、返済したお金の中の内訳が利息がいくらで元金分はいくら、が分かりません。お得に借金を返済するために金利とは何なのか知識として知っておく必要があります。

執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(仮名)
年齢:55歳
性別:男性
職歴:地域密着の街金を30年近く経営

金利とは

そもそも金利とは銀行や消費者金融などからお金を借りた際に、 お金を借りた側がお金を貸した側に支払う利用料のことです。

金利はお金を借りた金額によって支払う利息が違ってくるため、いくらお金を借りたらいくら利息を支払うのか年率に換算して表記します。

銀行や消費者金融の公式サイトでは「年14.5%」とか「 年18.0%」という具合にお金を借りたらいくら利息を支払うのか、分かりやすくしかも他の金融機関と比較しやすいようにしています。

金利のことをレンタル料と考えられなくもありませんが、借りたお金は消費するものですからレンタル料と言い切ってしまうのはちょっと雑ですね。

第一お金はモノではありません。平易な言葉で言えば金利とは借りたお金の使用料金、またはお礼金と考えるべきです。

銀行や消費者金融からお金を例えば10万円借りたら、返済する際に「お金を貸してくれてありがとう。これはお礼です」と支払うのが金利です。

金利の表し方

金利とは前項でご説明したように、お金を借りた場合にお金を貸してくれた銀行や消費者金融に支払う使用料金、または利用料金のことです。

使用料金や利用料がいくらになるのか、計算するのには金利を百分率で表します。

なぜなら使用料金や利用料金は借りる金額によって異なるからです。

10万円を借りるとA金融機関では年間1万8,000円かかる。

20万円を借りるとB金融機関では年間3万円の利息がかかる、と金額で説明してしまうと、A金融機関から借りた方がお得なのか、それともB金融機関からお金を借りた方がお得なのか、お金を借りる側は判断することが難しいです。

この場合実際どちらがお得なのか答えを言えば、B金融機関から借りた方が金利が安いです。

A金融機関から10万円を借りて利息を金利1万8,000円支払うということは、年率換算で金利は年18.0%です。

一方B金融機関は20万円を借りて年間に支払う金利が3万円なわけですから、A金融機関のように10万円を借りれば金利は3万円の半分である1万5,000円です。

したがって金利は年15.0%になりますね。

上記の例で言えばA金融機関よりもB金融機関からお金を借りた方が金利が安く有利です。

そのために金利は百分率、つまり「%」表示をします。

どちらの金融機関からお金を借りた方がお得になるのか、いちいちお金を借りる側が計算することなく一目瞭然で比較できるように、金額ではなく「%」表記するわけです。

金利と利息の違い

金利と利息の違いは、金額で表すのかそれとも割合で表すのかの違いです。利息は借りた金額に対して金利によって計算された金額です。

金利が高ければ利息も高く、金利が低ければ利息が安い相互関係にあります。

出来るだけ賢くお得にお金を借りる場合は、金利がいくらになっているのかで比較すると損することがありません。

金利とは年利と何が違うの?

金利について説明するには年利や年率のような金融用語が飛び出してきます。金利年15.0%と年利年15.0%はどこが違うのか気になりますよね。

確かに利息は金利によって計算することができます。

それと同時に年利や年率によっても計算できることから、金利と年利、及び年率はほぼ同じような意味です。

年利も金利と同じように年間に支払う利息の割合を「%」表示したもので、年利と年率は同じ意味です。

しかし金利と年利には決定的な違いがあり、お金を借りる上で確認しておかなければなりません。

金利は利息が年間にいくらかかるのか計算する決定的な要素です。ところが年利は必ずしも「金利=年利」とならないことがあります。

なぜなら年利には契約手数料や保証料を含んだ実質年率が存在するからです。

例えば金利が年15.0%だとしても、保証料年3.0%が別にかかる場合、お金を借りる側が負担しなければならない利息は金利と保証料の合計年18.0%になります。

これでは金利年15.0%なのに対して、実質的な年利は年18.0%になってしまいます。

金利がいくら安くても実質的な年利が高ければ損をしてしまいますね。

一般的に年利表示は実質年率で表さなければなりませんので 、銀行や消費者金融など金融機関からお金を借りる場合には、金利と年利及び年率は同一のものであると考えて差し支えありません。

しかしローン金融商品によって保証料が別途必要になることもありますので、お金を借りる際に実質的な年利がいくらになるのか確認しておいた方が良いでしょう。

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金利と月利の関係

金利を表す言葉として、年利以外にも月利があります。

月利とはその名の通り1カ月当たりの利息の割合のことを言います。 例えば月利1.5%は年齢換算すれば年18.0%です。

計算方法は至って簡単で、月利1.5%x12カ月=年利18.0%、です。つまり年利を12カ月で割った数字が月利です。

お金を借りる際に月利表示されている場合は、年利がいくらになるのか金融機関の担当者に質問しておきましょう。

金利による利息計算方法

金利とは借りたお金に対する1年間に発生する利息がいくらなのか、計算する上で欠かせない数字です。

お金を借りて1年後に一括返済することを約束した場合の利息計算は次のように求めます。

・利息額=借りた金額x金利

仮に100万円を借りて金利が年15.0%なら1年後の利息は15万円です。

しかしカードローンなどで借りた場合は毎月返済するのが普通ですよね。

それなら金利を12カ月で割ったものを1カ月当たりの利息にすれば良いのではないかとなりますが、1カ月の日数には30日や31日、または28日(うるう年は29日)のように月によって日数が異なります。

利息はあくまでもお金を借りた利用料金ですから、お金を借りた日数分だけ利息を支払うのが本来です。

したがってお金を借りた場合の支払う利息は日割り計算で行います。

1年間に支払う利息を365日で割ってお金を借りた日数分だけ掛け算するわけです。

それを計算式にすると次のようになります。

・利息額=借入残高x金利/365日x利用日数

以上の計算によって一日当たりの利息額を求めることができます。なお求められた利息額が小数点表示になった場合は一般的に切り捨て計算を行います。

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利息計算の具体例

では実際に利息の額がいくらになるのか、具体的に計算してみましょう。なお計算しやすいように金利を百分率で表すのではなくて小数点付きの数字にすると良いです。

年15.0%は数字に変換すれば0.15ですね。

◆10万円を年15.0%で30日間利用した場合
・利息額=10万円x0.15/365日x利用日数30日

上記の式をもう少し簡略化すると次のようになります。

・利息額=10万円x0.15/365×30
この計算で求められた利息額は1,232円です。

利息は日割り計算で利用日数分だけ支払えば良いわけですから、お金を借りても5日で返済すれば必要な利息は5日分だけです。

・利息額=10万円x0.15/365×5
これを計算すれば205円が利息になります。

支払った利息から金利を計算する

金利によって支払う利息が計算できるように、支払った利息によっても金利を計算することができます。

計算方式は若干複雑になりますがそれほど難しくはありません。求める金利をAとして計算式で表してみましょう。

・(借りた金額x利用日数)A=支払った利息x365日

以上の式を少し変形させると次のようになります。

・金利A=(支払った利息x365日)/(借りた金額x利用日数)

計算式だけ見るとややこしくなりますので、10万円を30日間利用して利息を1,232円支払ったものとして金利を計算してみます。

答えは金利年15.0%になるはずです。

①金利=(1,232円x365)/(10万円x30日)
②金利=449,680/3,000,000
③金利=0.14989

③で求められた0.14989を百分率に変換すれば金利は年14.989%になるわけですが、利息は円未満を切り捨てていますので金利は年15.0%になるわけです。

この計算式は何に使えるのかと言うと、消費者金融ってお金を借りた場合に無利息サービスがありますね。

無利息サービスによって実際の金利はどのくらいになるのか、銀行カードローンでお金を借りた方が良いのか比較するのに役に立ちます。

消費者金融の無利息サービスはお得なの?

消費者金融で10万円お金を借りて、61日で返済したとすると、最初の30日は利息はかかりません。消費者金融の標準金利は年18.0%です。

銀行カードローンに比べてちょっと金利が高いのではないかと、思いますが計算してみると意外な結果になります。

消費者金融で10万円を借り、2カ月目(61日目)で返済したとすれば、最初の30日は無利息ですから実際的に支払う利息は31日分で良いわけです。

31日分の利息は計算によって1,528円です。

では以上の数字を次の計算式に当てはめてみましょう。

・金利A=(支払った利息x365日)/(借りた金額x利用日数)

①金利=(1,528円x365日)/(10万円x61日)
②金利=557,720/6,100,000
③金利=0.0914

③で求められた0.0914を百分率に変換すると9.14%になりますね。

初めから2カ月で返済することが決まっていれば、銀行カードローンよりも安い金利で借りることができるわけです。

金利計算返済シミュレーション

利息は借入残高によって毎月違ってきます。10万円を金利年18.0%で借りたからといって、毎月一定の利息がかかるわけではありません。

毎月返済することで借入残高が少なくなっていきますので、利息も少なくなっていきます。なおこの場合でも金利は一定であり、変わることはありません。

実際に10万円を金利年18.0%で借りて、毎月3万円ずつ返済した場合シミュレーション計算してみましょう。

無利息期間サービスは考えないことにし、30日計算で行います。

◆第1回目の支払い
・利息額=10万円x0.18/365×30
求められた利息額は1,479円 です。

返済額は3万円ですから元金に充当されるのは利息額を差し引いた2万8,521円です。

◆第2回目の支払い
・利息額= 7万1,479円x0.18/365×30
計算結果利息は1,057円です。

返済額は3万円ですので元金充当分は利息額を差し引いた2万 8,943円です。

◆第3回目の支払い
・利息額=4万2,536円x0.18/365×30
利息額は629円です。

返済額は3万円ですから元金に充当されるのは利息額を差し引いた2万9,371円です。

◆第4回目の支払い
・利息額 =1万3,165円x0.18/365×30
利息額は6円です。

第4回目の支払いは3万円必要ありません。借入残高1万3,165円+6円=1万3,171円で借金完済です。

ここで重要なのは毎月かかる金利は一定ですが、利息は借入残高に対して計算されるということです。

また利用期間は、借入した翌日から返済日まで、または返済翌日から返済日までの日数になります。

金利は利息制限法で定められている

個人間融資を除き、銀行や消費者金融など金融会社からお金を借りる場合の金利は利息制限法によって上限金利が定められています。

・10万円未満:金利年20.0%
・100万円未満:金利年18.0%
・100万円以上:金利年15.0%

以上の金利よりも貸付金利が高い場合は明らかに法律違反です。

お金を借りる場合には金利がいくらになっているのかよく確認してから契約するようにしましょう。

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金利計算には単利計算と複利計算がありますが、一般的に銀行や消費者金融からお金を借りた場合、利息は単利計算されます。

単利計算とは借入残高に金利を計算して利息を求める方式です。

一方複利計算とは利息に利息がかかる計算方式で、生命保険の契約者貸付制度を除いて利用されることはありません。

複利計算はお金を貸す側とお金を借りる側の合意があれば契約可能ですが、お金を借りる側に不利な計算となってしまいます。

仮に10万円を金利年18.0%で1年間借りると利息は1万8,000円です。

契約によって2年後に一括払い、しかも利息は複利計算としてしまうと、2年目の利息は10万円に1年目の利息1万8,000円を加算した金額に金利年18.0%がかかってしまいます。

そうなると2年目の利息は2万1,240円とかなり高くなってしまいます。

単利計算であれば返済期間が2年でも1万8,000円x2年=3万6,000円で済みますが、複利計算になってしまうと1万8,000円+2万1,240円=3万9,240円に増加してしまいます。

借りる金額が同じでも金利計算が単利計算なのか、複利計算なのかで返済しなければならない利息額が大きく違ってきますので、よく確認してからお金を借りたいものです。

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