借金の一本化ができるおすすめのおまとめローン会社【口コミランキング】

複数の借金は一本化を行うことがよいとされていますが、一本化はどのような会社で行えばよいでしょうか?

また、債務整理という選択肢についても知っておくべきです。

一本化を行うための具体的な方法と債務整理の概要、それぞれのメリット・デメリットについて徹底解説していきます。

このようなかたにおすすめの情報です

この記事は以下のような人におすすめの内容になっています。

  • 複数の借金の返済に悩んでいる人
  • 借金をまとめたい人
  • 銀行と消費者金融どちらでまとめるか悩んでいる人

借金のおまとめと債務整理について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

執筆者の情報
名前:手塚 龍馬(36歳)
職歴:過去7年,地銀の貸付業務担当

目次

借金を一本化するのと債務整理はどちらがいいのか?

借金を一本化して返済していくのと、債務整理をして借金の返済から解放されるのでは、どちらがよいのでしょうか?

まずは、おまとめローンと、債務整理の違いを理解しておきましょう。

どちらにもメリットとデメリットがある

債務整理とおまとめのどちらがよいのかということを、一概に言うことはできません。

おまとめと債務整理は、メリットとデメリットが完全に相反しているからです。

おまとめローンはブラックにはなりませんが、借金は1円も減りません。

また、債務整理は借金がゼロになったり減額されることがありますが、信用情報はブラックになります。

このように、おまとめと債務整理はメリットとデメリットが対極の関係になるので、自分がどのように借金の返済を楽にしたいのかということによって、取るべき方法は異なるのです。

用語解説:おまとめローン

銀行にも、消費者金融と同様におまとめ専用のおまとめローンという商品があります。

おまとめローンとは、他社からの複数の借り入れをまとめるため専用のローンで、基本的におまとめに使う以外は、1円も借りたお金を使うことはできません。

借りた後は返済をしていくだけの、他債務の返済専用のローンとなっています。

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債務整理5つの方法

一口に債務整理と言っても、方法はいくつかあり、大きく分けると以下の5つの方法があります。

自己破産資産も借金も完全に0にする方法
個人再生住宅などの資産を残し、借金を5分の1程度に減額した上で3年〜5年で返済していく方法
任意整理債権者と返済方法の見直しや借金の減額などを交渉する方法
特定調停裁判所が仲介し、債権者と債務者が返済計画の見直しなどを交渉する方法
過払金請求 グレーゾーン金利にて払いすぎた利息を取り戻す交渉

弁護士や司法書士などに、債務整理の相談をすると、最初に過払金があるかどうかのチェックが行われます。

過払金があれば返還請求を行い、取り戻すことができた過払金で借金を返済できるのであれば、ここで債務整理の手続きは終了します。

次に、任意整理によって債権者と話し合いを行い、返済計画が、返済可能なものになるのであれば、ここで債務整理は終了です。

任意整理によっても解決しない場合には、裁判所に間に入ってもらい特定調停を行いますが、特定調停には裁判所は強制力がないため解決できないこともあります。

解決できない場合には、個人再生の手続きを行い、裁判所が個人再生を認められば、借金が減額されるのでここで債務整理終了です。

裁判所が個人再生を認めてくれない場合には、最終的に自己破産という流れになります。

したがって、基本的に債務整理の流れは以下のように行われます。

  1. 過払金請求
  2. 任意整理
  3. 特定調停
  4. 個人再生
  5. 自己破産

どこかで債務整理ができた場合には、そこで手続きはストップしますし、どの段階でも債務整理ができない場合には、自己破産に至るしかなくなってしまいます。

借金一本化のメリット

借金の一本化には、以下の4つのメリットがあります。

  • 返済額の低減
  • 金利が下がる可能性
  • 返済日の統一
  • 多重債務からの脱却

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

月々の返済額の低減

カードローンは、借り入れ本数が多ければ多いほど毎月返済額が多くなります。

たとえば以下のように3本のカードローンを借りている人がいるとします。
①利用残高30万円、毎月返済額6,000円
②利用残高100万円、毎月返済額15,000円
③利用残高70万円、毎月返済額14,000円
この場合、①+②+③で利用残高200万円、毎月返済額は35,000円となります。

この3本の借り入れ金を一本化した場合には、カードローンによって異なるものの、毎月返済額が25,000円~30,000円程度となることが一般的です。

カードローンは利用残高に応じて毎月の最低返済額が決まっているため、本数を減らせば毎月の返済額も減少できるというメリットがあります。

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1本の金額が増えれば金利も下がる場合もある

ローンの上限金利は、利息制限法という法律によって以下のように決められています。

  • 10万円未満:20.0%
  • 10万円以上100万円未満:18.0%
  • 100万円以上:15.0%

多くの消費者金融で上限金利が18%となっているのは、このためです。

逆に複数の借金を一般化して100万円以上となる場合には、確実に金利は15%以下になるということです。

カードローンの金利設定は、金額が大きくなるにつれて金利が低くなっていくようにできています。

少額高金利のカードローンを集めて金額が大きくなれば、一本化後の金利は一本化前の金利よりも低くなることが多くなります。

返済日の統一で支払いがラクに

複数のローンを借りていると、当然ながら本数の数だけ返済日が存在することになります。

4本の借り入れがあれば、毎月4回返済日が存在することになります。

毎月何回も返済日があると、1か月の間中返済に追われているような気分になりますし、返済日も忘れがちです。

一本化を行えば当然ながら返済日は毎月1回しかありませんので、返済に追われる回数も減り、返済忘れのリスクも少なくなるというメリットもあります。

多重債務からの脱却で信用力向上

一般的に4本を超える借り入れを行うのは、銀行系カードローンでも消費者金融カードローンでも難しいといわれています。

審査の際には他社借り入れが何本あるかを、個人信用情報から照会しています。

この際にすでに3本を超える借り入れがある人へは、融資を行ったことによって4本を超えてしまうため、審査に通過するのは困難になります。

一本化を行うことによって多重債務者ではなくなるため、それだけで信用力は向上して、クレジットカードや借り入れ金の審査には通過しやすくなります。

借金一本化のデメリット

一本化には以上4つのメリットがありますが、デメリットもありますので注意しましょう。

主なデメリットとして

  • 支払期間が伸びる
  • 利息の負担が増える

という2点を挙げることができます。

返済期間が延びる

借金を一本化することで生活苦から抜け出せるというのは、本人の努力次第の面が強くなります。

借金を一本化するだけで幸せになるとは限りません。

その理由は主に以下のようになります。

  • 長期間の返済となる

借金の一本化は、金額が大きくなってしまうことが当然ですね。

金額が大きくなるということは、それだけ返済期間が長くなるということも意味しています。

5年から10年という長い年月をかけて借金を返済していくのですから、それ相応の覚悟が必要となります。

  • 返済額が減るとは限らない

借金の一本化のメリットとして、「返済額を減らすことができる」という期待を持ってしまいます。

確かに返済期間を長くすることで、毎月の返済額を減らすことができるとも言えますが、借金の一本化を希望している人は多重債務者であり、金融機関は貸し倒れリスクの高い顧客と見てしまいます。

審査の内容によって違いも出てくるでしょう。

しかし貸し倒れリスクが高いと判断されれば、できるだけ短期間に返済してもらいたいと思うのは当然です。

そのため借金を一本化したからといって、返済額が確実に減るということはありません。

返済額が少なくなれば生活にゆとりができ、そうすれば借金苦から抜け出すことができるのではないかという期待も、場合によってはかなわないこともあります。

  • そもそも借金額が減ることはない

借金の一本化をしたとしても、複数ある借金をまとめるだけですから、そもそもの借金額が減るということはありません。

利用希望する人の中には、「おまとめローンを組めば借金額も減るのではないか」と思い違いをしている人もいるようです。

借金額が減るわけではありませんので、借金から抜け出すことはできません。

借金の一本化をしても借金額は減ることはありませんので、ここのところはとくに注意したい点です。

  • 金利が下がるとも限らない

前項の説明では、銀行で借金の一本化をすれば金利が下がることが期待できることをご説明しましたが、あくまでもそれは「期待できる」ことであって必ず金利が下がるということは保証できません。

しかしこれも、まとめる借金の種類によっては金利が確実に下がることもあります。

それは今現在借りているカードローンの金利が年18.0%で、まとめる借金の額が100万円以上になる場合で、利息制限法により金利が年15.0%に自動的に引き下がります。

銀行で借金を一本化するなら、上限金利がいくらなのか確認しておくことが大切になります。

支払利息が増えることも

また、借金をおまとめして支払期間が延びたことによって、結果として利息の負担額が大きくなってしまう可能性があるという点も、デメリットです。

複数の借り入れ金の中には、あと少しで返済が終了するものも含まれていることもあります。

たとえば、金利18%のローン30万円があと3年間で終了する場合の総利息負担額は、90,456円です。

このローンを含む借り入れ金の一本化を行い、金利15%で8年後に完済する計画の場合、30万円部分の利息支払額は216,864円となります。

たとえ金利が下がって毎月返済額が少なくなったとしても、結果的に期間の延長を行ったことになるため、利息負担額は倍以上となってしまいます。

このように、一本化を行ったことによって期間が延長となってしまうこともある場合には、注意が必要です。

期間が短いローンは一本化には含めず、そのまま返済していくなどといった細かい計算を行ってから、一本化を行うようにしましょう。

債務整理のメリット

次は債務整理のメリットです。

債務整理には、以下の2つのメリットがあります。

  • 借金の減額
  • 財産を残したまま借金を減額できることがある

これらのメリットについて、具体的に解説していきたいと思います。

借金を減らすことができる

債務整理では、返済計画の見直し以外に方法に成功すれば借金が減額できます。

本来であれば借りたお金は返済するのが当たり前ですが、債務整理に成功すれば、借金そのものを減額できるのが最大のメリットでしょう。

マイホームなどの財産を残すこともできる

さらに、自己破産以外の債務整理であれば、資産を残すことができます。

マイホームやマイカーなどの生活に必要な資産を残したまま、借金が減額でき、返済に苦しむこともなくなるというのは、間違いなく債務整理の大きなメリットです。

債務整理のデメリット

「借金を減額できる」というのは債務整理の非常に大きなメリットですが、そのようなメリットをリスクなしに得ることはできません。

債務整理には「ブラックになる」という決定的なリスクがあるので、最後の最後まで債務整理を行わないのです。

5年以上ローンが組んだり借金ができない

債務整理を行うと、信用情報にはその旨が記録されます。

この情報は、債務整理の対象となった借金を完済してから5年間は信用情報に記録され、いわゆるブラックという状態になってしまいます。

ブラックになってしまうと、どこかからお金を借りたり、クレジットカードを作ったりできないばかりか、モノやサービスの分割契約が不可能になってしまいますので、スマホの分割払やエステなどの分割も不可能です。

さらに、保証会社がついたアパートの契約も不可能になってしまい、生活には著しく支障をきたすことになってしまいます。

また、自己破産や個人再生は10年間信用情報に記録され、官報という国のお知らせに記録されるので、闇金などから怪しい勧誘がひっきりなしに届くこともありますよ。

借金を減額するということにはこのような社会的なペナルティが待っているため、リスクも覚悟した上で債務整理をするかどうか検討すべきでしょう。

どちらを選ぶべきかは現状での収入で返済可能かどうか

借金のおまとめと債務整理、どちらを選択するのかは、今の収入で返済できるかどうかを考えましょう。

返済額が年収の2割を超えるなら債務整理を

おまとめをして、おまとめ後の返済額が年収の2割を超えるのであれば、その借金を返済していくことは非常に厳しいと考えられます。

持ち家に住んでおり、家賃や住宅ローンがないのであれば、収入の2割の返済も可能かもしれません。

しかし、家賃や住宅ローンなどの住居費用とは別に、収入の2割を借金返済に持って行かれてしまっては生活は困難です。

このような場合には、借金そのものを減額したほうが無難ですので、債務整理を検討したほうがよいかもしれません。

手取りベースで返済計画を立てよう

返済計画を立てる時には、額面収入ではなく、手取りの収入で返済計画を立ててください。

ローンの審査は額面年収で行うため、同じように額面年収で返済計画を立てる人も少なくありませんが、大切なのは「実際にいくら収入があり、そこからいくら返済に回すことができるのか」ということです。

手取りベースで無理なく返済できるような計画を立て、無理そうなら債務整理を検討すべきかもしれませんね。

おまとめローンを活用するコツ

ここまでは、主に債務整理について説明してきましたが、ここからはおまとめローンについて説明します。

おまとめローンは、借金返済の負担にあえいでいる人からすると頼りになるものではありますが、利用すればたちどころに返済が楽になるようなものではありません。

おまとめローンを上手に利用するためのコツを、いくつか挙げていきます。

おまとめローンの審査はキャッシングより厳しいのか?

実際におまとめをすると決めたとしても、おまとめをするためには審査に通過しなければなりません。

おまとめローンの審査は、キャッシングをする時の審査よりも厳しいのでしょうか?

キャッシングより高額融資になるため厳しい

おまとめローンは、既存債務の合計額によるものの、基本的には複数のローンをまとめるものですので、ある程度高額借り入れになることが一般的です。

数十万円程度のキャッシングよりも審査は確実に厳しくなるということは覚悟しておきましょう。

また、延滞を起こしてしまうと審査に通過することは非常に難しくなり、期日通りに返済ができているほうが審査通過の可能性は高くなります。

やはり、おまとめローンの申し込みも、借金返済に首が回らなくなるまで待つよりも、延滞が発生する前に早く申し込みをしたほうがよいでしょう。

申し込み内容の審査とスコアリング審査の2段階行われる

おまとめローンにも保証会社がついています。

保証会社は、信用情報や勤務先、年収、勤続年数、まとめるローンの件数や総額や返済状況などを点数化するスコアリング審査という審査を行います。

仮審査に通過すると、本人確認書類、収入証明書、在籍確認などから申し込み内容に間違いがないかという審査を行い、全てに問題がなければおまとめローンの審査に通過できます。

難易度の違いこそあれ、基本的な審査の流れ、カードローンの審査と同じになっています。

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おまとめローンの審査に通る3つのコツ

借金の一本化は消費者金融業者でも行うことができます。

総量規制によって年収の1/3までしか契約できない消費者金融業者でも、借金の一本化を行うおまとめローンを契約することは特別に許可されています。

ただし条件として、以下のことを満たしていないと契約できません。

  • 毎月の支払い額が軽減
  • 将来にわたって借り入れ金額の減少が期待できる
  • 一本化する前よりも借金の総支払金額を減額できる

要は顧客が借金の一本化などをまとめローンをすることにより、支払条件などが有利になることが必要です。

そのため金利の低い銀行貸付などをおまとめすることは難しいことになります。

銀行カードローンを利用している人にとっては、消費者金融業者で借金を一本化するメリットはないと言っても過言ではありません。

審査に通過するためには、以下の3つのポイントだけは最低限押さえておきましょう。

①審査項目を正しく記入する

申し込み内容の間違いには十分注意してください。

申し込み内容を間違えてしまい、「虚偽の申し込みをした」と判断されてしまったら、審査に落とされてしまうこともあります。

このようなことがないように、申し込み時には収入証明書などを手元に用意して正確な内容を申告するようにしましょう。

②最小限の金額で融資を申し込む

申し込み金額が大きすぎると、審査に落とされてしまう可能性が高くなります。

高額借り入れのほうが審査難易度が上がってしまうためです。

おまとめローンに申し込む金額は必要最小限として、あと少しで完済できる借金は、おまとめせず、どうしてもまとめる必要のあるローンだけをまとめることができる金額だけを申し込むようにしてください。

③クレジットカードや他社返済の遅延をしない

信用情報には過去24ヶ月分のクレカや他社借り入れの返済履歴が記録されています。

当たり前ですが、ここで遅れが多い人は審査でかなり不利になってしまいますので、できる限り、期日通りの返済を継続した状態でおまとめローンに申し込みをしたほうが審査に通りやすくなります。

また、現在延滞中という人はまず審査には通過できませんので、「今月は期日通りに払うことができるか分からない」という人は、返済期限が到来して、延滞になる前におまとめローンに申し込むようにしてください。

おまとめローンにまつわる8つの「ウソ」「ホント」

おまとめローンに関して、様々な情報が流れていますが、これらの情報は真実もあれば間違ったものもあります。

おまとめローンにまつわる8つのウソとホントについて詳しく解説していきたいと思います。

①審査に有利な年齢がある

審査に有利なのは年齢というよりも、「継続的に収入があるかどうか」ということが重要になります。

30代〜40代くらいの働き盛りの年齢は、簡単には仕事をやめることができない年齢ですので「継続的に収入がある」と判断されて一般論としては審査で有利になります。

一方、20代は離職率が高い世代ですので、勤続年数が短い人は審査で不利になることがあります。

50代は長くは勤務できませんが、数年後に退職金の入金が見込まれます。

ある程度退職金の入金が見込める上場企業会社員や公務員などであれば、退職金での一括返済を見込むことができるので、審査に通過しやすいと言えます。

60歳をすぎると、収入に継続性が見込めないので、年金などの少ない収入で問題なく返済できる程度の金額までしか借り入れは難しいでしょう。

このように、単純に年齢ではなく、収入の継続性を年齢で測っており、年齢が若くても高齢でも返済に問題がないと判断されれば審査に通過できる可能性があるでしょう。

②勤続年数は長いほうが審査に有利

勤続年数は長いほうが審査で有利になります。

勤続年数が長い人のほうが、その後も継続して勤務して、安定した収入を得ることができる可能性が高く、勤続年数が短い人のほうが離職率が低いので収入の安定性が判断できずに審査では不利になってしまいます。

一般的には勤続年数1年未満は審査で不利になり、3年以上あれば審査で勤続年数が問題になり落とされてしまうことは無くなります。

③職業によって審査に有利不利がある

あります。

公務員や上場企業会社員は、給与水準が高く、離職率も低いので審査で有利になります。

一方、自営業者や家族経営の法人役員などは事業規模が小さく、収入が不安定ですので審査では不利になります。

④健康保険も重要

組合保険証の人が審査では最も有利です。

自社で健康保険組合を持つことができる会社は規模がそれなりに大きい会社と判断されるので審査では有利です。

一方、国民健康保険証の人は、自営業者や事業規模が非常に小さい個人事業主の従業員ですので、勤務先が小規模かつ不安定と見なされ審査では不利になります。

⑤賃貸よりも持ち家が有利

持ち家のほうが審査で有利になります。

持ち家の人は、いざ返済が滞っても資産を差し押さえて回収に充てることができるということと、返済に困窮しても大切な持ち家を放置して逃げてしまう可能性が低いためです。

一方、賃貸住宅に住んでいる人は返済に困窮したら逃げてしまう可能性が高いので審査では持ち家よりは不利になります。

⑥携帯電話より固定電話が有利

携帯も固定もどちらもあったほうが有利です。

携帯電話がない人は督促ができないので、審査で不利になります。

一方、固定電話がない人も、生活の基盤がしっかりとできていないという判断になり、稀に審査で不利になることがあります。

今は、固定電話がなく、携帯だけを持っている人が多く、貸主側としてもすぐに本人と連絡がつく携帯電話があったほうが安心ですので、携帯電話がない人のほうが審査で不利になります。

結論的に言えば、携帯も固定電話もどちらも持っていたほうが審査には有利になるでしょう。

⑦借り入れ件数より借り入れ額をチェックする

どちらもチェックします。

借り入れ件数は「多重債務でないかどうか」という視点でチェックします。

借り入れ額については、「年収に対してどの程度の借り入れがあるのか」という視点でチェックします。

借り入れ件数が多くても借り入れ額が多くても、審査では不利になりますので、どちらのほうが審査で有利か不利かということはありません。

⑧ブラックリストはばれる

必ずバレます。

信用情報には自己破産や債務整理や長期延滞と言った金融事故情報は5年〜10年間記録されています。

審査では信用情報に必ず照会を行なっていますので、ブラックとなってしまった人は、審査で必ずバレてしまい、まずおまとめローンの審査通過は不可能です。

同じように他社借り入れについても全て信用情報に記録されていますので、申し込みの際に借り入れ額や借り入れ件数を過少申告することは、絶対にやめましょう。

銀行おまとめローンおすすめランキング

銀行商品名最高融資額金利特徴
住信SBIネット銀行ミスターカードローン(プレミアムコース)1,200万円1.59%~7.99%所定の条件を満たすことにより最大で0.6%金利引き下げ
三菱UFJ銀行バンクイック500万円1.8%~14.6%自動契約機「テレビ窓口」でカード発行まで可能
りそな銀行りそなカードローン800万円3.5%~12.475%住宅ローンを利用中であれば0.5%金利引き下げ
イオン銀行イオン銀行カードローン800万円3.8%~13.8%口座振替請求等による自動支払で残高が不足している場合の自動融資機能有

おまとめローンはフリーローンやカードローンと比べると融資額が大きいため、銀行はより一層審査を厳しくし、消極的な姿勢で対峙しています。

そのため、おまとめローンを扱わない銀行も増えてきています。

とはいえ、すべてのおまとめローンがなくなったわけではなく、地方銀行や一部の都市銀行、ネット銀行ではまだまだおまとめローンを提供しています。

その中でも特に口コミが良く、比較的申し込み基準も緩やかなおまとめローンをおすすめ順に見ていきましょう。

1.方向性を変えなかったイオン銀行

イオンモールや駅構内などでよく見かけるイオン銀行では、大手銀行がおまとめローンの貸付けを自粛している中、今まで通りのスタイルを貫き、おまとめを必要とする人々におまとめローンを提供しています。

なお、イオン銀行では「おまとめローン」という名称でおまとめローンを提供しているのではありません。

おまとめにも利用できるカードローンとフリーローンを提供しており、契約者各自が自己判断でおまとめローンとして利用できるのです。

カードローンであれば、限度額内ならばいつでも追加融資可能ですので、おまとめとして利用しながら必要に応じて新たにお金を借りることができます。

一方、フリーローンは追加融資の場合には都度審査が発生するため、現在以上に借金を増やしたくない人には適した融資方法と言えるでしょう。

カードローンの金利は年3.8%~13.8%、フリーローンの金利は年3.5~13.5%ですので、メガバンクや地方銀行のカードローンと比べても低金利な点も魅力です。

口コミ

カードローンだけでなく、他のローンも金利が低く設定されています

たとえば住宅ローンは変動金利で年0.47%(2019年2月時点)ですので、借り換え手数料を支払っても借り換えるほうがお得になる人も多いでしょう。

トータルでイオン銀行を利用する人も少なくありません。

生命保険やiDeCoなど、将来の不安を軽減するさまざまな商品を提供しています。

イオン銀行のカードローンでは、不定期にお得なキャンペーンを実施しています。

一定期間低金利が適用されたり、イオンモール等で利用できるポイントが付与されたりしますので、急いでまとめる必要のない方は、キャンペーンが始まってから申し込むのも良いですね。

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2.東京スター銀行

東京スター銀行の「スターワン乗り換えローン」は、最大1,000万円までの金額を適用金利(年率) 12.5%で借り入れできるおまとめローン商品です。

金利は一律12.5%ですので、年12.5%を超える金利で借りている方は、現在と同じ金額を毎月返済すれば総利息額を減らすことができます。

融資上限額も1,000万円と大きいですので、多額の借金がある人も活用できますね。

また、スターワン乗り換えローンはおまとめローンとしての専用商品ですから、追加借り入れができないという点も嬉しいポイントです。

カードローンをおまとめローンとして利用すると安易に追加借り入れをして借金額を増やしてしまうこともありますので、意志が弱いと自覚している方は追加借り入れ不可のおまとめ専用のローンを利用するようにしてください。

口コミ

東京スター銀行はおまとめローンの老舗のようですね。

多重債務に悩むおまとめローン申し込み者たちの扱いに慣れているはずですので、安心して審査から融資までお任せできますね。

私の場合、8月23日にインターネットで申し込み、仮審査合格の書類が8月30日到着、8月31日送り返す。
その後、9月3日に、追加書類送付依頼、同日夜FAXにて送付、その後5日に審査結果がでました。
多分、審査OKであれば、2.3日中には連絡があると思います。

私の場合、収入が200万前半で、申請額が100万超なので、不安でいっぱいでした。
でも、このまとめローンに申し込んだおかげで、借金返済の腹が据わりましたよ。

出典:ヤフー知恵袋

申し込みから融資実行までに2週間ほどかかるようですね。

銀行のおまとめローンは慎重に審査が実施されますから、2週間程度で平均的と言えるでしょう。

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3.バンクイック

カードローンはおまとめ専用のローンではないため、どうしても融資額が少なくなってしまうという欠点があります。

そのため、すべての借金をまとめられないケースも出てくるでしょう。

しかしながら、カードロ―ンは審査がスピーディに実施されるため、なるべくすぐに多重債務から逃れたい方にはおすすめです。

三菱UFJ銀行のバンクイックは銀行内に自動契約コーナーが常設されており、消費者金融カードローンのようにスピーディかつ手軽に申し込むことができます

年利は1.8%~14.6%、最大500万円まで借り入れ可能ですので、現在の借金よりも低金利の場合は申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。

なお、バンクイックは、借り入れ金額(限度額)に応じた金利設定となっており、100万円以下の場合で13.6~14.6%、100万円超、200万円以下で10.6%~13.6%の範囲内となります。

口コミ

おまとめローンではありませんので、銀行のローン商品だと言っても、そこまで厳しい審査にはならないようですね。

とはいえ、適用金利は消費者金融カードローンよりも低いですので、銀行のおまとめローンが無理そうなときは、消費者金融のおまとめローンの代わりに申し込んでみてはいかがでしょうか

バンクイックには自動契約コーナーがあり、しかもテレビなどでも頻繁に宣伝していますので、なんとなく消費者金融カードローン的なイメージがあるかもしれません。

しかし、三菱UFJ銀行のれっきとしたカードローンですので、他の銀行カードローンと同じく時間をかけた慎重審査が実施されます。

審査結果が早く出る場合でも即日融資は不可能ですので、今日中に融資が必要な方は消費者金融カードローンを検討してください。

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4.申し込み条件が緩いのはりそな銀行ローン

りそな銀行も都市銀行のひとつですが、「りそなフリーローン」と「りそなカードローン」の申し込み条件は、他銀行と比べると条件が緩やかと言えます。

継続安定した収入があればパートやアルバイトでも利用可能ですので、正社員でない人も申し込むことが可能です。

りそなフリーローンの金利は年3.5~12.475%で融資上限額は800万円、りそなフリーローンの金利は年6.0~14.0%、融資上限額は500万円です。

追加借り入れをしたい方は、「りそなカードローン」を選択することも検討できますね。

ただしフリーローンとカードローンはいずれも「健全な消費資金」に使用しなくてはいけませんので、おまとめローンとしては使用が困難です。

口コミ

フリーローンについて教えてください。
以前りそな銀行のフリーローンにネット審査しました。
こちらはアルバイトや主婦の方も借りられるということで主婦でアルバイトをやっている私にはちょう どよかったです。

出典:ヤフー知恵袋

公式サイトでもアルバイトやパート勤務でも融資可能という点が強調されていますので、正社員以外の人にとって特に魅力的な商品となっているようです。

審査に通ったという口コミも多かったので、「借り入れするならば銀行がいい」という人にとっては見逃せない銀行ローンのひとつです。

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年4.775~12.000%
所定の条件を満たすことにより最大1.0%金利引き下げ
2位イオン銀行イオン銀行フリーローン700万円固定金利
年3.8~13.5%
インターネット限定商品
3位三井住友銀行フリーローン(無担保型)300万円変動金利
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固定金利
年6.650%
  • みずほ銀行で証書貸付利用中または過去に利用していた場合0.1%金利引き下げ
  • 住宅ローン利用者専用の多目的ローンあり
6位りそな銀行りそなフリーローン500万円固定金利
年6.0~14.0%
住宅ローンを利用していると適用金利から0.5%引き下げ

「最高融資額」「金利」「金利引き下げの有・無」を基準に、ランキング表示をしました。

フリーローンはカードローンと比べると、申し込み時に必要となる書類が多く、借り換えしたものは解約することを条件とする銀行もあります。

しかし、返済のみに専念できますので、カードローンよりも短期間で完済できます

6.金利は低いが審査が厳しい!

銀行のおまとめローンは、消費者金融よりも金利が低く、限度額も高めに設定されていることが多いです。

そのため、借金総額が大きい人ほど、おまとめローンを利用することで支払利息を減らす効果が期待できます。

しかし、低金利で高額融資をしているが故に、審査がどうしても厳しいものとなってしまいます。

おまとめローンは、借金をまとめるという目的であるために、そこまで借金が増えた人に対して高額の融資をするということに銀行もリスクを背負わなければなりません

安定性のある職業で年収もそれなりに高く、延滞を1度もせずに現在も支払いを続けている人であれば審査に通る可能性は十分ありますが、安定性のある職業であっても、現在の借り入れで何度も支払いを延滞している場合は審査に通らない可能性が高くなります

低金利で借り入れできるという点は魅力的ですが、自分が審査に通る可能性があるかどうかをよく見極めてから申し込みをしましょう。

7.銀行カードローンをおまとめローンとして利用できない?

おまとめローンの利用方法として、銀行のカードローンをおまとめに利用するという方法が以前は主流でした。

しかし、2017年以降、銀行カードローンの過剰融資による問題によって、銀行の自主規制が始まって融資額が低く抑えられるようになったため、銀行カードローンをおまとめに利用するという方法は実質難しくなってきています。

そのため、現在おまとめローンとして利用できるのは、銀行のおまとめ専用ローンか消費者金融のおまとめ専用ローン、また銀行や信用組合などのフリーローンなどとなっています。

消費者金融おまとめローンランキング

消費者金融商品名最高融資額金利特徴
アコム借り換え専用ローン300万円年7.7~18.0%最長13年7ヶ月の返済が可能
ライフティ貸金業法に基づくおまとめローン300万円年8.0~18.0%インターネットからの申し込み限定
アイフルおまとめMAX800万円年12.0~15.0%アイフルを利用中または過去に利用していた人限定
アイフルかりかえMAX800万円年12.0~17.5%初めてアイフルを利用する人限定
プロミスおまとめローン300万円年6.3~17.8%実際に契約できる金額は借り換え対象とした契約額の範囲内でプロミスが決定した金額となる
フクホー貸金業法に基づく借換えローン200万円年7.30~20.00%融資額に応じて上限金利が変化
アロー貸金業法に基づく借換ローン200万円年15.00~19.94%最長15年の返済が可能

消費者金融のカードローンは総量規制の適用内ですので、年収の3分の1を超える融資を受けることは不可能です。

しかし、消費者金融のおまとめローンは総量規制の対象外となりますので、総借金額が年収の3分の1を超えているときでも審査にさえ通れば融資を受けることができます。

金利も通常のキャッシングと比べると低めの設定になっていることが多いため、現在同じ消費者金融から既に借り入れを行っていても、おまとめローンに変更するだけで適用金利や利息を減らせることが多いです

ショッピングリボも対象!アイフルおまとめMAX

銀行カードローンは大抵のローンをまとめられますが、消費者金融のおまとめローンは「銀行ローン」や「クレジットカードの支払い」をまとめられないことが多いです。

しかし、消費者金融アイフルのおまとめMAXでは、銀行カードローンもクレジットカードの支払いもまとめの対象になっていますので、幅広いローン商品をまとめることが可能です。

もちろん返済専用のローンになりますので、追加融資ができず、返済だけに集中できるのも嬉しいポイントと言えますね。

また、金利の低さも注目すべきポイントです。

表中の他の消費者金融のおまとめローン金利の中でも最も低い年15.0%が上限金利となっていますので、現在年18.0%の消費者金融ローンを利用しているならば、おまとめMAXでまとめると金利も利息も減らすことができますよ。

口コミ

おすすめはアイフルのかりかえMAXまたはおまとめMAX、

オリックスVIPあたりがいいのでは?

現在金利17~18%なら、おまとめ120万の審査に通れば15%くらいには下がりそうですよ。

出典:ヤフー知恵袋

最高でも年15.0%が適用されますので、現在の金利が年17~18%ならお得になりますね。

しかし、適用金利が低いからといって毎月の返済額を少なくしてしまうと、返済期間が長引き、返って総利息額が高くなってしまうことがあります。

おまとめローンを利用するときは、できるだけおまとめする前よりも毎月の返済額を減らさないようにしてください。

アイフルから電話があり、返済専用ローンで金利14%のものに切り替えないかて言われました。
他社での借り入れも肩代わり返済が可能とのこと。

出典:ヤフー知恵袋

アイフルユーザーには、直接おまとめMAXの勧誘が届くことがあるんですね。

審査通過が困難な人には勧誘の電話がかかってくることはありませんから、お誘いされているタイミングでおまとめMAXに申し込むほうが良いでしょう。

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審査の速さで定評!プロミス

プロミスおまとめローンもアイフルのおまとめMAXと同じく返済のみの商品になります。

ただし、まとめることができる範囲は消費者金融からの借り入れ、クレジットカードによる無担保での借り入れに限られますので、クレジットカードのショッピング枠のリボ払いや銀行カードローンは含まれません。

インターネット受付はしておらず自動契約機での申し込みになりますが、条件によっては即日融資も可能ですので、早くおまとめしたい方にもおすすめです。

口コミ

プロミス→50万
アコム→50万
アコムマスターカード→35万

プロミスからおまとめしませんかとの電話がありおまとめしたいと考えています。

出典:ヤフー知恵袋

プロミス側が135万円なら貸せると判断したわけですから、審査通過の可能性は十分にあると考えられます。

細々としたローンは、まとめてすっきりとしておきたいですよね。

プロミスのおまとめローンってどうですか?現在モビットの方で借り入れ金80万あり、新しくプロミスの方で契約できたところ、プロミス側からおまとめローンを薦められたのですが、メリット、デメリットを教えて下さい。

出典:ヤフー知恵袋

こちらの方もプロミスからおまとめのお誘いがあったようですね。

プロミスでまとめられない借金(銀行カードローンやショッピングのリボ払い東)が多額のとき以外は、おまとめしておくほうが良いでしょう。

銀行系消費者金融ってなに?銀行ではないの?

消費者金融の中には、「銀行系消費者金融」と呼ばれる業者があります。

この銀行系消費者金融とは、銀行が属するフィナンシャルグループの一員である消費者金融のことです。

かつて、消費者金融は「サラ金」と呼ばれていました。

サラ金と呼ばれていた頃は、高金利での貸出しに厳しい取立てで批判も多く、2010年の貸金業法の改正によって過払い金請求の支払いが発生し、経営が大幅に悪化していく業者が非常に多かったのです。

一方、銀行は、業務拡大のために個人向け融資に力を入れようとしていました。

そこで、消費者金融のノウハウが欲しかった銀行総量規制による経営悪化の脱却とサラ金のイメージ払拭を目指す消費者金融が手を組み、お互いのウィークポイントを補うために提携するようになったのです。

現在では大手消費者金融のアコム、プロミス、SMBCモビットが銀行の傘下に入り、銀行系消費者金融と呼ばれています。

消費者金融銀行グループ
プロミス
(SMBCコンシューマーファイナンス)
SMBCグループ
アコム三菱UFJフィナンシャルグループ
SMBCモビットSMBCグループ

最後の手段不動産担保ローン

おまとめローンの審査にもカードローンの審査にも通過できない人が一本化を行う方法として不動産担保ローンという方法があります。

不動産担保ローンとはその名の通り、本人もしくは本人の家族が所有する不動産を担保として、担保となる不動産評価額の一定範囲内で融資を受けることができるというものです。

不動産担保ローンは評価額未満しか融資を行わないため、銀行にとっては仮に返済が履行されなくても損失が出ないような設計になっています。

審査も担保がある分、比較的甘いというのが不動産担保ローンの特徴です。

使い道も自由であるため、おまとめやその他の用途に使用できます。

担保を必要とするフリーローンのようなイメージです。

このため、おまとめの最後の手段として使用されることがよくあります。

不動産担保ローンを取り扱う代表的な金融機関として楽天銀行や東京スター銀行があります。

カードローンやおまとめローンやフリーローンの審査に通過できず、どうしても一本化したいという不動産をお持ちの方はこの方法でも一本化を行うことができます。

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激甘審査ファイナンスは返済に苦労する

極甘審査ファイナンスのように、審査の通りやすさをアピールしている金融業者が稀にあります。

利用者が審査が甘かったということは問題ありませんが、金融業者自身が審査が甘いというのは違法な行為ですので、正規の業者ではあり得ないことです。

つまり、極甘審査ファイナンスでお金を貸してくれる業者や闇金の可能性が非常に高いのです。

もし極甘審査ファイナンスでカードローンの一本化を行ったとしても消費者金融の上限金利(10万円~100万円未満の場合は年率18.0%)よりも高くなってしまい、総返済額が高額になってしまいます。

一本化すれば気分的には楽になるかもしれませんが、実際には返済に苦労することになります。

また、少しでも支払いが遅れると、自宅や職場になどにまで及ぶ厳しい取り立ても予想されます。

結果的に支払いを楽にするためにも極甘審査ファイナンスでは一本化しないようにしましょう。

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