家族に内緒で借りれる銀行系カードローンの条件

お小遣いが足りない、少し使いすぎてしまった、家計に穴が開いてしまったなどの家族には言いにくい入り用の際に、カードローンは重宝します。

1枚持っておけば、お金が少し足りないときにはとても便利です。

ただ、便利だけど家族には秘密にしたいと考えるかたは多いでしょう。

カードローンを家族に内緒で借りるためにはどうすべきでしょう?また、家族に内緒にしやすいカードローンはあるのでしょうか?

この記事はこんな方におすすめです

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • 家族に内緒でカードローンを利用するためのポイントを知りたい人
  • 家族に内緒で利用できるカードローンを知りたい人
執筆者の情報
名前:手塚 龍馬(36歳)
職歴:過去7年,地銀の貸付業務担当

目次

専業主婦にカードローンの利用は可能なの?

専業主婦は、カードローンの借り入れを家族にもっとも内緒にしやすい属性といえます。

本人確認の際にも1人の可能性が高いですし、カードが郵送でも自分1人のタイミングで受け取れる可能性も高いためです。

また、勤務先がないため在籍確認も行われません。

審査も早く、家族に内緒にできる可能性が最も高い属性は専業主婦です。

家族に内緒でお金を借りたい専業主婦におすすめのカードローン

家族に内緒のおすすめカードローン

家族に内緒でお金を借りたい場合には、以下のカードローンがオススメです。

イオン銀行カードローン

1つ目は、イオン銀行カードローンです。

申し込み条件は、「ご本人に安定かつ継続した収入の見込める方」となっていますが、「専業主婦(夫)の方もお申し込みいただけます」という補足があるので、問題なく申し込み可能です。

24時間いつでもインターネット経由で申し込めるので、自宅での家事の合間に手続きを行ってしまうといいでしょう。

コンビニATMで借り入れ・返済を行うときのATM利用手数料が無料だったり、毎月の最低返済額が1,000円~だったりと、使い勝手がいいのも専業主婦のかたにとってはありがたいですね。

イオン銀行カードローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
3.8%~13.8%
対象者満20歳以上~満65歳未満のかた
本人に安定かつ継続した収入の見込めるかた
日本国内に居住しているかた
外国籍のかたについては永住許可を受けているかた
保証会社の保証を受けられるかた
使用目的原則自由
(事業性資金は除く)
融資限度額10万円~800万円
返済日毎月20日
遅延損害金
(実質年率)
14.5%
担保・保証人原則不要

横浜銀行カードローン

続いては、横浜銀行カードローンです。

このツイートにもあるように、サッカー日本代表の長友選手が出演するCMでもおなじみですよね。

イオン銀行カードローンと同様に、来店不要で24時間いつでもインターネット経由で申し込めます。

審査結果が最短翌日に分かり、借り入れも最短翌日で行えるので、急ぎでお金が必要な場合にも頼りになるカードローンです。

横浜銀行カードローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
1.9%~14.6%
対象者満20歳以上~満69歳以下のかた
安定した収入のあるかたおよびその配偶者
神奈川県内全地域・東京都内全地域または
群馬県前橋市・高崎市・桐生市のいずれかにお住まいのかた
保証会社の保証を受けられるかた
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額10万円~1,000万円
返済日毎月10日
遅延損害金
(実質年率)
18.0%
担保・保証人原則不要

家族に内緒でお金を借りたいパート主婦は消費者金融の利用も可能

専業主婦ではなく、パートを行っている主婦のかたであれば、消費者金融で借り入れを行うという選択肢もあります。

パート主婦のかたにオススメの消費者金融を、いくつか紹介していきましょう。

プロミス

まずは、テレビCMなどでもおなじみの、大手消費者金融であるプロミスです。

プロミスでは自動契約機を設置していますし、三井住友銀行内に設置されているローン契約機でもプロミスの契約が行えるので、非常に契約を行いやすい環境が整えられています。

三井住友銀行内のローン契約機を利用すれば、消費者金融を利用しているということもバレにくいですしね。

初回利用者限定で30日間無利息のサービスも行っているので、うまく活用できれば、返済負担を大幅に減らせます。

プロミスのカードローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
4.5%~17.8%
対象者・18歳以上74歳以下※
・安定した収入と返済能力を有するかた
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は収入証明書類のご提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)、収入が年金のみの方はお申込いただけません。
使用目的生計費に限る
(ただし個人事業主のかたは、生計費および事業費に限る)
融資限度額~500万円
返済日毎月5日or15日or25日or末日
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人原則不要

アイフル

アイフルもプロミスと同じく、大手消費者金融の一角を占めており、自動契約機が設置されている・無利息サービスが利用できるという点もプロミスと同じです。

カードローンのスペック自体も大きく変わるわけではないので、自宅やパートの職場の近くにどちらの自動契約機があるかで、プロミスとアイフルのどちらを利用するかを決めてしまってもいいでしょう。

アイフルのカードローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
3.0%~18.0%
対象者満20歳以上のかた
定期的な収入と返済能力を有するかた
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額~800万円
返済日毎月指定の返済期日or35日ごと
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人原則不要

レイク

レイクも、パート主婦が利用可能なカードローンの一つです。

レイクで特筆すべきなのは、無利息キャッシングの期間の長さです。

上述した2社を含めた他社の場合は、契約後60日間無利息というところがほとんどですが、レイクの場合は最初の5万円までの借り入れなら、180日間まで無利息でお金を借りられます。

家計の足りない分をちょっとだけ借り入れで補いたいという場合は、約半年の間無利息で借りられるのは非常に重宝するでしょう。

ただし、180日間というのは利息がかからない期間であって、「その間返済が猶予される」というわけではありません。

6ヶ月の間は毎月きちんと元金を返済する必要がありますので、それだけは覚えておくようにしましょう。

レイクのカードローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
4.5%~18.0%
対象者満20歳以上70歳以下のかた
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額1万円~500万円
返済日毎月指定の返済期日
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人原則不要

条件を満たせばWEB完結も可能なSMBCモビットもおすすめ

最後に紹介するSMBCモビットは、以下に示す条件を満たしていれば、WEB完結申し込みを利用できます。

  • 三井住友銀行・三菱UFJ銀行・ゆうちょ銀行のいずれかの口座を保有している
  • 社会保険証もしくは組合保険証を持っている

WEB完結申し込みを利用すれば、周囲にバレない形で申し込みができますし、カードレスでの利用になるので、契約後にバレる可能性もグッと抑えられます。

パートのかたが社会保険に加入できるかどうかは、職場での決まりや勤続年数次第になってきますが、条件を満たせている場合は、上述した3社同様にオススメできる消費者金融と言えるでしょう。

SMBCモビットのカードローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
3.0%~18.0%
対象者満20歳以上74歳以下のかた
安定した収入のあるかた
使用目的自由
(事業性資金は除く)
融資限度額1万円~800万円
返済日毎月5日or15日or25日or末日
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人原則不要

専業主婦はなぜ消費者金融を利用できないの?

消費者金融をご紹介する際に、「パートを行っている主婦のかたであれば」という前置きをしましたが、実は専業主婦のかたは消費者金融を利用できません。

その理由は、消費者金融が守らなければならない法律である「貸金業法」の中で制定されている、「総量規制」という規制にあります。

総量規制とは…

総量規制とは、「貸金業者は申し込み者に対して、年収の3分の1を超す金額の融資を行ってはならない」という内容の規制です。

そのため、たとえば年収が600万円の人なら、消費者金融で借り入れられる金額は600万円×1/3=200万円ということになります。

専業主婦はパート等を行っていない以上、収入は0円ですから、総量規制に則って考えれば、消費者金融で借り入れられる金額は0円ということになってしまいます。

そのため、専業主婦のかたは消費者金融を利用できないんですね。

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銀行系カードローンなら専業主婦でも融資可能

冒頭で、専業主婦のかたにオススメのカードローンとして、2種類の銀行系カードローンをご紹介させていただきました。

銀行は貸金業者ではありませんから、貸金業法を守る必要はなく、総量規制の影響を受けない融資を行えるので、収入のない専業主婦のかたでも申し込みが可能なんですね。

仕事をしていない専業主婦でも審査に通るの?

カードローンの審査では、「返済能力」が重視されますから、収入のない専業主婦だと審査に通らないような気もしますよね。

しかし、専業主婦が銀行系カードローンに申し込む場合は、配偶者のかたの収入を用いて審査を行うことになります。

そのため、配偶者のかたの収入が「返済能力がある」と判断されるに足るものであれば、自身に収入のない専業主婦のかたでも、審査に通過できるのです。

専業主婦の在籍確認はどうやって行うの?

審査における重要な過程の1つに、申し込み者の職場に電話をかける「在籍確認」があります。

しかし、専業主婦は仕事をしていない以上、「職場」もないわけですから、在籍確認の行いようがありません。

そのため、専業主婦のかたが銀行系カードローンに申し込む場合は、在籍確認なしで審査が行われることになります。

ただし、申し込み時に申告した携帯電話の番号や家の電話番号に、申し込み内容の確認のための電話がかかってくることはありますので、その電話にはきちんと対応するようにしましょう。

家族にバレるタイミング

家族にばれる3つのタイミング

家族にカードローンの借り入れがバレるタイミングとしては、主に以下のようなタイミングが考えられます。

カードが郵送される時

ローンカードが自宅に郵送されてくる際に、家族がいる前でカードを受け取ってしまうと、家族にカードローンを借りた事実がバレてしまう可能性があります。

ローンカードは、本人特定郵便という方法で郵送されてくることが一般的です。

配達員に本人確認書類を提示して初めて受け取れるようになっていますが、ローンカードの多くは配達時間を指定できません。

このため、家族がいる時間に配達が来てしまうと奥さんから「何そのカード?」と聞かれてしまったら、家族にカードローンを借りた事実がバレてしまう可能性があります。

本人確認の電話が入る時

カードローンに申し込みを行うと、審査担当者から本人確認のための電話がかかってきます。

「○○銀行と申しますが、○○様(申し込み者名)でよろしいでしょうか?」という電話です。

原則的に本人確認は携帯電話にかかってきますが、携帯電話に出ない場合には、自宅の電話にかかってくる可能性があります。

また、携帯電話への電話だったとしても家族の前でかかってきてしまった場合には、電話の内容を家族に聞かれてカードローンに申し込みをしたということがバレてしまうかもしれません。

また、本人確認の電話では在籍確認の打ち合わせなども行います。

話がかなり具体的になりますので、家族に電話が聞かれたら、カードローンの申し込みの事実がバレてしまうかもしれません。

延滞督促の時

上掲したツイートにもあるように、カードローンの返済が滞った場合には、基本的に携帯電話に督促の電話が入ります。

この際、○○日までに支払いますと約束してしまえば、その約束の期日になるまで督促の電話はありません。

また、最初の督促の時に約束した期日になってもまだ返済がされないと、また携帯電話に督促があります。

このときに約束した期日になっても返済が履行されない場合には、自宅に督促状が届くことがあります。

自宅に届く督促状は、家族のだれもが見ることができる可能性がありますので、この際に家族にバレてしまうこともあります。

また、督促の電話が携帯電話にあった際に何回も督促の電話を無視するようなことがあると、自宅の固定電話に督促の電話が行われることがあります。

銀行の回収担当者は、家族にローンの内容を話すようなことはありませんが、家族に「何の電話?」と聞かれて、カードローンのことを話さざるを得なくなってしまう可能性もあります。

家族にバレずに借金する方法

家族にばれないための条件

このように、カードローンの利用が家族にバレてしまうパターンはいくつか挙げられますが、家族にバレないようにカードローンを利用するにはどうすればいいのでしょうか。

自動契約機でカード受け取り

家族にカードローン借り入れの事実が最もバレやすいのが、カードが自宅に郵送されてくるタイミングです。

このため、カードの受け取りが郵送以外の方法で可能なカードローンを選択することを、オススメします。

メガバンクのカードローンの中には、自動契約機という機械が設置されている銀行があります。

契約手続きとカード発行を機械の中で行えますので、郵送でカードが自宅に届くようなことはありません。

自宅にカードが届いてしまったら家族に内緒にできないという人は、自動契約機が設置されているカードローンを選択するようにしましょう。

WEB完結で契約する

地方銀行のカードローンには、契約手続きに郵送が伴うカードローンが多くあります。

郵送で送られてくる契約書に記入を行い、またその書類を銀行へ返送するというものです。

契約書が送られてくるタイミングで、家族にカードローン契約がバレてしまうことがありますし、自宅で契約書に記入を行っているときに家族にバレてしまうかもしれません。

いずれにせよ、カードローンの契約を家族に内緒にしたいのであれば、郵送で契約書のやり取りを行うカードローンは避けたほうが無難でしょう。

今は、多くのカードローンでWEB完結という契約方法があります。

審査通過後に、ネット上から本人確認書類などをアップロードして、その後、インターネット上から契約同意を行うだけで契約完了するという手続きです。

この方法であれば、契約手続きに書類のやり取りは一切ないため、カードローンの契約が家族にバレる心配はありません。

普通預金口座に紐づける

普通預金口座を保有している銀行でカードローンを申し込むと、多くの銀行ですでに保有しているキャッシュカードにローン機能を加えることで、カードローンが利用できるようになります。

この方法では、多くの場合、契約手続きはWEB完結ですし、当たり前ですが新規でローンカードを発行する必要もありません。

財布の中でカードは1枚も増えていませんので、家族に財布の中を見られても安心です。

銀行側も家族にバレたくないことは重々承知している

銀行でカードローン事業に関わっている人は、いわばその道のプロですから、家族に内緒でカードローンを利用したいと考えている人が多いことは、当然把握しています。

そういった観点から生み出されたのが、キャッシュカードにカードローン機能を加えるという、「一体型」のカードローンなんですね。

大手の銀行になればなるほど、家族に内緒でカードローンを利用できるような対策を取ってくれていますので、素直にその恩恵にあずかるようにするといいでしょう。

銀行系カードローンで専業主婦は最大いくらお金を借りられるの?

銀行系カードローンで専業主婦が借りられる金額は、カードローンの種類によってさまざまです。

配偶者の収入を用いて申し込む場合でも、融資金額に制限を設けていないカードローンであれば、配偶者の収入の3分の1程度を上限としてお金を借りられるでしょう。

銀行系カードローンは総量規制の対象ではありませんが、銀行系カードローンは過剰融資を行っているという世間からの非難に対応する形で、最近では「総量規制の範囲内での融資」を心がけているからです。

また、カードローンによっては専業主婦が配偶者の収入を用いて申し込む場合には、融資金額に制限を設けているところもあります。

その金額は30万円だったり50万円だったりすることが多いので、融資希望金額がその範囲内に収まっているかどうかに気を付けたうえで、申し込まなければなりません。

それ以上の金額の融資を受けたいのであれば、別のカードローンを探すか、配偶者のかた自身に申し込んでもらう必要があるでしょう。

借金経験がある専業主婦は借りたお金をこのように使っています

専業主婦はほぼずっと家にいる以上、カードローンを利用しなければならないほどお金が必要であるということを、不思議に思うかたもいらっしゃるかもしれません。

カードローンを利用して借金をしたことがある専業主婦は、借りたお金を以下のような用途に用いていることが多いようです。

生活費

専業主婦は生活費のやりくりに頭を悩ませることも多いですから、足りない生活費をカードローンを利用して補うことも多いようです。

数千円や1万円ちょっとといったような少額を繰り返し借り入れたい場合には、カードローンはもっとも適したローンですからね。

医療費や子供の教育資金に使用する人も多い

毎日の生活の中で必要な「生活費」というカテゴリーからは少し外れるかもしれませんが、医療費や子供の教育資金としてカードローンを活用しているパターンもあるようです。

医療費はまとまった金額がいつ必要になるか分かりませんし、子供の教育資金も受験・入学などでまとまったお金が一度に出ていくことになります。

臨機応変に利用できるカードローンは、そういった資金需要に対応するためには、非常に使いやすいローンですね。

各種ローンの支払い

住宅ローンやマイカーローンなどの支払いに間に合わせるために、カードローンを利用している人もいます。

本来であれば、ローンの返済を別のローンで行うというのは、やりくりがうまくできていないことの表れなので、あまり誉められるべきことではないでしょう。

ただ、突然の出費があってローン返済に充てるお金がどうしても捻出できなかったというような場合は、カードローンで穴埋めを行うのも仕方ないかもしれません。

このような用途でカードローンを利用する場合は、カードローンを利用しての支払いが恒常化しないように、注意しましょう。

交際費やレジャー費

専業主婦のかただって、ママ友とランチを食べたり買い物にいったりします。

また1年に1,2回程度は、旧交を温めるために友人と旅行に行ったりするかもしれませんよね。

そういった際の費用を、カードローンで借り入れたお金で捻出する専業主婦のかたもいらっしゃるでしょう。

頻度が多すぎると返済が大変になりますが、毎日の家事のストレスから解放されるためには、ある程度の出費はしかたないですね。

自分が欲しい物を買う費用

専業主婦のかたも、自分の自由にできるお金があるはずで、その範囲内で自分が欲しいものを買っていらっしゃるかたが多いはずです。

しかし、自分が自由にできるお金がないときに、どうしても欲しい商品が販売になっていたりすると、それを購入するためにカードローンを頼るようなこともあります。

ただ、このパターンの場合は、どちらかと言えば衝動的な形でカードローンを利用していることになるので、返済に窮するケースが多いようです。

返済に行き詰まってしまったら、早めに配偶者のかたに白状して相談するほうがいいでしょう。

借金がバレたくないのは専業主婦に限った話ではない

ここまで、(専業)主婦のかたが家族にバレないように利用できるカードローンや、家族にバレないようにするためのコツについて説明してきました。

ただ、カードローンを利用していることを家族や周囲の人にバレたくないと考えているのは、何も主婦のかたに限った話ではないのです。

借金が会社にバレて欲しくない就業者もいる

社会人として働いている人の中にも、借金をしている人はもちろんいますし、それを周囲に秘密にしたいと考えている人は多数いるでしょう。

特に、昇進を間近に控えているような人や、契約期間がそろそろ切れそうな契約社員のかたなどは、ネガティブな情報をできるだけ周囲に知られたくないと考えるものです。

借金をしていることがバレてしまったとしても、それが直接の原因となって昇進が見送りになったり、契約が切られたりしてしまうことはないと思いますが、不安の芽は少しでも摘んでおきたいところですからね。

そのような人にとっても、周囲に内緒で利用できるカードローンや、WEB完結申し込みやカードレスといった内緒で利用しやすいシステムは、非常に重宝されるでしょう。

周りに気づかれずにお金を借りたい人にオススメのカードローン

周りに気づかれずにお金を借りたい人は、周囲にバレにくい形で契約・利用できるカードローンを選ぶといいでしょう。

銀行カードローンであれば、三井住友銀行カードローンや三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」・楽天銀行スーパーローンなどが、WEB完結で申し込みが可能です。

また、キャッシュカードとローンカードの機能を一枚に集約できるカードローンは、都市銀行・地方銀行を含めて、さまざまな銀行で取り扱われています。

自身が普段メインバンクとして利用している銀行が、そのようなカードローンを取り扱っているのであれば、そこで借り入れを行うというのも1つの選択肢となるでしょう。

就業者なら消費者金融の利用も可能

専業主婦のかたでは利用できなかった消費者金融ですが、就職して自身で収入を得ているかたであれば、もちろん利用できます。

先ほど名前を挙げたプロミス・アイフル・レイクは、いずれも自動契約機を設置しており、ローンカードをその場で発行できるので、自宅へのローンカードの郵送を防げます。

また、WEB完結での申し込みも可能なので、申し込み~契約のすべてを周囲に内緒にしたまま、進めていきやすい環境が整えられています。

銀行系カードローンとは異なり、即日融資も可能なので、急いでお金を調達しなければならない場合にも、心強い存在と言えるでしょう。

なお、大手消費者金融の一社であるアコムも、上述した4社同様の利便性を有しているので、消費者金融を検討する際の選択肢の1つとして考えていただくといいでしょう。

在籍確認って会社にどうやって電話がかかってくるの?

在籍確認は、カードローンの審査では基本的に避けて通れない過程なので、在籍確認がどのように行われるかを知っておくことで、審査に対する不安を多少なりとも和らげられるでしょう。

在籍確認の電話は、申し込み者が「勤務先の電話番号」として事前に申告した番号にかかってきます。

そのため、規模の大きな会社の場合は代表番号ではなく、自分の所属する部もしくは課につながる電話番号を申告しましょう。

在籍確認の電話では、「××(担当者の個人名)と申しますが、△△(申し込み者の名前)さんはいらっしゃいますでしょうか」というような形で、電話がかかってきます。

「○○カードローンの担当者ですが…」と名乗るようなことは一切なく、在籍確認の電話でカードローンの利用がバレてしまう心配はないので、安心して対応していただくといいでしょう。

その電話に対して、「はい私が△△です」と対応できれば、在籍確認は終了となります。

申し込み者本人が対応できなくても、「ただいま△△は社外に出ております」などというような対応で、申し込み者が確かにそこで働いていることが確認できた場合でも、在籍確認完了としてくれるケースもあります。

「在籍確認」と聞くと、どうしても緊張してしまいますが、社外からかかってくる電話に出るだけでほんの10秒程度で終わってしまうので、気負わずに普段通りに対応していただくといいでしょう。

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大きな会社に勤務している人は、在籍確認が原因で家族にバレる心配はありません。

しかし、在籍確認の電話は自営業者などにも行われます。

家族経営の会社の場合には、奥さんが在籍確認の電話に出てしまう可能性があります。

前述しましたが、在籍確認では「○○様(申し込み者名)いらっしゃいますか?」という内容で、ローンの内容まで話すようなことはありません。

このため、電話の会話の中身でローンを借りるという事実がバレることはありませんが、「何の電話?」と奥さんに問い詰められる可能性は十分にあります。

カードローンの本人確認の電話の際には、在籍確認の時間等の打ち合わせを行えます。

この際に、自分しか会社にいない時間を指定したほうが無難でしょう。

督促や勧誘の電話が会社にかかってくることはないの?

カードローンを利用していると、「限度額を増額できますがどうしましょう?」という勧誘の電話がかかってくることがあります。

また、返済を延滞していると、「返済期日が過ぎておりますので、できるだけ早く返済をお願いします」というような、督促の電話がかかってくることもあります。

しかしこれらの電話は、基本的に利用者の携帯電話にかかってくるもので、会社にかかってきてしまうことを心配する必要はありません。

ただし、返済延滞が長期に亘り、なおかつ携帯電話に何度電話してもなしのつぶてというような場合には、例外的に家や会社に電話がかかってくる可能性があります。

そのような事態に陥らないように、期日までに返済することを心がけ、万が一延滞してしまったとしても、携帯電話にかかってきた電話にはきちんと対応するようにしましょう。

銀行系カードローンを内緒で利用したい時の5つのQ&A

では最後に、銀行系カードローンを内緒で利用することについて、よくある質問にまとめてお答えしていきましょう。

Q1.旦那から生活費としてもらっているお金を借金返済に回してもいい?

A.ケースバイケースでしょう

生活費としてもらっているお金の範囲内で生活費のやりくりができて、多少余っているようなのであれば、その分を借金返済に回すことは特に問題ないでしょう。

無理のない範囲で生活費を切り詰めて、返済に回すお金を捻出するというのも、生活に支障が出ない範囲であればかまわないと思います。

しかし、生活費そっちのけで借金返済を優先してしまうのは、普段の生活に支障が出る可能性が高いと思われますので、あまりオススメできません。

結局のところ、生活費としてもらっている金額のうち、どれぐらいの割合を借金返済に回すかが問題となるでしょう。

旦那に秘密のまま借金返済を行っていくことが無理そうなのであれば、早めに観念して借金のことを打ち明けたほうが、より早く問題が解決する可能性もありますよ。

Q2.妻名義で利用したカードローンによって、旦那の会社に審査結果や(旦那の)在籍確認の連絡が行くことはあるの?

A.ありません

カードローンの連絡は、原則として契約した名義人以外のところに行われることはありません。

そのため、たとえ妻が専業主婦であったとしても、旦那の会社にカードローン関連の連絡がいくことはありません。

妻がパートなどで収入を得ている場合、在籍確認は妻のパートの職場に行われることになりますので、いずれにせよ旦那の会社への連絡はないと思っておいて大丈夫です。

Q3.家族に内緒で銀行系カードローンを利用していることをどう切り出せば円満に進むか、アドバイスをください

A.それぞれのご家庭の事情によります

銀行系カードローンを利用した経緯や理由によっては、その理由を素直に伝えることによって、スッと受け入れてもらえる可能性もあります。

子供が病気で入院する際に、蓄えが足りなかったからカードローンを利用した、というようなやむにやまれぬ事情があるのであれば、カードローンを利用していることを責められる可能性は低いでしょう。

もしくは、ただカードローンを利用していることを切り出すのではなく、今後の返済予定も同時に伝えるという方法もあります。

カードローンを利用していると聞くと、「きちんと返済できるのか?」ということが、真っ先に不安として湧き上がってくることでしょう。

その不安を払拭できるように返済予定を伝えれば、「その計画通りに返済するんだよ」ということで、受け入れてもらいやすいかもしれませんね。

いずれにせよ、家族に切り出す際にはあなたの態度や伝えかたが、非常に重要になってきます。

終始低姿勢を貫いて、決して激昂したり感情的になったりしないことを心がけましょう。

Q4.カードローンに関する郵便物の差出人を別の名前にしてもらうことは可能?

A.バレにくい名前にしてくれています

郵便物の差出人の名前を変えられるかどうかを気にするのは、差出人名からカードローンの利用がバレてしまわないかと不安だからでしょう。

しかし、各カードローンでは利用者のそういった懸念に対応するために、郵送物の差出人名では社名などを直接的に利用しないようになっています。

主な消費者金融から郵送物が届く場合の、差出人名は以下のようになっています。

  • プロミス→事務センター
  • アコム→ACサービスセンター
  • アイフル→AIセンター
  • SMBCモビット→MCセンター

それぞれの差出人名は、パッと見では消費者金融関連だとは分かりませんよね。

ただ、差出人名をインターネットで検索などされてしまうと、消費者金融からの郵便物であることはバレてしまうかもしれません。

直接的にバレるような差出人名ではないものの、なるべく他の人には見られないようにするのが賢明でしょう。

なお、銀行系カードローンの場合は銀行名が直接差出人名になっていますが、銀行からはいろいろな書類や案内が送られてくるものなので、それだけでカードローンだとバレる可能性は低いと思いますよ。

Q5.月々の返済額がいくら以上なら銀行系カードローンを利用できるの?

A.カードローンにもよりますが、1,000円~のカードローンもあります

銀行系カードローンの月々の最低返済額は、借り入れ残高や契約極度額などに応じて決まるため、毎月いくら返済できれば大丈夫かということは、一概には言えません。

ただ、今回紹介した銀行系カードローンの1つであるイオン銀行カードローンなどでは、毎月の返済額が1,000円となる場合もあり、非常に返済負担を抑えられるようになっています。

借り入れたい金額と、その金額を借り入れた場合の毎月の最低返済額を確認しながら、利用するカードローンを選ぶようにするといいでしょう。

まとめ

家族に内緒でカードローンを作りたいという人は、郵送でのカード受け取りは極力避けるという点と、契約手続きはWEB完結を選択するという点に注意する必要があります。

銀行が積極的にローンの内容を家族に話すというような心配はありませんが、それでもカードや契約書を家族に見られてしまったら、カードローンの契約を内緒にするのは困難です。

このような場合にもオススメなのが、キャッシュカードとローンカードが一体化されているカードです。

見かけは普通のキャッシュカードですので、財布の中味をたとえ家族に見られてしまっても、カードローンを借りたとは推測されにくい点でオススメです。

※レイクの60日間無利息は、初めてお申し込み頂いた方、Webで申込いただきご契約額が1~200万円の方限定。30日間無利息、180日間無利息と併用不可。無利息期間経過後は通常金利適用。

※レイク借入条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長5年・最大60回●担保・保証人/不要●必要書類/運転免許証※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)●要審査

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