総量規制対象外とは?銀行以外のカードローンとの違いはなに?

総量規制によって、消費者金融ではお金を借りたくても借りられない人が増えました。しかし、全くお金を借りる方法がないわけではありません。

総量規制オーバーの時はどうしたらいいのか、専業主婦はどうやって借りるのか、総量規制の対象外について整理をしましたのでポイントを押さえておきましょう。

執筆者の情報
名前:梅星 飛雄馬(仮名)
年齢:55歳
性別:男性
職歴:地域密着の街金を30年近く経営

お金を借りる前に知っておきたい「総量規制」

借りたお金を返済ができないほど、多くの借金を抱える「多重債務者」の増加が社会問題となったことをきっかけに、2006年に従来の貸金業法が改正され、2010年に完全施行されました。

改正された貸金業法では、「総量規制」「上限金利の引下げ」「貸金業者に対する規制の強化」が定められ、多重債務者の抑止対策が国をあげて実施されたのです。

この中の「総量規制」は、過剰貸付け抑制のために貸金業者が個人に貸付する場合、借入残高が年収の3分の1を超える貸付を原則禁止するものです。

この総量規制は消費者金融や信販会社などの銀行系以外のキャッシングを対象としています。

総量規制の対象外となる借入れとは

「貸金業法」はその名の通り貸金業者を対象にしていますので、「貸金業法」に規制されない銀行は総量規制の対象外となります。そして総量規制によって、2017年現在では銀行のカードローン市場は飛躍的に拡大しています。

また、信用組合、信用金庫、労働金庫、農協などの金融機関も貸金業者ではありませんので、総量規制対象外となります。

その他にも、総量規制の「除外貸付」と「例外貸付」に該当する融資商品も対象外となります。(住宅ローンや自動車ローン、高額療養費の貸付け、借り換えローンや個人事業者への貸付け、配偶者貸付けなど)※配偶者貸付については、後ほど詳しく説明をします。

他にクレジットカードの場合、キャッシングの利用は総量規制の対象となりますが、ショッピングでの利用については対象外となります(ショッピングの場合は、「貸金業法」ではなく「割賦販売法」になります)。

消費者金融のおまとめローンは対象外

消費者金融であっても、総量規制の「例外貸付」に該当する、おまとめローンや借り換えローンであれば、総量規制対象外となります。

おまとめローンとは、複数の金融機関に借入れをしている場合に低金利の1社に絞って借り換えすることで支払額を下げる方法です。

返済が1社になると、返済日や返済額が分かりやすくなるというメリットもあります。

なお、なぜ総量規制対象外になるかといいますと、借り換えをすることにより返済額が減額され、借り換えをした人にとってメリットになることがあるからです(貸金業法施行規則第十条の二十三「(個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等)」等)。

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消費者金融の「おまとめローン」の内容は?

総量規制対象外のおまとめローンは、消費者金融各社で利用できます。そこで、おまとめローンを提供している3社を比較してみましょう。

消費者金融のおまとめローン比較

金融機関名 金利 融資可能額上限
プロミス「おまとめローン」 6.3%~17.8% 500万円まで
アコム「おまとめローン」 7.7%~18.0% 300万円まで
アイフル「おまとめMAX」 12.0%~15.0% 800万円まで

・プロミスの「おまとめローン」
プロミスの「おまとめローン」は、下限金利が6.3%と、3社でもっとも低くなっています。下限金利は、融資可能上限で借りた時に適用されます。とはいうものの、他の2社と比べてもかなり低い金利となっています。

ただし、上限金利が17.8%と高いので、100万円未満の利用にはアイフルの「おまとめMAX」の方がお得です。しかし、100万円以上利用の場合は、利息制限法によって上限金利が15%となるため、アイフルと同じ条件となります。

・アコムの「おまとめローン」

アコムの「おまとめローン」は、上限金利は一番高く、下限金利もプロミスより高いため、プロミス、アイフルに比べるとおすすめ度が低くなります。

・アイフルの「おまとめMAX」

アイフルの「おまとめMAX」は、アイフルで過去に利用歴があることが条件ですが、上限金利がプロミス、アコムよりも低めの15%となっています。

また、年齢制限がありません。100万円未満の借入れであれば、アイフルの「おまとめMAX」は銀行にも匹敵するぐらいの低金利となります。

ただし、下限金利が高いので、100万円以上の利用にはプロミス、アコムの方が金利が低くなります。

銀行と消費者金融の違い

銀行と消費者金融のどちらかを考えた場合、どのような違いがあるのか見ていきましょう。

なお、銀行の場合は貸金業法に規制を受けないため、おまとめローンではなく、カードローンで借り換えが可能となります。

・銀行は融資可能限度額が高い
消費者金融の融資限度額は500万円程度ですが、銀行では1,000万円まで借りられることが多いです。おまとめすると500万円以上になってしまう場合は銀行を利用することをおすすめします。

・消費者金融の方が審査が早い
消費者金融は最短即日で融資可能です。早ければ、30分で審査が終わります。銀行は数日かかる場合もありますので、急いでいるときには消費者金融がおすすめです。

・銀行の方が金利が低い
銀行は借入金額によって金利がどんどん低くなっていきます。みずほ銀行のカードローンを見てみると、200万円以上300万円未満で年9.0%、400万円以上500万円未満で年6.0%、600万円以上800万円未満では年4.5%と、借り換えローンに利用するとかなりお得な低金利となっています。

・消費者金融のおまとめローンは返済専用
プロミス、アコム、アイフル3社のおまとめローンは返済専用となっていますので、追加融資ができません。

銀行のカードローンは総量規制対象外ですので、融資限度額の範囲で追加融資が可能です。

銀行と消費者金融ではそれぞれ特徴が違うので、自分はどちらが使いやすいのか、お得になるのか、よく見定めてから利用するようにしましょう。

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総量規制で専業主婦は消費者金融を使えない?

総量規制は収入によって借入れの制限を決めているため、収入が0円の専業主婦は、多くの消費者金融を利用することができなくなりました。

その理由は、消費者金融などの貸金業者は、配偶者貸付という制度を利用しなければいけないからです。

配偶者貸付とは総量規制の例外として、配偶者と合算して二人分の借入れが二人分の年収の3分の1まで借入れを行うことができるルールです。

この取り扱いをするには、配偶者の「同意書」、配偶者との婚姻関係を示す書類(住民票又は戸籍抄本)、配偶者の年収が一定金額以上の場合は、配偶者の年収を証明する書類を提出しなければなりません。

しかしながら、大手消費者金融は事務手続き上の煩雑化を避けてか、この配偶者貸付制度を取り扱いしておらず、専業主婦がお金を借りられる場所が少なくなりました。

しかし、銀行は総量規制の対象外ですので利用することができます。なお、パートやアルバイト(内職も含む)をしていて少しでも収入がある主婦は、消費者金融でも銀行でも借入れすることができます。

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まとめ

総量規制によって、借りられなくなった人は、総量規制対象外の銀行のカードローンか、消費者金融のおまとめローンなどを利用することができます。

しかし、おまとめローンなどで1か所にまとまったのをいいことに、また新たに借入れしてしまうと、お金の管理がしにくくなり、さらに借金が膨らむ原因にもなりかねません。

自分の年収と借入額を把握して、計画的に利用するようにしましょう。

※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

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