利子と利得の違いとは?分かりやすく解説

お金を借りる時に「利子は安い方がいい」「支払う利息を少しでも減らしたい」といった話を耳にする機会も多いのではないでしょうか。当たり前のように使っている利子や利息ですが「利息とは何なのか」を把握していない人もいることでしょう。
また、利子と利息の違いについて考えたことがない人もいるかもしれません。

本記事では、利子と利息の違いについて分かりやすく解説します。その他にも知っておくと便利な利子と利息の利用例もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

利子と利息の違いは?

「利子」と「利息」は同じ金銭の意味を持つ言葉です。お金の貸し借りをする際に一定の割合を乗じて計算する対価であり、手数料と解釈するといいでしょう。

それでは利子と利息は何が違うのかとなった場合、分かりやすいのは「誰にとってのお金なのか」という視点です。

誰にとってのお金なのか 定義
利子 お金を貸す側 お金を貸す側が融資額に追加する形で受け取る金銭
利息 お金を借りる側 お金を借りる側が借入金に上乗せして支払う金銭

利子と利息の使い分けが徹底されているわけではありません。金融機関やローン会社によっては利息を支払うという表現をするケースや、預金の利子をもらうと表現するケースがあるからです。

一般的に銀行預金でもらえるのは利息なのに対し、ゆうちょ銀行の貯金では利子と要などの違いもあります。使用方法に曖昧な部分があるので、「利子と利息は同じ意味を持つ」ぐらいに受け止めておくのがいいかもしれません。

なお、利子や利息はお金を借りるに当たって、融資契約を締結することで発生します。利息とよく似た言葉に「金利」がありますが、利息は具体的な金額を意味するのに対し、金利は「年10%」などの割合を意味します。

利息の計算方法

利息の計算方法は次の通りです。

  • 元金×金利×借入期間÷365=利息

元金と金利、利用日数をもとに算出するため、返済期間が長期化するほど利息が高くなり、短期間で返済すれば利息を軽減できます。

返済シミュレーションを使用して正確・簡単に利息を計算

「元金×金利×借入期間÷365」の計算式でも利息を計算できますが、より正確性を求めるなら返済シミュレーションを利用してみてください。

返済シミュレーションは、金融機関やカードローン会社の公式ページに用意されている機能です。借入金額や毎月の返済金額から、発生する利息や返済期間を簡易的に計算してくれます。

利息制限法で利率の上限が決まっている

貸主は金利が高いほど、得られる利息も高くなります。その一方で金利が高ければ、お金を借りる側の負担は増えるばかりです。

一般的にお金の貸し借りは、貸す側が金利などの条件を設定できます。しかし、規制がなければ金利が高くなる一方なので、利息制限法で次のように金利の上限を定めています。

  • 10万円未満:20%
  • 10~100万円未満:18%
  • 100万円以上:15%

金利が年20%を超えている場合は違法です。大手消費者金融会社や金融機関が利息制限法に違反することは基本的にありません。しかし、中小業者などから融資を受ける際は、利息制限法に違反していないかどうかを必ず確認してください。

遅延損害金の利率の上限

期日までに返済ができなかった場合に発生する遅延損害金は、年20.0%が上限です。これは融資額に関係なく一律で年20.0%となっています。消費者金融会社や金融機関の貸付条件などに「遅延損害金:年20%」という記載があっても、それは違法ではありません。

利子・利息・金利の利用例

利子・利息・金利の利用例を紹介します。必ずこのように使うべきというわけではないので、参考程度にチェックしてみてください。

【利子の利用例】
利子は、お金を貸した側に支払う対価の意味で使われる言葉です。

  • カードローンで100万円借りたものの、毎月の利子が高いから借り換えを検討している。
  • 住宅ローンの返済が難しいから、毎月、利子分だけ返済しようと考えている。
  • 友達から借りた1万円を返済する際に、利子もつけた方がいいと思っている。

【利息の利用例】
利息は、お金を借りた側から受け取るお礼の意味で使われるケースが多いです。

  • 10万円を1ヶ月借りただけで利息が5万円もかかるのはおかしい。
  • 一般的に「闇金」と呼ばれる悪質業者は、10日で1割などの法外な利息を請求します。
  • 支払う利息の負担を抑えたいなら早期返済をするのがベストです。
  • 消費者金融は金利0円の無利息サービスを提供しています。一定期間内なら利息を支払うことなくお金を借りられる便利なサービスです。

【金利の利用例】
金利は、利子、利息、利率など、さまざまな意味を持つ言葉です。そのため、利用例もいくつかのケースが挙げられます。利子や利息の言葉選びに困った時は、金利で代用しても問題ありません。

  • ネットショップで家電製品を購入したけれど、10回払いにしても金利がかからなかった。
  • 銀行に預金しても金利が低くてお得感がない。もしかしたらATMの利用手数料の方が金利よりも高い気がする。
  • クレジットカードでキャッシングしたら15%の金利がかかったので、繰り上げ返済しようと思っている。
サブコンテンツ

皆に選ばれているカードローン

アイフル
アコム
プロミス

特徴で選ぶカードローン

関連する記事

特集記事