お金を借りる方法にはどんな方法がある?主な選択肢は5つ

お金を借りたいと考えているものの、どんな方法があるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。お金を借りる方法に迷ったら、「いつお金が必要なのか」「適用される金利」「借金額や件数」などから判断するといいでしょう。

お金を借りるための主な選択肢となるのが、次の5つの方法です。

  • 消費者金融カードローン
  • クレジットカードのキャッシング
  • 銀行カードローン
  • 公的融資制度
  • おまとめローン

これらの方法は所定の審査に通過しなくてはならない方法です。
過去に延滞を繰り返していたり、長期滞納、債務整理や強制解約といった金融事故を起こしていたりすると審査通過は難しいでしょう。金融事故の情報は信用情報機関が管理する、個人信用情報に登録されるからです。

審査を実施した際に、ローン会社は信用情報機関へ申込者の個人信用情報を照会します。
そこで、金融事故の登録を確認した場合、ローン会社は「信用力に欠ける」「同様のトラブルを繰り返すのではないか」と判断。貸し倒れリスク回避のために審査に落とす可能性が高いです。

記事の最後には、お金を貸す際に信用情報機関に申込者の個人信用情報の照会を行わない方法も紹介しています。こちらも、お金を借りる方法の一つとして参考にしてください。

今すぐお金を借りる方法「消費者金融カードローン」

消費者金融カードローンなら、最短即日融資に対応しています。あくまでも申込情報や必要書類に不備がなかったり、審査の混雑状況によって時間の前後はあったりするものの、申し込んだその日のうちに融資を受けられる可能性が高いです。

銀行カードローンと比べて金利設定が高く、最高金利は18.0%前後です。ただし消費者金融カードローンの多くで無利息期間という一定期間は金利がかからないサービスを提供しています。
無利息期間を利用して決められた期間内に返済できれば、銀行カードローンよりもお得に借り入れができるでしょう。

主要消費者金融カードローンの特徴を表にまとめたので、参考にしてください。

アコムアイフルプロミスレイクSMBCモビット
利用限度額最高800万円最高800万円最高500万円最高500万円最高800万円
金利(実質年率)3.0〜18.0%3.0〜18.0%4.5~17.8%4.5〜18.0%3.0〜18.0%
融資時間最短30分最短20分※最短25分Webで最短25分最短5分
無利息期間最大30日間最大30日間最大30日間最大180日間なし
在籍確認あり申込時の電話連絡なしありありWeb完結なら電話連絡なし
申込対象満20歳以上69歳以下の安定収入と返済能力を有する人満20歳以上満69歳までの継続した収入と返済能力がある人18~74歳までの本人に安定した収入のある人(高校生・収入が年金のみの人を除く)年齢20~満70歳で安定収入のある人満年齢20~69歳の安定収入のある人
公式ページhttps://www.acom.co.jp/https://www.aiful.co.jp/https://cyber.promise.co.jp/APA01X/APA01X01https://lakealsa.com/https://www.mobit.ne.jp/index.html

※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。

クレジットカードのキャッシング枠があればその場で借りられる

すでにクレジットカードを持っていてキャッシング枠が設定されていれば、利用限度額の歯に内で銀行やコンビニエンスストアのATMから現金を引き出せます。また、会員ページから指定口座に振り込んでもらえる場合もあります。

クレジットカードを新規契約した際に、キャッシング枠の審査に通過しているため、新たに審査を受ける必要がありません。そのまますぐに現金が手に入ります。

ただし、キャッシング枠の設定がない場合は申請を行った後に、カード会社が行う審査に通過しなくてはいけません。クレジットカードの利用状況や他社からの借り入れの返済状況が悪い場合、審査に落ちる可能性が高いでしょう。

その他の注意点として、クレジットカードのキャッシング枠はショッピング枠の一部です。クレジットカードにキャッシング枠とショッピング枠のそれぞれが設定されているわけではありません。
また、金利が年15.0~18.0%程度と高く設定されているため、高額利用と借り入れが長期化すると支払う利息の負担ばかり大きくなります。

低金利でお金を借りる方法「銀行カードローン」

銀行カードローンは借り入れの仕組みとしては消費者金融カードローンと同じですが、金利の低さが特徴でありメリットのローンサービスです。
銀行は融資以外に預金や為替といった業務でも利益を得ているため、貸金業のみ運営する消費者金融カードローンと比べて金利設定を低くできる背景があります。

銀行との取引状況によっては金利優遇を受けることも可能です。最短即日融資には対応していない、消費者金融カードローンと比べて審査通過難易度が高い点はデメリットですが、低金利で融資を受けたい人におすすめのローンサービスといえるでしょう。

主な銀行カードローンの特徴を次の表でまとめたので、参考にしてください。

三井住友銀行カードローンみずほ銀行カードローン三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」楽天銀行スーパーローンりそなカードローン
利用限度額最高800万円最高800万円最高500万円最高800万円最高800万円
金利(実質年率)1.5~14.5%2.0〜14.0%1.8〜14.6%1.9〜14.5%3.5〜13.5%
融資時間最短翌営業日最短翌営業日最短翌営業日最短翌営業日通常1週間以内
無利息期間なしなしなしなしなし
在籍確認ありありありありあり
申込対象満20歳以上満69歳以下の原則安定した収入のある人、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の保証を受けられる人契約時の年齢が満20歳以上満66歳未満、継続的で安定した収入がある人、保証会社の保証を受けられる人年齢が満20歳以上65歳未満の国内に居住する個人、原則安定した収入のある人、保証会社であるアコム(株)の保証を受けられる人満年齢20歳以上62歳以下の日本国内に居住する人、安定した定期収入のある人または専業主婦、楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けられる人満20歳以上満66歳未満の継続した収入がある人(利用したい金額が300~800万円代の場合は満60歳まで)
公式ページhttps://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/https://www.mizuhobank.co.jp/retail/products/loan/card/index.htmlhttps://www.bk.mufg.jp/kariru/banquic/index.htmlhttps://www.rakuten-bank.co.jp/loan/cardloan/https://www.resonabank.co.jp/kojin/cardloan/?bank=rb_unite

公的融資制度でお金を借りる方法

「生活苦を理由にお金を借りたい」「支払う利息を抑えたい」という人は、国や自治体からお金を借りる公的融資制度を活用してください。
公的融資制度とは、国や自治体が無利息または低金利で融資を行う制度です。低所得者や高齢者、障害者の生活を守るのを目的としていて、次のように分類されます。

制度特徴
生活福祉資金貸付制度 低所得や高齢、障害により安定した収入を得られない人が無利子または低金利でお金を借りられる制度
※総合支援資金(生活支援費、住宅入居費、一時生活再建費)、福祉資金、教育支援資金、不動産担保生活資金に分類される
求職者支援資金融資制度求職者支援制度で受けられる職業訓練受講給付金だけでは生活が難しい人が借り入れできる制度
母子父子寡婦福祉資金貸付配偶者がいない未成年の子どもを扶養する人を対象にした、経済的自立や生活の安定に必要な資金を借りる制度
年金担保貸付受給する年金を担保に借り入れができる制度
緊急小口資金貸付急な病気やケガ、介護といった今すぐお金を借りる必要性が高い低所得者世帯を対象にした融資制度
教育一般貸付入学や留学、教材費などの子どもの教育費が必要な保護者を対象にした融資制度
看護師等修学資金看護師等養成学校に在籍していて、看護師や准看護師などで就業する意思がある人を対象にした融資制度

申し込み手続きは、居住する地域の社会福祉協議会や市区長村役所などで行ってください。申し込む制度によって異なるものの、緊急小口資金貸付なら最短1週間で融資を受けられます。

申し込みから融資を受けるまでの一般的な流れは、次の通りです。

  1. 社会福祉協議会や市区町村役所で相談:担当者へ融資を受けたい旨を申し出る
  2. 申し込み:申込書類に申込者の情報(年収や家族構成など)を記入して提出する
    ※本人確認書類・住民票などの家族構成がわかる書類などが必要
  3. 審査:申込者の属性や、提出した書類から融資実行可否を判断
  4. 審査結果の通知:社会福祉協議会の担当者から通知
  5. 融資開始:指定した金融機関口座へ振り込まれる

複数の借金をまとめる方法「おまとめローン」

複数社から借金をしていて返済が難しい場合、おまとめローンの利用を検討するのも方法の一つです。おまとめローンとは、その名の通り、複数の借金を一本化して返済できます。

現在、A社とB社とC社の3社から合計200万円を借りていて、3社に毎月2万円ずつ合計6万円を返済しているとします。
そこで、借金を一本化するためにD社でおまとめローンを契約。その融資金でA社とB社とC社の借金を完済して、毎月の返済をD社だけに行う仕組みです。

おまとめローンを利用する具体的な流れは、次の通りです。

  1. おまとめローンを契約する(現在の借入金額分の融資契約)
  2. 現在の借入先に一括返済して借金残高をなくす
  3. 新たに契約したおまとめローンの返済を行う

おまとめローンの金利が現在の貸付条件よりも低ければ、利息や総返済額の負担を軽減できるでしょう。返済期間の短縮、毎月の返済額を下げるといった対応も可能です。

その他にも、おまとめローンは借入先を一本化して返済負担を減らすだけでなく、返済日を1日に集約できる、借金残高や返済期間の把握が簡単になる点もメリットとして挙げられます。

主なおまとめローンは次の通りです。

アイフル「おまとめMAX・かりかえMAX」アコム「借換え専用ローン」レイク「貸金業法に基づくおまとめローン レイク de おまとめ」プロミス「おまとめローン」
利用限度額800万円300万円500万円300万円
金利(実質年率)3.00~17.50%7.70~18.00%6.00~17.50%6.30~17.80%
返済期間最長10年最長12年3ヶ月最長10年最長10年
最短融資日1週間即日即日即日

審査を受けずにお金を借りる方法

過去に金融事故を起こしたなどの理由で、信用情報機関を利用した審査に通過するのが難しい人は、次の方法でお金を借りることを検討しましょう。

借入の方法・制度借入のための条件
貯金担自動貸付ゆうちょ銀行に担保となる貯金がある
契約者貸付制度解約返戻金のある生命保険に加入している
従業員貸付制度従業員貸付制度を導入する企業で正社員として働いている
質屋で借りる貴金属やブランド品などといった換金価値のある商品を持っている人
親や友人・知人から借りる頼れる親や友人・知人がいる

これらの方法なら、カード会社やローン会社の審査に落ちた人も借り入れが可能です。ただし、それぞれの条件に該当しない場合は借り入れができないんので、まずは自分の状況が条件に合致するかを確認してください。

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