【毎月赤字の共働き】原因・対処法・貯金のコツ

夫婦共働きなのに毎月赤字といった悩みを抱えている人は、原因を知る、対処法を実行するなどしてみてはいかがでしょうか。すぐに赤字から脱出するのは難しいかもしれませんが、節約や貯金への意識を高めればお金を残せる可能性が高いからです。

当記事では、共働き世帯の平均世帯年収と貯蓄額をはじめ、毎月赤字になる原因と対処法について解説します。ささいな行動を積み重ねて、赤字から黒字に変えていきましょう。

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共働き世帯の平均世帯年収と貯蓄額

夫婦で働いている共働き世帯は、収入も相当なものだろうと考える人もいるのではないでしょうか。

総務省統計局「家計調査(貯蓄・負債編)2020年」では、共働き世帯と夫のみ有業の専業主婦世帯の平均年間収入、平均貯蓄額について以下のように伝えています。

【平均年間収入】
共働き世帯:804万円
夫のみ有業の専業主婦世帯:677万円
【平均貯蓄額】
共働き世帯:1,281万円
夫のみ有業の専業主婦世帯:1,488万円

参考元:統計局ホームページ/家計調査年報(貯蓄・負債編)2020年(令和2年)

共働きなのに毎月赤字の原因

共働きなのに毎月赤字になる主な原因は、以下を参考にしてください。

【共働きなのに毎月赤字になる主な原因】

  • 収入と支出を把握していない
  • 夫婦でお金について話し合わない
  • 趣味にお金を使い過ぎている
  • 共働きだから余裕があると思い込んでいる
  • そもそも収入が少ない
  • 教育費がかかっている

該当する原因が複数ある人は、今が家計を見直す絶好のタイミングです。共働きを生かして、毎日の生活にゆとりを与えたり、貯蓄を効率よく増やしたりしていきましょう。

収入と支出を把握していない

夫婦でどのくらいの収入があって、毎月の支出がどのくらいなのかを把握していない場合、共働きでも赤字になりやすいです。
給料をすぐに使い切る、頻繁に買い物をするといった金銭感覚のおかしい人はお金に無頓着な部分があります。支出が多かったとしても、その自覚がないのでしょう。

収入と支出によって家計は成り立ちます。総収入に対する各支出を把握して、家計を上手にコントロールしてみてください。家計簿をつけるなど目に見えて分かる形で収入と支出を管理すれば、お金の使い過ぎを防止するのに有効です。

夫婦でお金について話し合わない

共働きである程度の収入があるものの、夫婦間でお金の使い道を共有しない場合も赤字につながりやすいでしょう。収入があると安心してしまい、家計管理の必要性を感じていないといったケースも少なくありません。

毎月の収入がどのくらいあって、どれだけの支出がある、貯金はこのくらいできているといった内容を定期的に夫婦で話し合う機会を設けてみてください。特に貯金については将来的な資金計画を立てる際に重要です。
「根拠もなくお金は残せているだろう」と考えていた結果、いざ住宅や車を買おうとなった際に資金を用意できないようでは困ります。

話し合いが難しければ、家計簿や預金通帳や履歴などの情報を夫婦間で共有するところから始めてみましょう。

趣味にお金を使い過ぎている

お金がかかる趣味を持っている場合も、支出が増えて赤字に陥る傾向があります。趣味を持つのに何ら問題はありませんが、多趣味だったりお金がかかる趣味を持っていたりする人は支出を管理しないとお金は出ていくだけです。
例えば旅行が趣味だったり、買い物が趣味だったりする場合、月当たり数万円~10万円程度の支出が必要なケースも考えられます。

趣味に使えるお金には限度があります。収入の中から、1ヶ月当たりの趣味に使うお金を決めたり、ボーナスの中から予算を確保したりするといった努力は必要です。
そして、趣味にどのくらいのお金を使えるのかが決まったら、給料日などに引き出して別口座へ入金する、金額分を封筒に入れて管理するといった行動を心がけてみてください。

共働きだから余裕があると思い込んでいる

「共働きだから経済的に余裕がある」「急な出費に備えられるお金は残せている」「うちはお金の心配はないだろう」と思い込むのは危険です。無計画なお金の使い方をして、赤字生活から抜け出せません。

また、お金があると思い込んで生活水準を上げたり、無駄遣いをしたりするなど、お金の使い方の感覚がまひするリスクも高いです。
後先考えずにお金を使った結果、教育資金や老後資金がなくなって「もっと早いうちに貯金をするべきだった」「収入と支出を管理しておけばよかった」と後悔する日が訪れるかもしれません。

そもそも収入が少ない

収入そのものが少なければ、いくら共働きでも赤字のままです。節約を徹底するにしても限界があるでしょう。
副業をする、転職をするなど、お金を増やす方向で考えないと、余裕のない生活からずっと抜け出せません。貯金もできなければ将来に備えるのも困難になるだけです。

教育費がかかっている

共働きでお金があるはずなのに、教育費の負担を理由に赤字になる場合があります。特に子どもが公立・私立のどちらに通うか次第で支払う教育費が変わるでしょう。
実際に、子どもの教育費がかかるのを理由に共働きを選んだ家庭も多いのではないでしょうか。

幼稚園~大学までにかかる公立・私立別の平均教育費は以下のとおりです。

公立 私立
幼稚園 670,941円 1,643,933円
小学校 1,927,686円 9,779,648円
中学校 1,465,191円 4,409,556円
高校 1,372,140円 3,072,951円
大学 国立(文系・理系):
2,425,200円
公立(文系・理系):
2,547,327円
文系:3,553,121円
理系:4,900,327円
合計 7,861,158円(国立)
7,983,285円(公立)
22,459,209円(文系)
23,806,415円(理系)

引用元:子育てにかかる費用ってどれくらい?年代別の教育費の内訳をご紹介|学資金準備スクエア|ソニー生命保険

教育費による赤字を避けたいなら、早い段階で計画的に貯蓄をするのがおすすめです。また、学資保険に加入するのも有効でしょう。

学資保険とは、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型保険です。毎月の保険料を支払い、子どもが進学するタイミングに合わせて、進学準備金や満期学資金を受け取れます。
万が一、契約者である親権者が亡くなった場合、以降の保険料は免除。保障が継続されるといった特徴があります。

対処法|毎月の赤字から抜け出すには家計の見直しが大前提

毎月の赤字から抜け出すには、家計の見直しを行ってみてください。なぜなら、お金を残すのに有効なのが家計の見直しだからです。家計の中には、無駄な支出や改善の予知がある支出が多く含まれている場合があります。

家計の中で見直せる可能性が高い費用は、以下の通りです。

【家計の中で見直せる可能性が高い費用】

  • 食費
  • 外食費
  • レジャー費
  • 被服費・美容費
  • 子どもの習い事の費用
  • 家賃
  • 住宅ローン
  • 通信費

赤字を抜け出すための対処法として、ぜひチェックしておきましょう。

食費

食費を見直すだけでも、支出を減らして毎月の赤字から抜け出しやすくなるでしょう。
食費を節約するために、まず食費の予算を立ててみてください。大体の予算を決めておけば、その金額の範囲内で支出をコントロールしやすくなります。

また、買い物をする際に食材を計画的に購入するのも効果的です。買い物に行く前に何を買うか決めたり、目的の商品以外は一切購入しないといった心がけも必要になったりします。

「特売品だから」「閉店前で半額になっているから」の理由で買い物をしてもいいですが、その際に購入するのは必要な食材だけです。
「安いから」「お得そうだから」といった気持ちだけで購入すると、結果的に消費できず処分せざるを得ない状況になるかもしれません。それでは、お得どころかお金を捨てているのと同じことです。

外食費

外食が多い場合、その回数を減らして自炊をするのが節約に直結しやすいです。また、自炊をすれば栄養バランスに気をつかえるようになり、健康につながったり、ダイエット効果があったりするなどメリット尽くし。

仕事の際の昼食は外食がほとんどという人は、お弁当持参に切り替えてみるといいでしょう。その分だけ外食費を抑えられます。

レジャー費

「子どもと一緒にテーマパークによく出かける」「毎月〇日の映画鑑賞は欠かせない」
気分転換や子どもとの時間を楽しむためのレジャー費は大切です。しかし、レジャー費0円にしなくても、回数を減らしたり、お金のかからない外出を検討したりできます。

現在、レジャー費に毎月5万円使っていて、赤字が2万円だったとします。この場合、レジャー費を3万円にするだけで赤字解消、2万円にすれば1万円の黒字に変わります。
これを機にレジャー費に使う金額を設定して、2万円は貯金にしようといった具体的な計画を立ててみてください。

被服費・美容費

赤字から抜け出したいなら、被服費や美容費も見直してみてください。「買わない」「長期的に使う」「回数を減らす」「価格を抑えられる場所を利用する」といった意識が重要です。

共働き世帯の場合、30〜40代になれば一通りの衣類はそろっていると思います。それらを有効活用すれば、消耗したアイテムを入れ替えるだけで済むでしょう。買い物の頻度が下がって「新しい洋服やバッグを買おう」という気持ちを抑えられるかもしれません。

美容費もサロンに通うのではなくセルフで行ってみたり、クーポンを利用したりすれば、その分かかる費用を抑えられます。カットモデルやネイルモデルなら、施術費が0円になるサロンも多いです。

子どもの習い事の費用

子どもの将来的な可能性に期待して、たくさんの習い事をさせているという家庭も多いでしょう。無意識のうちに習い事が増えていたというケースもあるかもしれません。そこで、赤字解消のために、このタイミングで習い事を減らせないか考えてみてください。

習い事の月謝は1万円程度するケースも多いです。例えば月謝1万円の習い事が3つなら、それだけで毎月3万円の支払いが発生します。
子どもの意思を確認するのが前提ですが、習い事を減らせば、その分の支出を抑えられます。月謝1万円の習い事を3つから2つに減らしてみて、差額の1万円を貯金に回したり、生活費に充てたりすれば、赤字リスクを少しでも回避できます。

家賃

現在、賃貸物件に住んでいる場合、家賃の安い物件に引っ越せば毎月の支出を抑えられます。引っ越しの際に費用(引っ越し代、敷金・礼金)が掛かりますが、長い目で見れば、家賃の高い物件に継続して住むより節約効果を得られる可能性が高いです。

住宅ローン

住宅ローンの金利が1%違えば、それだけで利息を数百万円単位で軽減できるケースも多いです。
現在の住宅ローンの貸付条件を確認して、借り換え後に利息や総返済額がどのくらい変わるのかを比較してみてください。保証料などを支払ったとしても、借り換えの効果が大きい可能性が高いです。

また、可能な範囲内で繰り上げ返済を積極的に活用しましょう。毎月の返済額に変化はなくても、返済期間が短くなる・利息軽減効果が高いといったメリットがあるからです。
ただし、繰り上げ返済をする際は貯金の崩し過ぎに注意しないといけません。急な出費ができた時に必要なお金を用意できなくなってしまいます。

通信費

携帯電話やインターネット回線などの通信費も節約が可能な費用の一つです。毎月の利用料金を自動引き落とししていると、どのくらいの金額を支払っているのか把握できない場合があります。
そこで、料金明細や契約状況を確認して、現在の契約内容は利用に見合っているのかを確認してみてください。

例えば、自分の利用状況に応じた料金プランや使い方を把握すれば、毎月数千円単位で料金の引き下げが期待できるでしょう。毎月のデータ通信量に対して、大容量で契約しているといった場合、料金プラン変更すれば通信費を節約できます。
その他に、自宅の光回線をWi-Fiに切り替える、携帯電話なら格安SIMを活用するのも通信費の軽減につながります。

貯金のコツ|ゼロから効率的にためる

毎月の赤字を何とかしたい人は、まずは貯金ができるように支出管理を行ってください。ゼロから貯金をしたい人に効果的なのが、以下の4つの方法です。

【ゼロから貯金する効果的な方法】

  • ボーナスを貯金する
  • 先取り貯金をする
  • 生活用と貯蓄用に分けて銀行口座を管理する
  • つみたてNISAやiDeCoなど投資信託をする
  • ファイナンシャルプランナーに相談する

全ての方法を一度に実行するのは難しいので、現在の家計の状況を考慮した上で可能なものから始めてみましょう。

ボーナスを貯金する

毎月の給料だけでは赤字で貯金すらできないという人は、ボーナスに手をつけないのもおすすめです。共働きで夫婦そろってボーナスが支給されるなら、まとまったお金をためられるでしょう。

ただし、毎月の家計が赤字の場合、ボーナスから補填が必要です。ボーナスは必ず支給されるわけではなく、金額も一律ではありません。業績によっては大幅ダウンや支給されないケースも想定できます。
ボーナスを貯金するのを継続するのではなく、あくまでも一時的な対処法と考えて、まずは毎月の収支の健全化を目指すのが大切です。

先取り貯金をする

毎月一定の収入があるなら、先取り貯金に取り組めば効率よく貯金できます。
毎月の収入と支出の差額を貯金するのでは、金額が一定しなかったり、場合によってはお金が残らなかったりする恐れも。そこで、先取り貯金なら給料を受け取ってすぐに貯金額分を取り分けるので、確実に貯金へ回せます。

自分の裁量ではなく、どこでどのくらいの金額を先取り貯金するかさえ決めれば、あとは自動的にたまります。継続した貯金ができない人に適した方法で「節約しているはずなのに貯金できない」という悩みから解消されるでしょう。

生活用と貯金用に分けて銀行口座を管理する

銀行口座を生活用と貯金用に分けて管理するのも効率的にお金を貯める方法の一つです。通帳を完全に分けて貯金をしていきます。生活用口座には生活費、貯金用口座にて将来に備えた貯金をするのが有効でしょう。

生活費も貯金も一つの銀行口座で管理すると、貯金を忘れて生活費として使いきる可能性も高いです。
そこで、銀行口座が分かれていれば、そのような心配はありません。現時点でどのくらいの貯金があるのかが一目で分かるようになり、生活費や貯金の管理もしやすくなります。貯金をしようというモチベーションにもつながりやすいです。

つみたてNISAやiDeCoなど投資信託をする

貯金だけでなく、ローリスクローリターンの長期投資と両立してみても良いでしょう。その中でもiDeCoやつみたてNISAなら、一定期間投資に対する利益が非課税扱いになります。
購入可能な商品はローリターンですがローリスクなものが多いですが、それでも普通預金や定期預金よりも金利設定は高いです。

ファイナンシャルプランナーに相談する

「どのように家計を見直せばいいか分からない」「自分では家計の見直しは困難」「現在の支出を減らせそうにない」という場合、ファイナンシャルプランナーに相談すると的確なアドバイスをもらえます。

例えば「40歳までに住宅を購入したい」「子どもの教育費に備えて貯金をしたい」といった希望に合わせて資金計画を提案してくれます。毎月赤字続きだけれど、これから貯金がしたいといった場合にもおすすめです。

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