お金がないけどFXを始めるには?
目次
お金が欲しい!FXの魅力
FXで儲けたという話を耳にしたことはありますか?
書店のビジネス書コーナーに行くと、FXに関する書籍が平積みされていますよね。
誰でも簡単に始めることができる投資・・・それがFXの一般的なイメージなのではないでしょうか。
FXとは外国為証拠金取引の意味
FXの正式名称は外国為替証拠金取引です。
英語表記ではForeign Exchange。
FEではなくFXと略します。
レバレッジで大きく賭けられる
FXで運用する資金を「必要証拠金」と言います。
例えばこの必要証拠金が10万円で円ドル相場が1ドル=100円のとき、通常の為替取引なら1000ドルしか買えませんよね。
ですが、FXなら「レバレッジ」を効かせることができますので、レバレッジを10倍にすると10000ドル、レバレッジを25倍にすると25000ドルものドルを購入することができるのです。
少ない資金で大きく動かすことができますので、「FXは大きく儲けられる」と言われることが多いのです。
今すぐお金を稼ぐことができる
また、すぐに結果が出るのもFXの魅力です。
国債や投資信託は運用期間が初めから決まっていますので、超短期でも1ヶ月、長いものでは10年しないと利益を手にすることができませんよね。
ですが、FXはわずか数秒でも利益を出すことが可能です!すぐに結果が欲しい人も、FXなら待たされることはありません。
お金がない人でもFXは可能
FXを始めるためには、FX口座が必要です。
証券会社の中には、通常の株式取引と同じ口座でFXトレードができるものもありますが、専用のFX口座が必要になることもありますのでチェックしてみましょう。
一般的な証券口座もFX口座も開設手数料は基本無料ですので、どのようなタイプの証券会社・FX会社であっても、無料でFX取引の準備ができます。
1万円で投資を始めるのもOK
例えば、株式投資を始めようとする場合。
日本では100株もしくは1000株単位の売買が基本となりますから、1株=1000円であったなら最低でも10万円か100万円は必要となります。
ですが、FXはレバレッジをかけて投資をしますので、レバレッジを10倍に設定するなら10万円の通貨を1万円の元手で買うことも可能です。
つまり、わずか1万円で始めることも可能なのがFX投資なのです。
10万円以下の資金で始める人が多い
実際に、FXは10万円以下の運用資金で始める人も少なくありません。
タイミングさえ合えば、効率よく増やしていくことができますので、数万円を数百万円、数千万円といった金額に増やしている人も多いのです。
初心者が始めやすいFX会社
FXを始めるにあたっては、まずFXの口座を開設しなければいけませんが、どこで口座を開いたらよいのでしょうか?
それぞれの取引会社によって特色があります。
【主なFX 口座の特色】
- DMM.com証券 FX・・・デモ口座を作ることにでき、初心者にもわかりやすい。
- SBI FXトレード・・・少額からスタートすることができる(1ドルからOK!)。スプレッド幅が業界最狭水準。
- GMOクリック証券 FX・・・スプレッド幅は業界最狭水準。使いやすい取引ツールが魅力。
初心者がFX取引で失敗しない5つの方法
少ない金額で大きく利益を得る可能性があるということは、裏を返せば、少ない金額でも大きな損失を作りだす可能性があるということです。
FX長者がいるのと同様、FXで破産した人も多くいるのです。
FXでお金がない状況にならないためには、何をすることができるでしょうか。
①デモトレードでイメージトレーニング
ほとんどのFX口座には、「デモトレード」の画面があります。
実際のFXトレードをする前の準備体操的な存在で、操作方法を覚えるために使用します。
本物のFXトレードでは、一瞬の気の迷いや操作方法のミスで数十万円、数百万円といった損失を出す可能性がありますから、「もう完璧!」と思えるまでは、このデモトレード画面で練習して下さい。
「やっぱり、FXは怖いかも・・・」と思う方は、証拠金を入金しないでデモトレードだけを楽しむというのもアリですよ!
②1000通貨で始められるFX会社を選ぶ
FX投資に慣れるまでは、最低単位が1000通貨(円ドルの取引なら1000ドル)に設定されているFX会社を選んでください。
最低単位が10000通貨のFX会社が多いですが、円ドル取引ならいきなり10000ドル(約100万円)を動かすことになってしまいますので、失敗したときのダメージも大きいですよ。
③レバレッジは5倍以下に設定する
FX投資に慣れるまではレバレッジは5倍以下に設定して下さい。
レバレッジが大きいと、利益も大きくなるものの損失も大きくなります。
最初から10倍、20倍にレバレッジを設定すると、金銭感覚も狂ってしまいますよ。
④今日の損失を今日中に取り返そうとしない
短時間で結果が出るFXトレード。
わずか数秒で損失が出てしまったときは、どうすれば良いでしょうか?
数秒で損失が出てしまうなら、数秒で損失を取り返せるはずだと思い、何度も注文を確定させて結局は損失だけが拡大してしまうということも少なくありません。
慣れている人ならその日のうちに損失を取り戻すこともできるかもしれませんが、初心者はそのような高望みをしないでくださいね!
⑤失敗しないFX相場の見方
失敗しないFX相場の見方としては、大きな流れに乗るということがとても大切です。
まずFX相場の分析方法としては、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。
ファンダメンタルズ分析は、世界の政治、経済、国際情勢など、各種ニュース情報を参考として値動きを予想する方法です。
ただし、個人投資家の場合、どうしても機関投資家よりも情報収集が遅れますし、情報量も限られてしまいます。
個人投資家がファンダメンタルズ分析でFXを行うのは、一般的には不利だといわれています。
一方、テクニカル分析は、値動きの指標を示すチャート分析によって行います。
チャートから値上がり家値下がりのサインを見つけ、それに合わせて売買を行います。
チャートでのFXは、さまざまなノウハウがあり、しっかりと身につけてから行わなければなりません。
また、必ずのノウハウ通りの値動きとなるとは限りませんので、予想と外れた場合には早めに損切りをする必要があります。
ただし、チャート分析は、世界各国の要人による何らかの発表(雇用統計など)と際には、役に立たなくなることがありますので、注意が必要です。
はじめてFXを始めるならココ
FXを始めるにあたっては、まずFXの口座を開設しなければいけませんが、どこで口座を開いたらよいのでしょうか?
それぞれの取引会社によって特色があります。
【主なFX 口座の特色】
- DMM.com証券 FX
・・・デモ口座を作ることにでき、初心者にもわかりやすい。 - SBI FXトレード
・・・少額からスタートすることができる(1ドルからOK!)。
スプレッド幅が業界最狭水準。 - GMOクリック証券 FX
・・・スプレッド幅は業界最狭水準。使いやすい取引ツールが魅力。
FX口座からお金を引き出す方法
FXをしていて、FX業者の口座に入っているお金を引き出すには、一体どうすれば良いのでしょうか?
FX口座のお金は、FX業者に出金依頼をすれば、すぐに引き出すことが可能です。
FX業者ごとにその方法は微妙に異なりますが、大体どのFX業者でも、とてもカンタンですので、迷うことはないでしょう。
お金がすぐ必要な時に簡単に引き出せる?
FXの口座からお金を引き出す場合、急ぎでお金が必要なケースもあるでしょう。
そのような時には、どれくらいのスピードで引き出しができるかが重要ですよね?
FXの口座からお金を引き出す場合には、多くのFX業者が翌営業日としています。
また、FX業者の中には即日出金に対応しているところもあります。
いずれにせよ、当日か翌営業日には現金が手元に入るため、必要な時にすぐの対応が可能です。
FXで借金地獄になることも珍しくない
レバレッジを効かせた取引をする場合、突然の急激な為替レートの変動によって、総資産額が担保金として提供した資金の50%を切った時点で強制的に売買され、担保金以上の損失が出ないようなシステムになっています。
サーキットブレーカーの役割として、どこのFX取引会社も導入しているシステムです。
しかし40万円の担保金を預けておいて、為替レートが下がってしまい総資産額が20万円になってしまった場合は、それ以上損失が出ないようなシステムになっていても、あまりにもレート変動が激しい場合はシステムが追いつかずフリーズしてしまう場合があります。
よって強制売買されずに取引停止のまま何もできない状態が続いてしまいます。
そうすると担保として預けていた40万円はすぐに底をつき、システムが停止している間にさらにレートの変動が続いてしまうと、損失が発生した分だけFX取引会社に返済しなければなりません。
これを「追証(おいしょう)」と言いますが、損失分を手元の資金で充当できるなら良いのですが、レバレッジを大きく効かせてしまうと、追証が100万円単位で発生し場合によっては1,000万円以上に及ぶこともあるのです。
追証はFX取引会社に対する借金ですから、必ず返済しなければなりません。
一刻も早く入金しなければ遅延損害金が発生し、ますます損失が膨らみ、手元の資金だけでは足りなくなるとやむを得ず借金して支払うケースも珍しくはないのです。
銀行カードローン消費者金融でお金を借りて追証を支払うようになると、負けが続いた場合は借入件数が1件だけでは足りずに、2件や3件と年収の1/3までの借金を抱えるようになりますよ。
昔からの格言で「株は家まで、為替は命まで」と言われているように、FX取引の失敗によって自殺してしまう人もいるくらいですからね。
FXはやらないほうがいい!後悔している人の声
FXはやらない方が良いのでしょうか?
基本的に投資は自己責任ですので、しっかりとノウハウを学び、 自分が対処できる範囲で行うのであれば、行なっても良いかもしれませんが、そうでなければ、やらない方が無難でしょう。
ここでは、FXをしたことで後悔している人の声として、「FXで貯金がなくなった人」「FXで借金を負った人」「二度とやらないと思っている人」の口コミを紹介いたします。
FXで貯金がなくなった
FXをやっていたことで、貯金がなくなったという人は珍しくありません。
せっかくコツコツ貯めたお金を、FXによって、一瞬でなくしてしまったという声を時折耳にします。
お金をコツコツ貯める時には、大変な労力をかけて来たにもかかわらず、貯金をなくす時には、あまりにもあっけないため、その事実を受け入れられないというケースもあるようです。
投資にはリスクがつきものなので、余裕資金で行うというのが前提となります。
大切な貯金でFXをしたり、最初は余裕資金で行っていたのに、負けを取り返すために貯金を切り崩すと、後悔という運命が待ち受けているかも知れません。
FXで負けた際、もう貯金がなくなったと夫が言うので。「マイカー売って貯金作ったら?私は電動自転車買ってくれたらマイカーなくても何とかなるよ…」と言った。
現在車を売ったのは「お前が売れって言った」「車なんていらんって言った」と、何故か夫に都合よく要約され”私のせい”にされている。
— Mayuka@人生経験豊富です。 (@Mayuka92026883) 2018年11月19日
FXで借金を負った
FXで借金を負ったという声もたくさんあります。
FXを始める時には、たくさん儲けるべく、意気揚々と始めるのですが、結果的に儲けるどころか、借金を背負うことになり、本末転倒状態となるケースがあるのです。
中にはFXで借金をして、FXで取り戻そうとしてまた借金が増えるということもあるため、後悔し続けている人もいらっしゃるようです。
リーマンショックの時にFXで3日で600万焦がして以来、借金生活。。。50を前に一念発起して5000円からリスタート。種銭できたらウルフさんに弟子入りするぞ!!
— 提婆達多 (@TJ0bVJVFqiOdxSH) 2018年9月11日
二度とやらない
FXで負けたことによって、二度とやらないと決心している人もたくさんいらっしゃいます。
FXを行う人は、誰しもが儲けようと思っているわけですが、期待値が高い分だけ、逆に損をしたり、取り返そうと思ってドツボにハマると、懲りてしまうことになるのでしょう。
二度とやらないと決めたけれども、結局やってしまって後悔の上乗りとなるケースもありますので、冷静な対応が必要です。
暴論かもしれないけど、みんなで早く含み益になりたかったらハイレバカジノに参加しないことが大事w
ハイレバカジノは初心者をカモるシステムです。何もわからずFXから入って身ぐるみ剥がされ、投資なんて二度とやらないと去っていたリアル知人をたくさん見てきました
— xpep (@mieCajEInZRK6KI) 2018年8月26日
FXはギャンブルに近く投資ではなく投機
FXはプロからすればギャンブルではないと主張しますが、プロはそれなりの情報を世界から得ているためで、為替相場が大きく動くポイントを見極めることができからです。
しかしプロではない個人投資家やちょっとした小遣い稼ぎをしようとするサラリーマンにとって、FXは投資ではなく投機に近いギャンブルです。
為替レートが上がるのか下がるのか、素人は判断できません。
為替レートは各国の首脳の発言や、景気指数や雇用統計、政治的なリスクによって大きく変動します。
FXは24時間取引ができるため、いつ大きく為替レートが変動するのか見極めることはかなり難しいのです。
とくに素人はつい熱くなりやすく、損失を出した分を取り返そうと思ってさらに売買を続けることが多く、無理をしなければFXで資金がなくなることはないと言われていても、無理をしてしまうのが素人の悲しさです。
FXについてもっと勉強していたらどこで損失を確定できるか判断できる、為替レートの動きに逆らうことなく売買すれば儲かる、というように「タラレバ」で語られるためFXはギャンブルであると考えた方が良いです。
FXには中毒性が!注意して臨もう
数秒で利益や損失が出るFX。ゲーム感覚で楽しむ人も少なくありません。
もし、あなたがゲーム感覚でFXを始めようとしているなら、少ない資金と低いレバレッジでFXを続けるようにしてください。
本気でFXに取り組もうとしている人も、少ない資金と低いレバレッジから始めるようにしてください。
いずれにしても、FXには中毒性があるということを心に留めておきましょう。
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