審査なしで即借り入れ、即振り込みは闇金でもありえません
どうも馬太郎です。
今回は、即日借り入れできるところで審査なし、が存在するか調査しました。
結論から言うと、即日借り入れできるところは存在しますが、審査なし、というのは存在しませんでした。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- 即日借り入れできるところを探している人
- できれば審査なしで借り入れしたいと考えている人
目次
即日借り入れするなら大手消費者金融
審査がないというわけではありませんが、即日借り入れするなら大手消費者金融がオススメです。
カードローンの借り入れ方法は、主に以下の2通りです。
- 口座への入金
- 自動契約機
口座への入金の場合、14時までの申し込みで当日中に口座への入金が行われます。
借り入れ金額が50万円以内なら、原則収入証明書は不要です。
14時を過ぎてしまった場合は、自動契約機の利用がオススメです。
自動契約機に行き、借り入れ審査を申し込み、審査に通るとローンカードが発行され、その場でそのままお金を引き出せます。
馬太郎も、アコムとプロミスで自動契約機を利用しましたが、入室から40分ほどで現金を手に入れることができました。
各カードローン会社の自動契約機営業時間は、以下となります。
金融機関 | 自動契約機受付時間 | 即日振込可能時間 |
---|---|---|
アコム(三菱UFJフィナンシャルグループ) | 22:00 | 23:50まで |
プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス) | 9:00~21:00※契約機により営業時間が異なります。 | 24時間 |
プロミスレディース | 9:00~21:00※契約機により営業時間が異なります。 | 24時間 |
SMBCモビット | 9:00~21:00※営業時間は店舗により異なります。 | 平日14:30まで |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 平日:20:00 土曜祝日:18:00 日曜:17:00 | 平日14:00まで |
※営業時間は店舗により異なります
銀行カードローンは2日以上かかることが多い
銀行カードローンにて借り入れを行う場合、必ず保証会社が存在します。
申し込み者は、銀行の審査と保証会社の審査どちらにも通る必要があるため、消費者金融への申し込みと比べると時間がかかります。
それでも以前までは、メガバンクなどが取り扱っているものを中心に、即日融資が可能な銀行カードローンもいくつか存在しましたが、現在では銀行カードローンでは即日融資は受けられなくなっています。
2018年1月に、銀行カードローンの審査に対する規制が強化された影響で、申し込み当日中に審査を終えることが実質的に不可能になってしまったからです。
即日融資を受けたい場合には、銀行カードローンは選択肢から外して考える必要があるでしょう。
中小消費者金融は1週間は見たほうが良い
フクホーやエイワ等の中小消費者金融の場合、融資まで1週間は見たほうがいいでしょう。
私馬太郎も、フクホーの借り入れ申し込みを行った際、申し込みから2週間たって本審査の結果が通知されました。
フクホーは中小消費者金融の中でも書類集めが膨大で時間がかかることで有名ですが、他中小消費者金融もネット申し込みではなく、書類郵送でのやり取りがメインとなるため、即日借り入れは難しいです。
即日融資可能な大手消費者金融カードローン
では、即日融資が可能な大手消費者金融カードローンについて、説明を行っていきましょう。
プロミス
まずはプロミスですが、テレビCMも頻繁に流しているため、知らない人のほうが少ないぐらいの知名度を持っています。
初回利用者であれば、30日間の無利息期間を利用できるうえに、「初回契約日」からではなく「初回借入日」から、無利息期間が適用されます。
そのため、とりあえず契約だけ済ませておいて、本当にお金が必要になった際に借り入れを行うというような使いかたでも、無利息期間を無駄なく利用できます。
また全銀システム稼働時間拡大に伴い、プロミスは2018年10月15日より原則24時間最短10秒で振込可能となりました。
プロミスのカードローンのスペックは、以下のようになっています。
金利 (実質年率) | 4.5%~17.8% |
---|---|
対象者 | ・18歳以上74歳以下※ ・安定した収入と返済能力を有するかた ※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は収入証明書類のご提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)、収入が年金のみの方はお申込いただけません。 |
融資限度額 | ~500万円 |
返済日 | 毎月5日・15日・25日・末日から選択 |
遅延損害金 (実質年率) | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
アコム
アコムもプロミスと同じように、知名度の高い消費者金融です。
アコムでも、初回利用者に限った30日間無利息期間を提供していますが、アコムのものは「初回契約日」から無利息期間がスタートします。
そのため、契約したその日に借り入れを行うような場合に主に利用するといいでしょう。
即日融資を受けるための方法は原則プロミスの場合と同じですが、金融機関への口座振込の形で融資を受ける場合のタイムリミットは、14時30分となっており、プロミスよりも多少余裕があります。
アコムのカードローンのスペックは、以下のようになっています。
金利 (実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
対象者 | ・満20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方 ・アコムの基準を満たす方 |
融資限度額 | 1万円~800万円 |
返済日 | 毎月指定期日or35日ごと |
遅延損害金 (実質年率) | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
アイフル
アイフルも、他の2社と負けず劣らずの知名度を有している大手消費者金融です。
アイフルの初回無利息期間は、アコムのものと同じく「初回借入日から30日間」のパターンなので、契約したその日にそのまま借り入れを行ってしまうのが望ましいですね。
即日融資を受けるための方法も、他の2社と同じですが、金融機関への口座振込の形で融資を受ける場合のタイムリミットは、14時10分となっています。
どこを利用する場合でも、できれば午前中に契約手続きまで完了させておけると安心ですね。
アイフルのカードローンのスペックは、以下のようになっています。
金利 (実質年率) | 3.0%~18.0% |
---|---|
対象者 | 満20歳以上のかた 定期的な収入と返済能力を有するかた |
融資限度額 | 1万円~800万円 |
返済日 | 毎月指定期日or35日ごと |
遅延損害金 (実質年率) | 20.0% |
担保・保証人 | 不要 |
審査なしの貸金業者が存在しえないワケ
なぜ審査なしの金融会社が存在しえないか、金融会社のビジネスモデルから考えると分かりやすいでしょう。
上の図のように、金融会社(ここでは消費者金融)のビジネスは、元本となるお金を貸し付けたのち、元本+利息を返済してもらい、利息分の利益を得るというものです。
年率15%で100万円貸し付けたのち、一年後に115万円返済してもらい、15万円分利息として儲けを得る、わけです。
※利息計算は分かりやすいようかなり単純化しております。
金融会社からすると、皆が皆、貸したお金を返してくれるといいのですが、そういうわけにもいかず、返済が滞ったり、債務者に債務整理を行われて貸付したお金が回収できないケースが存在します。
(債務整理とは合法的に借金を帳消しにする制度です。詳しくは以下の記事をご覧ください)
たとえば、馬太郎消費者金融が借り入れ審査なしで、馬たちに融資を行ったとしましょう。
100人に年率15%で100万円貸付して、85人がしっかり返済、15人が返済しませんでした。
馬太郎消費者金融の利益は以下のようになります。
15万円(利益)×85(人)-100万円(元本)×15(人)= -225万円
このように225万円の赤字となりますが、これでしたら商売が成り立ちませんよね。
そこで考えるのが、
『いかに属性の悪い人へ貸付しないか』
ということです。
上の計算の通り、ビジネスを阻害しているのは、返済を行わない債務者なわけですから、貸す前にそういった債務者を見分けられれば、赤字にはなりません。
そういった債務者を見分けるための方法が、借り入れ審査、というワケです。
この借り入れ審査がないと、借金を返さない人にもお金を貸してしまうことになり、上述したように赤字に陥ってしまい、貸金ビジネスが成り立たなくなるのです。
闇金でも借り入れ審査は行われる
借り入れ審査がなさそうなところとして、闇金を思い浮かべる人はいるかもしれませんが、実際のところ、闇金では借り入れ審査は行われているのでしょうか。
闇金では審査はあるが甘い
結論からお伝えしておくと、闇金でも借り入れ審査は行われています。
ただし、その審査基準は真っ当な業者が行っている審査の基準と比べると、非常に甘いというのが実情です。
真っ当な業者は上述したように、「借り入れを行った人がきちんと返済してくれる」という前提で事業を行っていますが、闇金では返済を行ってくれなくとも「返済させる」ようにするのです。
しかし闇金としても、強引な手段を用いずとも借り入れた人が自ら返済を行ってくれるほうが、楽なことには間違いありません。
そのため、最低限のハードルだけはクリアしてもらおうと、ある意味では形だけのような審査を行っているんですね。
闇金は即日融資は難しい
ただし、闇金では即日融資を受けることは難しいです。
その理由は、闇金は申し込み者が返済できなくなってしまった場合に、親兄弟にその返済を請求するためなどに、簡単ながら申し込み者の身辺調査を行う場合が多いからです。
筆者も一度、闇金と思しきところに融資の申し込みをしたことがありますが、その際に「両親と、もしいれば兄弟の名前と連絡先を教えてください。」と言われて、怖くなって手続きをやめた経験があります。
そのため、申し込み者の個人情報だけ確認してすぐに融資を行ってくれるというわけにはいかないので、融資までには少しの時間を必要とするんですね。
審査なしと噂の瞬即naviでも審査はある?
ネット上では、「瞬即navi」というところであれば、審査なしでお金を借りられるという噂が飛び交っています。
確かに「瞬即」と聞けば、申し込んだ瞬間に融資を行ってくれそうな印象を受けますよね。
しかしここまでお伝えしてきたように、どんな消費者金融でも(闇金でさえも)、審査なしで融資を行ってくれるところはありません。
瞬即naviで審査なしでお金が借りられるというのは、非常に早くお金を借りられたという体験談に尾ひれがついて、そのような結果になったのでしょう。
「審査なしでお金が借りられる」というような噂やデマは、決して信じないようにしましょう。
激甘・極甘審査ファイナンスの正体
瞬即naviの場合と同じように、「キャッシングが通らないなら激甘・極甘審査ファイナンスを利用しよう」ということが、まことしやかにささやかれています。
しかし、インターネット上でどこをどのように検索しても、「激甘・極甘審査ファイナンス」というような業者はヒットしません。
それもそのはずで、激甘・極甘審査ファイナンスというのは、実在する業者の名前ではなく、「非常に審査の甘い業者」のことを指す「概念」のようなものだからです。
考えてみれば「闇金」も、そういった名前の業者が存在するわけではなく「金融庁に届け出を行わずに違法に融資を行っている業者」の総称ですよね。
つまり、激甘・極甘審査ファイナンスと闇金は、ほぼ同じものを指すと考えていただいて間違いありません。
街金と闇金の見分け方
闇金と同じような言いかたに「街金」がありますが、街金は「街中で融資を行っている業者」のことで、あくまでも正当な業者です。
つまり街金は「利用しても大丈夫な業者」、闇金は「利用してはいけない業者」ということになりますが、両者はどのように見分ければいいのでしょうか。
街金は、金融庁に届け出を行って事業を行っているため、「貸金業登録番号」を交付してもらっており、それをホームページのどこかに記載しています。
つまり、ホームページ上に貸金業登録番号が記載されていれば、その業者は十中八九真っ当な業者と考えて間違いありません。
十中八九というのは、まれに闇金の中に、でたらめだけれどもそれっぽい番号やすでに廃業している業者の番号を、ホームページ上に記載して「正規の業者でござい」というようなフリをしているところがあるからです。
「貸金業登録番号はあるけれど、なんとなく怪しいな…?」というような業者に出くわした場合は、その番号を金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で調べてみるといいでしょう。
そこで情報がヒットしなければ、その業者は正規の業者ではないということになります。
街金と闇金は似ているようでまったく非なるものであり、利用していいかどうかも完全に真逆なので、両者をきちんと判別するための術は、知っておきたいところですね。
審査不要のキャッシングやローンで安全なものは無い
ネット上では、「審査不要で借り入れできる」として、いくつかのサービスなどの名前が挙げられています。
しかし、そういったものがいかに危険かは、ここまで取り上げてきたもののすべてが審査ありきで融資を行っていることからも、お分かりいただけるでしょう。
審査不要のキャッシングやローンなどの危険性について、考えていきましょう。
個人貸し掲示板のリスク
中小消費者金融からも借り入れできない人が、闇金を利用する前に頼るのが個人間融資掲示板でしょう。
個人間融資掲示板は、お金を貸したい人とお金を借りたい人のマッチングをする掲示板です。
ただし、個人間融資掲示板は、特に女性が利用する場合には、多くのリスクを伴う可能性があります。
当サイトの執筆者の1人である、桂馬さんの友人の女性が個人間融資掲示板を利用して、2万円を借り入れることに成功したことがあるそうです。
しかし、この話には続きがあり、後日女性が再度5万円借りたいと同じ貸主に連絡したところ、貸主からわいせつ画像の送付を要求されたそうです。
それを拒否したところ、貸主は執拗なストーカー行為をするようになり、恐怖を感じた女性は警察へ相談することになりました。
ネット上の個人間融資のクチコミを見ても、トラブルが起きた、という書き込みがかなり多く見られます。
利用するかどうかの判断は任せますが、犯罪リスクが高いことは理解しておいてください。
ソフト闇金も結局はヤミ金
先ほど、闇金は危険だから利用してはいけないと説明させていただきましたが、世の中には「ソフト闇金」を自称する業者もいます。
「闇金よりはソフトだから安心して利用してくださいね」と言っているつもりなのだとは思いますが、結局のところ闇金であり、違法な業者であることに変わりはありません。
今日もソフト闇金逮捕ってニュース流れてたw
— どっかの社長 (@hk_tokyo555) 2018年11月28日
こういったツイートからも分かるように、悪質な存在であることは間違いないので、「ソフト」という言葉にだまされないように注意しておきましょうね。
「借りて振り込め」と指示する業者はブラック
電信柱や求人広告等に小さく書かれている「お金貸します」の文字。
これもほぼ100%の確率で怪しいと思って間違いありません。
記載されている電話番号に電話をかけると「○○に電話をかけて10万円借りて、××に振り込んで下さい」といった指示をされることがあります。
指示通りに行動するなら借金のために借金を重ねる生活に突入していきますので、絶対に関わらないで下さいね。
返済不要の即振込メールはすべて詐欺!
何かに応募した記憶もないのに、「1,000万円を即振り込みます」のような嬉しいオファーが来ることがあります。
冷静に考えれば分かりますが、見知らぬ人に何の見返りも無しに「1,000万円あげる」ということ自体あり得ないことです。
「節税のために、今すぐ受け取ってくれる人を探しているんです」、「損金処理ができないと追徴課税があるので、あなたに受け取って欲しいんです」と色々と理由をでっちあげるかもしれませんが、そんな話、本当だと信じられますか?
収入が多くて損をするということはない
確かに日本は税金の高い国です。
所得税の税率は収入が増えるほど高くなりますが、1,000万円稼ぐ人よりも2,000万円稼ぐ人の方が手元に残るお金は多いですし、2,000万円稼ぐ人よりも3,000万円稼ぐ人の方が手元に残るお金が多くなります。
ですが、所得税でも最高税率は45%ですし、少なくとも稼いだお金の半分は手元に残しておくことができるのです。
「節税のためにお金をもらってほしい」というような状況には、絶対にならない仕組みになっているのです。
税金として収めるよりは寄付をする?
特定の条件を満たせば寄付金を所得控除もしくは税額控除に利用することができます。
最大、寄付金の金額から2,000円を引いた残額を控除することができますので、金銭的負担が少ない状態で寄付をすることは可能です。
だからと言って、寄付をすることで、手元に残るお金が増えることや寄付額以上に税金を減らせることはあり得ません。
お金の使い道に困って寄付をする人もいますが、金銭的に得をしたいために寄付をする人はいないのです。
即振込メールの狙いは口座からの違法引出
善意から、また、節税等の何らかの理由から、多額のお金を見知らぬ他人にプレゼントする人は絶対にいません。
そのような「即あなたの口座に1,000万円振り込みます」というメールを送ってくる人の狙いはただ1つ。
あなたの口座から違法にお金を引き出したいのです。
個人情報から口座の暗証番号を聞き出す
即振込メールに返信すると、「お金を振り込むために振込先の口座番号を教えてほしい」というメールが届きます。
このメールにあなたが律儀に口座情報を教えると、次は「生年月日は?」、「電話番号は?」というメールが矢継ぎ早に届きます。
いずれも口座の暗証番号を知るための方法で、あなたが生年月日や電話番号を教える度にネットバンキングにアクセスして暗証番号と思われる番号を打ち込み、口座からお金を引き出そうとするのです。
あなたの口座の暗証番号が、生年月日や電話番号などと無関係なもののときは、口座からお金を引き出すことができませんので、さらなる個人情報(時にはストレートに「暗証番号を教えてほしい」と言われるかもしれません)を聞き出そうとするでしょう。
個人情報を渡さないことが鉄則
「お金を差し上げます」、「お金を即振り込みます」などの詐欺メールは、徹底的に無視して下さい。
うっかりと返信してしまうと、「早く口座番号を教えて」、「郵便番号は?生年月日は?」と、何度でもあなたの口座からお金を引き出すための情報を得ようとメールが送られて来ます。
また、詐欺集団たちがすでにあなたの口座番号や生年月日などの情報を入手している可能性もありますので、銀行口座のパスワードには推測されやすい数字の配列を使わないようにしてください。
審査を避けたい理由がブラックである場合
審査がないところを探している理由が、「できれば審査がないほうがラク」というような漠然としたものではなく、「審査があるところだと確実に審査落ちになってしまうから」という人もいます。
それは、信用情報にキズが付いてしまっている、いわゆるブラック属性の人です。
ブラックの人が融資を受けたい場合には、どうすればいいのでしょうか。
ブラックでも借りれるのは中小消費者金融
ブラックの人は、確かに本人たちが想像している通り、大手消費者金融や銀行カードローンの審査に通過することは、まずありません。
しかし、中小消費者金融であれば、ブラックの人でもお金を借りられる場合があります。
と言うのも、中小消費者金融では、属性と信用情報のみから審査の通過可否を決定するのではなく、よりいろいろな情報を加味したうえで、判断してくれるところが多いからです。
そのため、たとえブラックの人であろうとも、現在きちんとした定職に就いており、継続的な収入があって返済能力に問題なしと判断されれば、融資を受けられる可能性があります。
ブラックの人は、審査なしでお金を借りられるところを探すのではなく、中小消費者金融に申し込むことを検討してみるといいでしょう。
どうしても審査なしでお金を借りたいなら
ただし、中小消費者金融でも審査を行う以上、やはり審査落ちになってしまう可能性はあるでしょう。
どうしても審査なしでお金を借りたいという場合には、以下のような方法が考えられます。
家族や知り合いから借りる
「審査」という過程が発生するのは、事業として融資を行っているような金融機関から、お金を借りようとしているからです。
家族や知り合いからお金を借りる場合には、そもそも審査など行う必要がありません。
「ちょっと今お金厳しいから貸してくれない?」「えーしょうがないけどちゃんと返せよ!」「分かった分かったありがとう」、口調はともかく、このようなやり取りだけでお金を借りられるはずです。
家族や友人・知人からお金を借りる場合に、「属性」とか「信用情報」」とかは関係ありませんからね。
ただし、お金の問題は、人間関係を容易に壊しうる問題でもあります。
お金を借りた後は、お金に余裕ができ次第できるだけ速やかに、借りた相手に返済を行うことを心がけましょう。
少額必要なら審査なしのバンドルカード
必要なお金が少額なのであれば、バンドルカードを利用するというのもオススメです。
バンドルカードとは、専用のアプリで発行できるプリペイドカードのことで、国際ブランドとしてVisaが付与されています。
プリペイドカードなら、事前にチャージしなければならないから意味がないのでは?と思われるかもしれませんが、なんとこのバンドルカードには、「ポチッとチャージ」という後払い式のチャージ方法があるのです。
このポチッとチャージを利用すれば、20,000円を上限としてバンドルカードにお金をチャージできます。
お金を必要な理由が、お店の支払いを行わなければならないからで、そのお店がVisa加盟店なのであれば、バンドルカードで支払いを済ませるだけでOKです。
「支払い手段」が欲しいのではなく、あくまでも「現金」が欲しいというのであれば、チャージしたお金を用いて、amazonギフト券などの現金化を行うという方法もあります。
プリペイドカードなのに後払いとは、支払いかたの概念が崩れていっている気もしますが、ここは便利なサービスを素直に享受しておくといいでしょう。
緊急なら警察でもお金を借りられる
警察には、公衆接遇便消費というお金の貸付制度があります。
財布を落とした場合など、緊急を要する人に対して貸付する制度です。
警察署、地区交番、駐在所等にて利用できる制度で、貸付する条件は以下の4つと決まってます。
- 外出先で所持金を盗まれる、または紛失した
- 行方不明者等の保護にあがり、応急的な措置が必要
- 行路病人の保護、または交通事故等による負傷者の救護により処置が必要
- その他公衆接遇の適正を期すため必要とする経費
上限は定められていませんが、留意事項に「1人に対する貸出額が1000円を超える場合、事務担当者に報告して承認を得る必要がある」という旨の記載があることから、あまり大きな金額の借り入れはできないようです。
なお、借りたお金は以前だと同警察署へ返済する必要がありましたが、現在では自宅最寄りの警察署にて返済してもよい、と変更があったようです。
参考URL:公衆接遇弁償事務取扱要綱の制定について
ゆうちょなら審査なしで即借り入れできるって本当?
ゆうちょ銀行では、総合口座で管理する担保定額貯金や担保定期貯金を担保とした、自動貸付を行っています。
通常貯金の残高を超える金額の引き落としが発生した場合には、その不足分を自動的に貸し付けてもらえるような仕組みになっています。
貸し付けてもらえる金額は、預入金額の90%を上限としていますが、どれだけ多くの金額を預け入れているとしても、1つの総合口座につき300万円までが限界です。
貸付金額および貸付利子の相当額を通常貯金に預け入れることで、自動的に返済ができるので、お金が無くて困っているときには、非常に頼りになる制度でしょう。
確かに審査なしで借り入れはできますが、ここまでの話はすべて「無担保無保証のローンで」という前提がありました。
ゆうちょ銀行の自動貸付は、担保を取ったうえでの貸付なので、そういったものとは少し別のものだと考えておいていただくといいでしょう。
金融業者の審査が通らない人に役立つ公的制度
金融業者の審査に通らない場合は、親や友人・知人からお金を借りればいいということをすでにお伝えしていますが、それ以外にも、公的制度を利用するという方法も考えられます。
お金がない場合に利用できる公的制度としては、以下のようなものが挙げられます。
生活福祉資金貸付制度
市役所は、お金を貸してくれるような施設では、決してありません。
しかし、市役所にて社会福祉協議会の「生活福祉資金貸付制度」の申し込みを受け付けています。
「生活福祉資金貸付制度」とは、低所得者や高齢者などの経済的に厳しい人を支援する制度です。
貸付制度は大きく分けて4つ存在します。
- 総合支援資金:生活支援費、住宅入居費、一時生活再建費
- 福祉資金:福祉費、緊急小口資金
- 教育支援制度:教育支援費、就学支度費
- 不動産担保型生活資金:不動産担保型生活資金、要保護世帯向け不動産担保型生活資金
融資までのスピードは約1ヶ月で、融資は最大580万円まで可能です。
金利は1.5~3%と非常に低く、保証人をつけることで無利息での融資も可能です。
なお審査基準は厳しく、借金が多い人、収入0の人は審査落ちすることが多いとされています。
興味がありましたら、以下のページで確認ください。
母子父子寡婦福祉資金貸付制度
利用できる人は限られますが、母子父子寡婦福祉資金貸付制度も、お金に困っている場合には頼りになる制度の1つです。
20歳未満の児童を扶養している、配偶者のいないかたであれば、融資を受けられます。
厚生労働省が所轄している制度ですが、申請や問い合わせは、地方公共団体の福祉担当窓口にて行えるようになっています。
資金の種類は、生活福祉資金貸付制度よりもさらに多岐に亘っており、「生活資金」「住宅資金」「就学支度資金」など12個もありますので、用途に沿った資金を選んで申し込むようにしましょう。
失業保険や求職者支援制度
失業している人であれば、失業保険や求職者支援制度を利用することで、当座のお金を確保できるでしょう。
失業保険は、自己都合退職なのか会社都合退職なのかによって、お金が支給されるタイミングが異なりますが、失業時のセーフティーネットとも言える制度です。
求職者支援制度は、利用するためには本人や世帯の収入などで一定の条件を満たす必要がありますが、職業訓練によるスキルアップを通じて早期の就職を目指すための制度です。
どちらも、利用するためにはハローワークでの手続きが必要なので、失業してしまったらまずはとにかくハローワークに行って、当面の食い扶持を確保しておくのがいいでしょう。
傷病手当金や高度医療費払い戻し制度
ケガや病気などが原因で働けない、もしくは入院・通院などでお金が必要になるという場合にも、利用できる制度はいろいろと用意されています。
ケガや病気が原因で働けない場合には、会社に(正確には保険協会に)傷病手当金を申請するといいでしょう。
働けてない期間でも、働いている場合の約2/3のお金の支給を受けられます。
筆者も、会社勤めをしている際に、病気で長期間働けない期間があったのですが、その際には傷病手当金にずいぶん助けられたものです。
また、入院・通院でお金がピンチの場合には、高額医療費の払い戻し制度が利用できます。
保険に入っている限り、個人が1ヵ月に負担しなければならない金額の上限は決まっており、高額医療費払い戻し制度を利用すれば、支払いすぎている分のお金が戻ってきます。
ただし、実際にお金が戻ってくるのは、数ヵ月後になるので、その間は別の方法でお金をなんとかやりくりしておかなければなりません。
支払わなければならない医療費が高額になりそうだということが、あらかじめ分かっているのであれば、限度額適用認定証を利用することで、支払わなければならない金額を超過した分は、支払わなくてもよくなります。
いろいろな制度があるので、自分が利用できる・利用しやすい制度を、臨機応変に利用することが重要ですよ。
審査なし&即借り入れOKな金貸しを探す前に
審査なしで即日融資を行ってくれそうな業者を探しているという時点で、かなり切羽詰まっているのは間違いないでしょう。
そのような状態になってしまったら、単純に「お金を借りる」という方法以外で、なんとか事態を打破できる方法を考える必要があります。
具体的には、以下のような方法が考えられるでしょう。
日払いバイトを探す
お金を得るためのもっとも真っ当な方法といえば、「働く」ということになりますが、普通の仕事やアルバイトでは、働いたその日にお金をもらえるようなことはほとんどありません。
そこで活躍するのが、日払いのバイトです。
日払いのバイトの場合、働き終わった後にそのまま手渡しでその日の分の給料をもらえることが多いので、すぐにお金を手に入れたい場合には、非常に重宝します。
仕事の種類も、単純作業からデータ入力・イベント会場の人員整理など、非常に幅広い内容で募集されているので、自分ができそうな内容の仕事を選んで応募できるのも魅力です。
自営が安定してない時期の日払い歩合のバイトほんと助かる(○´д`○)
— roi@ヘボSniper(´-ω-`) (@roi_elna) 2018年02月23日
日払いのバイトは、いろいろな場面で活躍するので、緊急でお金を得るための手段として、ぜひ覚えておくといいでしょう。
おまとめローンに申し込む
すでにいろいろなところからお金を借りていて、その返済のためにお金がないというのであれば、お金を得ることよりも、まずはその借り入れを見直すほうが先決かもしれません。
毎月の返済が家計に重い負担を与えているというかたは、おまとめローンを利用して債務を一本化することで、現状が改善される可能性があります。
おまとめローンを利用しても、抱えている借金の総額自体は変わりませんが、適用される金利や毎月の返済金額などが軽くなる可能性が高いため、結果として返済を楽にできるのです。
お金を得られるわけではないので、生活が直接的に楽になるわけではないかもしれませんが、他の方法と組み合わせて利用すれば、効果はより大きくなるでしょう。
債務整理を考える
抱えている借金の額が大きすぎて、ちょっとしたお金を得たり、借金をまとめたりするぐらいではにっちもさっちもいかないような状態になってしまってるのであれば、思い切って債務整理を考えてみましょう。
債務整理を行えば、借金の利息や元本をある程度カットしてもらえるので、返済負担がグッと軽くなり、生活を立て直すきっかけになります。
債務整理には、任意整理・特定調停・個人再生・自己破産の4種類があります。
いずれにもメリット・デメリットがあり、自身の置かれている状況に適した方法を選択しなければ、支払ったリスクに対してリターンが見合わないということになってしまいかねません。
債務整理を行う場合には、弁護士や司法書士など、その道のプロに相談しながら進めていくのがいいでしょう。
無審査でお金を借りるのはムリと心得て!
無審査でお金を借りようというのが、どれだけ無謀なことかということがお分かりいただけたでしょうか。
審査は、事業として融資を行っている立場からすれば、欠かすことのできない重要な過程です。
そのことをきちんと理解していれば「無審査で融資を行います!」というような広告・謳い文句が、いかに危険かということが分かるでしょう。
融資を受けるためには審査は避けては通れない、ということをしっかりと頭に叩き込んでおいてくださいね。
※株式会社モビットは2017年12月1日に社名を株式会社SMBCモビットに変更しました。
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