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退職金を運用する前に必ずチェックすべき3つのこと

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決定

「退職金が入ったので運用しようと思い、とりあえず銀行に行ってきました」とAさん。「で、窓口の方が丁寧に応対してくださって今こんなものを持っているのですが…どうでしょうかね」と続けて商品名がズラリと並んだメモ書きを見せてくださいました。

Aさんのメモ書きにある商品の善し悪しを判断する前に、チェックすべき大切なことがあります。それは、Aさんの「リスク許容度」。値動きする商品への投資は、利益が出る可能性がある反面、損失が出る可能性も必ずあります。

リスク許容度を知るためには、どのようなことをチェックしたらいいのでしょうか。

チェックすべきこと1 ゆとり資金のチェック

まず、今後の生活費や保有資産、加入している保険などを洗い出して、キャッシュフロー表を作成しましょう。

キャッシュフロー表とは、今後のお金の出入りを一覧表にしたもので、「未来の家計簿」のようなものです。よく分からないという場合は、収入を少なめに、支出を多めに見積もっておくと安心です。

キャッシュフロー表の作成方法は、FP協会のサイト(下記リンク)に掲載されています。

■日本FP協会公式サイト:「キャッシュフロー表の作成方法」

【Aさんのキャッシュフロー表】

退職後のリタイアメントプランの場合、長めに100歳位まで作成しておくと安心でしょう。少なくとも平均寿命までは作成しましょう。さまざまな考え方はありますが、最後の貯蓄残高がプラスである場合、その金額が「ゆとり資金」と言えます。

最後の貯蓄残高がマイナスである場合、支出を減らしたり再雇用などを利用したりして収入を増やすなどの工夫をしないと借入が必要になると予想されます。仮に減ったとしても生活に支障を来たさない予定である「ゆとり資金」は、損失が出る可能性がある反面、利益も出る可能性のある商品で運用する価値があります。

とは言え、どれだけ「ゆとり資金」があっても投資に向いていない場合もあります。

チェックすべきこと2 心理面のチェック

次に確認すべきことは、心理面でのリスク許容度です。

「ゆとり資金」であっても、損失が出た場合にハラハラしてストレスを感じたり、嫌気が差して冷静な判断を下さないままに安く売却したりする可能性があるか否かということです。「冷静な判断」は、損失が出た時と同様に利益が出た時にも必要です。

利益が出ると、“もっと利益を”と期待し続けて売却するタイミングを逃し、気付けば損失に転じていたということもあります。「冷静な判断」をするためには、マイルールを作っておきましょう。

例えば、〇円になったら購入する、〇%の利益が出たら売却して利益確定する、〇円の損失が出たら売却して損切りをする、などのように、迷うだろうと予想できる場面での判断軸を自分なりにある程度決めておきましょう。

リスク許容度別の運用方法

ゆとり資金があり、心理面でも準備OKな場合、リスクを取った運用にチャレンジしましょう。

心理面では準備OKなものの、ゆとり資金がない場合、今後使う予定の資金をいつ使うのかによって分類してみましょう。10年以内であればリスクを取らない方が無難でしょう。

10年超であれば、多少のリスクを取ってもいいでしょう。なぜなら、仮に損失が出たとしても回復させる時間があるからです。心理面での準備が整っていない場合、無理に運用しなくてもいいでしょう。

とは言え、世の中には投資ムードが漂っていて投資をしないのも落ち着かない、という場合、バーチャルで投資の練習をしてみましょう。

金融機関などが、スマホアプリやパソコン上で、実在する株式で売買を体験できる機会を提供しています。バーチャルで体験してみて、実際にできそうだと感じたらチャレンジしてみましょう。

チェックすべきこと3 商品のチェック

ここまで確認したら、ようやく商品を選択する番です。

どのような商品かを調べるのにとても便利なサイトが、「モーニングスターウェブサイト」という金融情報サイトです。

■モーニングスターウェブサイト

気になる商品名を検索すると情報がたくさん出てきますが、最初は商品名の近くにある★の数(総合評価)と、リスクメジャーを中心に確認しましょう。

商品に対する特別なこだわりがない場合、★の数が多い商品を選んだ方がいいでしょう。

また、リスク許容度が高い場合は、リスクメジャーが平均的以上の商品を選びましょう。損失が出る可能性もある反面、大きな利益が出る可能性もあります。リスク許容度が低い場合は、大きく値動きしないようにリスクメジャーが平均的以下という商品を選択しましょう。

退職金の運用方法

退職金で運用を始める前に、ご自身のリスク許容度を資金面と心理面から確認しておきましょう。その上で、勧められた商品についてはその場で購入せずに、必ずご自身で商品について調べてみてください。

最適な退職金の運用方法は1人1人異なります。商品の特徴だけで判断するのではなく、運用に対する自分の軸を作ってから大切な退職金の運用を始めてみてください。

お金の教室 おさいふほんわか心もほんわか 代表
国分さやか

創価大学教育学部を卒業後、旧日本興業銀行の保険代理店や政府系金融機関に従事。

“得をする方法を知りたい!”という一般生活者が多いものの、実は金融知識の不足から損をしている場面、しかも損をしていることにすら気付かない場面があまりに多い現実に問題意識を抱く。
これを解消することを決意し、金融教育に携わる仕事を希望してFPの資格を取得。

金融資産を増やすことだけでなく、幸福度数も増えることを大切にしている。

現在、個人相談業務と並行して、金融の基礎知識を学ぶためのセミナーやFP資格講座、高校・大学、企業への出張講義などで活動中。

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