積立投資が人気の投資信託ですが、デメリットも把握しておきましょう

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投資信託のつみたて投資が流行っている

つみたてNISAの口座開設数が2018年12月末の時点で100万口座を超えるなど、投資信託を用いた投資が徐々に広がりを迎えて来ています。

確かに投資信託のつみたて投資は、相場状況に一喜一憂する必要もなく精神的にも負担が少ない投資法だとも言えます。

最近になって投資信託を使って投資を始めた方や新たに投資信託を使って投資を始めてみたいと思っている方も多いでしょう。

私もファイナンシャルプランナーとして低コストの投資信託を用いた、つみたて投資を勧めています。

投資信託はメリットばかりが強調されているがデメリットもある

しかし、投資信託には当然、デメリットも存在します。今回はそのデメリットも把握しておきましょう。

投資信託には以下のようなデメリットも存在します。

  • 元本割れの可能性
  • 各種手数料などのコストがかかる
  • 現金化に時間がかかる
  • 希望の価格で売買できない
  • 償還の可能性がある
  • タコ足配当の商品に注意

元本割れの可能性がある

投資信託には様々な種類がありますが、それぞれにリスクを抱えています。

リスクと言うと悪いことのイメージを浮かべると思いますが、投資信託のリスクと言うと厳密にはどれだけ基準価格が上下するかという意味となります。

主要なリスク要因としては、価格変動リスク、為替変動リスク、信用リスク、金利変動リスクなどがあります。

上記の各種リスクの影響で購入価格より基準価格が下げれば元本割れをするケースも有り得るということです。

各種の費用がかかる

投資信託を購入し保有するのにも様々な手数料がかかります。

購入時に購入時手数料がかかります。

銀行や対面で取引する証券会社などでは3%程度の購入時手数料を取られるケースがあります。

もっとも商品によって購入時手数料も違います。

インデックス型投資信託では低い傾向にあります。

インターネット専業証券などでは商品によって購入時手数料を取っていないケースも見られます。

そうした購入時手数料無料のことをノーロードと呼びます。保有する際には信託報酬がかかります。

この信託報酬は投資信託が儲かっていようが損をしていようが毎営業日、残高から引かれていきます。

インデックス型投信が人気なのはこの信託報酬がとても低いので余計なコストがかからず投資成績を押し上げるからです。

また換金時に信託報酬留保額がかかる商品もあります。

投資信託の仕組みが複雑になるほど購入時手数料も信託報酬も高めになりがちです。

コストが高いから運用の上手い優れた投資信託とは言えず、その分のコストを回収できる投資成績を必ずしも上げられるとも限りませんので注意が必要です。

ノーロード(購入時手数料無料)で信託報酬も低いインデックス型投資信託が「つみたてNISA」の商品に指定されているのはそのような理由もあるからです。

現金化に時間がかかる

急に大きな額の現金が必要になったけれど手元に現金がないので投資信託を解約しようとしたとします。

しかし、解約の申し込みをしてもすぐに現金化できる訳ではありません。

株式は売却後、4営業日後に現金化されますが、国内の資産に投資する投資信託もそのような期間がかかります。問題は外国資産に投資する投資信託です。

外国資産に投資する投資信託の場合は現金化できるまでに通常の投資信託より長い時間がかかりますので注意が必要です。

特に間に土日休日を挟むとその分、現金化に時間がかかりますので気をつけましょう。

希望の価格で売り買いできない

ETF(上場投資信託)は取引所に上場されているので自分の希望する価格で売買することが可能ですが、通常の投資信託は注文価格を指定することはできません。

従っていくらで売買できたかは注文時点ではわかりません。

償還の可能性がある

投資信託の中には投資期間が設定されている商品もあります。

例えばそれが10年なら投資信託を設定して10年後に償還を迎えることになります。

また一定の残高を維持できないなどの理由により途中で償還されてしまうこともあります。

含み損を抱えているのに突然、償還を迎えてしまうのはとても痛いです。

償還のリスクにも十分、気を付ける必要があります。

タコ足配当に気をつけよう

毎月分配金が出るタイプの投資信託があります。

しかし、中には元本を取り崩して配当に回している投資信託も見られます。

運用益から出る分配金を「普通分配金」というのに対して元本を取り崩して分配されるものを「特別分配金(元本払戻金)」と呼びます。

特別分配金は自分の資産を分配に回しているだけです。こういう商品には特に気をつけた方が良いでしょう。

以上のように投資信託の持つデメリットを説明してきましたが、投資信託そのものはとても良くできた商品です。

特に「つみたてNISA」の対象になっているインデックス型投資信託はあなたの資産運用で大きな力を発揮すると思います。

一方、元本割れの可能性があるのも事実です。

そのリスクを軽減するためにも毎月、定期的に、つみたて投資をしてドルコスト平均法を活用することが有効だと言えます。

ドルコスト平均法とは基準価格が安い時に多く購入でき、一方、高いときには少なく購入することによって購入価格を平準化することが可能です。

ただドルコスト平均法が完璧な投資方法とも言い切れません。

上げ下げを繰り返しながら右肩上がりの相場の時は効果を発揮しますが、長期的な下げ相場の時はそれほど有効ではありません。

投資信託のつみたて投資というとドルコスト平均法の有効性をあげる専門家も多いのですが、ドルコスト平均法の正しい意味を知っておかないとそれも投資信託による投資のデメリットになりかねないです。

投資信託の持つメリット、デメリットの両方を把握して投資をしたいものです。

ファイナンシャルプランナー
宮木 裕二

宮木FP事務所代表。 ファイナンシャルプランナー(CFP)、1級FP技能士、証券アナリスト(CMA)。 大学卒業後、インターネット専業証券に勤務した経験をもとに主に投資信託を用いた資産運用のアドバイスを行う。 保険を含めた金融商品の仲介や販売はしないFPとして活動中。 自らもNISA、つみたてNISA、iDeCo(個人型確定拠出年金)を活用して投資信託を用いた、つみたて投資を実行中。 一方で日経平均先物やオプション、FX、株式の信用取引などの経験もあり金融取引を幅広く経験している。
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