借金の一括返済をしてもカードローンの利息は戻らない

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ローンと一括返済は、密接な関係にあります。

しかもその関係はとても繊細で微妙です。

ローンの種類によっては利息が戻る場合もあるし、またはカードローンのように利息が戻らないこともあり、利息の戻りを期待していると思惑が外れてしまうことがあります。

この記事はこんなひとにおすすめ

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • 借金の一括返済を検討している人
  • 一括返済をする時の注意点を調べている人

一括返済するとお得?

一括返済するとお得?
思わぬ臨時収入が入った場合、とたとえ預金したとしても、マイナス金利時代の現在において銀行へ預けたところで、利息は期待できません。

それくらいなら、金利が預金金利よりも高いローンの返済にあてたほうが得なのではないか、と多くの人が思うことでしょう。

金利が低い住宅ローンといっても、1%台から2%台であることが多いですよね。

預金金利はスーパー定期預金などを利用しても年0.1%未満という金融機関がほとんどです。

それなら銀行に預けておくよりも、ローンの一括返済をしたほうが得だと思うのは当然です。

もしかして「利息が返ってくるのではないか」という期待も膨らみます。

しかし本当に借金を一括返済することが、お得になるのでしょうか?

利息の戻りが期待できるローンは

利息の戻りが期待できるローンは
ローンといってもいろんな商品があります。

大型ローンなら住宅ローンや自動車ローンが代表的となるでしょう。

小型のローンなら教育ローンやフリーローン、カードローンが主ですね。

よく話で聞くことに「利息の戻りがある」ということがありますが、利息の戻りとは何でしょう?

利息の戻りとは、あらかじめ決められた回数で返済することを約束し、利息返済額を均等に割り当てて計算した「アドオン方式」で支払っている場合です。

途中で残金を一括返済したときに「利息の戻り分」として、利息の一部が返金されることがあります。

多様な返済方式を知る

返済方式には、大きく分けて次の方式があります。

元金均等払い

元金均等払いとは、毎月返済する元金分の金額を一定にして、利息分を合計した金額を支払う方式です。

比較的借り入れ額が小さく、返済期間が短い契約に用いられることが多いです。

たとえば10万円の商品を購入し、毎月元金分を2万円ずつ返済すれば、返済回数は10万円/2万円=5回となりますね。

実際返済する際には、2万円に利息分を追加した金額を支払います。

利息額は借り入れ残金に対してその都度計算されますので、返済当初は利息が多く、返済するにしたがって利息が少なくなるのが特徴です。

元利金均等払い

元利金均等払いは大型ローンの契約で利用されることが多く、住宅ローンや自動車ローンは元利金均等払いとなることが多いです。

元利金均等払いとはその名の通り、元金と利息の合計額を一定にして返済する方式です。

返済金額が毎月同額となるため、返済計画を立てやすいです。

前述の元金均等払いとは違い、10万円の商品を元利金均等払いで購入、毎月2万円ずつ返済したとしても、返済回数は5回で終わることはありません。

なぜなら、返済額の2万円の中に利息分が含まれるからです。

元金均等払いは利息分を別に加算しますが、元利金均等払いは利息分を含める形となります。

アドオン方式

あまり聞きなれない返済方式です。

簡単に言えば返済回数を先に決めてしまい利息額を計算します。

計算した利息額を元金に加算して返済回数で割った金額が、毎月返済する金額となります。

たとえば10万円の商品を10回払いで購入したとして、その利息分が1万円だとすれば(10万円+1万円)/10回=11,000円が返済金額となります。

返済金額が比較的わかりやすいため、テレビショッピングなどの商品購入に用いられることが多いです。

他にも返済回数が決まっているという点では、クレジットカードの分割払いや自動車ローンにも一部使われていることがあります。

リボルビング払い

リボルビング払いは確かに返済方式のひとつではありますが、厳密に言うと元利金均等払いと違いはありません。

リボルビング払いはカードローンの返済によく利用され、利用枠内で何度でもお金の出し入れができるという、どちらかといえば返済方式というよりも契約方式といったほうがいいでしょう。

よって、リボルビング払いは利用している限り「いつまでに返済しなければならない」という最終期限が原則的にありません。

返済回数も利用の都度変わってしまうため、何回で返済しなければならないという考えかたがありません。

以上のように、返済方式には様々な形態があります。

さて、この中で利息の戻りが期待できる返済方式はどれなのでしょうか。

答えはアドオン方式です。

他の方式は利息の計算を毎回借り入れ残金に対して行うため、利息金額がその都度微妙に異なってきます。

しかしアドオン方式は、金利計算を返済回数で先に計算します。

前もって計算してしまうため、途中で残金の一括返済を行うと返済回数が短くなったことになります。

返済回数が短くなれば、当初計算した金利では利息制限法をオーバーする可能性があります。

そのため一括返済した場合、払いすぎた利息分が戻ってくるという現象が起きるのです。

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住宅ローンや自動車ローンの一括返済

住宅ローンや自動車ローンの一括返済
住宅ローンや自動車ローンの一括返済は金額が大きいですから、一括返済でなく一部入金でも、その後の金利負担を軽減させられます。

ただし金融機関によっては、予定していた金利が入らないことになり、あまりいい顔をしないことも少なくありません。

契約の変更もしなければならず、手間がかかるようですね。

しかし支払う側にとっては、返済期間は短ければ短いほどよく、金利負担は少ないことに越したことはありません。

多少嫌な顔をされてもアナタにとって有利になるのであれば、はっきりと「一括返済したい旨」を伝えましょう。

住宅ローンについて

住宅ローンについて
住宅ローンの一括返済は、それぞれの金融機関によって多少計算の方法が異なります。

金利方式も固定型や変動型、またはハイブリッド型など様々な金利タイプがあります。

当然のことながら住宅ローンの残額を一括返済する場合、借り入れ残金がいくらになるのかを金融機関で確認し、相談しなければなりません。

いつ返済するのか、その日もはっきりさせなければなりません。

一括返済する日によって、利息の額も変わってくるからです。

相談する場合は、確実に返済できる日にちで計算してもらいましょう。

一度計算してもらったのに、約束した日に返済ができないと、再度計算しなければなりません。

今後も銀行とお付き合いしていくのなら、お互い不利のないような話し合いをするべきです。

また、住宅ローンは返済方式がアドオン方式ではないことが多いため、一括返済したからといって利息の戻りは期待できません。

住宅ローン控除との関係

住宅ローンの残額を一括返済するときに考えたいのは、住宅ローン控除が終わっているのかどうなのかです。

残っているとしても、控除される金額と一括返済することによって減額される利息の差額を見比べなければなりません。

住宅ローン控除は10年間にわたって住宅ローン残高の1%を上限として、所得控除を受ける制度です。

所得控除で使えなかった分は住民税に回すこともできますので、ローンを組んだばかりの人にとってはありがたい制度です。

住宅ローン控除がまだ残っている状態で一括返済するなら、あといくら控除できるのか、税理士などに相談することをおすすめします。

素人でも決して計算できなくはありません。

やろうと思えば誰でもできることですが、万が一計算間違いをして一括返済したよりも控除額の金額のほうが多かったとなれば、結局損をしてしまいます。

◆国税庁 住宅借入金等特別控除

手数料や抵当権抹消手数料

ほとんどの金融機関では、住宅ローンの一括返済をすると手数料がかかります。

金額は金融機関によって異なります。

本来入るべき利息が少なくなるわけですね。

金融機関はできるだけ損をしないように、「手数料」という名目でペナルティを取るようです。

おそらく契約するときには、一括返済や繰り上げ返済についての説明があったと思います。

支払った年数何年以上ならいくら、何年以下ならいくらのように説明され、金額は数万円かかることになるでしょう。

また住宅ローンを組む際に、抵当権を設定されましたよね。

一括返済をしてしまえば、抵当権の抹消手続きをしなければなりません。

契約通りに返済した後であれば、抵当権の抹消手続きは銀行が費用の負担をしますが、途中で一括返済したときの抹消手続き費用は、借り入れた側が負担しなければなりません。

アナタが法務局で抹消手続きをするのなら数千円の費用ですみますが、司法書士に依頼したとなれば10万円前後の手数料を負担することになるでしょう。

・住宅ローン控除額が残っているかどうか
・控除額が残っているならその金額
・一括返済手数料
・抵当権の抹消費用

以上の項目を比較することが必要ですね。

一括返済することで浮いてきた利息分と、控除額や手数料、及び抹消手続き費用と見比べなければなりません。

住宅ローンを一括返済するくらいの臨時収入で他に資産運用する方法があれば、その方法で得られる利益もどのぐらい期待できるのか、なども考える必要がありますね。

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自動車ローンについて

自動車ローンについて
自動車ローンも、金額によっては毎月の負担が大きいですね。

ローン残額を一括返済することでその後の返済がなくなれば、経済的にも負担が軽くなり、家計に余裕が出てきます。

ローンの残額が多いほど、返済回数が長いほど利息の負担は大きくなります。

臨時収入があれば一括返済を考えたくなりますね。

残高がいくらあるのか確認しよう

車のローンの残高がいくらあるのか、契約したときに、毎月の返済額と残高を一覧表にした「償還表」を受け取っていると思います。

償還表があれば、現在いくらの残額があるのか計算することは比較的容易です。

前回支払った月のローン残金に金利をかけて、返済までの日数を日割り計算した利息を加算することで、借り入れ残高がいくらあるのかの見当をつけられます。

後ほどカードローンの利息計算で具体的に計算してみますので、計算方法を知りたい人はもう少々お待ちください。

しかし、償還表をなくしてしまったという人はどうすればいいのでしょう。

この場合は、ローン会社に電話して残金がいくらあるのか確認すればOKですね。

余裕資金で支払うこと

自動車ローンの返済方法が元利均等払いなのかアドオン方式なのか、どちらで契約したのか確認しなければなりません。

すでにご説明させていただいたように、利息の戻りが期待できるのはアドオン方式だけです。

それ以外の返済方式なら、利息の戻りはありません。

もちろん契約期間中に一括返済すれば、残り回数の利息を支払うことがなく、結果として総支払額は少なくなるはずです。

お得?と言うのであれば確かにお得です。

しかし住宅ローンの項目でご説明したように、臨時収入で返済するのなら、そのお金を運用することによって得られる利益と、自動車ローンを一括返済することによって浮いてきた利息の差額を、見極めることが必要ですね。

どちらがお得になるのか、ある程度検討する余地があるでしょう。

間違っても生活資金を取り崩し、そのお金で一括返済することは避けたいですね。

生活費は毎月かかるお金ですから、それを自動車ローンの一括返済にあてるのは少々無謀というものです。

生活費として使う目的で貯蓄していたのなら、それを使って返済することはやめておきましょう。

何か急な出費が必要になったときに困ってしまいますよ。

冠婚葬祭の中でもお葬式はいつ起きるかわかりませんし、家族が病気で入院することもあり得ることです。

預貯金を使ってしまうと、対応ができなくなってしまいますね。

対応ができないからと言ってカードローンを契約したのでは、自動車ローンを一括返済した意味がまったくなくなってしまいます。

カードローンの金利のほうが自動車ローンの金利よりも高いからですね。

自動車ローンを一括返済するなら、あくまでも余裕資金や臨時収入があったときに考えるようにしましょう。

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カードローンは、何かと使い勝手の良いローンです。

銀行カードローンや消費者金融カードローンは、コンビニのATMから簡単に借り入れができるため、まさにクレジットカード感覚です。

金利が比較的低い銀行カードローンといっても、多くの場合は年14.0%前後、消費者金融カードローンは年18.0%以内です。

住宅ローンや自動車ローンに比べて、金利はかなり高い設定です。

臨時収入があったのならなるべく早く返済したいと考えるのは、皆さん同じでしょう。

カードローンに限らず、借金の返済は毎月あります。

一括返済してしまえば、来月からは返済する必要がなくなりますね。

さて、カードローンの一括返済はお得なのでしょうか?

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利息の戻りはない!

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カードローンの一括返済をすると、利息の戻りがあるのではないかと考える人が結構います。

比較的ローン金額の小さいバイクのローンをアドオン方式で契約する人が多いため、なるほどそう納得できますね。

しかしカードローンの一括返済では、利息の戻りはありません。

利息の戻りは返済方式がアドオン方式に限られます。

ここのところ重要ですね。

カードローンの返済方式は、元利均等方式に基づいたリボルビング払いであることが一般的です。

カードローンでアドオン方式というのはありえません。

なぜなら、返済回数が決まっていないため利息額を計算できないからです。

またカードローンは利用限度額以内なら、自由にお金の借り入れができますね。

アドオン方式では対応できません。

なんだ、利息の戻りはないのか、ちょっとがっかりした人もいるでしょうか。

しかし考えようによってはその後の返済がなくなるのですから、臨時収入で一括返済することは決して損なことではありませんよ。

当初36回払いの返済回数を12回で打ち切ってしまえば、残り24回を支払う必要がありません。

残り24回の支払いには利息分が含まれていますから、確実に「お得」となります。

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無利息期間中なら利息なし

大手消費者金融では、初回利用者限定で「無利息期間」を設けています。

借り入れ日や契約日から30日以内という設定が大半ですが、この期間内では金利計算が行われず、利息が一切発生しません。

そのため、無利息期間内に一括返済してしまえば利息の支払いを行う必要はなく、借り入れた元金のみの返済でOKです。

借り入れた金額を30日以内に一括返済するというのは、なかなか難しいことかもしれません。

ただ、消費者金融の金利は総じて高めの設定になっているので、できれば消費者金融が無利息ローンである間に、完済したいところですよね。

無利息期間内に完済できずとも、できる限りの返済を行っておくことで、実質的な適用金利をかなり引き下げられるので、早めの返済を心がけておくといいでしょう。

知っておきたい利息計算方法

知っておきたい利息計算方法
元金均等払いにしても元利金均等払いにしても、利息の計算方法は基本的に同じです。

カードローンの利用残金が分かっていれば、あといくら払えば一括返済できるのかがわかります。

そのためには、利息の計算方法を知っておく必要がありますね。

簡単に利息の計算方法をご説明します。

◆計算式
・利息額=利用残高x年率/365x利用日数

以上の計算式で、利息額を算出できます。

計算式を見てお分かりのように、利息額は日割り計算となります。

そのため、利用残高に年率をかけたものを1年(365日)でわっています。

そして利用した分の日数をかけるのです。

たとえば30万円を金利年18.0%で15日間利用した場合の計算は、以下のように行います。

・利息額=30万円x年率18.0%/365×15

以上の計算式をもう少し分かりやすくしてみましょう。

・利息額=30万円x0.18/365×15

計算の結果、2,219円が利息となります。

1円未満の金額は切り捨て計算しましょう。

また、支払期間にうるう年が含まれる場合は366日で計算することが多いので、ご注意ください。

返済残額の計算方法とは

返済残額の計算方法とは
返済残額はいくらあるのか、金額を計算するには前回支払った際の領収書があれば、きちんと計算できますよ。

返済方式がリボルビング払いだからといって、難しいことは何もありません。

リボルビング払いは元利金均等方式と変わりがありませんので、前回支払った残金に一括返済するまでの利息を加算してあげれば、それでいいのです。

例を挙げて計算してみましょう。

・前回利用残高:25万円
・金利:年18.0%
・一括返済するまでの日数:10日

以上の条件で計算してみましょう。

計算式は、前項利息計算とまったく同じです。

・利息額=25万円x0.18/365×10

これを計算すれば利息額は1,232円ですから、返済額は251,232円となります。

今回の例では利用残高に端数が入っていませんが、入っていたとしても電卓があれば計算は簡単です。

なお一括返済するまでの日数は、返済した翌日から返済日までの期間となります。

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カードローンセンターに訊いてみる

前回支払った際の利用残高がわからない、という人は会員サイトにログインして利用残高を確認する方法がありますね。

それが面倒という人はカードローンセンターに電話して、オペレーターに尋ねてみましょう。

このときに注意したいのは、返済する日にちを確定することです。

曖昧な日にちではなく、確実に返済できる日にちを指定してオペレーターに計算してもらうのがいいですね。

1日でも返済日にちが違ってしまうと、利息の額が変わってきます。

一括返済金は銀行から振り込むことになると思います。

窓口払いで返済するなら、手数料は本人負担となることが普通です。

返済する日にちが違ってしまうと、返済額が多ければ後日返金されることもあるでしょうが、少なければ再度窓口から振り込みしなければなりません。

銀行振込手数料も決して安くはありませんので、確実に一括返済できる日にちを決めておくことが大事です。

カードローンで一括返済する手順

では、カードローンで一括返済するための手順を確認しておきましょう。

返済日を決めて借り入れ残高を確認

上述したように一括返済を行う場合は、「いつ一括返済を行うか」ということをまず決めなければなりません。

利息が日割りで計算されるため、返済日がズレると返済総額も変わってしまうからです。

一括返済を行う日を決めたら、その日までに発生している利息を計算して、返済総額を計算しましょう。

カードローン会社に一括返済の意思を伝える

その後は、カードローンのコールセンターに電話をかけて、一括返済を行いたい旨を伝えます。

大手消費者金融会社や銀行カードローンの場合は有人店舗もありますので、来店して伝えてもOKです。

その際に、一括返済することになる金額も一応確認しておくと、万が一自分が計算ミスをしていた場合も安心ですね。

指定された方法で返済を行う

カードローンの一括返済の方法は、金融機関ごとに異なりますので、指定された方法で返済を行いましょう。

これで、一括返済は完了となります。

上掲したツイートでも言っているように、一括返済して借金から解放されることで、気持ちもスッキリすると思いますよ。

過払い金があるときは

過払い金があるときは
Yahoo!知恵袋に、以下のような質問が投稿されていました。

過払い金利息がいまいち分かりません…。
過払い金請求を自分でしようと思うのですが、過払い金利息が5%とか6%とか言うのは一体何なのでしょうか?

最近よく耳にする「過払い金」ですが、借り入れを行っている人にとってはなかなか気になる問題でしょう。

一括返済した後に、過払い金があったことが判明した場合、そのまま放置しておくのはもったいないですね。

過払い金が発生するのは、貸金業法が改正になった2010年6月18日以前の契約の場合です。

大手の消費者金融業者は、2007年から2008年にかけて利息を引き下げましたが、他の金融機関も必ずそうかと言うとそうでもありません。

過払い金が発生する条件は少なくとも、貸金業法改正以前の契約であることが前提となります。

なおかつ、契約期間が長ければ長いほど過払い金が多く発生します。

当時の契約書があれば金利がいくらだったのか、契約期間はどのくらいあったのか、によって過払い金の額は変わってきます。

大手の消費者金融業者は、2007年から2008年には現在の利息水準まで引き下げていますので、過払い金を期待するならそれ以前の契約であることが最低限必要となります。

もし過払い金があるのかどうか分からないときは、弁護士や司法書士事務所の無料電話相談など利用するのも方法ですね。

返済後10年以内なら問題なし

返済後10年以内なら問題なし
たとえ一括返済したとしても、返済してから10年以内であれば過払い金を取り戻すことは可能です。

10年というのは、民法で定めた債権の消滅時効のことを言います。

つまり完済してから10年過ぎてしまうと、過払い金を請求できなくなってしまうということです。

すでに一括返済してしまった人でも、まだ10年以内であれば過払い金請求ができますので、過払い金があるのではないかと思ったなら法律の専門家に相談してみましょう。

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◆法務省 民法

返済手数料はかからない

返済手数料はかからない
カードローンを一括返済したからといって、住宅ローンのようにペナルティ的な手数料を取られることはまずありません。

手数料も利息とみなされてしまうことから、消費者金融業者のように、契約金利が利息制限法の上限である年18.0%なら手数料を取ってしまうと、法律違反となってしまう可能性があるからです。

金利の低い銀行カードローンでも、一括返済手数料というのは筆者も聞いたことがありません。

カードローンはとくに金利が高いことから、臨時収入があったら一刻も早く返済してしまうのが賢い方法でしょう。

臨時収入といっても住宅ローンや車のローンのように大きな金額でなければ、一括返済するお金を他の方法で運用するというのはあまり現実的ではありません。

年15.0%や年18.0% で運用することは難しいですね。

カードローンは借り入れした業者に関係なく、一括返済するのがお得です。

一括返済できなくても繰り上げ返済はしておこう

ここまで一括返済のことばかり説明してきているため、「一括返済できなければ意味がないのではないか」と思われているかたもおられるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

一括返済することで利息の支払いを抑えられるのは、「返済期間を短くできるから」です。

そのため、一括返済するだけの余裕がなくとも、できる範囲内で繰り上げ返済をしておくことで、返済期間を短くできて返済負担を抑えられます。

塵も積もれば山となるということわざもある通り、少しずつの繰り上げ返済でも何度も行うことで、支払わなければならない利息をかなりカットできるでしょう。

一括返済したら考えること

一括返済したら考えること
カードローンを一括返済した後に考えたいことがいくつかあります。

それほど重要な問題でもないとも言えますが、場合によってはやっておいたほうがいいことも出てきますので、ご説明したいと思います。

完済しても解約とはならない

カードローンは完済したからといっても、契約自体が自動的に解約になるわけではありません。

住宅ローンや自動車ローンは、完済すれば契約が終わってしまいます。

しかしカードローンは極度額貸付方式と言って、利用限度額内であれば自由に借り入れができる契約です。

一括返済したことで利用残高が0円になったとしても、必要ならば利用限度額内で借り入れが可能なのです。

ですから借金を一括返済したからといって「やれやれ、解約だ」とはなりませんので注意したいですね。

利用しないのなら解約する

カードローンは、急な出費なときには大変役に立つものです。

他人にお金を借りる必要がありませんので、誰にも迷惑をかけません。

しかし、持っているとつい使ってしまいたくなるのが難点ですね。

一括返済したときに考えたいのは、今後カードローンを利用するのかどうかです。

仮に利用する可能性があると考えたのなら、そのままにしておいても差し支えはないでしょう。

会費がかかるわけでもなく、維持費用がかかることもありませんので、利用しなければそれまでの話です。

もう利用しないつもりなら、解約という方法をとらなければなりません。

カードローンセンターに電話して解約したい旨を伝えれば、手続きしてくれます。

一旦解約してしまえば、もうそのカードローンは利用できません。

新たに利用するには最初から申し込み直さなければならないので、十分お考えください。

住宅ローンなど組むときは解約しておくと無難

銀行で住宅ローンのような大型ローンを組もうと思っている場合、カードローンの契約はあるよりはないほうが、審査に通りやすい傾向にあります。

大型ローンとなると金額も大きく、返済期間も長くなってしまいますね。

審査において重要なのは、返済能力があるかどうかです。

カードローンを一括返済したとしても、信用情報には契約情報としてそのまま残っています。

いつまた借り入れを起こすかもしれない、という心配を銀行はしてしまうわけです。

利用限度額が100万円なら、現在の残高は0円だとしても、一気に借金100万円になってしまうことはあるだろう、となるわけですね。

今は返済能力が十分あったとしても、カードローン借り入れ残金が100万円になってしまったら、その分だけ返済能力は落ちてしまう可能性が出てきます。

返済能力が落ちてしまうと、銀行では審査に大変困るわけです。

貸したお金が返ってこないのは最悪なパターンなので、それだけは避けたいことですね。

カードローンを一括返済して、その後銀行の住宅ローンや大型ローンを組む予定であれば、解約しておいたほうが何かと都合がいいです。

退会証明書は、きちんと解約・退会したことの証明になるので、できれば金融機関に連絡をして発行・郵送してもらうといいですね。

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一括返済の注意点

最後に、一括返済を行う場合の注意点をいくつか挙げておきましょう。

返済日が決まっている場合がある

金融機関によっては、一括返済を行える日が決まっている場合があります。

借用書があればそちらに記載もされていると思いますので、念のため確認しておきましょう。

返済日が決まっている場合は、利用者側で返済日を決める余地はないので、その日までに発生している利息を計算して、一括返済のためのお金を用意しておく必要があります。

ATMでの返済では細かな金額の指定ができない

カードローンで返済を行う場合、ローンカードを用いてATMで行うことが多いです。

ただ、ATMで返済できるのは10,000円や1,000円単位であり、1,000円未満の細かな金額での返済はほぼできません。

利息を含めた借り入れ残高を一括返済しようと思う場合、その残高が340,000円のようにきっちりした数字になっていることはほぼなく、243,529円のように半端な数字になっていることが大半です。

そのため、一括返済を行いたい場合はできればATMでの返済は避けて、口座振込等の方法を用いたほうがいいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

借金を一括返済すると、利息が戻ってくるのではないかという期待をしてしまいます。

確かに契約方法によっては、利息の戻りを期待することは十分できます。

しかしその返済方式はアドオン方式、というちょっと風変わりな返済方式のみとなりますので、すべてのローンに対して利息の戻りが期待ができるわけではないのです。

しかし利息の戻りが期待できないとしても、その後の返済がなくなるのは大きなメリットではないでしょうか。

とくに金利の高いカードローンについては経済的な負担もなくなることから、生活に余裕が出てきますね。

また住宅ローンについては一括返済することにより、かかる手数料や抵当権の抹消手数料、住宅ローン控除などと比べて十分な見返りがあるのかどうか、考える必要がありますね。

そして何より重要なのは、一括返済する場合は無理な返済をしないということです。

一括返済は生活に十分な余裕があり、なおかつ臨時収入があったときに考えたい方法ですね。

そうしないと、生活費が足りないからと言ってカードローンを利用するようなことになってしまい、本末転倒です。

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