カードローンの借り換えで借金返済を楽に

カードローンは借入の本数が多いほど毎月の返済が大変になります。

また、カードローンは1本あたりの金額が少ないほど金利は高くなります。

借入本数が増えてきたら借り換えを検討するのがよいでしょう。

執筆者の情報
名前:手塚 龍馬(仮名)
年齢:33歳
性別:男性
職歴:2007年~2014年地方銀行の貸付業務に従事

借り換えで返済を楽にできる

借り換えとは、金利の高いローンを金利の低いローンへ借り換える、もしくは複数のローンを1つにまとめて毎月の返済を楽にすることを指します。

借り換えの方法と理由

借り換えには金利の高いローンを金利の低いローンへ借り換えて、利息負担を少なくする借り換えと、複数のローンを1つにまとめて毎月の返済額を軽くする借り換えがあります。

一般的に複数のローンを1つにまとめて、1本の借入金額を大きくすると金利は低くなります。

このため、複数のローンをまとめる借り換えを行う場合には複数の借入を1本にまとめることの効果と、金利が引き下がるという2つの効果があります。

ローンが複数あるとなぜ大変?

ローンが複数あると返済が大変になると言われていますが、その理由はどのような点にあるのでしょうか?

返済スケジュールの把握が困難

借入本数が多いと、本数の分だけ返済日がばらけることになります。

毎月に何回も返済日があると、その分だけ返済に追われることになりますし、返済日をうっかり忘れてしまい延滞をしてしまうというリスクがあります。

借入本数が多ければ返済日も多くなるため、スケジュールの管理が大変で、月に何度も返済に追われることになるため精神的にもかなり大変です。

高金利が適用されていることが多い

借入の利息は利息制限法という法律によって決まっています。

利息制限法では以下のように上限金利が決まっています。

10万円未満:20.0%
10万円以上100万円未満:18.0%
100万円以上:15.0%
10万円台の消費者金融などのカードローンは大抵18%の金利です。

このため、複数の少額カードローンをまとめて100万円以上になる場合には必ず金利は15%以下になることになります。

また、銀行系カードローンなどは金額が大きくなればあるほど金利は低く設定されています。

おまとめによる借り換えは1本あたりの金額が大きくなればなるほど金利的なメリットは出やすくなります。

クレジットカードを新規発行しにくい

借入本数が多いとあらゆる審査に通過しにくくなります。

カードローンなどの借入審査はもちろん、クレジットカードなどの審査にも通過しにくくなります。

借入本数が多い人は、他の借入金の返済を他の借入金からの借入で行う傾向にあります。

借金の返済を借金で行う人は、借金が雪ダルマのようにどんどん膨らんでいくものであるため、複数の借入がある人は、信用力が大きく棄損されクレジットカードをはじめとしたあらゆる審査に通過しにくくなります。

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メリットいっぱい!カードローンのおまとめ一本化

カードローンのおまとめには非常の多くのメリットがあります。

主なメリットは以下の通りです。

①低金利になる

前述しているように、カードローンは金額が大きくなればなるほど金利は低くなります。

おまとめは確実に1本あたりの金額がおまとめ前より大きくなる借入方法です。

そのため、おまとめを行うことによって、よほど小さい金額のローンをまとめて、おまとめ後の金額がそれほど大きくならない場合以外はほぼ確実に低金利になります。

②借入が増えない

銀行にはおまとめローンという商品があります。

このローンはおまとめ以外の借入には使えないという特徴があります。

おまとめローンに借り換えた後は、完済まで毎月返済していくだけになりますので、他で何も契約をしなければ借入額は増えません。

また、東京スター銀行のおまとめローンのように、毎月の返済によって元金が減った分は、当初のおまとめ額の範囲内で追加借入が可能という商品もあります。

例えば複数のローンを合計200万円でまとめた場合で、返済を続けていって残高が180万円まで減ったとすると、減った分である20万円は借入が可能になります。

この方法であれば、おまとめ後にわざわざ新規で他のカードローンなどを契約しなくても、少しの生活費などの今までカードローンで用を足していたように使い方にも対応できます。

なお、おまとめ後は信用状態が改善するため、新規のカードローンの契約もおまとめ前よりも簡単です。

このため、意思を強く持たずに簡単に新規のカードローンを作成してしまうと、借金はおまとめ前よりも増えてしまうことにもなりますので、注意してください。

③返済計画が立てやすい

おまとめ専用ローンは証書貸付という貸付方法で行うのが一般的です。

証書貸付の契約方法は最初に最終返済期限を設定します。

ここで設定された期限によって定まる毎月返済額を最終回までコンスタントに返済していくのが証書貸付の返済方法です。

住宅ローンや自動車ローンと同じです。

カードローンは利息プラスα程度の少ない元金を返済すればいいように毎月の返済額が低く設定されています。

そのため、毎月の約定返済だけを行っていくだけで臨時返済をしなければいつまでたっても返済が終わりません。

一方、証書貸付であるおまとめローンは最初から期日が設定されているため「あと何回返済を行えば完済する」という計画が立てやすいという点もメリットとして挙げることができます。

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カードローンの借り換え先はどう選ぶ?

メリットいっぱいのカードローンの借り換えですが、おまとめローンにしてもカードローンで借り換えるにしても、様々な銀行が様々な商品を展開しています。

借り換え先はどのように選んだらよいのでしょうか?

①低金利

借り換え先を選択するポイントの1つとして、やはり金利で選択するという点です。

特にカードローンは金額によって金利が大きく異なります。

最高金利は他と比較してもそれほど低くないカードローンでも、金額が大きくなるにつれて一気に金利が低くなっていくというような商品もあります。

中でも、ネット銀行のカードローンは店舗を持たないコストの低さを低金利という形で還元できるため、金利的なメリットは非常に大きいと言えます。

あらゆる金額帯で金利が低い住信SBIネット銀行のカードローンや、auユーザーがおまとめを行う時にだけ金利が低くなるじぶん銀行のカードローンなどが代表的です。

今借りている借入額の合計額でおまとめを行ったら、どの程度の金利になるのかを各社のホームページなどからしっかりと比較を行いましょう。

②おまとめローン

カードローン以外でおまとめを行う方法の1つとしては、銀行などが発売しているおまとめローンという選択肢もあります。

前述したように、おまとめローンは原則として、まとめるローンを超える金額を借りることはできません。

おまとめローンへ借り換えた後は返済を行っていくだけになります。

これ以上借入を増やしたくないし、毎月の高額返済から解放されたいという人はおまとめローンがおすすめです。

また、おまとめローンは証書貸付ですので、カードローンを借りていた際には見えなかった完済までのスケジュールが一目瞭然で分かります。

消費者金融にもおまとめローンという商品が存在します。

消費者金融のおまとめローンは、貸金業法という法律に則った商品で、消費者金融やカード会社などのノンバンクからの借入しかまとめることができません。

審査は銀行などのおまとめローンよりも簡単ですが、金利は法定金利ギリギリの高金利に設定されていることも珍しくないため、金利的なメリットはそれほど望めず、複数債務の一本化、返済日の統一などのメリットしか期待できません。

なお、消費者金融のおまとめローンは消費者にメリットのある貸付であるため、総量規制対象外となり、年収の3分の1を越える借入も可能ですが、おまとめ以外には1円たりとも多く借りることはできません。

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③銀行や信用金庫、労働金庫

銀行のおまとめローンの他にも銀行や信用金庫や労働金庫などが取り扱っているフリーローンなどを利用して借り換えを行うことが可能です。

銀行や信用金庫や労働金庫のフリーローンには5%前後の金利が設定されたローンも珍しくなく、金利的なメリットはカードローンよりもあると言えます。

特に労働金庫は組合の団体構成員の人であれば金利的なメリットはさらに大きくなるため、サラリーマンの人は労働金庫に相談してみるのもよいかもしれません。

なお、フリーローンによっては借り換えには対応していないというローンも存在するため、その点にも注意しましょう。

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悪徳業者にひっかからない!具体的なチェック方法

複数の借入がある人は、「お金に困っている」という情報が悪徳業者に流れている場合もあります。

悪徳業者はそのような情報から「おまとめによって返済が楽になる」などと甘い言葉を持ち掛け、結果的に闇金からお金を借りさせてしまうというような場合もあります。

特に名前を聞いたことがない業者からの借入を検討する際には要注意です。

悪徳業者にひっかからない具体的なチェック方法をご紹介します。

貸金業登録をしているか

銀行や信用金庫や大手消費者金融以外の聞いたことがないような業者からお金を借りようとする場合には、金融庁に登録している貸金業者かどうかのチェックが必須です。

金融庁のホームページには登録貸金業者の一覧がありますので、取引の前には必ずチェックを行うようにしましょう。

例えば以下はアコムの登録番号です。

関東財務局長(12)第00022号

貸金業登録の( )の中の数字は3年ごとの更新回数を示しています。

更新回数が多ければ多いほど、その会社が長らく金融庁に認められてきたという証左です。

この数字が多ければ多いほど、歴史のある貸金業者であると言え、悪徳業者ではないということが分かります。

このように、名前を聞いたことがない業者と取引する際には必ず金融庁のホームページで検索を行いましょう。

ここで検索できない業者は悪徳業者であると考えた方が無難です。

ホームページがあるか

ホームページがあるかどうかも大切です。

また、ホームページ内に貸付の条件や利用・返済の方法が具体的に記述されていない場合も実際の契約の際に非常に不利な条件や、法定外の条件で契約を交わされる可能性もあります。

また、悪徳業者の中にはホームページに「悪徳業者に注意」と表示することで、自社が悪徳業者ではないというアピールを行っている場合もありますので、ホームページの有無なだけで判断するのはなく、やはり合わせて金融庁のホームページでの確認も怠らないようにしましょう。

フリーダイヤルがあるか

申し込み専用ダイヤルがフリーダイヤルかどうかなども重要です。

また、女性ダイヤルなども設けられていたりするとさらに信用度は向上します。

悪徳業者は足がつかないために固定電話を持たないケースが非常に多いです。

このため、固定電話でフリーダイヤルまでもっていると安心です。

携帯電話番号しかない業者はかなり怪しいので避けた方がよいでしょう。

いずれにせよ、最後には必ず金融庁のホームページを検索して金融庁登録業者かどうかの確認を行いましょう。

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カードローンの借り換えQ&A

増枠審査と借り換え審査はどちらが難しい?

消費者金融では総量規制の範囲内である限りは増枠審査の方が簡単であると言えます。

信用状態に問題がなければ消費者金融は総量規制の範囲内ギリギリまでお金を融資するものであるためです。

銀行などの借り換え審査は①現在よりも借入金が増えない②借り換えによって毎月の返済額が軽減されるという前提のもとに審査を行います。

このため、単純に借入額が増えてしまう増枠審査には通過できないが、借り換えの審査に通過する場合もあるようです。

借入額が軽微のうちは返済状況に問題がない限りは増枠審査にも通過できますが、借入額がパンパンになってくると増枠の方が難しくなってくるようです。

いずれにしても、既往借入金の返済状況に遅れがあったりするような場合にはどちらの審査にも通りにくくなるため、返済だけは期日通り行うように徹底しましょう。

借り換え審査ではどんな書類が必要?

カードローンで借り換えを行う場合には本人確認書類と収入証明書の提出だけで問題ありません。

しかし、おまとめ専用ローンやフリーローンなどで借り換えを行う場合には既往借入金の残高が証明できる書類の提出なども必要になります。

また、銀行によっては勤続年数が確認できる健康保険証の提出なども必要になる場合もあるようです。

おまとめローンに契約すると、他のローンは解約しなくてはダメ?

基本的にはおまとめローンは既往借入金の契約条件として、既往借入金の返済と解約が条件となっています。

このため、融資実行後に解約証明の提出などを義務付けているローンも数多くあります。

おまとめローンはおまとめによって、毎月の返済額が少なくなることから、返済に問題ないと判断できるからこそ融資を行うものです。

それが、空いた枠からまたお金を借りてしまったら、結果として借金はさらに増え、おまとめローンの返済も危うくなってしまいます。

おまとめローンは新規の借入を行いやすくするものではなく、複数の債務を1つにまとめ、返済を助けるという目的のローンであると理解しておきましょう。

まとめ

複数の債務をまとめる借り換えにはたくさんのメリットがあります。

住宅ローンなどの大きな借入を検討している人は申し込みの前におまとめを行っておくことで格段に信用力は向上します。

借り換えを行う時の基準としては金利が低い商品を選択することはもちろんですが、借り換えを行うことで、返済を楽にしたいのか、新に借金をしたいのかによって選択する商品は異なります。

単純に返済を楽にしたいのであれば銀行などのおまとめ専用ローンの利用がおすすめですし、借り換え額プラス少しのカードローンを利用したいということであれば金利の低いネット銀行のカードローンなどでまとめる方法が最適です。

また、多重債務者には悪徳業者からの甘い誘いもあるようですので、借り換えの際には慎重に業者を選択するようにしましょう。

この記事の執筆者

手塚 龍馬
1982年生まれ33歳
成蹊大学卒業後、地方銀行へ就職。
個人、法人への営業担当として8年勤務し、預金業務、融資業務を行い、住宅ローン、自動車ローン、フリーローン、カードローン、事業性ローンなどを7年行う。
保険業務、投資信託販売業務なども多数取り扱いを行う。
現在は飲食店経営の傍ら、金融関係のライター活動も行っている。

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