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会社は資金繰りに失敗すると倒産する!資金ショートを免れる5つの方法

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決定

中小企業の黒字倒産がここ数年問題になっています。

近年の倒産件数の約半分は黒字なのに倒産しているとも言われています。

黒字なのになぜ倒産するのでしょう?

それは、会社に現金がないために、支払いができずに倒産してしまうのです。

このような状況を資金ショートと言います。

そして、資金ショートは会社の資金繰り管理が上手くいっていないがために起こる状況です。

資金ショートを免れるため、資金繰りはどのように行っていくべきでしょうか?

この記事では、資金繰り管理のポイントを徹底解説していきます。

資金繰り表を作成する

資金繰りの悪い会社の特徴の1つとして、経営者や営業担当者が売上ばかりに目が行って、資金繰りの意識が希薄になっているということが挙げられます。

今や資金繰りの重要性は収益と同じくらいに重要視されています。

会社の資金繰りを円滑にするためには、経営者自ら日頃から資金繰りを把握しておくことが非常に重要になります。

そのため、資金繰り表を作成するということが大切です。

日々の資金繰りを把握する

今現金が会社にいくらあるのか、今後の支払いはいくらか、入金はいつかなどという日々の資金の動きを把握しておきましょう。

もしも、月末に資金が枯渇する予定となっていても早めに気づけば銀行借入などで資金ショートを防ぐこともできます。

経営者だけでなく、経理担当者や営業担当者にも資金繰りの大切さを教えておくことが重要です。

雛形はどこでも手に入る

資金繰り表というと、難しくて会計の素人には作成できないという先入観を持っている人が少なくありません。

しかし、資金繰り表の作成はそれほど難しくありません。

日々の入出金を時系列ごとに計上し、会社の現金の動きを把握するだけです。

特に決まった雛形はありませんので、手書きでもエクセルなどで作っても構いません。

日本政策金融公庫などには資金繰り表の雛形がありますので、そちらを活用することもできます。

不要な在庫を持たない

資金繰りが悪い会社の特徴として、不要な在庫が多いということが挙げられます。

在庫が多い会社は仕入れや製造原価に現金が流出しているため、支払いばかりが先になります。

「どうせ将来的には売り上げるのだから」と安易に考えても、在庫が現金化するのは長い時には1年後になるようなことも珍しくありません。

できる限り不要な在庫を持たないことも資金繰り円滑化には重要です。

在庫は最も後に現金化する

在庫が将来の売上といっても、在庫はあらゆる流動資産の中で最も後に現金化するものです。

在庫が販売できるのが3ヶ月後で、売上金の回収が売上発生から3ヶ月後というような場合には在庫が現金化するのは6ヶ月も後になります。

その間、在庫をストックするために使用した現金を回収することはできませんので、在庫をストックする際には、在庫が現金化するのはいつになるのかということをしっかりと計算した上で在庫管理を行いましょう。

在庫の回転期間を把握する

自社の在庫の回転期間を把握しましょう。

在庫の回転期間は棚卸資産回転月数という経営分析で計算することができます。

棚卸資産回転月数 = 棚卸資産 ÷ 売上原価 ÷ 12ヶ月

まずは、自社の回転期間がどのくらいなのかということを把握することが大切です。

業界平均程度に抑える

自社の回転期間を調べたら業界平均を調べましょう。

業界平均よりも回転期間が長いのであれば一般的には不要な在庫を抱えているということになります。

在庫を減らすことで在庫ストックのために流出している現金を会社内部に歩留まりさせておくことができ、資金繰りは円滑になります。

売掛金の回収サイトを短くする

売掛金が早く現金化すれば、その分会社の手元には現金が長く歩留まることになり、資金繰りは楽になります。

まずは、取引先に回収サイトの短期化を交渉し、だめであれば売掛金などの売上債権を活用して資金を外部調達することができる方法も活用しましょう。

取引先に交渉する

取引先に対して「もう少し早く支払ってくれないか」という交渉をしましょう。

回収サイトが3ヶ月であれば、2ヶ月に短縮することができれば会社は1ヶ月分の運転資金の資金繰りが楽になります。

取引先にとっては嫌な交渉ですので、気がひけるかもしれませんが、黒字倒産をしている企業の経営者が人がよすぎることも黒字倒産の原因の1つとも言われています。

自社の資金繰りのためにまずは交渉してみることが大切です。

手形割引を利用する

手形割引とは、手形を担保にお金を借りて銀行から、手形金額を借りる方法です。

3%〜5%程度の利息が発生するため、無料ではありませんが、手形期日前に手形を現金化することができるため、会社の資金繰りを円滑化することに寄与します。

ABLを利用する

ABLとは売掛金や棚卸資産などの流動資産を担保に銀行からお金を借りることができる方法です。

この方法であれば手形を発行せず、売掛金で販売している取引先に対する債権も期日前に現金化することができるため、会社の資金繰りを円滑にすることが可能です。

こちらも利息が発生しますが、手形割引と同じように安価な設定となっています。

ファクタリングを利用する

ファクタリングとは、売掛金を売却することです。

借入金ではなく、あくまでも資産の売却ですので、貸借対照表で負債が増えてしまうという心配もありません。

また、ファクタリングは早い会社であれば申込日即日に資金化に応じてもらうことができるため、急ぎの資金繰りの際にも有用な方法と言えるでしょう。

ただし、ファクタリングは手数料が高く、多い場合には売掛金の20%以上もの高額手数料が売掛金金額から控除されることもあります。

手数料の負担等も考慮して、適切にファクタリングを活用するようにしましょう。

買掛金の支払サイトを長くする

買掛金の支払いサイトを長くすれば、支払いと入金の時間的なズレである資金ギャップが埋まり、資金繰りは楽になります。

取引先に交渉する

買掛金の支払サイトを長くするには仕入先に交渉するしかありません。

これは取引の途中に交渉してもなかなか交渉に応じてもらうことはできません。

そのため、取引開始の際に契約時にできるだけ売掛金の回収サイトに近いサイトで支払サイトが設定できるような交渉をしましょう。

なお、交渉時は「自社の売掛金回収サイトが〇〇ヶ月だから、同じようにしたい」と率直に交渉して構いません。

率直な方が、相手も納得し、応じてもらえる可能性が高くなるでしょう。

長期借入金を借りない

銀行は運転資金でも長期資金で融資することが多いですが、長期借入金は一見すると返済が楽なように見えますが、ボディーブローのように会社の資金繰りを圧迫するものですので注意が必要になります。

長期借入金は後から資金繰りを圧迫

長期借入金というのは資金繰りを長期的に圧迫します。

本来、運転資金の借入は短期資金で行うべきものです。

資金ギャップが2ヶ月であれば、2ヶ月間の短期で運転資金を借りて、売上の入金とともに返済し、必要であればまた短期資金を借りるというサイクルを繰り返していくのが正しい運転資金の借入です。

しかし、この資金を長期資金で借りてしまうと、本来であれば2ヶ月間の運転資金をその間の売上で回収すべき資金が、その先の売上で回収することになってしまいます。

毎月の返済金は少なくとも、借入から数年間返済が発生することになります。

また、その後新たな資金需要が発生した際には、さらに返済金が増えるため、資金繰りは徐々に苦しくなります。

このため、運転資金を長期資金で借りるということは資金繰りの円滑化のためにはおすすめできません。

短期間だけ必要なものは短期間で返済するようにしましょう。

まとめ

会社は赤字だから倒産するわけではありません。

会社に現金がないから倒産するのです。

黒字でも資金繰りがうまくいかずに取引先や銀行へ支払うお金がないために資金ショートを起こして倒産することがあります。

このため、資金繰りの管理は収益の管理と同じくらい大切です。

自社に有利な資金繰りになるように、取引先と交渉すること、不要な在庫を持たないことが重要です。

さらに、銀行は運転資金の融資でも長期資金を勧めてきますが、長期資金は資金繰りを圧迫する原因の1つとなりますので、短期間だけ必要な資金は短期間で返済するなどして、資金ショートを起こさないように日頃から会社の資金繰りの管理や計画を徹底するようにしてください。

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