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フリーローンの返済期間設定の仕方~適切な設定で利息負担を軽減~

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フリーローンは、必要な資金をまとめて借りるローンであり、返済期間を定めて返済していきます。

返済期間は申し込み時や契約時に任意で決めることができますが、設定の仕方によっては大きく損をしてしまうこともあります。

では、フリーローンの返済期間はどのように設定すると良いのでしょうか。

今回は、フリーローンの返済について、期間に注目して紹介していきたいと思います。

返済期間の最長は5年~10年

フリーローンの返済期間は、利用する商品で定められている最長期間の範囲内で任意に設定することになります。

最長の返済期間は、銀行や商品によって異なりますが、短いものでは5年、長いものでは10年が最長となります。

毎月の返済額は返済期間が長くなるほど少なくなりますので、余裕を持って返済していきたい人には最長返済期間が長いフリーローンがおすすめです。

反対に、できるだけ早く完済したいという人には、最長返済期間が短いフリーローンがおすすめであるといえます。

最低返済額が定められている商品もある

フリーローンによっては、最低返済額が定められている商品もあります。

最低返済額が設定されている商品の場合、商品概要説明書などに「毎月の返済額は5,000円以上」というように記載されており、この金額以下で返済していくことはできません。

例えば、最低返済額が5,000円となっているフリーローンにおいて、金利10%で30万円を借入した場合に、返済期間を10年に設定してしまうと返済額は3,964円となってしまいます。

毎月5,000円以上とするためには、返済期間を6年11ヶ月以内にしなければなりません。

このように、商品によっては最低返済額によって返済期間を最長にすることができないこともあります。

フリーローンの金利タイプ

フリーローンで同じ金額を借り、同じ期間で返済していった場合でも、金利タイプによって負担する額が変わります。

フリーローンの金利タイプには「固定金利」と「変動金利」の2種類があります。

固定金利とは、返済期間中に金利情勢が変化したとしても、完済まで金利が一定となります。

変動金利とは、一定期間(6ヶ月毎や毎月)で金利を見直しし、金利情勢に変化があるとそれに連動して金利が返済期間中でも金利が増減します。

完済までの金利を保障している固定金利の方が変動金利よりも金利が高いですので、返済期間中に金利が変動しない場合には変動金利の方が負担は少なくなります。

しかし、変動金利で借り、返済期間中に金利が高くなってしまうと、固定金利よりも負担が多くなってしまう場合もあります。

金利タイプは銀行によって違う

フリーローンの金利タイプは、多くが固定金利となっています。

ですが、銀行によっては固定金利と変動金利を選択できるようになっています。

固定金利と変動金利を選択できるフリーローンとしては、みずほ銀行の「多目的ローン」が挙げられます。

みずほ銀行の多目的ローンでは、変動金利5.875%、固定金利6.700%となっており、金利タイプによって0.825%違います。

100万円を借りて最長の7年を返済期間とした場合、変動金利を選択すると毎月の返済額は14,548円となり、金利変動がなければ総額で1,222,091円負担することになります。

これに対し、固定金利を選択した場合は毎月の返済額は14,946円となり、総額では1,255,501円負担することになります。

今後金利がどのように変化するかは専門家でも難しいところであり、どちらを選択したら良いのかは一概に言うことができませんが、安定して返済していきたい人は固定金利をおすすめします。

返済期間次第で利息負担額が違う

フリーローンを最長期間で返済していくことで、毎月の負担は軽くできます。

ですが、残高が減るスピードも遅いですし、返済期間中はずっと金利がかかってきますので、返済を長期にするほど利息負担は多くなります。

ここで、フリーローンで200万円を固定金利10%で借りた場合に、返済期間によってどれだけ利息負担が多くなるのかということをシミュレーションしていきたいと思います。

返済期間毎月返済額総返済額利息負担額
5年42,494円2,549,645円549,645円
6年37,051円2,667,720円667,720円
7年33,202円2,788,998円788,998円
8年30,348円2,913,439円913,439円
9年28,157円3,040,996円1,040,996円
10年26,430円3,171,617円1,171,617円

このように、返済期間が5年と10年では60万円以上も利息負担が違います。

毎月の負担をできるだけ少なくするために、返済期間を最長にする人は多いのですが、利息負担を軽くするためには短い期間で返済する方が望ましいです。

借り換え目的であれば特に注意が必要

返済期間の設定次第で、利息負担に大きな差が出ることがわかったと思います。

フリーローンの返済期間の設定では、特に借り換えを目的に借りる場合には注意が必要になります。

フリーローンで借り換えする人の多くは、利息負担を軽くすることを目的としている人が多いです。

しかし、いくらフリーローンで金利が低くなったとしても、長期の返済によって借り換え前よりも負担が多くなってしまうことがあります。

ですので、安易に返済期間を最長にするのではなく、最終的な負担についてもしっかりと考えたうえで期間を設定しなければなりません。

繰上げ返済すると期間が短縮される

フリーローンを返済中にボーナスなどでお金に余裕がある場合には、繰上げ返済することが可能です。

繰上げ返済には「返済額の減額」と「返済期間の短縮」の2種類がありますが、フリーローンの場合は後者がほとんどです。

返済期間の短縮は、その名のとおり繰上げ返済によって元金が減った分の期間を短縮する方法であり、残高が多い時に行うほど大幅な期間短縮につながります。

返済期間が短くなれば、それだけ利息負担も少なくなりますので、フリーローンにおける繰上げ返済は非常に有効な返済方法であるといえます。

ただし、繰上げ返済には手数料がかかる銀行もありますので、きちんと確認してから行うようにしましょう。

申し込み前にシミュレーションしよう

返済期間をそのように設定するかによって、フリーローンでの負担が大きく変わります。

フリーローンを契約した後になって返済期間を変更することは非常に難しいですので、申し込みの時点でしっかりとシミュレーションするようにしましょう。

シミュレーションは銀行のホームページなどで簡単にでき、毎月の返済額や利息負担額などを細かく見ることができます。

しかし、フリーローンは審査によって適用される金利が決まる場合が多く、申し込みの時点では金利がわかりません。

ですので、シミュレーションは利用するフリーローンの上限金利で行い、最大の負担ではどのくらいになるのかを確認しましょう。

まとめ

フリーローンを借りる場合、多くの人は返済期間を最長にして毎月の返済額を軽くします。

しかし、返済が長期になることで利息がかかる期間が長くなり、負担が多くなってしまいます。

特に借り換えを目的にフリーローンを借りる場合には、結果的に借り換えしないで返済した方が、負担が少なかったということにもなりかねません。

フリーローンを利用する場合には、申し込みの時点で返済期間ごとの負担額をシミュレーションし、毎月の負担だけでなく完済までの負担もきちんと考慮して設定するようにしましょう。

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