アコムとは~キャッシングの特徴や注意点を徹底解説!~
大手消費者金融の中でも最大の会員数と貸付残高を誇るアコム。
アコムは利用者の側に立った視点で、審査時間のスピードや、どうしても今日中にお金を借りたいという希望に応えてくれます。
しかし初めてアコムを利用する人にとって、アコムにはどんなメリットがあるのか、またどんなデメリットがあるのかよく知らないという人も多いでしょう。
大手消費者金融はどこも同じと考えるのではなく、アコムの良さを知ってこのようにすればお得に利用できることを知っておけば、契約した後に「失敗した」と感じることもないでしょう。
この記事はこんなかたにおすすめです
- アコムは他社と比べて金利が高いのか
- 即日借りるにはどうすれば良いのか悩んでいる
- アコムのメリットはどんなところにあるのか
最短即日融資!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
アイフル | 3.0%~18.0% 最短20分※₁ ※₁お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます | ・初めてのご契約で最大30日間利息0円 ・事前診断で融資可能かチェックできる ・原則、自宅・勤務先への連絡なし※₂ ※₂審査状況により実施する場合があります。プライバシーに配慮し、担当者個人名で連絡します。 |
アコム | 3.0%~18.0% 最短30分 | ・業界№1の融資残高数 ・30日間無利息サービス ・アルバイト、パート可 |
プロミス | 4.5%~17.8% 最短25分 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
目次
アコムの7つのメリット
アコムのメリットはどこにあるのか、7つの項目からご紹介していきたいと思います。
- 審査時間は最短60分
- 申し込み時間によっては即日融資が可能
- 30日間無利息サービスで金利がかからない
- WEB完結で来店不要
- アコムのカードにはクレジット機能が付いているACマスターカードが選べる
- アコムの公式アプリ「アコムナビ」ならカードレスでキャッシングが可能
- アコムの自動契約機は24時間365日稼働
以上の点につき、詳しくご紹介していきたいと思います。
①審査時間は最短60分
アコムの公式サイトによると審査時間は最短30分となっていますが、在籍確認などを含めると実質的な審査時間は最短で60分です。
しかし銀行カードローンの審査時間と比べれば、アコムの審査時間は圧倒的なスピードですね。
銀行カードローンの審査では一週間前後から10日程度かかることが多いですが、その理由は借り入れ申し込み希望者が反社会勢力に関わっているかどうか、警察庁のデータベースと照らし合わせる必要があるからです。
しかしアコムをはじめとした消費者金融には、銀行カードローンのような警察庁のデータベースに問い合わせる必要がありません。
ですから、お金を借りたいけれども審査に通るかどうか一刻も早く知りたいというニーズを満たしてくれるのです。
②即日融資が可能
アコムの審査時間が早く終われば、即日融資も可能です。
借り入れ方法には、振り込みキャッシングとアコムのローンカードによるATMからの借り入れの2つがあります。
振込キャッシングで即日融資を受けたいのであれば、銀行営業日である平日14時くらいまでには審査を終わらせておきたいですね。
ローンカードによる ATM からの借り入れであれば、曜日に関係なく20時までに審査に通ることで、アコム ATM コンビニ ATM から借り入れが可能です。
コンビニ ATM なら、メンテナンス時間を除きほぼ24時間借り入れが可能です。
③30日間の無利息サービスで、利息0円で借りられる
アコムは初回会員に対して、30日間無利息サービスを提供しています。
初めてアコムの会員になった翌日から30日間は、金利0%で借りられます。
つまり10万円を借りても、30日以内に返済すると利息を支払う必要がないのです。
30日間無利息サービスは、銀行カードローンではネット銀行の一部を除きほとんど実施していません。
お金を借りても次の給料日には返済できるとか、ボーナスが入る予定があるのであればわざわざ銀行カードローンに申し込むよりも、アコムに申し込んだほうがお得ですね。
➃WEB完結で来店が不要
アコムからお金を借りるのに、わざわざ有人店舗まで出かける必要はありません。
また無人店舗とは言え、自動契約機(むじんくん)まで出かける必要もありません。
アコムの借り入れ申し込みは Web で行うことができ、本人確認書類やその他の提出書類もネットでアップロードできるなど、申し込みは「Web完結」なのです。
お金を借りているところを誰かに見られるのではないかという心配がないため、安心して借り入れ申し込みができるというのもアコムのメリットです。
借り入れはそのまま振込キャッシングが利用でき、振込キャッシングの時間が間に合わなければ、ローンカードのみを自動契約機(むじんくん)から発行させることも可能です。
⑤アコムのクレジットカードはカードローン機能がついている
消費者金融には珍しく、アコムはクレジットカードを発行しています。
ACマスターカードと言って、提携ブランドは MasterCardです。
マスターカードは世界的なブランドですから、日本国内のみならず海外でも使用が可能で、クレジットカードの発行が即日できるというのもアコムのメリットですね。
しかもACマスターカードにはアコムのカードローン機能がついているため、借り入れにも利用できるのが嬉しいですね。
クレジットカードとローンカードの2枚を持つよりも、1枚で済ませることができるのもアコムならではの特徴です。
ただし気をつけたいのが、海外でローンカードによる借り入れは利用できないことです。
⑥公式アプリ「アコムナビ」が便利
アコムのみならず大手消費者金融は、カードレスでの申し込みや借り入れ・返済が簡単にできるように、公式アプリを用意しているところが多くなっています。
アコムでは、公式アプリ「アコムナビ」を用意しています。
アコムの借り入れ申し込み、必要書類の提出はすべてアプリで行い、 ATM 検索からローンシミュレーション、アコムへの問い合わせなども可能です。
参考までに、消費者金融で公式アプリを用意したのはアコムが最初です。
⑦営業時間は24時間365日
アコムの営業時間ですが、インターネット申し込みは24時間365日受付しています。
真夜中でも昼でも受付は行いますが、流石に真夜中は金融機関は閉まっており、自動契約機(むじんくん)も午後10時から午前8時まではお休みしていますから、真夜中にお申し込みされたかたの融資は夜が明けてからになってきます。
自動契約機(むじんくん)の営業時間は、午前9時から午後9時までです。
店頭窓口の営業時間は午前9時30分から18時までで、一部店舗は19時までです。
土曜日・日曜日・祝日は休業日となります。
アコムATMは24時間・年中無休です。
アコムの店舗は12月29日まで営業し、年始は1月4日から営業開始です。
自動契約機も大晦日と元旦は終了時間が20時と2時間短縮されます。
当番社員は大変ですが、この年末年始は特別手当が出るので、特に予定がない社員は仕事ができますと手をあげます。
そして支店長が、全国レベルと判断した社員を推薦します。
他の消費者金融や銀行カードローンとの比較
アコムと他の大手消費者金融、ならびに銀行カード金利や融資限度額、無利息期間、審査時間などについての比較をしてみましょう。
一覧表にまとめてみましたので、アコムと他の金融機関とは何が違うのか確認してください。
金利 | 融資額 | 無利息サービス | 収入証明書の提出 | コンビニATM手数料 | 審査時間 | 100万円借り入れ時の金利 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アコム | 年3.0~18.0% | 1~800万円 | 会員になった翌日から30日間 | 借り入れ金額50万円超または他社借り入れ額との合計が100万円超 | 入出金1万円以下110円・1万円超220円 | 最短30分 | 年15.0% |
プロミス | 年4.5~17.8% | 1~500万円 | 初回借り入れの翌日から30日間 | 借り入れ金額50万円超または他社借り入れ額との合計が100万円超 | 入出金1万円以下110円・1万円超220円 | 最短25分 | 年15.0% |
アイフル | 年3.0~18.0% | 1~800万円 | 会員になった翌日から30日間 | 借り入れ金額50万円超または他社借り入れ額との合計が100万円超 | 入出金1万円以下110円・1万円超220円 | 最短20分※ | 年15.0% |
レイク | 年4.5~18.0% | 1~500万円 | 会員になった翌日から60日間※ | 借り入れ金額50万円超または他社借り入れ額との合計が100万円超 | 無料 | Webなら最短25分※ | 年15.0% |
SMBCモビット | 年3.0~18.0% | 1~800万円 | なし | – | 入出金1万円以下110円・1万円超220円 | 最短30分 | 年15.0% |
三菱UFJ銀行カードローン | 年1.8~14.6% | 10~500万円 | なし | 借り入れ金額50万円超および必要に応じて | 無料 | 1週間前後 | 年14.6%以下 |
三井住友銀行カードローン | 年1.5~14.5% | 10~800万円 | なし | 借り入れ金額50万円超および必要に応じて | 無料 (ご利用いただけるATMは、ゆうちょATM・イーネットATM・ローソンATM・セブン銀行ATMです) | 1週間前後 | 年14.5%以下 |
みずほ銀行カードローン | 年2.0~14.0% | 10~800万円 | なし | 常に必要 | 無料 | 2~3営業日 | 年14.0%以下※ |
アイフル:※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。
金利を比較する際は、最少金利で比べるべきかそれとも最大金利で比べるべきか迷うところでしょう。
基本的に初回会員については、最大金利が適用される場合がほとんどです。
それを考えると、アコムの金利年18.0%は大手消費者金融では標準的と言えるでしょう。
もちろん、銀行カードローンに比べれば若干高めになるのは否めません。
なぜなら審査の通りやすさと金利は深い関係があり、上限金利が高いほど審査に通りやすいと言えるからです。
また審査時間についても、銀行カードローンは申し込んで一週間前後かかる場合が多く、申し込み条件によっては10日ほど必要なるでしょう。
ですからどうしても即日融資を希望したいというのであれば、アコムなどの消費者金融が有利です。
銀行カードローンは事業性資金として利用できないことになっていますが、アコムの借り入れの使い道は基本的に自由です。
なお、100万円を借りた場合の適用金利は、銀行カードローンと比べてそれほど差がないこともお分かりいただけると思います。
30日間無利息サービスを最大限活かせるのもアコムのメリットであり、とりあえずお金を借りる目的を達成してから銀行カードローンに切り替えるというのが、賢い方法かもしれませんね。
アコムの3つのデメリット
今までの説明してきた通り、利用者にとってアコムは使い勝手が良く、メリットばかりのような気もしますね。
しかし、アコムにはデメリットも存在していることに、注意を払っておきましょう。
良いところだけに目を向けて悪いところに目をつけずに契約してしまい、後になって後悔したとか失敗したとならないようにしたいですね。
基本的にアコムのデメリットは次の3つです。
- 金利が高い
- 総量規制の対象貸付となるため借りられる上限額が決まっている
- 提携 ATM( コンビニ ATM) の手数料がかかる
以上の件につき、次項で詳細を説明していきましょう。
①金利が高い
1番は上限金利が高いという点です。
法定金利ギリギリ一杯の18%です。
グレーゾーン金利から比べるとかなり金利は低くなりましたが、それでも現行の法定金利の最高金利を取っているので、金利が低いとはお世辞にも言えません。
金利が高いと結局しわ寄せが来るのは、利用する方々になってきます。
金利は低いに越したことはありません。
当然100万円を超えれば、金利は自動的に15%以下に引き下げられます。
しかし、アコムの借換えローンの基本は、上限金利に近い金利を取っているため、あまり恩恵を受けたと感じられない傾向にあります。
ここも改善して欲しいところです。
②総量規制の対象だから借りられる額が限られる
総量規制とは、アコムなどの消費者金融、ならびにクレジットカード会社のキャッシングでの借金は、年収の1/3までに抑えなければならないという、法律に盛り込まれた内容です。
当然ながら総量規制に含まれない借り入れもありますが、カードローンでの借り入れやキャッシングの借り入れについては、銀行貸付を除くノンバンクはすべて適用対象です。
具体例をあげれば、年収300万円の人が借りられる金額の上限は100万円です。
100万円の金額は金融機関ごとではなく、借金の総合計金額であることに注意が必要です。
ですから、アコムに申し込む前にすでに100万円の借金がある状態だと、アコムの審査に通ることはありません。
自分の年収がいくらなのか確認し、その1/3の金額がいくらなのか計算しておきましょう。
また、たとえカードローンの借り入れやキャッシングがなくても、年収300万円の人がいきなり100万円の利用限度額がつくことはありません。
利用限度額は審査によって決まりますが、初回利用限度額の設定は年収の10%から15%と考えておくべきです。
③提携ATMだと利用手数料を取られる
アコムの借り入れを、提携 ATMや コンビニ ATM で行う人も多いと思います。
アコム自社の ATM を利用する分については、 ATM 手数料が発生することはありません。
しかしそれ以外の ATM を利用してアコムからの借り入れや返済をする場合、入出金額によって110円、または220円の手数料が発生します。
手数料は1回利用すると発生するため、 頻繁に利用してしまうと年間数千円にものぼる可能性もあります。
ATM 手数料は利息ではありませんが、利用者側にとって余分に取られるお金として考えれば利息と同じ、と考えても良いでしょう。
お金の入出金をアコム ATM を利用するなど工夫を凝らすことで、アコムのデメリットである ATM 手数料を抑えられます。
アコムは安全な消費者金融
アコムは大手消費者金融の中でも最大手です。
お金を借りる人は不安に感じることが多いでしょうが、アコムは普通にお金を借りる分には何ら問題はありません。
アコムは比較的お金が借りやすいと言われていますが、審査はキチンと行っています。
その審査に通って初めてお金を借りられるのであり、審査がないのは闇金だけです。
闇金の罠にはくれぐれも引っかからないようにして下さい。
アコムでお金を借りる分には問題はありませんので、後は条件次第ですね。
アコムはサラ金だが闇金ではない
アコムはいわゆるサラ金に属しますが、ヤミ金ではありません。
ヤミ金だったら、あんなに正々堂々とテレビコマーシャルを流せませんね。
しかも、三菱フィナンシャル・グループの傘下企業なので、バックボーンもしっかりしています。
アコムを初めとする大手のサラ金は、最近はメガバンクがバックボーンにつくケースが珍しくありません。
ヤミ金だったら、大手銀行が手を組むことなど100%あり得ない話です。
ヤミ金と大手銀行(メガバンク)が手を組んだら、銀行の信用が落ちるばかりでなく、もしかしたら社会的現象にまで発展するかもしれませんね。
自動契約機(むじんくん)はアコムの自動契約機
自動契約機(むじんくん)の利用方法は、皆さんが思っている以上に使い勝手がいいのです。
自動契約機は有人店舗にとって代わって設置された、機械だけの無人店舗です。
無人と言っても、監視カメラで常に利用者の様子を見ています、
また自動契約機はアコムからお金を借りたい人の受付窓口であり、画面に表示された指示通りに入力していくことで、審査を行います。
なお自動契約機はいくら自動契約機とは言え、24時間稼働しているわけではありません。
営業時間は一般的に午前9時から午後9時までで、一部店舗は営業時間が異なります。
自動契約機は1台しか設置していないため、前に使用している人がいると、当然のことながら待たなくてはいけません。
タイミングは運次第です。
要するに自動契約機(むじんくん)は契約をする機械です。
それ以外にネット申し込みをして審査に通ったかたが、カードを受け取れますが、カードだけ受け取るにはネット申し込みが完了していることが条件になります。
自動契約機は、最初から最後まで45分程度で審査が完了し、審査が通ればカードが発行されます。
ネット申し込みをして、カードを自動契約機で受け取る方法が実はかなり便利なのです。
法外な金利を請求されることはない
「サラ金でお金を借りると法外な金利を請求されるのでは…?」と心配している人は多いのではないでしょうか。
先ほど一覧表でも比較したように、アコムで適用される金利は最大でも18.0%なので、法外な金利を適用されることはありません。
金利は利息制限法で定められている
アコムは貸金業者ですが、貸金業者が融資の際に適用してもよい金利は、利息制限法と呼ばれる法律で定められています。
アコムは金融庁の認可を得て事業を行っている融資業者なので、利息制限法で認められていない金利での融資は行えません。
適用が認められている金利の上限は融資金額によって変わりますが、最大でも20%です。
延滞時に適用される金利は20%
アコムでは返済を延滞すると、「遅延損害金」と呼ばれるペナルティのお金を支払わなければなりません。
遅延損害金に適用される金利は、通常の金利よりも高めに設定することが認められているため、アコムでの遅延損害金にかかる金利は20%となっています。
それでも、利息制限法で認められている金利の上限なので、「支払いきれないほど高い金利」というわけではないですね。
過激な取り立てをすることはない
返済を延滞してしまった場合の話に少し触れましたが、返済を延滞した場合に気になるのは、取り立てですよね。
金貸しについての描写のある漫画やドラマなどでは、返済が遅れている人に対して過激な取り立てを行っている金貸しが描かれるのが常ですが、アコムではあのような過激な取り立ては行いません。
アコムの親会社は三菱UFJフィナンシャル・グループの一員
すでにお伝えしているように、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下企業です。
三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下企業は、三菱UFJ銀行や三菱UFJ信託銀行・モルガン・スタンレーなど、規模も知名度も超一流の企業ばかりです。
そんな企業と同じフィナンシャル・グループに属しているアコムが、まゆをひそめられてしまうような過激な取り立てを行うことは、企業イメージを損なうことにつながるためありえません。
違法な取り立てはしていない
貸金業者は、貸金業法という法律に沿って事業を行わなければならず、貸金業法では取り立てについても厳しく制限されています。
返済が遅れた際に家に押しかけて「金返せ」と叫んだり、勤務先に乗り込んできたりといった行動は、いずれも貸金業法で規制されている違法な取り立て行為です。
アコムが真っ当な融資業者である限り、そういった違法な取り立てを行うことは、決してありません。
アコムで借り入れした際の返済シミュレーション
アコムでお金を借りたら、利息を上乗せして返済しなければなりません。
毎月いくらお金を返済するのか、また借金を完済するまでどの程度期間がかかるのかなどの返済シミュレーションは欠かせませんね。
アコムの公式サイトにも、返済シミュレーションができるようにツールを用意してありますので、ぜひともお金を借りる前に確認しておきたいところです。
金利の計算方法
返済シミュレーションのツールを使わなくても、利息がいくらかかるのか計算することはとても簡単です。
お金を借りればいくら利息がかかるのか、基本的な計算式を覚えておきたいですね。
では利息の計算式からご説明しましょう。
- 利息=借り入れ元本(残高)x金利/365日x利用日数
計算式を見てもお分かりの通り、重要になってくるのが利息は日割り計算であることです。
つまり、利用した日数分だけ利息を支払う仕組みですね。
ですから1年を365日で割り、何日間お金を借りたのか日にちをかけているのです。
利息は常に借り入れ元本(借り入れ残高)に対してその都度計算されますので、返済していくにしたがって利息の額は少なくなっていきます。
もっと簡単に計算しやすくなるように、金利の部分を小数点にしておくと良いです。
例えば金利年18.0%なら「0.18」とすることですね。
また利用日数はお金を借りたその日は含めません。
お金を借りた翌日から返済日までの日数です。
ですから 極端な話今日お金を借りて明日返済すれば利用日数は1日です。
たとえば10万円を借りて30日後に返済した場合の利息は、1,479円です。
ただしこの計算には、無利息サービスは含まれていません。
親や友人から10万円の大金を借りて、そのお礼は1,479円に済ますことは難しいですよね。
それにお金を貸してやった、または友人からお金を借りた記憶が消えることがありません。
友人間のお金の貸し借りはトラブルに発生する場合もあり、場合によっては友人関係が壊れることもあるのです。
そのようなことを防ぐためにも、少々の利息を払ってお金を借りるというのも賢い方法ではないでしょうか。
返済シミュレーション(最高金利18%で計算)
では実際に、アコムからお金を借りて借金完済に至るまで期間がどのくらいかかるのか見てみましょう。
具体例としてアコムから50万円を借りて、適用金利が年18.0%であるとしましょう。
金利 | 返済期間 | 返済額 | 返済合計額 |
年18.0% | 47カ月 | 1万5,000円 | 69万8,327円 |
毎月の返済が少ないと、借金完済までには結構な期間がかかることが分かりますね。
また利息がかなりかかっていることを数字にしてみると、「こんなに利息って払うんだね」と思うことでしょう。
アコムの申し込み条件
アコムからお金を借りるには、それほど厳しい条件があるわけではありません。
基本的なものとしては、以下の条件を満たしていればまったく問題はありません。
- 年齢:満20歳以上69歳未満
- 収入条件:安定した収入があり返済能力があること
男女または雇用関係に関係なく、上記2点を満たせばアコムに申し込むことが可能です。
ですから普通のサラリーマンや、パート主婦・学生などのアルバイトでも、十分に審査に通ることも可能です。
アコムは大手消費者金融だから審査が厳しいのではないか、銀行グループだから審査が厳しいのではないかという心配は必要ありません。
アコムの審査ポイント
申し込み条件は前項でご説明したとおり、至って単純なものです。
しかし、審査に通るには申し込み条件を満たせばOKというわけではありません。
アコムの審査は信用情報機関に登録されている個人信用と、本当に収入があるのか確認する在籍確認、および審査によっては収入を証明する収入証明書の提出を求められることもあります。
では、アコムの審査に通るポイントはどこにあるのか次項でご説明していきたいと思います。
1.審査に通りやすくするためのコツ
アコムの審査に通りやすくなるコツとしては次の通りですね。
- 現在の借入の総額が総量規制の範囲内
- 安定した収入があること
- 在籍確認が取れること
- 信用情報に傷がないこと
- 多重申し込みをしないこと
以上の点に気をつけておけば、ほぼアコムの審査に通ると考えてよいです。
すでに説明させていただいた通り、アコムでの貸付は総量規制の対象貸付です。
ですから、すでに年収の1/3または年収の1/3近くまで借金があれば、審査に通ることはほぼ不可能です。
また、安定した収入があることも審査に通るためには必要なことですね。
サラリーマンなら当然のように毎月給料が入るわけですから、それほど難しい問題ではありませんね。
しかしパート収入やアルバイト収入となると、2カ月に1回の給料とか、または数カ月働いて1カ月休むなどは安定した収入とは言えません。
次に在籍確認ですが、在籍確認は本当に返済能力があるかどうか勤務先に電話して働いていることをアコムが確認することを言います。
在籍確認が行われたからといって、借り入れの事実が勤務先にバレることはありませんが、パートやアルバイトとなると電話に出た人が誰が働いているのか把握していないこともありますね。
「そんな人いたかな?」となってしまうと在籍確認は失敗します。
そうならないためにも、アコムに申し込んだ勤務先の事務所や電話受付の人に、「クレジットカード会社から電話が来るかもしれない」と事前に伝えておくのも良い方法です。
また、もっとも重要になってくるのが信用情報に傷がないことです。
信用情報にはお金の契約に関するすべての情報が含まれています。
契約金額のみならず毎月の返済状況も登録されます。
クレジットカードの返済滞納があるとアコムの審査には通りにくくなりますし、アコム以外のカードローンの返済滞納についても同じです。
また、お金を借りて返済ができなくなって債務整理するということもありますね。
債務整理した状態でアコムに申し込んでも、審査には通りません。
それともう一つ重要になってくるのが、アコムに申し込む際に既に他社に複数申し込んでいる、いわゆる多重申し込みです。
多重申し込みは審査の上で重要な鍵となり、あまり申し込み件数が短期間の間に集中していると、相当お金に困っているのではないかと判断されやすいです。
お金に困っている人にアコムが融資しても、返済してくれるのか疑問を持たれてしまったら審査に通ることも難しくなります。
なお、多重申し込み情報は「申し込み情報」と言って、信用情報機関に申し込みから6カ月間登録されることになっています。
6カ月を経過すれば自動的に削除されますので、同時複数申し込みをしてしまったなという人は、申し込み情報が消える6カ月後に申し込みをすると良いかもしれませんね。
2.全情連とCCBに加盟していた
アコムが加入している信用情報機関は、以前は、全情連(全国信用情報センター連合会)とCCB(式会社シーシービー)でした。
現在では、CICとJICC(現・日本信用情報機構)の2つの団体に加入しています。
この2つの個人信用情報機関に申し込み者の信用情報を照会して、他社借り入れや金融事故の有無などを確認しています。
金融事故があった場合は、問答無用で審査打ち切りです。
後は他社借り入れ状況です。
借り入れ件数が多いときや、年収に比べて借り入れ額が多いと考えられるときは、たとえ総量規制の範囲内でも融資をしません。
アコムが審査の際に最も重要視する情報が、「信用情報」です。
ここで問題なければ、融資への道が一気に開けると言っても過言ではありません。
金融事故を起こした事のある人は事故情報が消えるまでは申し込まないようにしてください。
3.ウィルコム延滞で審査に悪影響
申し込み者がウィルコムなどの携帯電話料金を延滞していると、当然のことながらアコムの審査に影響を及ぼします。
勿論、悪い方向に作用しますから、ウィルコムなどの携帯電話料金が延滞状態にある人は、先ずは携帯電話料金を返済してください。
携帯電話料金を滞納したままアコムの審査を受けると、吟味するまでもなく秒殺の可能性があります。
現在、ウィルコムはありませんが、それでも延滞記録は一定期間残っています。
「携帯会社がなくなっているから」といい加減に考えるのではなく、携帯電話の延滞はもちろん、その他のローンや支払いも延滞は絶対にしない事です。
次の記事では、携帯電話料金に関する注意点をまとめています。
携帯料金を延滞したことがあるかたは、ぜひご覧ください。
4.アコム利用で住宅ローンは組めない?
アコムは金融庁に登録された正規の貸金業者ですので、アコムにお金を借りること自体は何ら問題のない行為です。
しかし、将来的に住宅ローンを組もうと考えているかたは、住宅ローンを組む前にアコムは勿論、消費者金融からの借金は完済しておく必要があります。
アコムなどの手軽に借りられるカードローンを利用しているということは、借り入れ額があるかどうかに関わらず、「いつでも簡単にお金を借りられる状態にある」ということです。
住宅ローンを提供する金融機関側は、すでに借金がある状態のかたに対しては「カードローンの返済を優先して、住宅ローンの返済が滞ったらどうしよう」と不安になります。
また、カードローンの契約だけをしているかたに対しては「カードローンでお金を借りて、住宅ローンを返済しなくなったらどうしよう」と不安を感じます。
そのため、カードローンを利用しているというだけで、場合によっては借金がなくてもカードローン契約があるというだけで、住宅ローンの審査に通りにくくなるのです。
アコム利用が結婚に影響を及ぼす?
長期にわたる契約・・・という点では、住宅ローンも結婚も同じです。
長期的に信用できる人なのかどうかを見極める際に、カードローンで借金をしていることやカードローン契約があることは不利になりますが、結婚においても同様です。
結婚する時点で多額の借金がある人とは、幸福な結婚生活を送れるような気がしませんよね。
たとえばお見合い時に「年収は700万円です」と紹介されたはずなのに、収入のかなりの割合を借金返済に充当しているのなら、「これは詐欺だ!」と訴えたくもなります。
結婚相手に対して誠実に接するためにも、結婚を前提にお付き合いしているかたがいるのなら、消費者金融の借金は結婚前までに完済しておくようにしたいものです。
そして結婚後は、今まで借金がなかったかの如く振る舞いましょう。
もちろん、完済したら、安易にローンカードに手を伸ばさないためにも解約しておくほうが良いでしょう。
5.最高限度額を下げる方法
アコムの借り入れ可能額を下げると、アコムをさらに安全に利用できるようになります。
利用限度額を下げれば必然的に使える金額が低くなりますから、使い過ぎになる確率が減ります。
今でもまだローン地獄と言う言葉はよく耳にすると思いますが、その様な事態に陥ることがないよう、「こんなに限度枠はいらない」と思ったらすぐに電話で限度額の引き下げを申請しましょう。
アコムは直ぐに引き下げに応じてくれます。
反対に、借り入れ可能額を増額するときには、アコムは簡単には応じてはくれません。
慎重な審査が必要になりますので、収入証明書類等の提出が求められることもあります。
アコムの必要書類
アコムに申し込む際に必要な書類は、基本的に本人確認書類です。
本人確認書類には以下のものがあります。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
代表的なものは以上3つです。
健康保険証も使えないことはありませんが、健康保険証には顔写真がついていないため、公的書類を追加して提出しなければなりません。
運転免許証があれば運転免許証が一番の本人確認となるため、他の本人確認書類よりはいくらか審査に有利となるとの評判です。
またアコムの借り入れ希望金額が50万円を超える場合や、他社借り入れとの合計が100万円が超える場合は、別途収入証明書が必要です。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 所得証明書
- 納税通知書
- 確定申告書(個人事業主など)
いずれも直近の書類が必要です。
給与明細書は通常直近2カ月分、ボーナスがあればボーナス時を含めたものが必要です。
源泉徴収票や給与明細書を保存していなかったという場合は、役所に所得証明書を取得すれば良いでしょう。
または住民税などの納税通知書があればそれでもOKです。
アコムの自動契約機(むじんくん)の利用手順
最近ネットから申し込む Web 完結型が主流となっていますが、近くに自動契約機(むじんくん)があるなら、自動契約機を利用すればその場で審査、審査に通ればカード発行されるため利用価値が高いです。
自動契約機(むじんくん)の利用方法はそれほど難しくありません。
①自動契約機(むじんくん)に入店する ②タッチパネルに従って必要事項を記入する ③本人確認書類をスキャンさせる ④およそ30分で審査結果判明 ⑤審査に通ったときは契約書へサインする ⑥ローンカードを発行する |
以上が一連の作業です。
すべてスムーズにいけば、60分以内に完了できるでしょう。
カードが発行されれば、併設してあるアコムの ATM からすぐにでも借り入れが可能です。
借り入れのあれこれ
アコムの審査に通過したら、いよいよ借り入れです。
1万円以下の借り入れは行ってない
アコムでの契約金額は、1万円から800万円の間です。
契約は1万円からと決まっていますので、アコムの審査に通過すると、少なくとも1万円の融資枠を持つことができます。
しかし、契約後は1,000円単位でお金を借りられますので、適度な金額で審査に申し込み、必要な最低限の金額だけを借りるようにしましょう。
ただし、アコムカードが利用できるすべてのATMが1,000円単位の借り入れに対応しているわけではありません。
セブン銀行ATMとイーネットATM、三菱UFJ銀行ATMは1,000円単位の借り入れに対応していますので、細かくアコムを利用したいかたはぜひこれらのATMをご利用ください。
※旧タイプのATMでは、千円単位の借り入れに対応していないこともあります。
70歳は借り入れ不可
アコムで借り入れができる年齢は20歳から69歳までで、70歳以上のかたは借り入れができません。
どんなに収入が多くてもです。
70歳だとまだまだ働ける年齢ではありますが、アコムは69歳までしかお金を貸しません。
これは一貫しています。
69歳と70歳ではわずか1歳しか変わりませんが、この1歳差で大きく明暗がわかれます。
69歳の時に多く借りるしか方法はありません。
かなりシビアな世界ですが、しっかり年齢でラインが引かれています。
また、親権者の同意なしに法的契約を結べない20歳未満も、借り入れは不可能です。
70歳以上でお金を借りる必要が生じたときは、次の記事を参考に借り入れ先を見つけてください。
学費の支払いは可能
アコムで学費を支払うことは可能です。
アコムは20歳以上で安定継続収入があるかたならお金を借りられますので、アルバイトで安定した収入を得ているのなら、アコムからお金を借りて学費を払うことが可能です。
とはいえ、借りたら返済しなくてはなりません。
アルバイト収入の多くを返済に充当し、滞納しないように管理していかなくてはならないのです。
しかし、学費を払うためにアルバイトに精を出し過ぎると、本業であるはずの学業がおろそかになり、留年や退学の可能性も生じます。
本末転倒にならないためにも、毎月無理なく返済できる金額以上のお金を借りないようにしてください。
奨学金の利用を検討しよう
アコムでお金を借りると翌月から返済していかなくてはなりません。
学校にもアルバイトにも全力で取り組む必要が生じますが、万が一、学業がおろそかになって留年してしまうと、通常よりも1年分余計に学費を払わなくてはならなくなります。
安いと言われる国立大学の学費でも年間535,800円(2019年9月時点)、私立大学文系なら平均でも年間78万円ほどの学費がかかりますので、お金を節約するためにも何が何でも留年は避けたいものです。
留年を避けるためにも、アコムではなく奨学金でお金を借りることを検討してみてはいかがでしょうか。
たとえば学生の2人に1人が利用しているとされる日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、卒業した後で返済が始まりますので、学生の間は学業に専念できます。
しかも、金利は年3.0%以下と低いため、返済期間が長引いても、利息が高くなりすぎることはありません。
返済のあれこれ
アコムでお金を借りると、翌月から返済が始まります。
返済を滞納すると、アコムから督促状や督促の電話が来るだけでなく、滞納期間によってはアコムが利用できなくなったり裁判沙汰になったりすることもあります。
アコムの返済に関して知っておきたいあれこれをまとめました。
1.取引履歴は公式サイトで確認できる
利息制限法が改正された2010年以前からアコムやその他の消費者金融を利用していたかたは、過払い金が発生しているかもしれません。
過払い金が発生していると、今まで払い過ぎた利息を返還してもらえることがありますから、しっかりと請求したいものです。
しかし、過払い金が発生していることを証明するためには、今までの取引履歴が残っていなくてはなりません。
アコムではお客様相談センター(0120-036-390)に電話をかけ、以下の内容を含んだ開示請求書を郵送すると、今までの取引履歴を郵送してもらうことができます。
開示請求書に記入する事柄 |
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過払い金請求の手続きは専門家に任せよう
アコムに過払い金請求の手続きをしたとしても、かならずしもすぐにお金が返還されるわけではありません。
取引履歴以外の書類も多数必要ですし、手間も時間もかかります。
過払い金請求の手続きは、過払い金請求を専門におこなう法律事務所で相談しましょう。
過払い金請求の場合は成功報酬制度で料金を支払うことが多いですから、弁護士や司法書士も、アコムから少しでも多くのお金を返還してもらうために真剣に交渉してくれます。
また、過払い金請求のエキスパートに任せることで、お金を返還してもらうまでの期間を短縮もできます。
2.その他充当額とは
アコムの明細書を見てください。
下部に「その他充当額」と記載されていますよね。
この「その他充当額」とは、無利息残高(1,000円以下の残高)やATM手数料を指しています。
明細書には、今までの返済額や返済方法を見直したり今後の返済計画を立て直したりする際に重要な情報が記載されていますので、受け取ったときはていねいに見るようにしてください。
次の記事では明細書の見方について詳しく解説していますので、早期完済を目指すかたはぜひご覧ください。
3.病気治療の場合、返済は柔軟に対応
病気やケガで入院しなければいけなくなった時は、入院費がかさむだけでなく、一時的に収入が落ちることもありますから、アコムへの返済が厳しくなってしまいます。
このように不可抗力で返済が滞るときは、できるだけ早急にアコムに病状の説明と推定入院期間を伝えましょう。
アコムは対応力に優れている消費者金融ですので、返済を入院期間中は待ってくれるだけでなく、督促もおこなわないようにしてくれます。
しかし、入院時ならいつでも柔軟な対応を取ってくれるわけではありません。
まず退院のメドがいつなのかを伝え、返済はいつ位になるのかをアコムに伝えましょう。
アコム側も遅延損害金がいくらくらい発生するかを計算してくれますので、退院後は計画的に返済していく必要があります。
4.転職は申告しないと一括返済を要求される場合が
転職した場合は、速やかにアコムに申告しましょう。
アコムと契約したときに受け取る「約款」では、契約者本人が登録した情報に変更があったときは速やかに届けなくてはいけないと決められています。
そのため転勤はもとより、自宅の住所や携帯電話番号の変更、勤務先の電話番号の変更などは、時間をおかずに届けなくてはなりません。
アコムに転職したことやその他の変更事項を届けていないと、場合によっては一括返済を求められることがあります。
なお、転勤したとしても、アコムが在籍確認をして新しい勤務先にあなたが勤務しているのかを確認するとは、必ずしも限りません。
万が一、アコムが新たに在籍確認を行う際は、必ず在籍確認を行う前に契約者にこれから在籍確認を取ると言う事を予告してからおこないます。
5.債務整理で
アコムでお金を借りているかたが、何らかの形でお金を返せなくなってしまうということもあるでしょう。
一時的に返済が厳しいのではなく、今後も返済が非常に厳しいというケースもありますよね。
1番多いのは仕事を失ってしまったケースです。
当然、お金を借りるには安定継続収入が求められます。
借りた時はその条件を十分満たしており返済も至って順調にしていたかたが、突如会社が倒産して給料が貰えなくなってしまうなら、返済し続けることは難しくなります。
再就職がすぐ決まればいいものの、年齢が若ければすぐにみつかるかも知れませんが、40歳以上だとなかなか厳しいものがあります。
アコムへの返済を放置するのではなく早急に手を打とう
仕事を失ったから、再就職が決まらないから・・・。そのような個人的な事情で返済できないとしても、アコムもいつまでも待てません。
頻繁に督促の電話がかかってくるだけでなく、滞納期間が長引くと裁判や給与差し押さえといった法的措置が始まります。
しかし、本気で返済が難しいときは、給与を差し押さえられても生活が厳しくなるだけですので、法的な借金解決方法である「債務整理」を選択する事になります。
アコム以外の借金も返済が難しいときは、すべてまとめて債務整理を実施します。
過払い金請求と同様、債務整理も個人で実行できますが、手間も時間もかかりますので、債務整理を専門とする法律事務所に任せることがおすすめです。
6.任意整理の弁護士費用は成果報酬で
「任意整理」は、借り入れ先ごとに借金返済方法を交渉する債務整理の方法です。
月々の返済額を減らしたり、利息や借金そのものを減らしたりできますが、個人でアコムに対して交渉することは容易ではありませんので、やはり債務整理を専門に扱う法律事務所に依頼することが多いです。
弁護士費用は成功報酬の形を取っている弁護士が多いですので、任意整理前に依頼主がまとまった金額を用意する必要はありません。
しかし、任意整理は整理対象の会社の数が増えると、それに応じて弁護士費用も多くなりますのでご注意ください。
債務整理の1つ、「自己破産」に関しては成功報酬ではなく一律で金額が決まっているケースが多いです。
相場は20万円から30万円で、ほとんどの弁護士事務所が分割払いに対応しています。
流石にこれから、自己破産を依頼するのに一括で30万円払って下さいは厳しいですからね。
当然分割払いになります。
アコムへの返済を延滞するとどうなるか
アコムからお金を借りたら、きちんと返済期日まで返済するのが当たり前のことですね。
しかしお金を借りたのはいいけれども急にお金が足りなくなり、返済期日までに返済できないこともあるでしょう。
返済できないなと思った場合はすぐにアコムのオペレーターへ連絡し、担当者といつなら返済できるのか相談しましょう。
返済できないな、返済できないと叱られるのではないか、怖いのではないかと思いがちですが、返済できないからといって頭ごなしに怒鳴られることはありません。
最もいけないのは、返済できないからといって放置することです。
遅延損害金が発生する
ちなみに返済期日までに返済できないとどうなるのか、ご説明しますね。
まず発生するのが遅延損害金、一般的には延滞金と思いますが、返済期日までに返済できなかったペナルティがつきます。
遅延損害金は利息と同じように金利があり、その金利は年20.0%です。
遅延損害金ももちろん日割り計算となりますが、返済するまで遅延損害金は毎日加算されていきます。
アコムの借り入れ金利よりも高いわけですから、返済に遅れたら一刻も早く支払うことが何より重要ですね。
参考までにご説明しておくと、利息と遅延損害金の両方が発生することはありません。
利息は返済期日まででストップし、 返済期日以降は遅延損害金のみが発生します。
長期にわたって延滞するとブラックリスト
アコムの返済は、正当な理由があれば30日間待ってもらうことが可能です。
アコムの担当者と相談し次の給料が入るまで30日以内であれば、アコムとしても待つこと自体何ら問題はありません。
ただし遅延損害金はその間発生していますので、通常よりもかなり多めに支払うことになるでしょう。
それともう一つ忘れてはいけないのは、返済滞納する期間によってはブラックリスト入りしてしまうことです。
一般的に返済期日から61日が経過した場合、金融事故と同じ扱いで信用情報に傷がついてしまいます。
一旦支払遅延による信用情報の傷がついてしまうと、その後たとえ一括返済したとしても、金融事故情報が消えることはありません。
支払い延滞による金融事故情報は、滞納が解消してから1年で消えます。
しかしながら信用情報は他の信用情報機関と情報を共有しているため、CICでは5年間返済滞納情報が登録されます。
大手消費者金融はJICCとCICの両方に加盟しているため、信用情報に傷が残る5年間の間に他の消費者金融に申し込んでも、審査に通ることは難しいでしょう。
付け加えて言えば、クレジットカード会社もCICに加盟しているため、カードの更新や新規申し込みで落とされる場合もあります。
※レイクの60日間無利息は、初めてお申し込み頂いた方、Webで申込いただきご契約額が1~200万円の方限定。30日間無利息、180日間無利息と併用不可。無利息期間経過後は通常金利適用。
※レイク借入条件●極度額/1万円~500万円●貸付利率(実質年率)/4.5%~18.0%●遅延損害金(年率)/20.0%●返済方式/残高スライドリボルビング方式、元利定額リボルビング方式●返済期間・回数/最長5年・最大60回●担保・保証人/不要●必要書類/運転免許証※収入証明(契約額に応じて、レイクが必要とする場合)●要審査
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