WEB完結型のクレジットカード契約手続きの流れを徹底解説

有名クレジットカードのCMで「書類記入、印鑑不要!」を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

このように今はクレジットカードの契約は書類の記入や印鑑の捺印が不要なWEB完結型の商品になっていること多くなっています。

インターネット上からすぐに契約手続きをすることができるため、とても簡単に契約ができるのですが、書類の提出方法や口座振替方法でいくつか注意点があります。

また、審査に引っかかると時間がかかることもあるため、事前に審査のポイントを理解しておくことも大切です。

この記事では、WEB完結でクレジットカードを契約する際の注意点を解説していきます。

WEB完結型が主流になっている

クレジットカードは銀行窓口、デパートやスーパーの一角など様々な場所で申し込みをすることができます。

しかし、このような店頭申込型のクレジットカード以外は当たり前のように、WEB完結型のクレジットカードが普及しています。

WEB完結型のクレジットカードの流れはざっくり言えば以下のようになります。

①WEB上で個人情報や勤務先情報を入力

②審査(回答は長くても2営業日程度、即日回答も多い)

③カードの郵送

これだけの簡単なプロセスですが、WEB完結型と郵送契約型ではカードの発行にかかる時間が異なるという違いが大きな違いです。

WEB完結型は1週間程度で発行

WEB完結型のクレジットカードはカード契約のための郵送での書類のやりとりが必要ありません。

また、申込後すぐに審査に入ることができるため、審査にも時間がかかりません。

このため、申込から1週間程度ですぐにクレジットカードが自宅に届きます。

郵送は1ヶ月かかることも

郵送契約の場合には、申込書へ記入捺印を行い、カード会社へ返送し、その後審査に入るというやりとりになります。

そのため、カードが手元に届くまでには長い場合には1ヶ月程度の時間が必要になります。

「海外旅行が控えているから、旅行までにカードを作りたい」などという場合には、WEB完結型のクレジットカードの方が圧倒的に早く作ることができるでしょう。

WEB完結型の書類の提出方法は2つ

クレジットカードの契約にはカードローンと同じく必ず本人確認書類の提出が必要になります。

カードローンの審査の際には審査の過程で必ず本人確認書類を提出する必要があります。

しかし、クレジットカードは審査の後に提出することができるという違いがあります。

主な提出方法は2つあります。

WEB上にアップロード

カードローンの契約時と同じように、本人確認書類を写真に撮り、その写真をWEB上にアップロードする方法で提出することができます。

この方法でも十分に早い方法です。

受取人確認配達サービス

もっと便利な方法が、受取人確認配達サービスを利用することです。

楽天カードのCMでおなじみですが、カードを郵送してきた宅配便の担当者に運転免許証などを見せる方法で本人確認になります。

宅配便の担当者に交付した免許証は、担当者が免許証番号を書き写すため、それで本人確認書類を提出したことと同じになります。

WEB完結では、受取人確認配達サービスを利用すれば、書類の記入も、印鑑の用意も、本人確認書類も手元に用意することなく、確認を終えることが可能になるというのが最大のメリットです。

WEB完結型の口座設定方法

WEB完結が書類の記入も印鑑も不要と言っても「返済用口座だけは登録しなければいけないのでは?」と思う方も多いのではないでしょうか?

確かに、クレジットカードは、返済用の銀行口座を登録しなければなりません。

通常、クレジットカードの返済用口座の登録は、「口座振替依頼書」という書類へ記入・捺印を行い、銀行へ提出する必要があります(提出はカード会社が行う)。

ここで、印鑑の押印が不鮮明などの不備があると、また印鑑の押し直しが必要になったりと、何かと手続きが面倒です。

しかし、WEB完結型の場合には、口座振替依頼書を提出せずに返済用口座を登録することができるというメリットがあるのです。

カード受取時の書類を返送

一般的なWEB完結型のクレジットカードはクレジットカードが自宅に郵送されてくる時に同封されている、口座振替依頼書に記入捺印を行い、カード会社へ返送するという方法になります。

この場合、手元にカードが届いたとしても、口座振替依頼書だけは記入捺印が必要になるため、完全に書類の記入や印鑑が不要というようにはなりません。

契約手続時にWEB上で設定

WEB完結型には、WEB上で口座を設定できるカードがあります。

WEB上で口座を設定するということがどういうことかと言えば、カードの申込時に銀行名・支店名・口座番号・個人情報などを入力すると、その情報をカード会社が銀行へ送り、銀行が「間違いなくその人の口座ですよ」と回答することで当該口座が正しい口座であるということが証明され、その倍で支払用口座として設定できる仕組みになっているのです。

この方法であれば、もはや全ての手続きが、書類記入不要・印鑑押印不要・書類の用意不要でクレジットカード契約を完結できることになるのです。

WEB完結型のメリット

ここまで述べてきたように、WEB完結型のクレジットカードは郵送型や窓口での申込型と比較してメリットが多くなっています。

以下でWEB完結型のクレジットカードのメリットをまとめてみました。

書類の記入印鑑が必要ない

インターネットで買い物をしていると「〇〇カードの利用でポイント10倍」などと目にしたことがある人も多いのではないでしょうか?

WEB完結型のクレジットカードであれば、このように咄嗟に「このカードが欲しい」と思った場合に、何も書類を用意することなく、カードに申し込むことができ、すぐにカードの契約を完了させることができるのです。

カードの到着が早い

先ほど述べたように、WEB完結型の方がクレジットカードの到着が圧倒的に早いのです。

申込から1週間と言えばカードが自宅に届くため、予定されている海外旅行などにも間に合う可能性が高くなります。

クレカ審査のポイント

WEB完結型のクレジットカードはカード到着までの時間がかからないという特徴があります。

しかし、WEB完結型のクレジットカードでも審査の回答までに時間がかかってしまうことが稀にあります。

そのような時には審査で何かしら引っかかってしまっている可能性があります。

クレジットカードには審査があり、以下のいずれかに該当している人は審査に落ちる可能性がありますし、WEB完結型と言えども、審査の回答が出るまでに時間がかかってしまうことも珍しくありません。

審査のウェイトは信用情報

クレジットカードの場合には、限度額が高いゴールド以上のカードでない限りは、審査のウェイトは圧倒的に信用情報になります。

信用情報に問題がなければ10万円程度の限度額のカードであれば、学生でも主婦でも簡単に作成することが可能です。

実際にお金を借りるキャッシング枠は別として、お金を借りる訳ではないショッピング枠の審査はカードローンの審査よりもだいぶ甘くなっています。

では、信用情報では具体的にどのような点を審査しているのでしょうか?

ブラックは契約不可

いくら審査が甘いクレジットカードといえども、ブラックの人は基本的に審査には通過することができません。

ブラックとは、過去5年以内に、61日以上の延滞や、クレジットカードや携帯電話契約の強制解約、代位弁済などの経験がある人で、このような情報が信用情報に記録されている間は基本的にクレジットカードを作ることは難しいと考えておきましょう。

クレヒスもチェック

信用情報には過去24ヶ月間のクレジットカードや借入金の支払いの履歴も記録されており、この情報をクレジットヒストー(クレヒス)と言います。

ここで遅れが多い人も審査に通過することは難しくなります。

カードローンほど厳しい審査は行いませんが、毎月恒常的に遅れが多い人などは審査に落ちてしまうことがあります。

他債務が多いと審査落ちも

借入金の本数が多い人も審査に落ちることがあります。

一般的に借入本数が4本以上ある人のことを多重債務者などと呼びますが、多重債務者はブラックと同じように審査で厳しくなる属性の1つです。

カードローンであれば多重債務者というだけで高確率で審査には落ちてしまいますが、クレジットカードの場合にも借入本数が多く、クレジットヒストリーで遅れが多い人は審査に落ちる可能性も十二分にあります。

まとめ

今やクレジットカードはWEB完結の時代です。

WEB完結は申込からカードの到着まで書類の記入が不要で、カードの到着までに1週間程度という短い時間しかかからないという点がメリットです。

さらに受取人確認配達サービスを利用すれば、カードの受取時に配達人の人に本人確認書類を見せるだけという手軽さで、クレジットカード契約の全てを完結させることができます。

非常に簡単で、カードの到着までに時間がかからないWEB完結ですが、審査で引っかかると時間がかかりますので、多重債務でなく、ほかのクレジットカードの支払いに遅れがないという状態を継続してから申し込みをした方が、より迅速にカードを手に入れることができるでしょう。

なお、以下のサイトにてオススメクレジットカードが分かりやすくまとめられています。

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