学生ローンのベルに電話が繋がらない!ひょっとして廃業?
学生がローンを利用する場合は学生ローンが便利です。
しかし便利な学生ローンとして知られる「ベル」に電話が繋がらないという声を最近よく聞きます。
ひょっとして廃業しているのでしょうか?
この記事で学生ローンのベルの営業について究明します。
この記事はこんな方におすすめ
- 学生ローンのベルで借入がしたい人
- ベルに問い合わせしたいことがある人
- お金を借りたいと考える学生
目次
学生ローンのベルについての情報!
学生は学費や教材費、下宿にある生活費など、お金が必要なケースが多いです。
一時的な学費の捻出のためにはカードローンなども便利ではありますが、収入が少ない学生の立場としては、学生ローンと名のつく金融業者の方が何となく借りやすいと思っている人が多いようです。
そんな中、手軽で便利に利用可能な貸金業者登録がされた学生ローンの「ベル」という貸金業者があります。
まずは、学生ローンベルについての情報を詳しくお伝えします。
学生ローンのベルは貸金業廃業
インターネット上の口コミや評判などを見ていると、学生ローンベルに電話が繋がらないという情報をよく目にします。
ローンの申し込みをしようとしても電話が繋がらなければ申し込みや質問ができませんし、既に利用中の人は不安な気持ちになってしまうでしょう。
実は、学生ローンのベルは既に貸金業を廃業しています。
そのため、新規申し込みも追加申し込みも受け付けておりません。
とは言え、既に借りているお金がチャラになるわけではありません。
貸し出したお金の回収業務は行っていますので、引き続き返済は必要です。
学生ローンベルはどんな内容だった?
学生ローンベルが貸金業を行っていたときにはどのような内容だったのでしょうか?
学生ローンを活用したことがない人のために、一定の目安として紹介したいと思います。
学生ローンベルの金利は15.0%から17.0%で、最大50万円までの融資に対応していました。
アルバイトなどの安定収入がある学生でベルの審査基準を満たす場合には、大学生や大学院生だけでなく、短大生や専門学校生、予備校生も利用ができでした。
融資まで最短20分というスピードを誇っており、急ぎの人も安心して利用していたようです。
申し込みはインターネットからも可能だった
借入申込は、来店や電話だけでなくインターネットからの申込みも受け付けていました。
学生ローンでインターネットからの申込に対応した会社はあまりないので、非常に利便性が高いのに残念です。
ゼミや部活、バイトなどで毎日忙しい学生は、お金がなくてもなかなか借入申込のために時間が取れませんので、そうした人にとって学生でもインターネットからお金を借りられるベルは、非常に貴重な存在でした。
ベルの審査内容
ベルの審査は、年収や他社の借入状況などの情報や個人信用情報機関の記録などを基に実施され、融資対象である申込者にどれくらいの返済能力があるか信販会社が判断する流れになっていました。
授業料など学費に関する費用だけなく、他のことにも融資金を使えたの多くの学生がベルを利用してお金をやり繰りしていたようです。
学生ローンベルの所在地や連絡先
学生ローンベルは、渋谷区代々木に所在しています(渋谷区代々木2-10-4)。
問い合わせ先は電話が(03-3375-1396)で、FAXが(03-6300-6141)となっておりますが、現在は繋がらない可能性があります。
依然として回収業務は行っていますので、受付時間を紹介しますと平日は午前10時から午後12時45分と、午後13時45分から17時となっていて土日祝日は休業日です。
従来は、10時から18時の受付によって即日融資対応をしており、入会金や年会費は無料で利用できましたため、その利便性の高さを理解いただけるかと思います。
利用したいなら姉妹店のマルイへ
学生ローンベルを利用できないと分かってがっかりした人もいらっしゃるかと思いますが、実は学生ローンベルには姉妹店があります。
学生ローンベルの姉妹店は学生ローンマルイで、ベルと同等のサービスを提供しています。
営業時間は、平日9:15~17:00で土日祝日は休業日となっています。
金利は15.0%から17.0%、最高50万円まで借入ができ、融資スピードは最短20分とベルと同じです。
申し込みは来店だけでなく電話(0120-81-5501)やホームページからもできますので、とても手軽な利用ができます。
ベルからお金を借りられなくて借入を諦めかけていた人は、学生ローンマルイを利用すると良いでしょう。
学生ローンベルの返済方法
学生ローンベルは、貸金業を廃止し引き続き回収業務のみ行っていることは上記で触れましたが、具体的にはどのような方法で返済するのでしょうか?
ここでは学生ローンベルの返済方法として、学生ローンベルには2つの返済方法があること、返済時の振込先、利息の計算方法、返済シミュレーションの4つについて紹介いたします。
貸金業を廃業したベルですが、回収業務は依然と同様に続いているので決められた支払い日を守らないと遅延損害金が発生するため注意が必要です。
すでに学生ローンベルで返済を続けている人は内容のおさらいとして、他の学生ローンを検討中の人は、学生ローンの返済の参考として知っておきましょう。
2つの返済方法
学生ローンベルの返済方法は2種類ありました。
1つは、学生ローンベルに持参して返済する方法。
もう1つは、銀行振込による返済です。
学生ローンベルに持参して返済する方法は、万が一振込先を間違えるというようなリスクはありませんし、実際に現金を持って返済に行くため、お金の大切さを実感できます。
一方、銀行振込の場合は、自宅にいながらネットバンクで返済ができるため、時間と交通費を抑えられます。
ただし、現在はお金を持参する返済を受け付けていませんので、銀行振込のみの対応となっています。
返済時の振込先
学生ローンベルは、ホームページ上に、返済時の振込先が明記されています。
返済時の振込先は、三菱UFJ銀行高田馬場支店で、口座番号は0165009(普通)、株式会社ベル宛に振り込むことになります。
振込は、ネットバンクの他に、全国の銀行窓口やコンビニATMなどから手軽に手続きできます。
返済時の注意点としては、振込人名の前に、学生ローンベルの会員番号を入力することが必要です。
そのため、会員番号を確認してから返済を行いましょう。
利息の計算方法
学生ローンを利用している場合には、金利分の利息が発生するため、元金とともに返済しなければなりません。
利息がいくらかかるのかは自分で計算できるようにしておくと、返済計画が立てやすくなって便利です。
利息の計算は「残元金×実質年率÷365日×利用日数」という式で算出できます。
この計算式を見ると利息の金額が日割り計算であるため、利用日数と残元金に応じて変動することが分かります。
ぜひ、あなたの利用パターンで計算してみましょう。
返済のシミュレーションができた
ベルの公式サイトには返済シミュレーターがあり、利用金額や利率などを入力すると簡単に借入のシミュレーションができます。
新規貸出を辞めたためにベルで新しくローンを組むのは難しいですが、この返済シミュレーションはまだ使用可能です。
数字を選択したり、入力したりするだけで簡単に毎月の返済額や支払い回数、利息を計算できるので、他社申し込みを検討の際に返済計画を立てるときなどに利用するといいでしょう。
ベル以外の学生ローンおすすめ一覧
これから学生ローンを活用したい人は、現在学生ローンベルが新規受付をしていないことから他の学生ローン業者を活用することになるでしょう。
先ほど学生ローンベルの姉妹業者である学生ローンのマルイを紹介しましたが、どうせなら他の学生ローンと比較して、自分に合った業者を選びたいものですよね?
そこで、おすすめの学生ローンをいくつか紹介します。
ここでは、 学生ローンの「フレンド田」、高田馬場の学生ローン「カレッジ」、ヤングローンの「キャンパス」の3社の内容を見てみましょう。
学生ローンの「フレンド田」
学生ローンの「フレンド田」は、新規申込時に、大学や短大、大学院のほか、各種専門学校や予備校に通っている満18歳以上の方が利用できます。
17.0%の一律金利で最短即日融資対応となっているため、すぐに現金を入手できるでしょう。
申し込み方法は、インターネット、来店、電話に対応しており、返済方法は、銀行振り込み、店頭窓口、郵便書留から選択できます。
親に連絡が行くこともありませんので、誰にも内緒で借り入れられます。
高田馬場の学生ローン「カレッジ」
学生ローンカレッジは高田馬場にあるローン業者で、17.0%の金利で最大50万円まで融資を受けられます。
カレッジが提供している新ローンカードは、セブン銀行ATMでの取引ができるため、全国各地のコンビニで便利に利用できます。
ただし、事前手続きが必要であるため、予め行っておきましょう。
また、カレッジは自社の専用ATMコーナーを持っています。
自社専用ATMコーナーの場合は、手数料無料ですのでお得に利用できるでしょう。
自社専用ATMコーナーは、365日、午前7時~午後23時まで営業しています。
ヤングローンの「キャンパス」
ヤングローンのキャンパスは、14.4%から16.8%の金利で、最高50万円まで融資を受けられます。
「ゆうちょ銀行なら15時以降も即日融資可能」とうたっており、利便性の高さをアピールしています。
ヤングローンのキャンパスは、20歳から34歳までの女子学生が利用できる「学生レディースローン」を提供してて、他にも社会人ローンや、フレッシャーズ応援キャンペーンの実施など、積極的な商品ラインナップやキャンペーンサービスを行っています。
学費が足りないときは
何らかの事情で学費を払うお金が足りないときの対応策を2つ紹介します。
お金を使う目的が明確になっているので、大学のサポートが受けられたり公的支援を受けられますが、具体的にどのような対応策があるか順番に見ていきましょう。
大学のサポートがある
在籍する大学によっては、金銭的なサポートをする制度がいくつかあるケースが多いです。
例えば、同じ学校に兄弟姉妹が在籍していたり、卒業していたりした場合に、入学金・学費の一部もしくは全部が免除される兄弟姉妹学費免除制度があります。
学校によって免除される金額や条件、サポート内容は異なるので在籍する学校の事務担当などに確認してみましょう。
他にも高校や専門学生などのときに、あらかじめ大学や専門学校などにかかるお金を借りる契約を結ぶ予約奨学金制度があります。
奨学金の予約は学校を通じて日本学生支援機構に申し込みをします。
在学してからも奨学金の申込ができますが、事前に申し込んでおけば進学してからお金に困らずに済むのでおすすめです。
今回紹介したサポート制度以外にも、学校が独自に支援活動を行っている場合がありますので、学校のホームページや事務を担当する部署などで利用できる制度がないかチェックするといいでしょう。
公的支援なども考えよう
日本政策金融公庫の教育ローンを利用する方法もあります。
教育一般貸付は国の教育ローンとも呼ばれていて、先に説明した日本学生支援機構の奨学金と併用して利用できるのが大きなメリットです。
最高350万円まで借入ができ、金利は固定で1.71%ととても低金利です。
借入期間は最長15年で、教育資金融資保証基金の保証を選択すれば連帯保証人は必要ありません。
進学する学校が受験前で決まっていなくても申し込みができるので、気軽に申し込みができるのも利用者にとってありがたい制度です。
インターネットから申し込みが可能で、後から内容変更やキャンセルもできます。
奨学金と併用して、日本学生支援機構の教育一般貸付を利用する学生はとても多いです。
低金利なローンなので、他の金融機関などから借り入れる前に利用の検討をおすすめします。
また、申し込み完了から20日程度で指定口座への振り込みまで完了しますが、余裕を持った資金準備のためにも必要時期の2~3か月前の申し込みをおすすめします。
まとめ
学生ローンのベルは現在新規融資を行っていないため、姉妹店のマルイか、他のローン業者を利用しましょう。
ただし、返済業務は引き続き行っていますので、借りたお金はちゃんと返しましょう。
また、必要時期まで余裕があれば大学独自の学資制度を利用した入学金や学費免除や、政府系金融機関である日本政策金融公庫の低金利貸付などを検討してみるのもよいでしょう。
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