レイクの最低返済金額は借入金額によって変わる

レイクの返済には、最低返済金額が設定されています。

この金額は、借入金額によって変わります。

ここではレイクの最低返済金額について、利息なども含めたポイントを解説します。

レイクの返済方式は2種類ある

レイクの返済方式には、残高スライドリボルビング方式と元利定額リボルビング方式があります。

元利定額リボルビング方式を選んだ場合、利用限度額ごとの最低返済額がいくらになるかについては

残高スライドリボルビング方式

残高スライドリボルビング方式とは、借入残高に応じて、毎月の返済額が一定に決められている方法で、レイクで残高スライドリボルビング方式によって返済した場合の毎月の最低返済額は以下のようになります。

利用残高毎月の最低返済額返済回数
1~100,000円4,000円36回以内
100,001~200,000円8,000円
200,001~300,000円12,000円
300,001~400,000円13,000円60回以内
400,001~500,000円14,000円

元利定額リボルビング方式

元金と利息を合わせた毎月の返済額を、利用残高に関係なく定額で支払っていく返済方式です。

残高スライドリボルビング方式であれば、借入額に応じて返済額が決められてしまうことに対して、元利定額リボルビング方式であれば、利用残高に関係なく定額で支払うことができるので、利用金額が多くても負担が少なくなりますが、元金がなかなか減少せず、結果的に利息の支払額が大きくなってしまうリスクがあります。

レイクの最低返済金額

レイクの最低返済金額は、SBI新生銀行「レイク」と新生フィナンシャル「レイク」で異なります。

またレイクでは、返済回数の上限も設定されています。

それぞれの返済金額について詳しくみていくことにしましょう。

レイクは最低返済金額のみ設定

SBI新生銀行「レイク」の場合、残高スライドリボルビング方式の最低返済金額は、借入残高や実質年率に応じて変わります。

以下の表は、実質年率18%の場合の一覧です。

借入残高最低返済金額
10万円まで3,000円
10万円超20万円以下5,000円
20万円超30万円以下7,000円
30万円超40万円以下9,000円
40万円超50万円以下12,000円
50万円超60万円以下15,000円
60万円超70万円以下18,000円
70万円超80万円以下20,000円
80万円超90万円以下23,000円
90万円超100万円未満25,000円

このように、金利18%の場合には、最低返済額は上記のように決められており、レイクは後述するレイクと比較して返済金額が少ないので、最低返済額だけを返済していった場合には、完済までの期間が長くなり、利息負担が大きくなってしまいます。

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レイクは返済回数の上限もある

レイクでは、最低返済金額だけでなく返済回数の上限も定められています。

残高スライドリボルビング方式の最低返済金額や返済回数の上限は、借入残高や実質年率に応じて変わります。

以下の表は、実質年率18%の場合の一覧です。

借入残高最低返済金額返済回数
10万円まで4,000円36回以内
10万円超20万円以下8,000円36回以内
20万円超30万円以下12,000円36回以内
30万円超40万円以下12,000円60回以内
40万円超50万円以下14,000円60回以内

例えば、借入金額が30万円以下の場合には、返済回数が36回以下となるように毎月返済して行かなければなりません。

そのため、レイクの方がレイクよりも若干ですが、返済金額は大きくなります。

借入金額が大きくなれば許容される返済回数も長くなるので、例えば30万円超40万円以下の最低返済額は20万円超30万円以下の金額と変わりありません。

毎月の返済期日はいつ?  

では、レイクの毎月の返済期日はいつになるのでしょう?

返済期日に遅れてしまうと、信用情報に遅れた旨が記載され、審査には著しく不利になってしまいます。

レイクの返済期日がいつになるのかについて、しっかりと確認しておくようにしましょう。

返済日は自分で指定できる

レイクは毎月の約定日を自分の任意の日に設定することができ、この点は他のカードローンと比較して大きなメリットということができるでしょう。

返済日があらかじめ決められているローンであれば、設定された返済日が給料日前だったりすると、手元にお金がなくて延滞してしまうリスクが高くなりますが、レイクの場合には、返済日は自分で設定できるので給料日前などに返済日を設定しておくことで返済忘れを防ぐことができます。

できる限り手元にお金に余裕があるタイミングを返済日として指定するようにしましょう。

返済日前でも返済できる

さらにレイクは返済日の14日前から約定返済を行うことが可能です。

ボーナスなど臨時収入で手元にお金が入った場合、返済日前の14日以内であれば約定返済を済ませてしまうことが可能です。

15日前以上になると、約定返済ではなく随時返済になってしまい、次の返済日には返済義務が発生してしまうのでこの点だけは注意しましょう。

最低返済金額で返済する場合の利息額

最低返済金額で返済する場合、その利息額はいくらになるのでしょうか。

SBI新生銀行「レイク」と新生フィナンシャル「レイク」それぞれについて解説します。

レイクの場合

SBI新生銀行「レイク」の場合、最低返済金額で返済すると、利息額と返済回数は以下の通りとなります。

実質年率は18%で計算しています。

借入金額利息額返済回数最低返済金額
10万円38,781円47回3,000円
20万円104,980円61回5,000円
30万円179,093円69回7,000円
40万円256,636円73回9,000円
50万円282,952円66回12,000円

利息額は多くの場合で借入金額の50%以上と、多額となります。

レイクの場合

新生フィナンシャル「レイク」の場合、最低返済金額で返済すると、利息額と返済回数は以下の通りとなります。

実質年率は18%で計算しています。

借入金額利息額返済回数最低返済金額
10万円26,260円32回4,000円
20万円51,562円32回8,000円
30万円77,351円32回12,000円
40万円155,236円47回12,000円
50万円216,429円52回14,000円

SBI新生銀行「レイク」と比べて最低返済金額が高い分、利息額は大きく下がります。

例えば10万円の借入金額の場合、最低返済額がレイクの方がSBI新生銀行レイクと比較してたったの1,000円多いだけで、利息負担額の総額は1万円以上少なくなります。

毎月1,000円でも2,000円でもよいので、多めに返済しておくことで、利息は大きく節約することができるので、少しでも多く随時返済を行なっておくことが重要なのです。

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それでは、10万円を借りた場合の返済額や利息をレイクと比較してみたいと思います。

レイクは利息の負担面でみて、得なのでしょうか?損なのでしょうか?

上限金利最低返済額完済までの利息負担額
レイク18%4,000円26,260円
アコム18%5,000円19,772円
プロミス17.8%4,000円25,864円
アイフル18.0%4,000円26,260円
SMBCモビット18.0%4,000円26,260円
フクホー18.0%3,615円(36回の場合)30,122円
セントラル18.0%4,000円26,260円

フクホーはカードローンではないので、毎月返済額が残高スライドリボルビング方式ではなく、元金自由返済方式または元利均等返済方式によって決まります。

そのため、返済回数を36回とすると、毎月返済額が最も少なくなり、利息負担額が最も大きくなります。

一方、アコムは、金利はこの中では最高タイの18%ですが、最低返済額は最も大きくなります。

このため、利息負担額は最も大きくなり、2万円弱というところです。

この比較であれば、アコムが最もお得に借りることができるという話になりますが、レイクはじめとしてカードローンは、例え最低返済額が4,000円と決められていたとしても、その際に5,000円を返済しても、6,000円を返済しても自由です。

やはり、カードローンを早期返済するためのキモは金利ではなく、いかに多くの金額を返済していくかということですので、レイクの返済においても1,000円でも2,000円でもよいので、最低返済額よりもできる限り多くの金額を返済していき、お得に利用できるようにしましょう。

最低返済金額が変わるタイミング

レイクでは、最低返済金額が変わるタイミングがあります。

このタイミングは、SBI新生銀行「レイク」と新生フィナンシャル「レイク」で異なります。

どちらのカードローンであれ、借入残高に応じて最低返済額が決まっているので、借入残高が変化したタイミングで最低返済額が変わることになります。

レイクで最低返済金額が変わる場合

レイクの場合、最低返済金額が変わるタイミングは、以下の2つの場合があります。

  • 新たに借り入れたタイミング
  • 返済が進み、借入残高が減少した場合

但しレイクが提供する「返済シミュレーション」では、借入残高が下がった場合でも自動的に最低返済金額が下がる前提とはなっていません。

借入残高に連動して最低返済金額を下げてもらった場合、返済回数や利息は増えることとなります。

このため、シミュレーション通りに返済をしていくためには、返済が進み借入残高が減少して最低返済額が下がったとしても、これまで通りの返済金額を返済し続けていくことが大切になるのです。

レイクで最低返済金額が変わる場合

レイクの場合、最低返済金額が変わるタイミングは、新たに借り入れしたタイミングに限られます。

このため30万円借り入れた後に返済が進み、借入残高が10万円未満になった場合でも、引き続き毎月12,000円の返済が必要です。

しかしこの状態で新たに1,000円でも借り入れると、最低返済金額は4,000円に下がる可能性があります。

レイクの場合には、新規で借入をしない限りは返済額は変わらないので、最初の借入以降はシミュレーション通りに返済をしていきたい場合には、追加で借入をしない限りはシミュレーション通りの返済をすることができるのです。

この点は、レイクがレイクに進化して、返済方法も進化したと言える点ではないでしょうか?

レイクの借金が減らない理由と効率的に減らす方法

最低返済金額を減らすためには

少しでも最低返済金額を減らすためには、借入金額をよく検討し、なるべくきりのよい金額で借入することが必要です。

ご紹介したように10万円と10万1千円では、借入額がたった1,000円異なるだけでも返済金額に違いが生じてしまうためです。

またどうしても返済が厳しい場合は、早めにオペレーターに相談しましょう。

10万円ごとに最低返済金額の区切りがある

SBI新生銀行「レイク」、新生フィナンシャル「レイク」とも、借入金額が10万円ごとに利用残高の段階が設定されており、これに従い最低返済金額も変わります。

例えば20万円ならば最低返済金額は10万円超20万円までの額となりますが、20万1円になった場合は、20万円超30万円までの最低返済金額が適用されます。

このため、なるべく10万円や20万円といったきりのよい金額で借り入れると、最低返済金額を下げることができます。

支払うべき利息額を少なくするためにも、借入金額を圧縮できないか検討することが必要です。

例えば21万円が必要なときに、手元に1万円があるのであれば、20万円を借りて、手元の1万円を必要資金へ充当した方が間違いなく得策です。

また、買い物などの場合には値切ったり、ポイントなどでなんとか20万円以下の支払いに抑えられるようにすることも1つの方法でしょう。

いずれにせよ、10万円単位で返済額は上下するので、できる限り返済額が上がらないように借りることが大切なのです。

どうしても返済が厳しい場合は早めに相談を

最低返済金額は決して多額ではありませんが、収入が少ない方にとっては簡単に返済できる金額であるとは限りません。

このため、最低返済金額での返済が厳しくなる場合も出てくると思います。

どうしても返済が厳しくなった場合は、返済が滞る前に早めに問い合わせ窓口へ連絡し、相談することが大切です。

レイクをはじめとして、消費者金融は、どうしても返済することができない事情を抱えた人に対して「何がなんでも返済しろ」とは言いません。

病気や会社の倒産などによって、どうしても返済することができない事情があるのであれば、その旨を相談すれば、親身になって相談に乗ってくれます。

また、返済ができない場合には返済を待ってくれますし、一定期間利息の支払いだけに変えてくれることもあります。

いずれにせよ、事情があって返済ができないのであれば、まずは相談し相談してみましょう。

逃げてしまうとか、督促電話に応じない場合などには、レイクはじめとして消費者金融は事情がわからないので、返済を待ってはくれません。

困った時こそ、事情をしっかりと相談するということを心がけるようにしてください。

最低額で返すメリットとデメリット

レイクの借金を最低返済金額で返すことには、メリットとデメリットがあります。

それぞれについて、解説していきましょう。

最低返済金額で返すメリット

最低返済金額で返済するメリットは、毎月の家計の負担を軽くすることができる点です。

これにより、安定した生活を送る手助けとなります。

また少額でも毎月きちんと返済していれば、信用情報には「毎月予定通りに返済」という情報が登録される点もメリットです。

特に給与所得者の方は、毎月収入が決まっているので、最低返済額を家計やお小遣いの支出して組み込めば、毎月のやりくりをしやすくなるという大きなメリットがあります。

「少ない金額を計画的に返済することができる」というのが、最低返済額だけを返済していくメリットです。

最低返済金額で返すデメリット

最低返済金額で返済することには、以下のようなデメリットもあります。

  • 利息の総額が多額となり、場合によっては借入額の半分以上に達する場合もある
  • 返済回数が多く、いつまでも返済が終わらない

借金の返済が続くことは、それだけで心理的な負担となるものです。

例えば10万円を実質年率18.0%で借りた場合、返済額が3,000円と4,000円とは以下の違いがあります。

返済金額利息額返済回数
3,000円38,781円47回
4,000円25,771円32回

毎月の返済額を1,000円増額しただけで、利息額は13,000円、返済回数は15回も少なくなります。

このため毎月の返済額を1,000円でも多くできるかどうか、真剣に検討することが必要です。

また、ボーナス時などの余裕がある頭にはできる限り返済しましょう。

最低返済額だけ返済していくメリットを享受しながら、ボーナス時などの随時返済でデメリットをカバーするような賢い返済を行なっていくことがとても大切です。

レイクの返済方式変更

実は、レイクの返済方式には、前述の残高スライドリボルビング方式の他に、元利定額リボルビング方式という返済方式があります。

残高スライドリボルビング方式が利用残高に応じた返済額であるのに対し、元利定額リボルビング方式は、利用残高に関係なく、元金と利息を合わせた金額を毎月定額で支払っていく返済方式です。

返済額がどうやって決まるのかというと、契約時の借入限度額によって決まります。

つまり、たとえ借入額が増えたとしても返済額は変わりませんので、計画的な返済をしやすいという特徴があります。

例えば、契約時の借入限度額が30万円だったとすると、毎月の最低返済額は8,000円となります。

なお、この返済方式そのものも、後から変更することができます。

ただし、変更したい場合には、レイクのコールセンター(フリーダイヤル:0120-09-09-09)へ電話をして相談しなければいけません。

まとめ

ここまで、レイクを最低返済金額で返す場合について、さまざまな角度から解説してきました。

最低返済金額と支払う利息の総額は、トレードオフの関係にあります。

SBI新生銀行「レイク」は最低返済金額が低額である反面、支払う利息の総額は借入金額の50%以上に達するなど、利息は多額となります。

一方で新生フィナンシャルの「レイク」は返済回数の上限が定められているため、最低返済金額もレイクよりは高くなっています。

その反面、支払う利息の総額はレイクよりも大幅に下がることはメリットです。

最低返済金額で返すことには、毎月の負担が下がるというメリットがあります。

しかしその分返済回数は延び、支払うべき利息の総額も多くなります。

毎月の返済金額を1,000円増額するだけでも、返済回数や利息の総額は大きく下がります。

このため、生活に影響を与えない範囲内でできるだけ毎月の返済額を多くするよう、工夫することをおすすめします。

なお返済が苦しい場合は、無理をせず早めに問い合わせ窓口へ相談しましょう。

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