ビジネスローンは総量規制の対象外!覚えておきたい3つの条件とは

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決定

事業資金の申し込みを検討する場合は、銀行や日本政策金融公庫などが一般的ですが、個人事業主や利益があまりない中小企業の場合には、ノンバンクのビジネスローンに頼らなければいけません。

ビジネスローンは総量規制の対象外ではありますが、誰でも気軽に申し込みができるのか、見ていきましょう。

この記事はこんなひとにおすすめ

今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。

  • ビジネスローンの利用を検討している人
  • 借り入れしやすいローンを探している個人事業主の人
執筆者の情報
名前:馬野 伸斗(50歳)
職歴:信用組合に20年以上勤務

ビジネスローンは総量規制対象外!


事業資金であったとしても、法人名義でもない限り個人借り入れ扱いとなるため、貸金業者からの融資は総量規制に関係するのではないかと思っている人が多いのですが、ビジネスローンの場合は総量規制の対象外となります。

しかし、個人で申し込む場合と提出書類や担保なども変わりますので、まずは活用するにはどうしたらいいのかというポイントを、確認していきましょう。

総量規制

貸金業法の中で制定されている規制であり、貸金業者が個人に対して「年収の3分の1」を超す金額の融資を行うことを禁止している

個人事業主の場合は総量規制の「例外」にあたる

総量規制には、「例外」や「除外」と呼ばれる条件がいくつか存在しており、それらの条件を満たしている融資はたとえ消費者金融業者のものであっても、総量規制を気にする必要はありません。

総量規制の「例外貸付」の1つに、「個人事業者に対する貸付」という条件があるため、個人事業主が融資を受ける場合には、総量規制の範囲を超えた融資を受けられるようになっています。

法人の場合は総量規制の対象外

個人事業者ではなく法人が融資を受ける場合は、そもそも総量規制を気にする必要はありません。

総量規制は、「個人」に対する融資金額を制限するための規制であり、法人に対する融資には何の影響も及ぼさないからです。

銀行系ビジネスローンはそもそも対象外

総量規制は、貸金業法の中で制定されている規制であり、消費者金融等の貸金業者が行う融資に対して影響を与えます。

しかし銀行は、銀行法という法律に則って融資を行うため、総量規制の影響は受けません。

そのため、銀行融資を利用する限りは、そもそも総量規制を気にする必要がないのです。

総量規制対象外となる3つのルール

ビジネスローンは通常の借り入れよりも、借り入れ限度額の上限を大きめに設けてあります。

そのうえ総量規制の対象外となれば、事実ではなくても「自分は個人事業主である」と身分を偽って申し込みをしてくる人がいることが、金融機関にとって想像できます。

そのため、簡単に申し込みができないように、3つの条件を満たさなければ総量規制の対象外とはなりません。

なお、条件は以下のとおりです。

  • 資金使途が事業性資金であること
  • 確定申告書や事業計画書、資金計画書などの提出ができること
  • 借り入れ金額が返済能力を超えない範囲であること

これらの条件を満たして、初めて審査までたどりつくことができます。

条件をクリアすれば審査に確実にとおるということではなく、あくまでも審査をしてもらえるようになるだけです。

審査に通過するためにできること

ビジネスローンの審査では、通常の借り入れの審査に加え、事業内容や収支報告書なども重要な審査基準となります。

そのため、申し込みのために提出する事業計画書などは、念入りに作りこむことに越したことはありません。

仮にマイナス表示になったとしても、すぐに否決されないようにマイナスになった要因を明確にしましょう。

そのうえで、今後はどのように業績を回復させていき、融資を受けることで具体的に事業がどの程度まで回復できるのかなどを、担当者に対して具体的に説明できると、いい判断材料になるでしょう。

また、返済可能金額も重要な点です。

総量規制の対象外であったとしても、収入以上の返済金額であれば資金繰りが悪化するだけになります。

したがって、希望金額よりも確実に返済できる金額から、申し込み金額を検討していくといいでしょう。

希望額が低いなら消費者金融カードローンで借りる手も

借り入れを希望している金額がそこまで多くないのであれば、消費者金融のカードローンを検討してみるのも、1つの手と言えます。

消費者金融のカードローンは、資金使途として事業性資金を認めているものも多く、使い勝手に関しては申し分ありません。

ビジネスローンと比較すると、少し金利が高いのは難点と言えるかもしれませんが、借り入れ金額が少なければそこまで大きな影響は出にくいでしょう。

ビジネスローンのように事業計画書等の提出も必要なく、本人確認書類と収入証明書類さえ提出できればいいので、手続きの面でも楽ですね。

総量規制対象外だが借りれるとは限らない

ビジネスローンは総量規制対象外だということを説明してきましたが、「総量規制対象外=絶対に借りられる」というわけではありません。

利用者の属性や信用情報次第では、審査落ちになる可能性も十分ありますので、個人事業者のかたはその点を認識したうえで、申し込みを行う必要があります。

個人事業主の借り入れ限度額の目安は総量規制内

総量規制対象外の対象外であることと、実際に総量規制以上の金額で融資が受けられることは、別物です。

個人事業主という肩書であるとは言え、「個人」であることに変わりはありませんから、設定される借り入れ枠は総量規制の範囲内の金額を目安とされるからです。

総量規制を超えた金額の融資を受けたい場合には、できる限り属性をよくして、返済能力が十分にあると判断されなければなりません。

使っていないクレジットカードがあるような場合は、そのキャッシング枠を解約するだけでも、返済能力が改善されます。

年収を急に上げるなどは難しいですが、自分にできる範囲の改善は、行うようにしたいですね。

信用情報がブラックだとそもそも借りられない

信用情報は審査において非常に重要な要素なので、信用情報がブラックだという場合には、そもそもビジネスローンでの借り入れは行えません。

ビジネスローンに限らず、ほとんどの金融機関が取り扱うローンは利用できませんので、返済を延滞した等で信用情報に傷が付いてしまっている場合には、ブラック状態から脱するまでは、ローンの利用は諦めましょう。

個人事業主が借りやすい金融機関とは

事業資金の申し込みができる金融機関は、ビジネスローンだけではありません。

そのほか銀行や日本政策金融公庫などが有名ですが、それぞれ守るべき法律が異なるため、申し込み条件も変わってきます。

当然ながら金利なども変わってきますので、メリットデメリットを把握して、どこに申し込みをするのが自身の需要に合っているのかを検討していきましょう。

銀行よりも信金

銀行で、個人事業主が事業資金として申し込みを行うのは、少しハードルが高くなっています。

従業員を雇っているなど、比較的に大きく事業を展開している人以外は、銀行よりも信用金庫や労働金庫などに申し込みを行うことをおすすめします。

信用金庫の場合は、管轄しているエリアに居住しているか、働いていることが条件になります。

また、直近の売上高が1億円未満であること、同一事業を3年以上行っていることなど、比較的に中小企業向けの融資になっています。

ただし提出しなければいけない書類は多く、会社の登記簿謄本(履歴事項が全部記された証明書)や各々の経費使用に対する見積書・事業計画書・納税証明書など、様々な書類を準備しておく必要が出てきます。

日本政策金融公庫や中小企業制度融資は全額融資にはならない

中小企業の資金調達先といえば、日本政策金融公庫や中小企業制度融資などが有名です。

しかし、申し込み条件は緩いものの、信用金庫と同じく様々な書類を準備しておく必要があり、面接なども発生します。

また、融資希望額の3分の1は自己資金で準備しなくてはなりませんので、自己資金がないと融資を受けるのが厳しくなりますし、審査時間も長いのが特徴なので、時間にあまり余裕がない場合には不向きだともいえます。

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民間の事業者ローンは融資金額が低い

民間の事業者ローンは審査が早いので、急いでいるときには重宝しますが、先に話した金融機関よりも金利は高めに設定され、なおかつ融資上限金額も低めに設定されている場合が多いです。

プロミス事業者ローンの場合は、金利は6.3%から17.8%、貸付け上限は300万円と通常のキャッシングとそれほど差がない数字になっています。

提出書類は、確定申告書や収支決算書など、すぐにそろえられるもので対応可能です。

個人事業主や法人に人気のカードローン2選

では最後に、個人事業主や法人に人気のカードローンを、2つご紹介しておきましょう。

ビジネクスト カードローン

ビジネクストでは、事業性資金の融資を中心に行っていますので、カードローンの融資金も事業性資金に利用できます。

初回取引時の最大融資金額は500万円ですが、それ以降は最大で1,000万円まで融資が可能な限度額設定も、魅力の1つです。

100万円以上を借り入れることで適用金利が下がりますので、できれば100万円以上で利用したいところでしょう。

ビジネクスト カードローンの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
13.0%~18.0%
(利用限度額100万円未満)
8.0%~15.0%
(利用限度額100万円以上)
対象者満20歳以上69歳以下のかた
法人または個人事業主
融資限度額1万円~1,000万円
(新規取引時は上限500万円)
返済方式元金定率リボルビング返済
遅延損害金
(実質年率)
20.0%
担保・保証人原則不要
(法人の場合は原則、代表者の連帯保証が必要)

オリックス VIPローンカードBUSINESS

オリックス クレジットが取り扱う、オリックス VIPローンカードBUSINESSは、申し込みから最短60分で審査回答というスピーディーさが人気のカードローンです。

平日14:30までに契約手続きを完了できれば、振り込みによる即日融資も可能です。

返済方法はリボ払いまたは1回払いですが、まとまった金額を借り入れたい場合は、リボ払いでの返済になる可能性が高いでしょう。

リボ払いは上手に返済していかないと、返済期間が延びて返済総額も膨れ上がってしまいますので、その点にだけ注意して利用してくださいね。

オリックス VIPローンカードBUSINESSの商品スペックは、以下のようになっています。

金利
(実質年率)
6.0%~17.8%
(100万円コース以上は14.9%以下)
対象者満20歳以上69歳以下のかた
業歴1年以上の個人事業主のかた
または法人格を有する事業の代表者のかた
融資限度額50万円~500万円
返済方式リボルビング払いまたは1回払い
遅延損害金
(実質年率)
19.9%
担保・保証人不要

まとめ

民間のビジネスローンは申し込み条件も厳しくなく、審査結果が出るまでも早いのですが、金利や貸付け上限の設定金額から、急に現金が必要になった場合や一時的な利用の場合に利用したほうがいいでしょう。

総量規制の対象外とはいえ、返済能力を超えた金額では融資されませんので、できる限り低く希望金額を出しておくことをおすすめします。

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