SMBCモビットカードを紛失してしまったらどうする?
カードローンを利用し始めると、カードを持ち歩くことが増えてきます。
財布などにキャッシュカードや免許証と一緒に入れていると思うのですが、その財布ごとなくしてしまったらどうすれば良いのでしょう?
今回はモビットカードを紛失した場合の対処方法を調べました。
この記事はこんな人におすすめ
この記事は次のような人におすすめの記事となっています。
- モビットカードをなくして対処方法が知りたい人
- モビットカードの再発行が間に合わない人
- SMBCモビットに興味がある人
紛失してしまった後にすること
カードを失くしてしまったときには慌てますよね。
モビットカードがあれば、暗証番号さえ分かってしまえば利用者が誰であれ簡単に借り入れができるようになりますからね。
そうならないために、カードをなくした場合にどうすれば良いのかを紹介します。
カードをなくして何をべきか分からない人のために、必要な手続きを最初から最後まで解説します。
焦らずに紹介する内容に沿って順番に手続きすれば大丈夫なので、落ち着いて対応しましょう。
電話連絡して利用停止にしてもらう
カードをなくしたことに気が付いた場合には、まずはモビットカードが利用できないようにしなければなりません。
落としたカードを手にした人が、いたずらでカードを使おうとしてたまたま使った暗証番号が合っていた場合には、自由にお金を手にできます。
また、カードを盗んだ人が同じように暗証番号を類推できて、その暗証番号が合っていた場合にも同じように自由にお金を手にできます。
そうならないために、たとえ暗証番号が合っていたとしてもカード自体が使えないように、モビットのコールセンター(0120-24-7217)に連絡をして利用を停止してもらいましょう。
もしくは、会員専用サービスの「Myモビ」にアクセスしてカードの紛失・盗難の登録をしておきます。
これで、カードを一時的に利用停止状態にできますので、カードを持っていても利用できなくなります。
まずは、カードを利用される被害を最小限にするためにこの連絡だけは一番に行うようにしておきましょう。
警察に盗難届を提出する
カードの利用を停止しても、それだけで安心してしまってはいけません。
さらにすぐに警察に対してカードの盗難届や紛失届を提出します。
これは、不正利用されていた場合に、その利用が不正利用であることを明確に証明できるからです。
その他にも、警察に届けていることでカードが手元に戻ってくることだってあります。
ただし、手元にカードが戻ってきても利用するのは絶対に避けるようにしましょう。
もし返ってきた場合には、「Myモビ」で利用履歴を確認するか、モビットのコールセンターに利用履歴を確認するようにすると良いですね。
利用履歴で不正利用されたことが分かった場合には、そのカードは利用しないようにしてカードの再発行の手続きを行うと良いですね。
もし、不正に利用された形跡がない場合でも、カード番号などを控えられている場合には後で利用されてしまうことも考えられます。
不正利用された形跡がない場合でもカードの再発行をしてもらうのが良いですね。
他のカード類も必要があれば連絡を
モビットカードをなくした後にしなければならないことを紹介しましたが、モビットカードが財布に入っていたような場合には、その他にも手続きが必要になります。
例えば、本人確認で使われる免許証などを紛失してしまった場合も警察に届け出を行うようにしましょう。
確率はかなり低いですが、顔写真を変更して悪用されることだってあります。
また、他のキャッシュカードやクレジットカードに対しても、カード発行会社に盗難の連絡と再発行の手続きは行っておく必要があります。
キャッシュカードやクレジットカードもモビットと同じように、本人以外でも利用できてしまいます。
特にキャッシュカードやクレジットカードのキャッシング枠が設定されている場合には、暗証番号が分かればその分被害額が増えていってしまいます。
カードの発行会社によって、受付時間や対処方法が違いますが、連絡をしていないと不正利用であることを主張できなくなります。
特にクレジットカードの場合には、カードを提示するだけで使えることが多いので、連絡は早く行っておく方が良いですね。
破損の場合も連絡しよう
カードを紛失したのではなく、破損した場合も同様にカード会社に連絡しましょう。
手続きの流れや再発行にかかる手数料は異なりますが、まずは再発行を要請することが大切です。
モビットカードの場合は、磁気不良で利用できなくなるケースが多いです。
コールセンターに連絡すると再発行の手続きができますが、具体的な手順と注意点については次で紹介します。
再発行をする手順と注意点
モビットカードを紛失したときには、モビットへの連絡と警察への届け出を行った後は、カードの再発行を依頼することになりますね。
ここでは、カードの再発行に関して紹介します。
手続きの手順や必要書類、手数料についてや土日祝の場合の対応方法を詳しく見ていきましょう。
再発行する手順
再発行を行うための手続きは、モビットのコールセンターにカードの再発行を依頼するか、モビットの会員専用サービスの「Myモビ」にアクセスして再発行を依頼しましょう。
その後何も問題なければ、カードの受け取り方法を、郵送か自動契約機のどちらかを選択します。
受け取り方法を選択した後は、郵送の場合には約1週間程度後、自動契約機の場合には自動契約機に行くと新しいカードを手にできます。
書類は用意する必要がある?
再発行するには、紛失した時期やそのときの利用者の状態によって審査が必要なときがあります。
最初に契約してから時間が経っている場合には、再発行するときに再審査を行う場合もあります。
再審査が必要になった場合には、最初の審査と同様に本人確認用の書類と収入証明書が必要になります。
また、勤務先などが変わっているような場合には、社員証や給与明細が必要な場合もあるようです。
用意しなければならない書類に関しては、再発行を依頼したときに指示がありますので、その指示に従うようにしましょう。
再発行の手数料
モビットカードの再発行には手数料がかかりますが、具体的な金額は公式ホームページに明示されていません。
手数料がかかることは記載されているので、無料では再発行できないと心得ておきましょう。
土日祝や平日夜の場合
土日祝に再発行を申し込む場合、SMBCモビットの営業時間中に審査が完了すれば受取れますが、平日夜遅くは審査が翌営業日に繰り越されるので注意が必要です。
審査の受付は21時までなので、その日中にカードを再発行したいときは20時までには申し込むようにしましょう。
カードの受取を郵送ではなく自動契約機にすると、時間をかけずに再発行ができます。
再審査があって利用できなくなるかも
再審査を行うことになりますので、その時の利用者の収入、他社からの借入金の状況、モビットの利用状況が加味されて審査が行われます。
この審査で、限度額などの金額が今までと違う条件となることもあります。
勤め先が変更になった、収入が減った、他社からの借入額が増えたなど、審査にマイナス評価となることがある場合には、限度額が下がる可能性があります。
状況が悪い場合には、最悪利用ができなくなる可能性もあります。
カード紛失に備えて
ここまではカード紛失時の対応に関して紹介してきましたが、ここからはカードを紛失することに対して事前にできる対策を紹介します。
そもそもカードを持たない
モビットのカードローンでは、カードを利用しないという選択肢もあります。
借入と返済でATMは利用できませんが、ネット上で振り込みキャッシング、口座振替での返済、銀行振り込みでの返済はできます。
カードを持っていませんので、カードを紛失する危険性はなくなり、他人に不正利用される危険性もぐっと減ります。
利用するには、パソコンやスマホでインターネットを利用して操作することになりますので、これらの操作に不慣れな人は難しいですね。
ただし、モビットの契約をした後ではモビットのコールセンターに電話することで、借入も返済もできるようになっています。
したがって、電話での申し込み等に問題が無ければ電話を利用して申し込みをする方法にしても良いと思います。
カードが無くても会員サービスは利用可能
SMBCモビットの会員サービスであるMyモビは、ローンカードがなくてもユーザーIDとインターネットパスワードが分かれば問題なく利用できます。
キャッシングの手続きや各種情報照会などに対応しています。
日ごろからMyモビの使用に慣れていると、カードがなくなっても操作に手間取ることがありません。
暗証番号には注意する
カードがあっても暗証番号が分からなければ、誰もカードを利用できません。
そのため、モビットの暗証番号は誕生日や電話番号など以外で類推されにくいものにしておくことが必要です。
中には、カードの番号を暗証番号として利用する人もいるようですが、カード番号はカードを手にした人が見られる番号ですので類推される危険性が高いです。
できれば、自分だけのオリジナルな番号にしておくのが良いですね。
すぐに連絡できるようにしておく
カードをなくしたときには、いかに早く連絡ができるかがカギになってきます。
いくら連絡したとしても、その前に利用されてしまっている場合には不正利用を証明するのは難しくなってしまいます。
もしものときに備えて、携帯電話やスマホの電話帳にモビットのコールセンターの電話番号を登録しておきましょう。
モビットカードの再発行が間に合わないときは
急にお金が必要になってモビットカードの再発行手続きが間に合わないときの方法を紹介します。
今回は、私物を売ったり、他の金融機関を利用したりなど4つの方法を見ていきます。
モビットカードの再発行はスピーディに完了しますが、どうしても間に合わない場合は実践してみましょう。
私物を売る
すぐにお金が必要になったときは、フリーマーケットアプリやネットオークションなどを利用して、必要ない私物を売りましょう。
販売する商品によりますが、需要があるものを売ればまとまった金額が手に入ります。
家の中に使っていないものがないかチェックしてみましょう。
スマートフォンで写真を撮影して簡単に出品できるサイトが多いので、ある程度インターネットに慣れていれば簡単に私物を誰かに売れます。
他の金融機関から借りる
モビットカードの再発行が待てないときは、審査から融資までの期間が短い他の金融機関を利用するのもひとつの方法です。
しかし、複数の会社から借入があると審査の通過率に影響します。
借入契約を結ぶ会社はできるだけ少なく抑えることをおすすめします。
即日で融資が受けられる会社も増えましたが、利用者の全員がその日にお金を手にできるわけではありません。
あくまでも審査の内容によるので、場合によってはモビットカードの再発行を待つ方が早いでしょう。
知り合いから借りる
親や親しい友人などの信頼できる人にお金を借りて、入用に対応する方法も選択できます。
金融機関の借入と違う点は、借入期間に応じて利息が発生しないところです。
ただし、きちんと返済しないと後々人間関係のトラブルに発展しかねません。
お金を借りる相談をもちかけるときには、なぜお金が必要なのか、いつ返済するのかを明確に伝えることが大切です。
きちんと返済することを伝えるためにも「借用書」を書いてもいいでしょう。
即日払いのアルバイトをする
副業が禁止されている会社に勤めている人は難しいですが、即日払いのアルバイトをしてお金を用意する方法もいいでしょう。
引っ越しや夜勤のアルバイトなどは1日働くと1万円を超えることも珍しくありません。
即日払いのアルバイトの募集は絶えず実施されているので、選り好みをしなければすぐに見つかります。
SMBCモビットの基本情報
ここまで、SMBCモビットカードを紛失した場合について説明してきましたが、ここからはSMBCモビットの基本情報を紹介していきます。
利用限度額は1万円~800万円で、実質年率は3.0~18.0%の間で審査を基に決定されます。
返済は1か月に1度で、返済方法はATMを利用する方法と口座振替のいずれかを選択します。
返済日は5日、15日、25日、末日の中から都合が良い日を選択できます。
モビットカードには、カードローン機能とクレジットカード機能の両方が1枚のカードに収まった多機能型モビットカードがあります。
Tカードプラス(SMBCモビットnext)という商品名で、クレジット機能を利用したり、提携先でカードを提示するとTポイントが貯まります。
SMBCモビットは他社と比較してもサポートが充実したカードローンなので、初めての利用でも安心です。
電話や窓口だけでなく、パソコンやスマートフォンを使っていろいろな手続きができるのもSMBCモビットのメリットです。
SMBCモビットの借り入れ条件
モビットを利用できるのは、年齢が満20~69歳で安定した収入がある人です。
アルバイトや自営業でもSMBCモビットの基準を満たせば、モビットカードを利用できます。
返済方式は借入後残高スライド元利定額返済方式で、回数は最長60回です。
ただし、返済能力その他の事情にかんがみ、合理的な理由があるとSMBCモビットが認めた場合には、最長106回(8年10ヶ月)となります。
返済はATMの入金や振込、口座振替から好きなものを選択できます。
中でも、払い忘れを防げる口座振替を利用して返済をする人が多いです。
カード申込とWEB完結申し込みの違い
SMBCモビットのネット申込「はカード申込」と「WEB完結申込」の2種類ありますが、違いはオペレーターと電話で会話するか否かです。
カード申込はネットである程度の情報を入力した後、オペレーターからの電話に対応する必要があります。
担当者と話しながら確認ができるので、分からないことや不安なことがある人はカード申込がぴったりです。
ただし、勤務先への在籍確認やローンカードの発行がされるので、気になる人はWEB完結申込をおすすめします。
WEB完結申込はすべての手続きをネットで完了させるため、入力に時間がかかりますがオペレーターと会話する必要がありません。
社員証や給与明細書・源泉徴収票を提出する手続きなので、職場への電話連絡が行われないのがWEB完結申込の特徴です。
ローンカードが発行されないので、融資金は登録口座に振り込まれます。
WEB完結申込を利用するためには、三菱UFJ銀行か三井住友銀行、ゆうちょ銀行のいずれかの口座が必要です。
入金される口座が限定されているので、3行の預金口座がない場合は新規口座開設をするかカード申込を選択しましょう。
なお、三井住友銀行のATMを利用すると手数料がかからないので非常にお得です。
SMBCモビットの審査
SMBCモビットは消費者金融なので、銀行などの金融機関のように保証会社による審査は行われません。
長年培った技術と経験で、独自の基準で申込者の返済能力を適切に判断します。
審査はSMBCモビットに提出した年収や他社借入情報、信用情報機関の記録を基に実施されます。
先に説明したとおり、カード申込でSMBCモビットの利用登録をすると、勤務先に在籍確認が実施されます。
無事に在籍確認が終わって審査に問題が無ければ、SMBCモビットから結果の連絡が来ます。
SMBCモビットの場合だと審査にかかる時間は最短で30分です。
非常にスピーディに結果が分かる点が、SMBCモビットの誇れる特徴のひとつです。
SMBCモビットの豊富な提携ATM
SMBCモビットは非常に多くのATMと提携しています。
例えば、三井住友銀行、三菱UFJ銀行などのメガバンク、ローソンやセブンイレブンなどのコンビニATM、そのほか第三銀行やプロミスなどのATMと提携しています。
Q&A
最後に、SMBCモビットのカードに関するQ&Aを2つ紹介します。
どちらもよくある質問なので、しっかりチェックしましょう。
Q.再発行後に前のカードが出てきたときの処理は?
再発行後に前のカードが出てきた場合は、はさみなどでカードを切って破棄しましょう。
新しいカードが発行されると、以前のカードは利用できない設定がされます。
手元に置いていても利用することはないので、新しいカードと区別がつかなくなる前に処分しましょう。
Q.急にカードが使えなくなることがある?
月に何度も借入をしたり、限度額いっぱいまで借りたりなど好ましい利用状況ではないとSMBCモビットに判断されると、利用停止措置がされることがあります。
また、他社分を含めた総借入額が年収の3分の1を超えると利用停止措置が取られます。
SMBCモビットを継続して利用すると総量規制を超えたり、SMBCモビットに不利益があったりする条件に該当すると利用停止措置が実行されるので、注意しながら利用することが重要です。
まとめ
モビットカードを紛失してしまった場合には、すぐに利用停止をするための連絡をするようにしましょう。
また他に紛失したカードなどがある場合には同様にカード会社などに連絡をして適切な対応をするようにしておきましょう。
その後警察へ行ってカードの盗難届などを提出しておくと良いですね。
カードを紛失するのが怖い場合には、カードレスで利用することも考慮すると良いですね。