カードローンでカードなし?カードレスとは
カードレスとは文字通り、「カードがない」ということです。
デビットカードやカードローンは、キャッシュカードに機能を付けることでカードレスなるカードが存在します。
カードの存在を家族や周りに知られたくない、カードの紛失を懸念されている人におすすめの商品です。
クレジットカードの利用は不安、年齢や諸事情で利用できないという人に人気のカードになっています。
この記事はこんなひとにおすすめ
今回ご紹介するのは、以下の人におすすめの内容になります。
- カードローンをカードレスでの利用を考えている人
- カードレスのメリットとデメリットを知りたい人
即日OK!審査通る?カードローン
カードローン | 実質年率 最短融資 | 特徴のまとめ |
---|---|---|
SMBCモビット | 3.0%~18.0% 即日融資 ※申込曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱 | ・事前審査結果最短10秒 ・契約機で土日も融資可 ・WEB完結なら電話連絡、郵送物なし ※収入証明を提出していただく場合があります。 |
プロミス | 4.5%~17.8% 最短20分 | ・20~30代に人気 ・初めて契約する方は30日間利息0円 ・借入可能かすぐに分かる事前診断でチェックできる |
アコム | 3.0%~18.0% 最短20分※ ※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 | ・業界№1の融資残高数 ・30日間無利息サービス ・アルバイト、パート可 |
カードレスとはどういう意味?
Yahoo!知恵袋で、以下のような質問が投稿されていました。
SMBCモビットでカードローンなのにカードレスという広告を観かけました。これって、一体どういう事でどういうシステムでしょうか?また、さまざまなリスクはつきものと考えたほうが妥当でしょうか?
詳しい方、意見などアドバイス願います。
「カード」ローンなのにカード「レス」と言われてしまうと、頭の中が「???」となってしまってもおかしくありません。
これまでカードローンと言えば、専用のローンカードを使って自動契約機やコンビニなどに設置されているATMなどを利用して、お金を借りる方法が主流でした。
しかし、最近はカードレス、つまりローンカードを使わずにお金を借りられるサービスが提供されていることも珍しくありません。
ローンカードを使わずにカードローンが利用できれば、ローンカードを人に見られたくない人でも安心して利用できます。
カードレスにはメリットやデメリットがありますので、それぞれしっかりと理解した上で、効果的に利用していきましょう。
カードレスカードローンのメリット
カードレスカードローンは、カードを用いたカードローンと比較してどのようなメリットがあるのか、検証していきましょう。
誰にも内緒で借り入れできる
カードレスカードローンの大きなメリットのひとつは、何と言っても誰にも知られずに内緒でお金を借りられることでしょう。
ローンカードを利用したカードローンの場合は、自動契約機などで契約するか、自宅に郵送で届けてもらう必要がありました。
自動契約機にいるところを誰かに見られてしまうかも知れませんし、自宅に郵便物が届くと家族に見つかってしまうというリスクがありました。
しかし、カードレスの場合は、インターネットで全ての手続きを完了できるので、自動契約機などに行く必要がありません。
また、契約書などが自宅に郵送されてくる心配もありません。
ただし、もし返済が延滞した場合には自宅に督促状が届いてしまうため、返済期日はしっかりと守ることが大切です。
振り込みキャッシングで即日融資できる
カードレスカードローンでは、振り込み指定口座を登録しておくと、お金が必要なときにインターネットからの手続きをすることで、銀行振込でお金を借りられます。
そして、カードローン会社が指定している金融機関への振り込みであれば、即日融資が可能となっているため、「今日中にお金が必要!」という場合に大変便利です。
また、銀行振り込みなので、銀行の窓口営業時間内に手続きする必要があり、即日融資を希望する場合は、遅くても14時までには手続きを済ませる必要があるので注意しましょう。
カードを紛失してしまう心配がない
ローンカードを利用するタイプのカードローンは、ローンカードをしっかり管理していなければなりません。
ローンカードをどこかに紛失してしまうかも知れませんし、何かのはずみで破損してしまうかも知れません。
紛失してしまった場合、不正利用されてしまう可能性もありますし、破損の場合は再発行する手間がかかってしまいます。
しかし、カードレスならローンカードを手元で管理しておく必要がなく、お金を借りるのも返済するのもPCやスマホから手続きできますので、紛失や破損などのリスクを回避できます。
カードレスカードローンのデメリット
カードレスカードローンには、ユーザーにとって大きなメリットがあることが分かりましたが、一方で気を付けたいデメリットもあります。
コンビニATMで借りられない
カードレスカードローンの大きなデメリットのひとつに、コンビニに設置されているATMで気軽に利用できないという点があります。
外出先でちょっとお金が足りないというときなどに、近くのコンビニでカードローンが利用できれば便利ですが、カードレスではそれができません。
カードレスの場合は、まずインターネットで振り込み依頼をしてからコンビニATMに行き、指定した口座のキャッシュカードでお金を引き出す必要があります。
今すぐにお金が必要という場合は、カードレスよりもローンカードがあったほうが便利と言えます。
土日の融資が受けられない場合がある
カードレスカードローンでは、銀行にお金を振り込んでもらって利用する方法が一般的ですが、土日・祝日は銀行が休業日となっているため、即日で振り込みキャッシングを利用するのはかなり難しいでしょう。
土日こそ急な出費が必要になることが多いので、少々痛いデメリットです。
しかし、プロミスであれば三井住友銀行やPayPay銀行などの24時間振込可能な金融機関の口座を持っていれば、24時間365日振り込みを受け付けているので、土日でも即日振り込みが可能になります。
なお、どうしても土日にカードローンを利用したいのであれば、自動契約機でカードありのカードローンを申し込めば、即日借り入れが可能です。
借り入れの履歴が通帳に残る
カードレスカードローンを利用すると、銀行にお金が振り込まれますので、借り入れをした履歴がそのまま通帳に残ってしまいます。
ひとり暮らしや独身の人はそれほど大きなデメリットには感じないかも知れませんが、家族が通帳を見るような状況にある人は、家族にバレてしまわないか冷や汗ものだと思います。
しかし、大手消費者金融では、そういったユーザーの悩みを解決すべく、振込人名義に配慮してくれています。
たとえば、プロミスは振込人名義を「パルセンター」、アコムでは「ACセンター」、アイフルでは個人名にするなど、うれしい配慮があります。
しかし、SMBCモビットはそのまま「SMBCモビット」と記載されてしまうため、借り入れたことが家族にバレてしまいますので、注意しましょう。
デメリットを解決する方法
カードレスカードローンには、①コンビニATMが使えない②土日に利用できないことがある③通帳に借り入れ履歴が残る、といったデメリットがありますが、これらを解決する方法があります。
指定銀行口座を作る
大手消費者金融では、指定された銀行口座を持っていると、土日・祝日でも利用できるところがあります。
アコムでは24時間、土日も銀行口座振込可能です。
※金融機関・お申込時間帯によってはご利用いただけない場合がございます。
また、楽天銀行の口座を持っている場合、平日・土日を問わず24時間いつでも申し込める上、申し込みから振り込みまでの時間がわずか数分という即時振込が可能です。
プロミスでは三井住友銀行やPayPay銀行などの24時間振込可能な金融機関の口座を持っている場合、24時間いつでも振り込みによるキャッシングができます。
プロミスの「瞬フリ」では、申し込みから振り込み完了まで驚きの10秒という超スピードでの振り込みが実現されているので、利用方法としては非常に便利です。
銀行系カードローンや他の消費者金融では、このような振り込みキャッシングは提供されていませんので、土日の利用を考えてアコムやプロミスの利用を考えるのもひとつの方法です。
アプリをインストールする
カードレスカードローンは、基本的に振り込みによるキャッシングとなりますが、専用スマホアプリをインストールすると、セブン銀行ATMで「スマホATMキャッシング」が可能になります。
対応しているのは、アイフル、プロミス、SMBCモビット、レイクです。
セブン銀行のATMは24時間365日利用できますので、土日や夜間でももちろん利用できます。
手続きの仕方は簡単で、セブン銀行のATMに表示されたQRコードをアプリで読み込んで、表示されたワンタイム暗証番号などを入力していくだけです。
カードローンの審査に通過するためのコツ
カードレスでのカードローンを利用するためには、そもそもの問題としてカードローンの審査に通過しなければなりません。
カードローンの審査に通過するためのコツを、以下でいくつか挙げていきましょう。
勤続年数が長く安定した収入があることをアピール
カードローンの審査に通過するためには、「安定した返済能力がある」ことが非常に重要です。
安定した返済能力は勤続年数と大きく関係するので、勤続年数が長いことを示せれば審査では有利になるでしょう。
本人確認書類を提出することで、雇用形態や勤続年数については確認できるので、ある程度の勤続年数を有している場合は、何も気にすることなく堂々と審査を受けていれば大丈夫ですよ。
消費者金融やカードローンは、借り手に安定した収入があり、かつ昇給等で増収が存在するという前提でビジネスが成立する。だが、正社員ですら収入が不安になりつつある現在、もはや消費者金融やカードローンはビジネスとして破綻する方向なのではなかろうか。
— 橋本玉泉 (@H_gyokusen) 2013年06月02日
確かに近年では、「安定した収入を得ている」と胸を張って言える人は少なくなってきているのかもしれませんが、カードローンの審査では「安定した収入」が重要視され続けるでしょう。
他社での借り入れ件数も借り入れ総額も減らす
安定した収入を得ていたとしても、それだけで安定した返済能力があるとは言い切れません。
カードローンに申し込む前にすでに他社で借り入れをしている場合、そちらにも返済をしなければならないため、返済能力の一部を割かなければならないからです。
他社借り入れ件数や借り入れ総額は、少なければ少ないほうが審査時に好印象であることは間違いありません。
できる範囲で構わないので、申し込み前に他社借り入れは減らしておきたいですね。
なお、他社借り入れを整理する場合は、できるだけ借り入れ件数を減らせるような形で整理するのが望ましいです。
そのため、たとえば1社から40万円、他の2社から20万円ずつ借り入れているような場合は、1社の40万円を完済するよりも2社に20万円ずつ返済するほうが、審査での印象はよくなりますよ。
申し込み情報は正確に
審査の最初のステップは、申し込み者からの申し込み情報をもとにして進められていきます。
そのため、申し込み情報は非常に重要なので、正確に申告することを心がけなければなりません。
万が一申し込み情報に間違いがあると、審査がやり直しになってしまう可能性がありますし、嘘の情報で申し込みを行ったということで、そのまま審査落ちになってしまうかもしれません。
提出前に一度最初から最後まで見返すだけの余裕を持っておきたいですね。
対応しているおすすめカードローン4社
ではここからは、カードレスカードローンが利用できるおすすめのカードローン会社4社を紹介していきます。
①:家族バレ会社バレの心配がないSMBCモビット
金利 (実質年率) | 借り入れ限度額 | 審査時間 | 融資スピード |
---|---|---|---|
年3.0%〜18.0% | 1万〜800万円 | 10秒簡易審査 | 即日融資※ ※お申込の曜日、時間帯によっては翌日以降となる場合があります。 |
SMBCモビットの利用対象者は、満20歳~74歳の安定した収入のある人で、アルバイトやパート、自営業の人でも利用可能です。
審査を受けることが不安な人は、公式サイトの事前審査を試すと10秒で融資可能かどうかが判断できます。
申し込みはWebで完結し、電話連絡や郵送物がないので、誰にも知られずにカードローンが利用できます。
SMBCモビットはカードレスに対応しており、SMBCモビットのアプリとセブン銀行のATMを利用すれば、いつでも好きなときにキャッシングが可能です。
スマホATM取引
スマホATM取引は、上述したようにアプリとセブン銀行のATMを利用することで、キャッシングが行える方法です。
アプリは無料でダウンロードできますし、セブン銀行ATMはセブンイレブンを中心に幅広く設置されているので、多くの人が利用できる方法となっています。
②:土日でも24時間借りられるプロミス
金利 (実質年率) | 借り入れ限度額 | 審査時間 | 融資スピード |
---|---|---|---|
4.5~17.8% | 500万円 | 最短20分 | 最短20分 |
プロミスはSMBCグループ子会社の、「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社」が運営する消費者金融で、SMBCグループの完全子会社です。
大手銀行の子会社だけあって、その安心感は抜群です。
初めてプロミスを利用する人向けに、「30日間無利息サービス」があり、初回利用日の翌日から30日間は無利息で利用できます。
また、融資実行までは最短20分というスピード融資が可能なので、「今すぐお金が必要!」というときに便利です。
さらに、他社に比べて上限金利が低いという特徴もあります。
プロミスはカードありか、なしかを選べます。
一般的には、郵送されたくないときに、自動契約機でカードローンを契約するというのが主流でした。
それがプロミスのWeb完結ローンの場合はカードレスのため、申し込み・借り入れ・返済まで全てWebで完結できるのです。
- 来店&電話&郵送物なしで、家族にバレることも心配必要なし
- カード紛失の心配も不要
これを実現したのが、プロミスのカードレスです。
なお借り入れは口座振り込みのみであり、ATM,コンビニでの利用は不可です。
それをカバーするかのようにプロミスでは、「瞬フリキャッシング』というサービスで原則24時間365日口座への振り込みが可能となります。
夜や休日に急にお金が必要となることも多いですので、平日以外でも口座への振り込みが行われるというのはありがたいですね。
選択肢 | 項目 |
---|---|
契約方法の選択 | 「Web」 |
審査結果の連絡 | 「メール」 |
書面の受け取り方法 | 「ホームページにて書面を確認」 |
実際に申し込み画面で確認していくと以下のようになります。
- 契約方法の選択
- 審査結果の連絡、書面の受け取り
選択肢 | 項目 |
---|---|
返済方法の選択 | 「口座振替(口フリ)」 |
カードあり・なし | 「カードなし」 |
口フリ(口座振替)が可能な主な金融機関
三井住友銀行、PayPay銀行、ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、SBI新生銀行、ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行、セブン銀行 |
その他地方銀行、信用金庫合わせて200行に対応しております。
<プロミスの特徴>
対象属性 | 対象年齢 | 金利 (年率) |
---|---|---|
学生、パート、アルバイトOK | 18歳~74歳※ | 4.5%~17.8% |
※お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
なお、プロミスを初めてご利用の人は、30日間無利息でお金を借り入れられます。
収入証明書原則不要で原則50万円まで利用可能で、プロミスコールで借り入れに疑問に丁寧に答えてくれます。
また、プロミスはオペレータを女性に指定することも可能です。
自動契約機も全国各地に存在し、9:00~21:00(※契約機により営業時間が異なります)の申し込みの場合、即日借り入れが可能となります
。
プロミスに申し込むときに電話の在籍確認に対して要望がある場合は、申し込み完了後すぐに相談してください。
自動契約機でカード受け取り
もしカードレスにしたい理由が家族や周りにバレたくないといった場合、自動契約機でカードの受け取りをすれば、自宅へ郵送されることはありません。
お金の引き出しを行うときは、残念ながらローンカードを持ち運ぶ必要があります。
ローンカードの郵便局留めも有
またカードローン契約後、ローンカードの郵送を郵便局留めにしておけば自宅に郵送される心配はありませんので、安心をしましょう。
郵便局留めとは、郵便局に郵便物を止めておくことを言います。
今回で言うと、ローンカードが郵便局に保管されているということになります。
これは、申し込みのときにカードローン会社へ、「書類は郵便局留めでお願いします」と相談すればいいです。
あとは郵便局に書類を取りに、自分が出向けばいいのです。
③:クレジットカード代わりに使えるJNBカードレスVisaカード
JNBカードレスVisaはジャパンネット銀行の発行する、Visa デビットカードです。
手続きはネットで完了、申し込んだその日から利用できます。
番号を控えることで、カードなしで利用可能です。
クレジットカードのような審査も不要、年会費も無料。
簡単に特徴をまとめると以下になります。
|
なお、JNB Visaデビットは、使ったそのときに引き落とすので、現金感覚で使えます。
ただし、口座残高以上の金額は利用できませんので注意しましょう。
キャッシュカードに付いているVisaデビットと、ネット専用のJNBカードレスVisaデビットがあります。
JNBカードレスVisaカードはネットショップ専用なので、リアル店舗でのショッピングにはキャッシュカード型を利用し、ネットショッピングではカードレスを利用するなどの使い分けもおすすめです。
JNBカードレスVisaカードは、口座開設後、Webから自分でカード番号を発行します。
しかも、番号は4つ発行でき、1日5回まで番号を変更できるので、セキュリティ対策も万全です。
さらに、Visaデビットの利用代金500円に付き1JNBスターがたまります。
④:低金利が魅力な三井住友カード「ゴールドローンカードレス」
金利 (実質年率) | 借り入れ限度額 | 審査時間 | 融資スピード |
---|---|---|---|
3.5~9.2% | 700万円 | 最短3日 | 最短即時振り込み |
三井住友カードの「ゴールドローンカードレス」は、振り込み専用サービスとして、利率が他社に比べて大幅に引き下げられたカードレスタイプのカードローンです。
申し込み対象者は、満20歳~64歳以下の安定収入のある人(学生は除く)です。
申し込み方法はインターネットや電話からとなり、申し込み後最短で即時に指定した口座に振り込まれるため、急な出費で困ったときに大変重宝します。
また、返済状況に応じて、翌年度の適用利率が年0.3%~1.2%引き下げられるサービスもあり、さらなる低金利が実現します。
しかし、金利が低く設定されている分、審査はやや厳しめです。
カードローンの中には三井住友が提供している、ゴールドローンカードレスのような商品があります。
こちらは振り込み専用のカードローンとなっており、カード発行しておりません。
特徴を簡単にまとめると以下になります。
最高限度額 | 700万円 |
---|---|
最短振り込み | – |
金利 | 年3.5%~9.2% |
パート、アルバイト | – |
専業主婦 | – |
フリーター | – |
学生 | – |
年収の1/3以上 | 借りられません |
おまとめローン | – |
自動審査 | – |
担保・保証人 | 不要 |
年齢条件 | 20歳以上55歳以下 |
収入証明書原則不要額 | – |
振り込みサービスに特化したことで、金利が大幅に抑えられております。
借り入れた際、お金の振り込みは口座へ行われますが、ATMでの利用は不可です。
金利も返済状況に応じて、翌年度利率が年0.3%~1.2%引き下げられます。
カードレスでキャッシングしたときの返済方法は?
カードレスでキャッシングをした場合の返済方法は、口座振替です。
各消費者金融のサービスでは対応する金融機関が決められており、プロミスでは200行以上、レイクでも200行以上、SMBCモビットでは2行(三井住友銀行、三菱UFJ銀行)となっています。
また、カードローンによっては、返済時の振込手数料を無料にするサービスを提供しているところもありますので、手数料の節約に役立ちます。
返済に対応する金融機関や振込手数料の負担などについては、公式サイトで確認しておきましょう。
カードレスで利用した時の手数料等は、返済シミュレーションを行う際にある程度影響を与えますし、即時返済が可能かどうかは利便性に大きく影響しますからね。
銀行のカードローンでカードレスはある?
ここまで説明してきたカードレスのカードローンは、消費者金融が取り扱っているものが中心でしたが、カードローンを取り扱っている金融機関としては、銀行も代表的です。
では銀行カードローンにも、カードレスで利用できるものはあるのでしょうか。
基本的にカードレスはない
結論からお伝えしておくと、カードレスで利用できる銀行カードローンは基本的には存在しません。
消費者金融は銀行よりも利便性を重視したサービスを行う傾向にあるので、ローンカードなしで利用できる「カードレス」のようなサービスも行います。
それに対して銀行カードローンは、企業体質もあってか、従来通りのサービスをより強化する方向でのサービスを行うことはありますが、カードレスのようなサービスを行うことはまれなのです。
カードレスのカードローンを利用したい場合は、消費者金融を中心に検討するといいでしょう。
キャッシュカード一体型が便利
しかし銀行カードローンでは、キャッシュカードにローンカードの機能を持たせることによって、「ローンカードなし」で利用することが可能な場合があります。
キャッシュカードにローンカードの機能を持たせることで、所有するカードを増やさずにカードローンを利用できるようになるので、非常に便利です。
また、仮にカードローンで借り入れを行っているところを人に見られたとしても、はたから見れば銀行口座からお金を引き出しているようにしか見えないので、周囲にバレにくいのも高ポイントです。
働いてた銀行で一体型クレジットとか扱ってたけど貸越限度の10万を超えて引き出しすると勝手にカードローンになるという機能があってな…。しかも警告画面とか一切なくスッと引き出しできてしまうのだよ…。契約の時に説明はしてるんだけど気づかずカードローンになってる人いっぱいいたと思うんだ…。
— 早瀬 (@hayase_nu) 2019年02月13日
ただ、能動的に利用しようとしない場合でも、上述したようなケースで知らず知らずのうちにカードローンを利用してしまっている可能性があることには、要注意でしょう。
デビット決済サービスで代用できる?
銀行によっては、口座に紐づける形でデビットカードを利用できることもあります。
デビットカードとは、クレジットカードのように決済時に利用できるカードですが、クレジットカードのように後払いで支払いを行うわけではありません。
デビットカードで決済を行うと、紐づいている口座から瞬時にお金が引き出されて、決済されます。
そのため、口座残高以上の決済はできないという特徴がありますが、クレジットカードと同じようなイメージで利用できるのです。
カードレスのカードローンを利用したいのが、周囲にバレることなく決済手段を調達したいという理由である場合、デビットカードは十分カードレスカードローンの代用になりうるでしょう。
また、デビットカードを利用する場合はお金を借り入れているわけではないため、後日返済の必要もないので、より財布にやさしい方法でもあります。
メインバンクでデビットカードを取り扱っているのであれば、デビットカードの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
カードレスカードローンには、内緒で借り入れできる、即日振り込みが可能、紛失の心配がないなどのメリットがあります。
しかしその一方、コンビニATMが利用できない、土日に利用できないことがある、通帳に借り入れ履歴が残るなどのデメリットもあります。
カードレスカードローンの仕組みや特徴を理解して、安心で無駄なく利用することが大切です。
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