母子家庭必見!母子家庭貸付制度や他の融資等のお金を借りる方法

母子家庭が利用できる公的貸付金制度

子供がいればお金が必要になるのは当然です。

母親しか働き手がいない母子家庭なら、「どうしてもお金が足りない!」という事態に何度も陥るのではないでしょうか。

お金がないなら作るしかありません。

とはいっても、すぐに大金を作れるわけはありませんから、融資先を探すことになります。

返済するということを考えると、やはり金利の低さは条件として外せませんので、公的機関から借りるのがベストと言えるでしょう。

母子家庭が利用できる公的貸付金制度「母子父子寡婦福祉資金貸付金」とは何か、金利はいくらか、どのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう!

母子父子寡婦福祉資金貸付金

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度は、ひとり親家庭の父親もしくは母親が、特定の用途で資金が必要になったときに利用できる融資制度です。

お住まいの自治体の市区町村役場の福祉課で申し込みができますので、お金借りる必要がある方はぜひ行ってみましょう。

資金の種類や貸出額によって返済期間は3年~20年に設定されています。

また、返済が始まるまでに1年以下の返済猶予期間がありますので、経済的に苦しく、すぐに返済を開始できない場合でも借りられます。

母子父子寡婦福祉資金貸付金の12の資金使途

母子父子寡婦福祉資金貸付金の資金使途、貸付金の限度額、返済期間、返済猶予期間は次の通りです。

資金使途 限度額 返済期間 返済猶予期間
事業開始 283万円 7年以内 1年
事業継続 142万円 7年以内 6か月
技能習得(親) 月額68000円 10年以内。ただし、生活費と併用する場合は20年以内 技能習得後1年
修業(子) 月額68000円 6年以内 知識習得後1年
就職支度(親) 10万円 6年以内 1年
医療介護(子は医療のみ) 医療:34万円
介護:50万円
5年以内 医療・介護終了時から6か月
生活 技能習得中は月額141000円
その他は月額103000円
生計中心者以外は月額69000円
借りる理由によって5年~20年以内 貸付期間終了時から6か月
住宅 150万円 6年以内 6か月
転宅 26万円 3年以内 6か月
結婚(子) 30万円 5年以内 6か月
就学支度(子) 46000円~59万円 5年~20年以内 卒業後もしくは技能習得後6か月
修学(子) 月額27000円~96000円 5年~20年以内 卒業後もしくは修学資格喪失後6か月

引用
◆ 厚生労働省「経済的支援」
◆ 福岡市「母子父子寡婦福祉資金貸付金制度」
◆ 釧路市「母子・父子・寡婦福祉貸付」

連帯保証人を立てれば0金利融資も可

これらの12の資金のうち、就業と修学、就学支度は無利子で借りることができます。

他の資金は年利1.0%で借りることができますが、連帯保証人を立てると無利子で借りることが可能になります。

尚、2016年3月31日までの母子父子寡婦福祉資金貸付金の申請分については、金利は1.5%が上限となっていました。

ですが、経済的状況が困難な家庭が多く見られることから、2016年4月1日以降の申請分は金利1.0%が上限と定められています。

申請から融資までに時間がかかるのが欠点

無利子もしくは超低金利で借りられる母子父子寡婦福祉資金貸付金制度。

金利の安さや返済期間の長さは大きな魅力ですが、申請してから融資を受け取るまでに1か月~3か月ほどの時間がかかってしまいます。

急ぎの融資には不適切な制度ですので、大学入学や引越し等、お金が必要になることが事前に分かっている場合は早めに申し込むようにしてくださいね。

滞納するとペナルティも

返済猶予期間が終わると、いよいよ返済が始まります。

毎月きちんと返済しないと、ペナルティとして滞納分の金利が高くなります。

以前は年利10.75%の違約金利率が適用されていましたが、2015年4月以降は年利5%に低減されました。

低くなったとはいえ、通常の金利より高くなることは変わりありませんので、滞納しないようにしましょうね。

母子家庭が利用できる公的貸付の種類や方法については、以下の記事にも詳しく書かれています。

母子家庭でお金に困ったら公的貸付制度を利用しよう

母子家庭以外も利用できる公的貸付

母子家庭や父子家庭に限らず、低所得家庭や高齢者・障害者と暮らす家庭に生活資金を融資してくれる制度があります。

生活資金に利用可能!福祉資金貸付制度

社会福祉協議会が実施する低所得世帯と高齢者世帯、障害者世帯が利用できる貸付制度として、福祉資金貸付制度があります。

母子家庭の中には、これら3つの世帯のいずれかに条件が当てはまる家庭もあるでしょう。


参考:福祉資金貸付上限目安額等
http://www.shakyo.or.jp/seido/pdf/meyasu_20150331.pdf

いずれの資金も連帯保証人を立てない場合は年利1.5%、連帯保証人を立てる場合は無利子で借りることができます。

審査基準は厳しく、また、融資を受けるまでに1か月~3か月かかりますが、お金が必要な時は利用したい貸付制度ですね。

引用
◆ 全国社会福祉協議会「福祉資金貸付上限目安額等」

女性が利用できる資金貸付制度

地域によっては、配偶者から生活費を渡してもらえない既婚女性が利用できる資金貸付制度があることもあります。

例えば東京都では「東京都女性福祉資金」として、女性に向けた融資制度を実施しています。

限度額や貸付の種類は母子父子寡婦福祉資金貸付金と類似していますが、次のように申し込める条件が異なります。

東京都女性福祉資金の申し込みの条件
親や子ども、兄弟姉妹を扶養しているなら、所得制限なしで申し込める。

現在の年収が低いなら、かつてひとり親として子どもを扶養したことがある人でも申し込める。

引用
◆ 東京都女性福祉資金貸付のご案内

まず親の就業!利用できる支援制度

現在の時点で不足する資金を借りたとしても、同じような収入で暮らしていくなら、またいつか生活苦に陥ってしまいます。

まずは親が教育や職業訓練を受け、今よりも高収入を得られるようにすることが大切だと言えるでしょう。

高等職業訓練給付金

看護師や介護福祉士等の特定の資格を取得するために1年以上学ぶ場合、高等職業訓練給付金を受け取ることができます。

修学中(上限3年):月額75000円~10万円
修了時:25000円~5万円

引用
◆ 厚生労働省「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について

自立支援教育訓練給付金

就業の能力開発のために特定の講座を受けて修了したとき、上限を20万円として経費の60%の支給を受けることができます。

就業研修資金・就業準備資金

新たに林業に就業しようとする場合、就業準備資金として150万円、就業研修資金として月額5万円~15万円を受け取ることができます。

無利子かつ返済期間も20年間と長く設定されています。

引用
◆ 林野庁「林業就業促進資金造成(継続)」

母子福祉資金貸付金内の就業資金

母子父子寡婦福祉資金貸付金制度内の技能習得資金も活用することができます。

技能修得期間中は月額68000円のお金を借りることができますので、看護師や介護福祉士等の特定資格以外を目指す場合に利用できますね。

子供の学資はどう解決する?

子供の学資も気になります。

どこで借りることができるのか、また、借入先によってどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

母子福祉資金貸付金内の修学資金

母子父子寡婦福祉資金貸付金の修学資金を活用することができます。


参考:兵庫県「母子・父子寡婦リーフレット」
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf12/documents/shugaku2016_2.pdf

高等専門学校か大学か、私学か国公立か、自宅から通うか下宿するかによって融資される金額が決まります。

無利子かつ返済期間も長いですので、ぜひとも活用したいですね。

引用
◆ 兵庫県「母子・父子寡婦福祉資金貸付金の申請について」

日本学生支援機構の奨学金

母子家庭以外の人も利用できますが、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を利用することができます。

月額の奨学金
給付型 国公立:3万円 私立:4万円
貸与型(無利息) 3万円~6万円
貸与型(有利息) 3万円~16万円(学部にもよる)

日本学生支援機構の奨学金には「貸与型」と「給付型」があり、給付型は返済しなくても良い分、所得制限や学生の学業成績に条件がつきます。

また、月額3万円~4万円のみですので、給付型だけで授業料を賄うことはかなり厳しいと言えます。

一方、貸与型は、利息の不要なタイプと有利息のタイプがあります。

当然ですが、利息の不要なタイプの方が所得制限は厳しくなっていますので、借りられるのか事前に確認しておきましょう。

大学に進学する場合、利息が不要なタイプは月額3万円~6万円、有利息のタイプは月額3万円~16万円の融資になります。

引用
◆ 日本学生支援機構「給付型」
◆ 日本学生支援機構「利息のないタイプ」
◆ 日本学生支援機構「利息が付くタイプ」

その他の奨学金

企業や地方自治体で奨学金を実施していることもあります。

給付型が多くありますが、募集期間が短く、また、少人数に限られるため選考基準も厳しくなりますので、給付される確率はかなり低いと言えるでしょう。

金融機関の教育ローン

金融機関でも教育ローンを借りることができます。

ほとんどの商品が、子供ではなく親が借りることになることと、公的貸付やJASSOと比べると高金利になっていることが違いと言えます。

シングルマザーと住宅ローン

住居費は、毎月の支出の中でも大きな割合を占めます。

賃貸物件にお金を払うより、自己所有した方が良いと考える人も多いでしょう。

母子福祉資金貸付金内の住宅資金

母子父子寡婦福祉資金貸付金の住宅資金を利用できます。

連帯保証人を立てれば無利子で借りられます。

民間金融機関の住宅ローン融資

民間の金融機関の住宅ローンを利用することもできます。

勤続年数が一定以上あり、毎月の返済額がむりなく支払える収入があれば、母子家庭であっても特に不利になることはありません。

一般的には勤続年数3年以上、年間の返済額が年収の30~35%以下なら融資審査に通る可能性があると判断されます。

金融機関によっては女性向けの住宅ローン商品も提案していますので、申し込んでみるのも良いですね。

母子家庭が住宅ローンを組む条件については、以下の記事で詳しくまとめてありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

母子家庭も住宅ローンや車のローンを組める!条件と具体的方法

急ぎの資金が必要なときはどうするか?

公的資金は金利が低く、返済期間も長いですので、ぜひとも活用したい制度ですが、貸付までに1か月以上かかることが通常ですので、今すぐお金が必要な時には活用することができません。

急ぎの融資が必要な時は、どこで借りることができるでしょうか。

最短即日融資も可能なカードローン

メガバンクや大手消費者金融のカードローンは、即日融資を実施していることも多く、今すぐ現金が必要な時には心強い味方になります。

即日融資できるカードローン一覧

ただし、金利が高い(最高14~18%になることが多い)ですので、長期間の融資には不向きです。

30日間無利息サービスを実施しているカードローン等を活用し、公的資金を借りるまでのつなぎ融資として充当することがおすすめです。

30日間無利息サービスでお得に借り入れ

給料の前借り

勤務先で給料を前借することもできます。

ただし働いた分しか借りられませんので、給料を受け取ったばかりのときは利用できません。

また、いつでも前借できるわけではありません。

やむをえない事情がある場合は認められますが、基本的には勤務先の裁量に任せられますので、「ちょっと今月は使いすぎて・・・」等のいい加減な理由では申し込みを却下されます。

給料の前借りついてもっと知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

給料前借は法律違反となる場合があるってご存知ですか?

借入先を事前に知っておくことが大切

いざというときどこに頼れば良いか知っておくだけで、気持ちが楽になります。

今は困っていない方も、困ったときはどこを頼ることができるのか、どのような資金が利用できるのかについては把握しておきましょう。

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